「赤鼻のセンセイ」 第8回静かに生きてるそーやさん

2009年08月29日

NHK連続テレビ小説 「つばさ」 第22週 「信じる力」

 さて、竹ちゃん(中村梅雀)が戻ってきて玉木家ではいろいろと改革があったようで・・・
部屋割りも変更・・・
つばさと加乃子(高畑淳子)が寝てた部屋が夫婦の寝室になったのね・・
つばさは居間で寝てるのか〜
 呼び方も「竹ちゃん」から「竹雄さん」へ。
食事の時に座る場所も、はじっこから千代(吉行和子)の場所だったど真ん中へ。

 宇津木夫婦(金田明夫・広岡由里子)は万里(吉田桂子)の始めての「署名記事」が載ったと大騒ぎ・・
親友ががんばってる姿に刺激されるつばさ・・
 で、ラジオぽてとでがんばっている人を応援する『川越チャレンジ』という番組の企画を提案し、真瀬(宅間孝行)のオッケーをもらったの・・

 甘玉堂に戻ってきた竹雄をヒロリン(西条秀樹)が訪ねてきました。
「誓えるか?二度とカノンに悲しい思いをさせないと」
まっすぐに竹雄の目を見つめて問いかけるヒロリン・・・
「『かのこ』です」改良中のお菓子を差し出す竹雄
「このお菓子を認められて、初めて加乃子さんとの結婚を許してもらいました」
「思い出の菓子で再出発という訳か・・」

 『鹿の子』を口にしたヒロリンは加乃子に「良かったな・・」とだけ言って去っていきました。
微笑み合う加乃子と竹雄。
 今まで、ヒロリンと逢うとおどおどして目を伏せていた竹ちゃんが、
しっかりと目を見据えて対してましたね・・・
どこかヒロリンに遠慮していた竹雄でしたが、
自分と加乃子は夫婦なんだって、やっと自信が持てるようになったんでしょうか・・

 つばさから『川越チャレンジ』の話を聞いた玉木家のみなさんはそれぞれ自分のチャレンジを発表。
「甘玉堂のチャレンジは蔵創り通りの店を取り戻すことです」千代
「僕は新しい『鹿の子』を完成させて、甘玉堂に昔の賑わいを取り戻せるようにチャレンジします」竹雄
「私は、女将修行にチャレンジね!」加乃子
「明日っから私が厳しく鍛えさせてもらいます!」千代
「それが母さんのチャレンジね」加乃子
「知秋は?何か挑戦したいことないの?」つばさ
「特にない!」知秋(冨浦智嗣)

 さて、署名記事が載ったはずの万理なんだけど、実は先輩に大幅に手直ししてもらった記事らしい・・・
で、相変わらず万里の書いた記事はダメだしされるばかりで編集長のオッケーはでない。
落ち込む万理・・・

 って、職場の万里ちゃん、何であんなにヘラヘラしてるの?
万理のお母さんが「自分の気持ちを抑えてしまうから・・」って言ってたけど
けなげというよりは、ご機嫌取っているようにしか見えない。
この演出は、かわいそうだと思ったわ〜( ̄ー ̄;)

 『川越チャレンジ』の申し込みは結構ありましたよ〜
その中からつばさは、自分が所属していた『川越ジュニアサッカーチーム』にいる
『サッカー大好き少年』から『レギュラーになりたい』と書いてあるFAXに目を留め、取材に行くことに。

 で、そのFAXを出したのが今まで一度も公式戦に出たことのない6年生の大輝君だと判明。
でも、他の子たちの突っ込みに恐れをなした大輝は応援団のレギュラーになりたかったとごまかしてしまう。

 取材中のつばさの所に万里もやってきました。
実は万理は、いつか『川越ジュニアサッカーチーム』のことを書きたくて、
取材を続けてきたのでした。
万理も大輝君がレギュラーになる日を待っていたのです。
 つばさが絡んでくるのが、難かちょっといい気持ちじゃない万里・・・

 玉木家では知秋が『甘玉堂の職人になりたい』というチャレンジを書いたことで
騒然・・・
でも、帰宅した知秋は「冗談だよ。盛り上げようと思って出しただけ」とごまかしてました。
 で、姉として弟の真意を聞きにいきましたところ・・・
誰も自分に甘玉堂を継げと言わないから、みんなの反応が知りたかったんだって・・
で、みんなの反応を見たら、自分の気持ちもはっきりするんじゃないかな〜って思ったんだって・・
 でも、余計わかんなくなったそうな・・・

 また大輝君の取材に行ったつばさは、次の試合でも彼が選抜されなかったことを知るのでした。
「わかってるんです。戦力にはなれないって・・体も小さいし」大輝
「同じぐらいだったよ、大谷翔太も」つばさ
「でも、才能あったんでしょ?」
「彼の才能は誰よりも努力したこと。人一倍負けず嫌いで、人一倍がんばって、Jリーガーになった。
だから大輝君もあきらめないでチャレンジして欲しい」

 一人残って走りこみをしている大輝君を見ていたら、また万里が・・・
「失敗もチャレンジだって真瀬さん言ってたけど、もし番組が励みになってレギュラーになったらおもしろいよね」つばさ
その言葉を聞いて、(▼Д▼#)怖い顔になる万里ちゃん・・・
「私の仕事、邪魔しないでよ。これ以上大輝君に関わらないで!」

 何かレギュラーになれない大輝君と自分を重ね合わせてるようで、
そこをちゃかされてると思ったのか、カチンときたようです。
万里ちゃんって、こんなキャラだっけ?( ・◇・)

 次の日、大輝君がチャレンジを取り消したいとラジオぽてとにやってきました。
「もういいんです、書いてすっきりしたから・・・
僕は応援されるより応援するほうが合ってるんです。
だから、応援団で最後までがんばります」
 何かそれ以上引き止めるのもアレかな〜と思ったんでしょうか・・
「応援団も一緒に戦ってるチームなんだよね。
ピッチで戦うだけがレギュラーじゃない。私は応援団の大輝君を応援する」つばさ
「だったら、僕じゃなくてチームを応援してください。
県大会二連覇がかかってるチームを応援してください」
 複雑な表情を浮かべて、帰っちゃいました・・・

 大輝君、レギュラーになれるようがんばんなよってもう一押しして欲しかったんじゃ・・
あっさりつばさが受け入れちゃうから、やっぱり自分はダメなんだ・・って思ったんじゃ・・
知秋と同じで試してたんじゃ・・・
つばさって、こんな鈍感な子だったかしら・・・( ・◇・)?

 すっかり元気のなくなった大輝君に取材を断られた万里ちゃんが、つばさに談判しに来ました。
「『レギュラーになりたい』って、大輝君がどれだけの勇気を振り絞って書いたと思ってるの?
あの子はホントにホントにレギュラーになりたかったんだよ」
「だったら、どうしてチャレンジを取り下げたの?」つばさ
「本当は試合に出たいけど、応援団でがんばろう、そう自分に言い聞かせている大輝君の悔しさわかってる?!
レギュラーになれなくても、けなげにがんばってる大輝君がウケると思ったんでしょ?
番組が盛り上がって、リスナーが喜べばそれでいいんでしょう?!
大輝君の気持ち置き去りにして、そんなの応援じゃないよ!」

 まぁ、万里ちゃんも感情移入しすぎとは思うけど、万里に言われてもぽかんとしているつばさも怖いわ・・
もっとわかってる子だと思ったのににゃ〜
それと、今週の真瀬はすごく軽い感じで、よくドラマに出てくるわかってない上司って感じだったような・・ 

 編集部に戻った万理は、まだ大輝君を追いかけてる件で編集長から叱責されちゃいました。
「取材対象はお前の分身じゃない!
努力は報われるってことを証明したかったら、あの子をあてにするな!」

 確かにな〜
ところで、シャブリさんに教えていただいたのですが万理のいる編集部は
『ステラ』編集部を借りて撮影したそうな・・・
撮影の様子はこちら

 その頃、『こえど』に集まり、子供たちの事をいろいろ案じる父親3人・・・
頭・鈴本(佐土井けん太)・竹雄のスリーショットが戻ってきて良かった〜( ´∀`)
そこに現れたヒロリン・・・
「いつものやつ・・(ミルク)」って・・すっかり常連さんの雰囲気・・・
麻子もヒロリン登場に嬉しそうだぞ・・・つきだしも他の三人より盛りがいいわ〜
 で、3人に聞こえるようにつぶやくヒロリン・・・
「信じて見守る。それも愛ですよ」

 知秋は「菓子職人になる」件について竹雄にちゃんと自分の気持ちを伝えましたョ・・
竹雄がいない間、店に出せるお菓子がなくて、何もできない自分がすごく悔しかったそうな・・
「僕にも菓子が創れたらな・・って思った」

 でも、その思いはまだ職人になりたいとまでは育ってなくて・・・みんなの反応を見たら答えが出るかな〜と思った。
「でも、やっぱりそれじゃダメなんだよね・・
誰かに決めてもらうんじゃなくて、自分の中で答えをださないと」知秋
「急がなくていいよ。知秋の人生なんだから。
知秋が決めたことなら、お父さん応援するから」竹雄

 何か、やっと父と息子の時間が持てるようになっていい感じですね・・
今週、それぞれのチャレンジが見られましたが、私は知秋のチャレンジが一番
しっくりきたというか、自然でいいな〜って思いましたわ。

 帰宅した万里を待っていたつばさは、大輝君の気持に気づかなかった事を詫びて、
大輝君と同じ様に優しすぎてがまんしてしまう万里の事を気遣うのでした。
で、自嘲的に自分はガッツだけで採用されたと話す万里・・
「私は記事書くより、笑顔ふりまいてみんなを応援してればそれでいいんだ」
(編集部にいるのに、ソレはマズイんじゃ・・・( ´゚д゚`))

 その言葉を聞いて、今度はしっかりとパスを返したつばさ・・・
「無理だって誰が決めるの?
万里自身が勝手に限界作ってるだけじゃない?
(私の場合も)自分が限界だと思っていたのは限界じゃなかった。
飛べなかったんじゃなくて、飛ぼうとしなかっただけだって・・」
「私が自分に負けてるって言いたい訳?(# ゚ Д ゚ #)」万里
「がまんしている万里は見たくない」

 万里の本音に食い込んでみたつばさですが・・・
そのおかげで発奮した万里は、翌日『川越チャレンジ』に申し込んできました。
『42.195キロのマラソンにチャレンジ』・・・・・・

 「私だってやればできるよ!
私の限界は私が決める。奇跡が起こるかどうか、やってみなけりゃわからないじゃない!」万里

 (ノω・`o)あら〜マラソンって・・・時節柄かい?
大輝君に自分がレギュラーになるのは万里がフルマラソン走るのと同じぐらい奇跡だって言われたからだろうけど、そういうんじゃなくて、先輩たちに手直しされない文章を署名入りで載せるために努力するとか・・そっちだと思うけど・・
それだと達成するまで時間かかるから、アレなのかい?

 確かに限界を決めるのは良くないけど、努力の方向がちょっと違うような気もするぞ・・・
だいたい「走る」=「感動」って図式ができちゃってるのも私は反発を覚えるわ・・
このドラマの事じゃないけど、「126.585?」って、人間が24時間で走る距離じゃないでしょうよ・・
毎年一応、旬の人に頼んでるから、忙しくて練習期間も少ないしさ〜
体への負担を考えると、応援よりも心配で心穏やかに見ることはできないわ・・
普段走りこんでいたエド・はるみさんより距離長いもんね・・
100キロだってすごいことだし、50キロだってすごいよ。
これって、視聴者の感動欲に応えるためなの?
 今現在チャレンジしているイモトさんにはエールを送りたいけど、なんか創り手側の姿勢に違和感を感じるわ・・・

 (´-ω-`;)何か一人で熱くなっちゃってごめんなさいね・・
ドラマに戻りましょう・・
自分の言葉が万里にプレッシャーをかけたんじゃ・・・と悩むつばさの元に
ラジオのおじさん(イッセー尾形)が来て、万里が走る決意をしたのは大輝君のためでもあると教えてくれましたョ。

 「人はさ、誰かのために強くなれるんじゃないか・・?
大事なのは結果じゃない、心意気!
それを認めて応援するのが親友じゃないのかな・・・」

 で、つばさは、しぶる真瀬を説得して、『川越チャレンジ』で万里を応援する手はずを整え、大輝君にも万里のチャレンジの事を伝えに行きました。

 さて、竹雄のチャレンジはどうなったでしょうか・・?
完成した『鹿の子』を食べた家族みんなの顔には笑顔が・・・
「竹雄さん、苦労した甲斐がありましたね。大黒柱として自信を持って下さい」千代

 そして知秋も・・・
「甘玉堂の職人になるかどうか、もう少し時間を下さい。
人に頼るんじゃなくて、自分の事は自分で答えを出す。それが僕のチャレンジ」

 千代もこの度の件では考えるところがあったようです。
「自分の道は自分で選ぶべきだ、知秋が教えてくれました。
知秋が職人の道を選んでくれるのならすごく嬉しい。
でも、他の道を選んでもかまいません。
あなたが私のかわいい孫であることに代わりはありません」千代

 さて、竹雄の創った『鹿の子』は、黄身あんを栗の寒露煮で包み、上から抹茶ようかんをかけたものですってよ!奥さん!
何と、独創的な・・(o゚Д゚o)

 そして、万里のチャレンジの日がやってきました。
ラジオぽてとの前からスタートして『川越中央運動公園』のトラックを90週(36キロ)して、またぽてとに戻ってくるってコースらしい。
景色が変わらないってのは辛いな〜

 残り四キロで倒れた万里でしたが、知秋がラジオのイヤホン(うちの義母はイヤホーと言っていた)を耳に差し込んで、無理やりラジオを聴かせて、つばさや他の皆さんの声援に元気づけられ完走することができました。
 万里のチャレンジは大輝君にもう一度がんばる勇気を与えたようです。

 って、万里の応援のためにつばさが「ラジオぽてと」に来ませんか?って呼びかける場面があったんだけど、
ぽてとに集まって来たみなさんがスタジオからつばさに旗を振ってたぞ・・・
それじゃ万里への応援じゃなくてつばさを応援してるんじゃ?
なんかよくわからん展開だったわ・・・( ´,_ゝ`)
なんで、万里が走っている運動公園へ行きましょうって言わなかったのかな?

 「走っててわかったんだ・・一人でチャレンジしてるつもりだったけど、そうじゃないんだ。
もうダメだと思った時、ラジオに力をもらった。
心強かったよ。みんなの声、大輝君の存在、つばさの声も」万里
「届いたんだ」つばさ
「だから一人で走ったんじゃない」万里

 なんか私はひっかかるものがあるけど、このチャレンジで二人の絆は深まったし、
うばさは、ラジオぽてとは「広場」だと確信できたようです。
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来週は登場人物たちがそれぞれの最終回に向けて動き出す感じね・・
斉藤さんに麻子は付いていくと思ったアナタはポチッとね〜(´・∀・`)

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この記事へのコメント

1. Posted by ヨーコ   2009年08月31日 06:14
フルマラソンの距離って、運動音痴のお姉ちゃんが急に走って完走出来る距離じゃないのにさぁ〜。20代の男性でも毎日一生懸命トレーニングして8時間だった人、知ってるし・・なんか、なんか・・もっと違う事でも良かった気がするわぁ。あと、会社では卑屈な程にへりくだっている万里ちゃんが、つばさにはもの凄く強気だっていうギャップも気持ち悪かったなぁ。幼なじみで遠慮がないっていう演出意図なんだろうけど、万里ちゃんが二重人格みたいに見えた(笑。脚本が悪いのか?演出が悪いのか?とにかく田部ちゃんの為にも、もっと良いドラマにして欲しいなぁ〜。
2. Posted by きこり→ヨーコさん   2009年08月31日 17:03
>運動音痴のお姉ちゃんが急に走って完走出来る距離じゃないのにさぁ〜
ありえないよね〜ヘタしたら死ぬよね・・・
すんごい距離だよ42キロって・・・
言いたい事はわかるけど、そっちじゃなくて仕事の方に力注いだ方がいいんじゃ?って見ててイライラしたわ〜
>会社では卑屈な程にへりくだっている万里ちゃんが、つばさにはもの凄く強気だっていうギャップも気持ち悪かったなぁ
会社での態度はよけい上司をイラッとさせると思うぞ(笑
もっと毅然とした子かと思ったのに、演じる吉田桂子さんが気の毒になっちゃったよ・・
つばさとの関係も本当に親友なの〜?って感じだし・・
多部ちゃんと吉田さんのかわいらしさとか良さがにじみでるような設定にしてあげて欲しいなぁ・・
これがNHKの限界なのかしらね〜

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