韓国ドラマ 「スポットライト」 第14回 生死をかけた戦い「赤鼻のセンセイ」 第2回

2009年07月15日

「ゆれる」 西川美和 監督

 すごくおもしろいセンスの映画でした。
私自身の中にも、自ら封じ込めている記憶があるのではないかと不安にさせられ、
そして、同時に希望を感じさせてもくれました。
HPはこちら

 東京で写真家として成功している弟早川猛(オダギリジョー)、
そして、家業のガソリンスタンドを継ぎ、父と暮らしている兄の早川稔(香川照之)・・
どうやら猛は田舎を飛び出して以来、ほとんど家には寄り付かず、父親(伊武雅刀)とは険悪な状態だったんだけど、母の一周忌だってことで、稔が気を使って猛を呼んだみたいなのよね・・・

 案の定、食事の席でケンカになる父親と猛、それをなだめる稔。
好き放題やっている弟と家を守るしっかり者で優しい兄という関係・・

 地元で猛は以前付き合っていた幼馴染の智恵子(真木よう子)と再会する。
猛は兄が千恵子に好意を持っているのを知ると、気まぐれで彼女を抱くんだけど
彼女が実はずっと猛のことを思っていたのを知ると、距離を置こうとする。

 そんな時、稔の誘いで3人は昔行ったことのある渓谷へと出かけ、
そこのつり橋から千恵子が転落して死亡する事件が起こる。
だが、猛は、稔が彼女をつり橋から突き落とす場面を、離れた場所から目撃していた。
 ここからはネタバレありですよ〜ラストのことも書きますので未見の方はご注意を。
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 猛は目撃したことを隠し、稔にも彼女が勝手に落ちたと言い聞かせ、そのように処理しようとする。
しかし深い罪の意識を感じた稔は情緒不安定になり、スタンドの客に暴力をふるって事情聴取されてるうちに、自分が千恵子を殺したと自白してしまう。
猛は叔父である弁護士の早川修(蟹江敬三)に弁護を頼み、兄を守るために動き出すのでした。

 とにかく、猛と稔の微妙な心の動きの描かれ方がすごくおもしろかった。
セリフも少ないし、猛と稔のちょっとした目の動きとかニュアンスだけなんだけど、
2人の人間性が見えるし、どっちとも取れるような雰囲気もあるんだよね。

 もともと猛は地道に実家を守って生きている稔に負い目のようなものも感じていたんだけど、心のどこかでバカにしている部分もあった・・
そんな兄が自分の昔の恋人を思ってることを知ると、残酷な自意識から彼女の心がまだ自分の方にあることを確認しようとする。

 でも軽い気持で千恵子を誘ったのに、部屋には自分の写真集とかが大事そうに飾ってあって、ドン引き。
取りつかれちゃかなわんと食事も断って帰る猛。
弟を迎えた稔は2人が会っていた事に気づいてるんだけど、知らないふりをして洗濯物をたたみながらお風呂を勧める・・・
でもその背中から鬱屈した怒りが静かに伝わってくる。

 3人で渓流へ行った時も一人川に入り変にはしゃぐ稔。
そしてその間に一緒に東京へ行きたいふうなことを言う智恵子をざっくりとかわす猛・・
内心お互いを意識し合っているのに決して向き合おうとしない兄と弟。

 そうこうしてる間に、智恵子が死んでしまった。
智恵子と兄への罪の意識を兄をかばい助けるという行為に出ることによって猛は封印した。
真実を隠し自分は兄をかばっているという優越感と
勝手をやってきた自分が家の役に立ち、父親を助けているという満足感に浸る猛。

 んが・・・裁判が進むうちに智恵子が落ちたのは事故だったと証言する兄に苛立ちを感じるようになる。
検察によって智恵子が稔以外の男性と前日に性交渉があったことが伝えられると
自分のしたことがバレるのではないかという恐怖心を感じる猛。
そして、その男性に対してもすまないことをしたと謝る兄に欺瞞と失望、怒りを感じた猛は面会に行って稔とケンカになってしまう。

「事実を言えよ・・」猛
「事実って・・・もういいじゃん・・
だってさ、お前は俺の無実を事実と思ってる?
お前は自分が人殺しの弟になるのが嫌なだけだよ」稔

 稔は猛の本当の姿をちゃんと知ってたんですね・・
「初めから、人のことを疑って最後まで一度も信じたりしない、
そういうのが俺の知っているお前だよ、猛」

 弟に対するコンプレックス、ジェラシー、閉塞した場所で生きていかねばならない不満、怒り・・・
一瞬の表情で見せる香川さんがすばらしかったです。

 翌日、証言台に立った猛は稔が千恵子を突き落とす場面を見たと話始める。

「今まで、僕は何も知らないふりをしてきました。
兄のことをかばいたいと思って、そして、自分のこともかばってきたんだと思います。
でも、もう嫌になりました。
コレを話すことで、僕と兄とが引き裂かれて、2人ともみじめな人生を送ることになったとしても、僕は元の、僕の兄貴を取り戻すために、自分の人生をかけて本当のことを話そうと思います」

 自分は正しい事をしていると信じ、裁判官のみ見つめる猛・・
猛の証言によって稔には実刑判決が下り、刑務所へ入ることになった。

 そして7年後、家のことも兄のことも忘れ、離れた場所で生きる猛の元に、
実家のガソリンスタンドで働いている岡島(新井浩文)が現れ、明日稔が出所する事を告げるのでした。

 この岡島の存在も効いていますね。
さりげなく稔と猛を繋いでくれる・・

 もう関係ないと突っぱねる猛でしたが、ふと、母の一周忌の時に持ってきた
映写機で家族の思い出のフィルムを写してみた。
そこには、優しくて、いつも自分を思いやってくれる幼い兄の姿がありました。
そして自分の手をしっかりと握ってくれた兄の映像を見ているうちに、猛の記憶が蘇った。

 あの時、桟橋の上で助け起こそうとする稔から逃げて落下した智恵子の手を
しっかりと握って、引き上げようとしていた稔の姿を・・・
一生懸命、智恵子の手をひっぱっていたのに力尽きて落ちてしまい、ショックを受けている兄の姿を・・・

 稔の言っていた通り、猛は最初から稔のことを疑って見ていた。
自分に振り向かず、猛を思い続ける智恵子を稔は憎んでいるはずだと思い込んでいた。
そのせいで猛は真実を見ることができず、自分にとって都合のいい記憶に作り変えてしまってた。

 自分を糾弾する猛を静かな目で見つめていた稔・・・
彼にはわかっていたんだね。猛が弱さゆえに真実を見ていないことを・・
でも稔は猛という人間を理解し、赦していた。
稔が刑を受け入れたのは、結果として智恵子を死なせてしまったことに責任を感じていたから・・

 そしてラスト、兄を迎えに来た猛の「兄ちゃーーん!うちへ帰ろうよ!!」の叫び声に
やっと気づいて振り向いた時の稔の笑顔・・・を隠して通り抜けるバス・・
この切り方が最高でした。

 赦しと希望を感じさせるいいラストでした。
兄っていうのは、ずっと兄なんですね・・・そして、弟はやっぱり弟・・
そんなことも思いました。

 脚本も説明しすぎることもなく、複雑な人間の思いをシンプルに描いているから
すごく見やすかったし・・・
サスペンスの要素もあって、最初から最後まで惹き付けられました。

 『ディア・ドクター』を見るのが楽しみです。
 このブログの『ディア・ドクター』の感想。
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最初真木よう子さんって気づかなかったわ〜ん・・ってアナタもぽちっとね( ̄ー ̄;


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この記事へのコメント

1. Posted by あっち   2009年07月16日 16:51
5 こんにちは。
この作品、言葉で説明するの凄く難しいと思う
んですけど、きこりさんが凄くわかりやすく書いて
くださったおかげで、自分の中でイマイチ理解
できてなかった部分がスッキリしました♪

とにかくこの作品で思ったこと。
香川照之という俳優の凄さですね。
もちろんオダジョーも良かったけど、
香川さんが凄すぎる。

そう、洗濯物をたたむあの背中・・・。
ゾクッとしました。あんなに背中だけで
演技できるものなのかと。そしてラストのあの顔。
凄く鮮烈に記憶に残りますよね。
あれは赦しの笑顔だったのですね?
私には正直どちらかわからなかったんです。
それぐらいに香川さんが絶妙な表情をなさるんで。
まさに「ゆれる」のタイトル通り揺れまくる作品。もう一回DVD借りて見たくなりました〜♪
2. Posted by きこり→あっちさん   2009年07月16日 18:53
あっちさんもこの映画ご覧になったのですね〜♪
>香川照之という俳優の凄さですね。
ホント、この人すごいな〜って私も思いました。
『キサラギ』で、おもしろい俳優さんだな〜とは思ったのですが、
この複雑な役を堂々と演じてくれましたよね〜
>あれは赦しの笑顔だったのですね?
私はそう解釈しましたが、
もしかしたら、一瞬微笑んだ後に、ぷいっと顔をそむけるのかもしれない・・・
その両方ともとれるギリギリのところで終ってたのがすごいと思いました。
香川兄の持っている怖さがすごくて、実は真智子にずっと変なことして、それが猛にバレたくなくて殺したのかな〜?とか妄想が広がりましたよ〜
猛の心理を追うのにずっとドキドキしながら見ていたのですが、ラストのあの香川さんの笑顔を見て涙がこぼれてしまいました。
香川さん、すばらしかったです。
3. Posted by タルタル   2009年07月17日 18:07
こんにちわ。
公開時、この映画をみて、すごく衝撃をうけたのを憶えています。
そして、その時1回の記憶でストーリーの細かい部分が忘れていましたが、きこりさんが、わかりやすくダイジェストしてくださっているのを読んで、いろいろ甦ってきました。
でも、細かい部分を忘れても、ラストの香川さんのあの微妙な笑い方とバスが通りぬけることで切られるラストだけは鮮明におぼえています。
ディアドクター、西川監督らしい面白さでしたよ。
ぜひぜひみてくださいね。
4. Posted by ikasama4   2009年07月17日 23:58
弟は兄が得た幸せ=自分が得たことのない幸せに
弟特有の嫉妬というかひがみというか

兄から何か奪ってやりたかった。

そんな感情が弟にはあったのかもしれませんね。

だからといって兄に対する尊敬の念が
変わる事はないんでしょうけど

あの事件を通して、兄が兄でなくなっていく感覚と
自分の保身と様々な思惑がよぎる中で
最後に見た兄の姿を見えなくしてた。

自分があんな事をしたんだから
それで兄は、って気持ちがぬぐえなかったんでしょうね。

でも、そうやって
兄弟は罪を犯して傷つけて謝って償って
その繰り返しでもって兄弟の絆を強めてるんだなって
思わせてくれる展開。

兄弟ってそうして強い絆を掴むためには
ゆれまくりの連続なんでしょうね(; ̄∀ ̄)


これを女性の監督が作ったというのがもう圧巻です。

どこぞの評論家が言ってましたが
西川監督の皮をかぶったおっさんがやってるんじゃないかって
いうくらい、男性の心理描写が上手く表現されてるって ̄▽ ̄

自分もつい先日、ディアドクター見てきました。

見応え十分です。
なんてったって鶴瓶さんがカッコいいです≧∇≦b
5. Posted by ikasama4   2009年07月18日 00:02
P.S.
一方で、伊武さんと蟹江さんとの関係も
色々あったけど、やっぱり兄弟だなっていう絆の
強さを感じさせました。

洗濯物。
あれは特に最後の方で伊武さんが
認知症のような感じになってたのが悲しかったです。

猛の人生を賭けた結果がこれだったのかって。
人生思うようにはならないものだっていうのを
如実にあらわしてます。

新井浩文さんは何かと存在感があります。
オダギリさんや香川さんと似た
怖さを感じさせてくれる役者さんですね
 ̄▽ ̄
6. Posted by きこり→タルタルさん   2009年07月18日 10:17
>この映画をみて、すごく衝撃をうけたのを憶えています。
私もあのような展開になるとは・・
そしてあのラストですもんね・・・やられましたよ〜
>香川さんのあの微妙な笑い方とバスが通りぬけることで切られるラストだけは鮮明におぼえています。
赦しとも拒絶ともどちらにも取れるぎりぎりのところでパシッと終わってたのが良かったですよね。
あの微笑を見て、ちょっと違うけど「戦場のメリークリスマス」のラストを思い出しました。
オダギリさんもすごく良かったけど、とにかく香川さんの存在感が圧倒的で・・・
でも、映画全体が監督色にきれいに塗られて存在しているって感じでどのキャストの方もぴったりはまってましたよね。
>ディアドクター、西川監督らしい面白さでしたよ。
もうちょっとしたら、わが町にも来るので、絶対見に行こうと思ってます。


7. Posted by きこり→ikasama4さん   2009年07月18日 13:04
>そんな感情が弟にはあったのかもしれませんね。
そうですね・・・
どんな兄弟でも、たとえ仲が良くても、嫉妬や妬みの感情はあるんでしょうね。
肉親に対するそれは、他人に感じるよりも強く激しくておさまりを付けるのが難しいのかもしれません。
>兄弟ってそうして強い絆を掴むためには
ゆれまくりの連続なんでしょうね(; ̄∀ ̄)
揺れても心のどこかで繋がってるというか・・
忘れようとしても、常にこころのどこかにひっかかっているのが兄弟なんでしょうね。
>色々あったけど、やっぱり兄弟だなっていう絆の
強さを感じさせました。
あの2人の関係もおもしろかったです。
いつまでも忘れられないような恨みの感情があっても、どこかで許している・・2人の関係が稔や猛にも受け継がれてるのがまたリアルというか・・・
8. Posted by きこり→ikasama4さん その2   2009年07月18日 13:04
>猛の人生を賭けた結果がこれだったのかって。
人生思うようにはならないものだっていうのを
如実にあらわしてます。
辛いですよね・・
猛は兄のためにも自分は正しい事をしているんだと思い込んであの行動に出たわけですが、一番大切なことを見誤っていた。そして、あの映像を見なかったら、決して真実を知ることはできなかったんですよね・・
すごく怖いことだと思ったし、人間というのはなんておもしろいんだろう・・と新鮮な気持になりました。
>怖さを感じさせてくれる役者さんですね
他の役を演じるところが見たいと思わせてくれる役者ですよね。
こういう「怖さ」のある人間に魅かれてしまいますわ〜
9. Posted by sannkeneko   2009年07月19日 16:18
こんにちは。
良く降りますね

それでなくても記憶ってあやふやなものですよね。肝心なところを忘れていたりどうでもいいようなことが
鮮明に残っていたり。
しかもその時々の感情のフィルターを通しているわけですから。

結局誰が悪いわけでもないし、
誰が責められるわけでもない。
「ゆれる」というタイトルが絶妙でした。

「ディア・ドクター」はメチャメチャ良いです♪
私の今年のベスト!
・・・まあ今のところですけれどね。
10. Posted by きこり→sannkenekoさん   2009年07月20日 09:45
>良く降りますね
ホントですよ〜連休だって言うのにずっと雨・・・
今日はやっと晴れて気持ちがいい天気です。
>それでなくても記憶ってあやふやなものですよね
そうなんですよ・・・いくら客観的に見ているつもりでも、その人の目を通したら、どうしても
その人の感覚を通してしまうことになるから
変化してしまう、時には思いも手伝って創り変えられたりする。
その感覚を映画化するという発想もすごいし、
納得する内容で見せてくれたのもすばらしかった。
>誰が責められるわけでもない。
「ゆれる」というタイトルが絶妙でした。
本当にそうなんですよね・・・
それが人間だから・・・
終わってみて『ゆれる』ってそういうことか〜と気づかせられたというか・・
>「ディア・ドクター」はメチャメチャ良いです♪
私の今年のベスト!
おおお〜!そうですか。
こっちでは普通の映画館で上映していなくて、名画座的なところでかかる予定なので待ってる状態です。
でも絶対見に行きますよ〜
11. Posted by ココ   2009年07月22日 14:41
どうかな?ディアドクター観られたかな?まだなか?
ブログでは話が長くなっちゃうので触れなかったけど
ディアドクター観ると ゆれるとリンクするシーンが結構出てきます〜
内容のリンクじゃなくて 撮り方のほうね
兄弟姉妹の感情は実に複雑ですよね。
肉親ゆえの憎悪とか肉親ゆえの愛情とか。
小説の題材にはもってこいですねぇ〜(笑)
ゆれる観てから要チェックの監督さんになったのですが
「蛇イチゴ」は観て無かったのでレンタルしようと思ってます。
きこりさん、私ね この映画のラストの香川さんの笑顔
すっごいと思いました。
見ようによったらどうにでも解釈できる笑顔ですよね。
一緒に帰る。バスに乗る。全てを赦す。赦しているが赦さない。全部彼方に捨て去った。
その時、自分が持ってる感情が香川さんの笑顔にリンクするのかなぁ〜
この監督さん、本当にラストが上手だなぁって思います。
曲の使い方も!うふふ
はやく きこりさんに観てほしい 鶴瓶さん(笑)
12. Posted by きこり→ココさん   2009年07月22日 19:28
>どうかな?ディアドクター観られたかな?まだなか?
まだだよ〜(涙
こっちでは普通の映画館でやってなくて、
一般の人が作った名画座的な映画サークルの方たちが上映してくれるのを待ってる状態なのさ〜
ここで上映してくれなかったら、DVDでしか見られないのよ〜
>「蛇イチゴ」は観て無かったのでレンタルしようと思ってます
私もチェックしよ〜
こちらも家族を描いたおもしろそうな内容だよね・・
>見ようによったらどうにでも解釈できる笑顔ですよね。
そうなんだよね・・
笑顔で猛を迎え入れてくれたかもしれないし、
微笑んだあときっぱりと拒絶したのかもしれないし、
そのどちらの可能性も感じさせるギリギリの瞬間にバサッと切って終わっている。
頼むから正解を見せてくれよ〜!とも思ったけど、ココさんが書いたように、見た人自身の考え方に反映させるつもりであんなふうにしたのかな・・
こういう終わり方好きだわ〜
早く見たいよ〜!!
13. Posted by くう   2009年07月24日 01:51
>赦しと希望を感じさせるいいラストでした。

そっか〜。。。きこりさんは、そういう風に受け取ったんだね。
私は兄はバスに乗ったか乗らないか解らない。
乗らなかったとしても家に帰ったかどうかは解らない。
事件も真相はどっちなのか解らない。

香川さんの最後の笑顔は、どう捉えて良いか解らない
曖昧な笑顔だと思った。

私は、どっちかと言うとネガティブな方向で見ちゃったかも。
見る側の揺れで受け方が違う作品って事だね。
すごく良い映画だったわ。

ディアドクターにも行きたいんだけど、
全然上映館がないのよね〜(−_−;)
遠出するか。。。
DVDを待つか。。。悩んでるとこ(; ;)
14. Posted by きこり→くうさん   2009年07月24日 18:52
>香川さんの最後の笑顔は、どう捉えて良いか解らない
曖昧な笑顔だと思った。
んだよね〜
どうとでも取れる絶妙の笑顔だったもんね。
怖さも含まれてるし、赦しも感じさせるような・・
赦しだったとしても、様々な感情のこもった複雑なものなんだろうし、怒りだったとしても怒りの果てには許しが待っているのかもしれないし・・・
両極端に見えて、二つは同じものなのかもしれない・・とか思いました。
>ディアドクターにも行きたいんだけど、
全然上映館がないのよね〜(−_−;)
うちもだよ〜映画サークルの方が上映してくれるのを待ってる状態・・一応上映されるのは決まってるんだけどね・・

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韓国ドラマ 「スポットライト」 第14回 生死をかけた戦い「赤鼻のセンセイ」 第2回