NHK連続テレビ小説 「つばさ」 第14週 「女三代娘の初恋」「純喫茶 磯辺」 吉田恵輔 監督

2009年07月06日

韓国ドラマ 「スポットライト」 第13回 託されたメモリー

 いや〜1時間ずっとヒヤヒヤのしどうしだったよ〜
何か、このドラマ後半になってからこんな緊張感がずっと続いてるね〜
最終回まで、このままいっちゃう?

 さて、ウジン(ソン・イェジン)の説得が功を奏して、やっと軟禁部屋から解放!と思ったら、国家情報院に連れて行かれるウジンとチョ・サンミン弁護士。
ウジンは、情報院のおじさん達にチョ弁護士に関する情報は全て忘れるよう命じられる。
チョ弁護士も国家情報院がセッティングする記者会見まで一切しゃべらないように
言われちゃったョ!

 んが、それで納得するウジンじゃないョ・・・
「チョ・サンミン弁護士に関する取材」は自分の単独取材ではなく、同僚も行っていること、さらにGBS報道局の全員がその事を知っている。
そんな中で、自分が行方不明になったら、すぐに今夜のGBSニュースで流すはずだと揺さぶりをかけました。

 「その程度は、電話1本で止められますよ」情報院のおじさん
「どれほどお偉い方々か知りませんが、簡単に済まそうとすればするほど、
我々記者は、さらにかぎまわりたくなることをお忘れなく。
記者を一人、抹殺する勇気がないのであれば、よくお考え下さい。
遅くとも、9時のニュースで、チョ・サンミン弁護士取材中の記者が行方不明と流される前に、私とチョ・サンミン弁護士を局に戻した方が得策ではないでしょうか」

 よく言った!ウジン・・(*ノ・ω・)ノオオォォォ
こういうせっぱつまった状況で勝負に出られるところがすごいよねぇ・・
スポットライト―韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ)


 2人は局に戻され、TVでの単独インタビューが許されることになりましたが、
事前にかなり厳しい条件が突きつけられ、いちいち確認させられるウジンとチョ弁護士。
放送中も国家情報院のみなさまが見張っているそうです。

 一方、ウジンの安否を気にしているキャップ(チ・ジニ)は「深層リポート」の収録どころじゃない・・
途中で、ウジンから電話が入り、スタジオから出て行っちゃいました。
チョ・サンミン弁護士を連れて局に戻るので、インタビューの準備をしておいて欲しいと伝えるウジン。
 さすがのキャップもびっくり仰天ですョ!
「深層リポート」の収録は中断、報道局全体でチョ・サンミン弁護士のインタビューに備えることになりました。

 「編集部長、オ・テソクです。
『スポットライト』に緊急速報が入ります。最高機密のネタです!」キャップ
 さぁ、大スクープ放送のためにGBS全体が動き出しましたョ〜

 チョ・サンミン弁護士のインタビューは『スポットライト』生放送の中で行われることになりました。
 もちろん、質問内容も答えも事前に情報院がチェック。
それ以外の応答は、ネバー許されません。
メイク室で顔合わせをしたムン局長(イ・ギヨル)、アン社会部部長(アン・ソッカン)、
チョン政治部部長(チョン・ギュス)、キャップと情報院とチョ弁護士。

 「局長、どれほど多くの人間の首がかかっているか、局長ならよくご存知だと思います」情報院
「わかっています」局長
「少しでも問題が生じた場合は、放送中止を命じざるを得ません。
皆さんを信じますが、やむをえない場合はご了承ください」情報院

 こ、こえ〜!??( ・∀・;)
もし、勝手に思いつきで質問したら、どうなるん?

 そして、すさまじい緊張感の中、ついにウジンによるチョ・サンミン弁護士へのインタビューが始まりました。
GBSだけでなく、韓国中が注目していることでしょう。
 予定通りインタビューが進む中、チョ弁護士が裏金の使い道について話している途中、スタジオ内に白いシャツの男を見つけた途端、驚愕の表情を浮かべ、
黙ってしまいましたわ・・・
 そして、取材ビデオが流れている間、国家情報院のおじさんたちの目を盗み、
ベルトからメモリーカードを取り出し、そっとウジンに手渡すチョ弁護士。

 無事放送が終了して、チョ弁護士に感謝の言葉を伝えるウジン。
情報院のおじさんたちと出て行く前に、チョ弁護士は
キャップの顔を見て「どこかでお会いした気が・・」って言ってたけど、
キャップのお父さんとかと間違えてるのか?
 そして、もの言いたげな目でウジンを見つめた後、去っていきました。

 ウジンは局長たちに「GBSの星」とか「社会部の花!」と絶賛されますが、
メモリーカードのことが気になって喜べない。
 「お前って奴は・・・忘れかけた頃に、また心配させて・・」キャップ
「すいません・・・」ウジン
「今度いなくなったら捜索願を出すからな」
 メモリーカードの事はキャップに言えませんでしたわ〜

 で、一人になってその情報を確認するウジン。
多分検察側が入手しているデータと同じもので、資金の出所と使い道が記録されてる見たいなんだけど、パスワードが不明でファイルが開けないわ〜
どうしましょ〜
せっかくチェ弁護士が預けてくれたのに・・・

 大スクープをものにしたウジンを「深層リポート」の進行役にするべきだという話も出たんだけど、締め切りを守らなかったという理由でキャップは受け入れませんでした。

 自分のせいで収録が中止になって、ショックを受けているミョンウン(チョ・ユニ)に詫びるウジン・・・
「やめて。成功した人間がそうやって謝ったら、こっちが悪者みたい」ミョンウン
「本当にその椅子に座ろうと、チョ・サンミン弁護士に会おうと必死だったんです。
だけど、よく考えると、何か違う気がしました・・・
その席は、私より先輩が似合うと思います」ウジン
「ウジン・・・だから嫌いよ。
誰もがわかってるわ。私だってわかってる!あんたの勝ちだってね。
いい人ぶらないでちょうだい!」ミョンウン

 ミョンウンのプライドはズタズタですョ・・
ウジンがいい気になってくれたらまだ鼻っ柱を砕いてやる楽しみがあるけど、
こんなふうに謙虚に出られたら、ますますみじめになるよね〜

 キャップから呼び出されたウジンはついにメモリーカードの存在を伝えました。
で、パスワードを調べるために知り合いのハッカーに頼むキャップ。
 ところが、次に日、新聞に『チョ・サンミン弁護士が自殺未遂で重体』の記事が!!
あわてて、病院へ確認に行くウジン・・・
んが、すぐに他の記者たちに取り囲まれたので脱出。
チョ弁護士の死に責任を感じて情報院へ行ってみると言い張るウジンを止めるキャップ。

「いったん戻って来い!動くと危ない!言う通りにしろおおお!!
今問題なのは、お前に渡したあのカードだ。
お前の命が危ない。弁護士がいい例だ」
「つまり・・・自殺じゃない可能性もあるってことですか?」ウジン

 ハッカーがパスワードを見つけ出したので、やっとファイルを開くことができました。
中身は政府とヨンファン建設との裏契約書だったようです。
なんかよくわからんけど、韓国に建設ラッシュが起こし、それを全てヨンファン建設が請け負うって密約がされたらしいのよ・・
 「国まで絡んだ話だ。想像もできない規模の不正に政府が関わってるんだ」キャップ
「どうすればいいんですか?」ウジン
「とにかく、カードの存在自体が特ダネだ。中身を検証しよう。
チョ・サンミン弁護士の自殺と、このメモリーカードは絶対に関係ある」キャップ
「でも、どうやって手に入れたんでしょうか?
それに何故私に渡したのか・・・?」ウジン
「お前なら、真相を究明すると思ったんだろう・・・
これは推測だが、チョ・サンミン弁護士の不正資金の告発は誰かの策略かもしれない。
裏金問題に世間が注目している間に別のたくらみを・・再開発問題絡みの・・」キャップ

 なんかどんどんでかい話になっちゃって大丈夫?
圧力とかかかんないの?
てか、前にウジンの収賄容疑の件で取引したから、ヨンファン建設絡みのものは
調べちゃだめなんじゃないの?

 で、次はウジンが危ないってことで、当分は局内にいるよう命じたキャップは
代わりに情報院に取材に向かうのでした。

 あの怖い顔の情報院のおじさんに、自分たちはチョ弁護士の死をただの自殺とは思っていないと言って挑発するキャップに、高圧的に出るおっさん。
「あんたたち記者は発表されたことを報道すればいいんだ。それで終わり。
この世には知るべきことも多いが、知らなくていいことも多い。
オ・テソク記者、何で面会を許可したかわかるか?
警察発表を信じろと言う為だ。
その無用な想像力で時間と電波をムダに使うな」

 このシト、記者の扱い方を知らないわね〜
そんなこと言ったら、キャップの記者魂に火をつけるだけなのに・・・

「ご忠告ありがたとうございます。
私からも忠告があります。
あなたが言った、その無用な想像力が真実にたどり着いた時、気づくはずです。
報道や我々記者が、この世にいかに必要な存在であるかを」キャップ

 さて、ベッドに横たわるチェ弁護士のそばで悪巧みをするヨンファン建設の社長&常務&次長。
重体と発表されておりましたが、実はチェ弁護士はもう亡くなっていたのです。
なんか、会話を聞いていたら、彼らが殺したんではないみたいなんだけど・・・
情報院すらもヨンファンサイドのようなことを・・・・

 で、病室を出たヨンファン3人組とチェ弁護士に面会に来たキャップとウジンが
ロビーで鉢合わせ・・・・さぁ、どうなる?

 う〜む・・・
ここまででっかい敵と戦うって・・・現実的なんだか非現実的なんだかいまいちよくわからんぞ・・・
ただ、こういうの見ていると報道されてる真実なんて、ごくわずかなものなのかもしれないな〜って思っちゃいますわ。
 予告ではキャップのお父さんも関わってるようなこと言ってたんじゃ・・
あと残り3回、どうやって決着を付けるのかな?
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なんかスンチョルがキャップにジェラシー的な場面も出てきたけど、今後広がる余地あるのかにゃ〜?と、気になったあなたもポチッとな〜(ll鞘U∀鞘U) 

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この記事へのコメント

1. Posted by 稲   2009年07月07日 22:38
きざしチャンネル→「チ・ジニ」ランキング→トリ猫家族韓国へ
はじめまして。
チ・ジニさんファンです。ブログを探していましたら、とても事細かで感心しました。チ・ジニさんファンだったらと思います。
NHK BS2毎週日曜午後9時わくわくしています。
社会的責任の気づき。
形の上では社会部記者の仲間入りだとは思ってもそれだけではない。
自分たちは何をしなければならないのかなど……。互いに協働(collaboration)しながら課題を解決する力を育成する。
さらに報道の光と影を浮き彫りに……記者が真実を求め、闘う姿が……。チ・ジニさんに胸キュンです。


2. Posted by きこり→稲さん   2009年07月08日 15:15
コメントありがとうございます。
>チ・ジニさんファンだったらと思います。
ファンという訳ではないですが(*^▽^*)、このドラマを見始めてからは気になるお方になっております。
先日、「ス」という韓国映画を見たら、チ・ジニさんが主演されてて「キャップだー!」ってテンション上がりました(笑
「スポットライト」は、最初はもっと軽い話なのかな〜と思って見始めたのですが、見ごたえのあるドラマで嬉しい誤算でした。
来週から、キャップのお父さんの話も出てくるみたいで、ますますおもしろくなりそうですね。
キャストたちに愛着も出てきて、吹き替えじゃなく生声でのドラマ見てみたいですわ〜
3. Posted by 稲   2009年07月08日 17:25
きこりさん、こんにちは。
「SOO」は吹き替えじゃなく生声ですか?
生声は中低音でとても魅力的です。
チ・ジニさんは多様なジャンルの作品に挑戦しています。個人としての多様性が集団の経験値を総合的に高めるのを知っているからです。
社会学のうえで、社会の変化と発展に、欠くことの出来ない要素なのです。
韓国はハリウッドや日本をすごい勢いで追っています。
4. Posted by きこり→稲さん   2009年07月08日 19:43
>「SOO」は吹き替えじゃなく生声ですか?
生声ですよ〜
顔と合っているいい声でした。
映画に関しては、脚本にちょっと不満というか・・
テスの弟への強い思いや弟を殺した組織への強い復讐心が伝わるエピソードをもう少し欲しかったようにも思いました。
でも、オープニングのテスの冷酷な仕事っぷりは
しびれました。
チ・ジニさんの「スポットライト」では見られない野生的な面が見られて良かったです。
5. Posted by 稲   2009年07月08日 23:22
きこりさん、同感です…『ス』崔洋一監督 ティーチイン(2008/3/26 /シネマート六本木)がありました。
(質問のやり取り…1部です)
日本と文化面でも異なる韓国での撮影における苦労は。
崔監督:撮影に入る前と撮影を終えてから、作品における時間の感覚が変わるんですね。このシナリオを完成させるには僕までで5人ほどが関わっているのですが、そういう中での変化もありますし、俳優のコンディション、ポジショニング、撮影中の怪我など様々な状況が生じる中で映画に関わっているということは現実の時間軸が変わっていくことであり、その結果からこういう作品が出来上がっているのです。時間の変異が重なっていくことで、物語の質も変わってくるんですね。例えば、この作品において、美術部の逃亡や助監督やスクリプターが13人代わったというような出来事がなく、スムーズに出来上がっていたら、また違ったものが出来ていたとは思います。でも、逃げられていますからね(笑)。
6. Posted by 稲子   2009年07月08日 23:35
話のつづきです。
チ・ジニを知ったきっかけ、出演を決めたポイントは。
崔監督:「この作品に出ることを決めているな」という意志の強さを感じました。しかも、韓国人には珍しく、それをあらわにしない奥ゆかしさがあるのです。そして、眼もとの涼しさからは誠実さ、正直さを強く感じました。そのルックスから、『ス』という作品の主人公には合わないという意見もあったかもしれませんが、僕はそうした部分に強くひかれたんですね。言葉を多く交わすこともなく、ハードボイルドな関係で始まった感じですね。彼は困難な撮影のときも我慢強く、しかも自分は一歩も引くことなくスタッフを鼓舞するという芯の強さがありました。ただ、『ス』が出来上がってから、チ・ジニに言わせると「こいつ(崔監督)は噂どおりのヤクザだと思った」となるのですが、本当にいい出会いだったと思います。
7. Posted by 稲   2009年07月09日 14:31
追加します。
きこりさん「オープニングのテスの冷酷な仕事っぷりはしびれました」…私も。
相手女優カン・ソンヨンさんは『想像プラス』に出演し、共演した男優について「みな記憶に残るが、本当に素敵な人だと感じたのは、映画『ス』を撮ったチ・ジニさんだった」と。
3週間も撮影がストップ。「チ・ジニさんは本当に熊みたいな人だ。アクションシーンが多い映画で、撮影の中で時間があれば寝て、寝て起きれば食事して、待つ時間が長くなっても腹ひとつたてたことがない人だ」という。「オープニングのテスの冷酷な仕事」この撮影は快調、そのスタッフが逃走その後も次々に逃亡…3週間も撮影がストップも。
チ・ジニさんの多様性は国民の洗練度、文化的な背景の違いを世界と共生していくという思想から。
日本や韓国の発展に結びつきますように……。
8. Posted by きこり→稲さん   2009年07月09日 17:16
かなり過酷な状況で撮影が進行していたんですね。
脚本も5人関わってると途中いろいろ問題が起こるでしょうし、スタッフの逃亡っていったい・・・(笑
そんな中で演技に集中するのは大変な精神力だったでしょうね。
来週から、キャップを見る目がちょっと変わりそうですョ(笑
いろいろ教えていただいてありがとうございました。
韓国映画はストーリーで選んで見ています。
映画館にはかからないので、(小さな町の小さな映画館なんで洋画か邦画しかかからないんですよ)ほとんどDVDで見ています。
復讐ものとか好きなんで・・・(笑
で、気に入った監督や俳優がいたら、その方の別のものも・・って感じです。
今週は『チェイサー』を見に行く予定です。
(わが町には今頃になってきたのです)
9. Posted by 稲   2009年07月11日 21:24
韓国で起きた実際の事件を元にした映画『チェイサー』ですね。楽しんで来てください。

きこりさんのブログ:韓国ドラマテーマに参加中!ドラマ「スポットライト」をチ・ジニさんフアンにご紹介させて頂きました。事後承諾にて申し訳ありません。(ちなみに私のブログはありません)
これからも記事を楽しみにしております。
10. Posted by miemama   2009年07月12日 00:00
稲さんから、ご紹介を頂きやって参りました。チ・ジニさんファンのmiemamaと申します。

実は、こちらのブログ、「スポットライト」の記事を拝見しに何度か訪問させていただいておりました。

ドラマファンの方の評というのは、新鮮で楽しませて頂いております。気がつけばあと3回ですが、鋭い突っ込みを含めた名解説を期待しております。
11. Posted by きこり→稲さん   2009年07月12日 20:42
>映画『チェイサー』ですね。楽しんで来てください。
『復活』で見て以来、主演のキム・ユンソクさんのファンなんです。
先日はDVDで『美しき野獣』を見ました。
私はチ・ジニさんの特別なファンという訳ではありませんが、細々と好きな韓国ドラマの記事を書いていきたいと思ってます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
12. Posted by きこり→miemamaさん   2009年07月12日 21:05
コメントありがとうございます。
>ドラマファンの方の評というのは、新鮮で楽しませて頂いております。
韓流ドラマを見始めたのは去年からなので、初心者ですね〜(*^-^)
気になるストーリーや俳優さんのを迷いながら選んで見ている状態ですかね〜
『スポットライト』は、記者という職業に焦点を絞っているので、今まで見た韓国ドラマとは違いますが、すごく楽しく見ています。
気づけばあと3回、どうなるのかドキドキしながら見守りたいと思ってます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします♪

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