2009年06月27日
「湯けむりスナイパー」 第12回(最終回) 殺し屋・源
さて、虎(TERU)から銃を受け取り、椿屋に戻って来た源さん(遠藤憲一)を
番頭さん(でんでん)が待っていましたョ・・
「ちょっと・・・ちょっと話があるんだけどな・・」
で、あきらかに女将さんに頼まれたんだろうけど、例によってなかなか話を切り出せない番頭さん。
「その・・・なんだ・・源さんよぉ・・あれだ、もうどれぐらいだ?椿屋に来て」番頭さん
「・・・(えっ?)」女将さん(伊藤裕子)
女将さんの刺すような視線を感じつつも、源さんの体の調子を聞いたり、
聞かれてもいないのに、自分の腰の調子を話す捨きっつあん・・・
しびれを切らして女将さんが切り出したさ・・(このパターン前にも見たような)
「あのね!源さん、何かあったの?」
「あ・・・いや・・・」源さん
「何か悩みがあるんだったら言ってちょうだい。
みんな源さんのこと心配してるんですよ」
「そうだよ!何かあるんだったら言ってくれよ、源さん。
一緒に働いてる仲間じゃねぇか、仲間っつーか、
ひとつ屋根の下で一緒に暮らしてんだ、家族だぜ!
家族に隠し事なんか水くせぇじゃねぇか!」番頭さん
「源さん、私もね、従業員のみんなのことは家族だと思ってるのよ」女将さん
「おぉ、そうだぁ。おめぇはこの椿屋の大事な息子なんだよぉ・・
で、女将さんが母親、俺が父親だよ」番頭さん
「(えっ?!)番頭さん・・・・それは嫌です・・」女将さん
番頭さん(でんでん)が待っていましたョ・・
「ちょっと・・・ちょっと話があるんだけどな・・」
で、あきらかに女将さんに頼まれたんだろうけど、例によってなかなか話を切り出せない番頭さん。
「その・・・なんだ・・源さんよぉ・・あれだ、もうどれぐらいだ?椿屋に来て」番頭さん
「・・・(えっ?)」女将さん(伊藤裕子)
女将さんの刺すような視線を感じつつも、源さんの体の調子を聞いたり、
聞かれてもいないのに、自分の腰の調子を話す捨きっつあん・・・
しびれを切らして女将さんが切り出したさ・・(このパターン前にも見たような)
「あのね!源さん、何かあったの?」
「あ・・・いや・・・」源さん
「何か悩みがあるんだったら言ってちょうだい。
みんな源さんのこと心配してるんですよ」
「そうだよ!何かあるんだったら言ってくれよ、源さん。
一緒に働いてる仲間じゃねぇか、仲間っつーか、
ひとつ屋根の下で一緒に暮らしてんだ、家族だぜ!
家族に隠し事なんか水くせぇじゃねぇか!」番頭さん
「源さん、私もね、従業員のみんなのことは家族だと思ってるのよ」女将さん
「おぉ、そうだぁ。おめぇはこの椿屋の大事な息子なんだよぉ・・
で、女将さんが母親、俺が父親だよ」番頭さん
「(えっ?!)番頭さん・・・・それは嫌です・・」女将さん
2人の暖かい言葉に驚きと喜びを感じる源さん・・・
『嬉しかった・・・
この椿屋に来てから、俺は人生をやり直すつもりで、ただ黙々と働いてきた。
自分の・・・自分のためだけに。
なのに、その俺をこの人たちは、家族と・・・・殺し屋だった俺を家族と・・』
でも、ホントのことなんて言えやしない。
腹を壊して調子が悪かったとごまかす源さんなのでした。
一人、自分の部屋で男泣きさ。
なんで殺し屋なんてもんになっちまったんだろうねぇ・・・(ノд-。)クスン
この人達に迷惑をかけるわけにはいかない。
椿屋を出て行く決意を固めました。
で、その前にトモヨ(池谷のぶえ)の元へと向かったよ。
エージェント(志賀廣太郎)と源さんのただならぬ雰囲気の場面を見ていたトモヨも
源さんのことが気になっていました。
「話を聞いて欲しいんだ」源さん
「お茶いれるから座んなよ」トモヨ
「・・・・・・俺は人殺しだ。俺は殺し屋だった」
「ふ・・・・ん、まぁ、訳ありだってことはわかってたけど、けっこうヘビーだね。
何人ぐらい殺したの?」
「12人」(ちゃんと数えてるんだ〜( ̄-  ̄ ) )
闇社会の事を知りすぎた殺し屋はいずれ消される運命・・・・
自分の一番最初の仕事も前任者の殺害だった。
(そっかー、そういえば先週出てきた殺し屋ゴルファーも源さんを
殺りたがってたもんな)
そのことに気づいた源さんは殺し屋を引退し、人生をやりなおそうと
椿屋にやって来た訳さ。
てか、やっと組織が引退した源さんを狙う理由がわかったわ・・・σ(^_^;)
「どうして、そんな話を私に?」トモヨ
「あんたには・・勝手だが・・・俺と同じ匂いを感じていた。
過去を清算して、静かに余生を過ごす覚悟を。すまん。勝手な思いだ」
「ううん、嬉しい」
「このまま誰にも言わず消えるつもりだったが、誰かに俺の事を知って欲しかった。
ありがとう」
誰にも話せなかった源さんの思いを、ただ受け止めてくれたトモヨ。
でかくて・・・そして強くて優しい女です。
そして殺し屋ゴルファー(坂口拓)と引率の先生・・・じゃなくて、エージェントのおっさんが駅に現れました。
源さんは、しっかりお出迎えしましたョ・・
「キャディーさん、このコースどうやって攻めたらいいの?」ゴルファー
「勝手にやれ。池ポチャだけは気をつけろよ」
「あ〜〜温泉だけに・・・ナーイス!」ゴルファー
さっ、場所を移して殺し屋と元殺し屋がタイマン張ることになりました。
「じゃあ、始めよっか」ゴルフバッグを開けて、銃を選ぶゴルファー。
そして、やっとクラブが決まったゴルファーを見つめて、懐から銃を取り出す源さん。
男はそれを対戦する気まんまんと考えたたようですが、違うのですョ〜
銃から弾を全て抜き、ひとつだけ詰める源さん・・・
「一発だ」源さん
「んあ?」
「俺は殺し屋を引退した。その決意は変わらない。
お前に殺されることも覚悟はできている」源さん
「へっ!知らねぇよ、バカ!すぐに殺してやるよ」
撃つゴルファー。
逃げる源さん。
クラブを変えて、次々と撃ちまくるゴルファー。
弾をよけるためにもがく源さん・・・・足を撃たれちまったぞ!
『俺は殺し屋を引退した。その決意は変わらない。
お前に殺されることも覚悟はできている。
だが、一発だけ・・・・この一発分だけあがきたい・・・生きたいんだ』
隠れて、自分の手の中にある銃を見つめる源さん。
多分殺し屋時代には感じることがなかったであろう思い・・・
生きたい。
殺し屋なんて家業、この世に執着なんて持ってちゃできるもんじゃない。
だからこそ殺し屋をやっていた頃の源さんは多分、いつ死んでもいい、
死ぬかもしれないという覚悟を持ちプロの殺し屋をしていた。
でも椿屋に来て、守りたいもんができちまった。
その大切な人達と別れたくないという思いが生まれちまった。
「おーーーい!出てこいよお〜!ここ打ちっ放しじゃねぇだろ。
一発で決めてやっからよお」
男の前に出てきて、銃を向ける源さん・・・
「なんだその目・・?お前もう殺し屋の目じゃねぇぞ、その目。
撃てねんだろ?殺してやるよ!」ゴルファー
でも、無言で銃を向け続ける源さんにイラだったのか、
銃を捨てて日本刀に切り替えたぞ。
刃先を向けて突進してきた男の刃を銃で受け、左手で刀身を握り、
もう片方の手にある銃を男の首にむけましたわ〜!
って、指切れるって!
「どうするんだよお!撃ってみろよ!殺し屋なんだろうがよお!!」ゴルファー
(lll゚Д゚)刀身を握っている源さんの手からは血がダラダラ・・・・
銃を向けたまま、迷う源さん。
女将さんや番頭さん、由美ちゃんの笑顔・・・
椿屋に来てから出会ったみなさんの顔が思い出されます・・・
撃てば人殺しに戻ってしまう・・・
でも、ここで殺されたら椿屋のみなさんにもう会えない。
銃声が鳴り響き・・・・男の口から吐いた血が源さんの顔に・・・・
「お前は・・・・まだ殺し屋・・・・」
倒れこんだ男はつぶやいて死にました。
源さんの殺し屋としての血が騒いだというよりも、
一人の人間として、生きていたい、死にたくないという強い思いが
引き金を引かせたのでしょう・・
でも、冷静に一発で男を殺す判断をしたのは殺し屋としての習性・・・
普通の男にもなれない・・・殺し屋にも戻りたくない・・
新たな殺しの罪を背負って、源さんはどこへ行くのでしょう・・・
その後、びっこを引きながら駅のホームで列車を待つ源さんの姿がありました。
『結局、俺は殺し屋のままだった・・・
あの男の言う通り、血塗られた過去は消すことができなかった。
俺が生きていく場所など、やはりどこにもないのか・・・』
一人寂しく、夜汽車に乗ろうとしている源さん・・・
んが、そこに番頭さんと女将さん、トモヨが追いかけてきましたョ〜
トモヨが、源さんは借金取りに追われて椿屋を出て行くとか
うまいこと言ってくれたらしい。
女将さんは、借金の返済を手伝うとまで言ってくれましたわ・・・
「おめぇが何か後ろめたい過去をしょってるってことぐらい、
はなっから俺も女将さんも承知してんだから。
借金ぐらいなんだ!戻って来い!!な?一緒に働こうぜ!」番頭さん
「源さん、あなたは椿屋に必要な人なんです!
なくてはならない、かけがえのない人なんです」女将さん
2人の必死の説得・・・それを黙って聞いていたトモヨも微笑んでいました。
もうしばらくここにいてみよう・・・こんな俺でも必要としてくれる人がいる。
再び、源さんは椿屋で働く事になりました。
その頃、東京では・・・
横断歩道ですれ違うエージェントのおっさんとQ(長門裕之)と虎・・
苦しそうに倒れるエージェント・・・
それを確認して笑顔で去っていくQたち。
かっこええ!Qと虎!
源さんの幸せを守ってくれたんだね。
『俺はかつて殺し屋だった。
標的は誰もが殺すに値する人間だったが、もう一度人生をやり直したかった。
俺は殺し屋を引退し、秘境の温泉宿椿屋で働いている。
血塗られた過去に追われながら・・・』
椿屋の源さんに笑顔が戻って来た。
殺し屋だった過去は消せない・・・またいつか組織の追っ手が来るのかもしれない。
でも、それまでの間、もうしばらくはこの場所で生きていきたい・・・
源さんの笑顔が輝いておりました。
「源さーーーん、それ終わったら、こっち手伝って〜!」由美ちゃん
「ウィッス!」
いや〜〜いいラストでした。
過去に怯え、過去を消そうともがいていた源さんが、過去を受け入れ背負いながら
生きていこうと決意するまでが、すごく自然で・・・
ラストの源さんの笑顔には泣けてきちゃいましたわ〜
冷酷な殺し屋の過去を持ちながら、繊細で優しくて純な心を持っている源さんという男を遠藤憲一さんはさらりとした体温を感じさせながら演じてくれました。
このドラマは今期「白い春」と共にすごく毎週楽しみにしておりました。
とにかく源さんという男性に会えるのが嬉しくてね〜
すっとぼけた番頭さん役のでんでんさんとのコンビネーションも最高だったし、
大野未来さん演じる由美ちゃんも不思議な魅力があったし・・
Qを演じる長門裕之さんもいい味だしてた〜
一番好きだったのは元ストリッパーのトモヨさんなんだけど・・・
わたしゃ、最近までトモヨさんは池谷のぶえさんが
一人で演じてると思ってて・・・Σ( ̄ー ̄;)
カトリーヌ山岸部分は小室りりかさんという方だったのね〜
(『Wikipedia』で知りました)
化粧でずいぶんと変わるもんだなぁ〜って・・・バカだよね〜
「体型がまるっきり違うべや!」と夫に言われたんだけど、普段のトモヨの時は
肉じゅばんとか巻いてるんだとばっかり・・・・(; ̄ー ̄A
このトモヨさんのエピソードが結構好きだったなぁ・・・
全体的にあっさりとしていて乾いた感じの笑える場面があったのも好みでしたわ。
描き方も、ほどよいところで突き放してるのが気持良かった。
で、忘れちゃならないのが劇伴を担当したCKB-Annexの存在ですョ。
このドラマの世界観を完璧に表現してくれました。
どの曲もイメージにぴったり合っていて、かと言ってでしゃばりすぎず
ぴったりとドラマに寄り添い盛り上げていました。
さすが東洋一のサウンドマシーン!イイネッ!!
もう源さんに会えないなんて寂しすぎる・・・
できればパート2が放送される日を待ち続けますわ〜という
アナタもポチッとな〜(o ̄∀ ̄)ノ
『嬉しかった・・・
この椿屋に来てから、俺は人生をやり直すつもりで、ただ黙々と働いてきた。
自分の・・・自分のためだけに。
なのに、その俺をこの人たちは、家族と・・・・殺し屋だった俺を家族と・・』
でも、ホントのことなんて言えやしない。
腹を壊して調子が悪かったとごまかす源さんなのでした。
一人、自分の部屋で男泣きさ。
なんで殺し屋なんてもんになっちまったんだろうねぇ・・・(ノд-。)クスン
この人達に迷惑をかけるわけにはいかない。
椿屋を出て行く決意を固めました。
で、その前にトモヨ(池谷のぶえ)の元へと向かったよ。
エージェント(志賀廣太郎)と源さんのただならぬ雰囲気の場面を見ていたトモヨも
源さんのことが気になっていました。
「話を聞いて欲しいんだ」源さん
「お茶いれるから座んなよ」トモヨ
「・・・・・・俺は人殺しだ。俺は殺し屋だった」
「ふ・・・・ん、まぁ、訳ありだってことはわかってたけど、けっこうヘビーだね。
何人ぐらい殺したの?」
「12人」(ちゃんと数えてるんだ〜( ̄-  ̄ ) )
闇社会の事を知りすぎた殺し屋はいずれ消される運命・・・・
自分の一番最初の仕事も前任者の殺害だった。
(そっかー、そういえば先週出てきた殺し屋ゴルファーも源さんを
殺りたがってたもんな)
そのことに気づいた源さんは殺し屋を引退し、人生をやりなおそうと
椿屋にやって来た訳さ。
てか、やっと組織が引退した源さんを狙う理由がわかったわ・・・σ(^_^;)
「どうして、そんな話を私に?」トモヨ
「あんたには・・勝手だが・・・俺と同じ匂いを感じていた。
過去を清算して、静かに余生を過ごす覚悟を。すまん。勝手な思いだ」
「ううん、嬉しい」
「このまま誰にも言わず消えるつもりだったが、誰かに俺の事を知って欲しかった。
ありがとう」
誰にも話せなかった源さんの思いを、ただ受け止めてくれたトモヨ。
でかくて・・・そして強くて優しい女です。
そして殺し屋ゴルファー(坂口拓)と引率の先生・・・じゃなくて、エージェントのおっさんが駅に現れました。
源さんは、しっかりお出迎えしましたョ・・
「キャディーさん、このコースどうやって攻めたらいいの?」ゴルファー
「勝手にやれ。池ポチャだけは気をつけろよ」
「あ〜〜温泉だけに・・・ナーイス!」ゴルファー
さっ、場所を移して殺し屋と元殺し屋がタイマン張ることになりました。
「じゃあ、始めよっか」ゴルフバッグを開けて、銃を選ぶゴルファー。
そして、やっとクラブが決まったゴルファーを見つめて、懐から銃を取り出す源さん。
男はそれを対戦する気まんまんと考えたたようですが、違うのですョ〜
銃から弾を全て抜き、ひとつだけ詰める源さん・・・
「一発だ」源さん
「んあ?」
「俺は殺し屋を引退した。その決意は変わらない。
お前に殺されることも覚悟はできている」源さん
「へっ!知らねぇよ、バカ!すぐに殺してやるよ」
撃つゴルファー。
逃げる源さん。
クラブを変えて、次々と撃ちまくるゴルファー。
弾をよけるためにもがく源さん・・・・足を撃たれちまったぞ!
『俺は殺し屋を引退した。その決意は変わらない。
お前に殺されることも覚悟はできている。
だが、一発だけ・・・・この一発分だけあがきたい・・・生きたいんだ』
隠れて、自分の手の中にある銃を見つめる源さん。
多分殺し屋時代には感じることがなかったであろう思い・・・
生きたい。
殺し屋なんて家業、この世に執着なんて持ってちゃできるもんじゃない。
だからこそ殺し屋をやっていた頃の源さんは多分、いつ死んでもいい、
死ぬかもしれないという覚悟を持ちプロの殺し屋をしていた。
でも椿屋に来て、守りたいもんができちまった。
その大切な人達と別れたくないという思いが生まれちまった。
「おーーーい!出てこいよお〜!ここ打ちっ放しじゃねぇだろ。
一発で決めてやっからよお」
男の前に出てきて、銃を向ける源さん・・・
「なんだその目・・?お前もう殺し屋の目じゃねぇぞ、その目。
撃てねんだろ?殺してやるよ!」ゴルファー
でも、無言で銃を向け続ける源さんにイラだったのか、
銃を捨てて日本刀に切り替えたぞ。
刃先を向けて突進してきた男の刃を銃で受け、左手で刀身を握り、
もう片方の手にある銃を男の首にむけましたわ〜!
って、指切れるって!
「どうするんだよお!撃ってみろよ!殺し屋なんだろうがよお!!」ゴルファー
(lll゚Д゚)刀身を握っている源さんの手からは血がダラダラ・・・・
銃を向けたまま、迷う源さん。
女将さんや番頭さん、由美ちゃんの笑顔・・・
椿屋に来てから出会ったみなさんの顔が思い出されます・・・
撃てば人殺しに戻ってしまう・・・
でも、ここで殺されたら椿屋のみなさんにもう会えない。
銃声が鳴り響き・・・・男の口から吐いた血が源さんの顔に・・・・
「お前は・・・・まだ殺し屋・・・・」
倒れこんだ男はつぶやいて死にました。
源さんの殺し屋としての血が騒いだというよりも、
一人の人間として、生きていたい、死にたくないという強い思いが
引き金を引かせたのでしょう・・
でも、冷静に一発で男を殺す判断をしたのは殺し屋としての習性・・・
普通の男にもなれない・・・殺し屋にも戻りたくない・・
新たな殺しの罪を背負って、源さんはどこへ行くのでしょう・・・
その後、びっこを引きながら駅のホームで列車を待つ源さんの姿がありました。
『結局、俺は殺し屋のままだった・・・
あの男の言う通り、血塗られた過去は消すことができなかった。
俺が生きていく場所など、やはりどこにもないのか・・・』
一人寂しく、夜汽車に乗ろうとしている源さん・・・
んが、そこに番頭さんと女将さん、トモヨが追いかけてきましたョ〜
トモヨが、源さんは借金取りに追われて椿屋を出て行くとか
うまいこと言ってくれたらしい。
女将さんは、借金の返済を手伝うとまで言ってくれましたわ・・・
「おめぇが何か後ろめたい過去をしょってるってことぐらい、
はなっから俺も女将さんも承知してんだから。
借金ぐらいなんだ!戻って来い!!な?一緒に働こうぜ!」番頭さん
「源さん、あなたは椿屋に必要な人なんです!
なくてはならない、かけがえのない人なんです」女将さん
2人の必死の説得・・・それを黙って聞いていたトモヨも微笑んでいました。
もうしばらくここにいてみよう・・・こんな俺でも必要としてくれる人がいる。
再び、源さんは椿屋で働く事になりました。
その頃、東京では・・・
横断歩道ですれ違うエージェントのおっさんとQ(長門裕之)と虎・・
苦しそうに倒れるエージェント・・・
それを確認して笑顔で去っていくQたち。
かっこええ!Qと虎!
源さんの幸せを守ってくれたんだね。
『俺はかつて殺し屋だった。
標的は誰もが殺すに値する人間だったが、もう一度人生をやり直したかった。
俺は殺し屋を引退し、秘境の温泉宿椿屋で働いている。
血塗られた過去に追われながら・・・』
椿屋の源さんに笑顔が戻って来た。
殺し屋だった過去は消せない・・・またいつか組織の追っ手が来るのかもしれない。
でも、それまでの間、もうしばらくはこの場所で生きていきたい・・・
源さんの笑顔が輝いておりました。
「源さーーーん、それ終わったら、こっち手伝って〜!」由美ちゃん
「ウィッス!」
いや〜〜いいラストでした。
過去に怯え、過去を消そうともがいていた源さんが、過去を受け入れ背負いながら
生きていこうと決意するまでが、すごく自然で・・・
ラストの源さんの笑顔には泣けてきちゃいましたわ〜
冷酷な殺し屋の過去を持ちながら、繊細で優しくて純な心を持っている源さんという男を遠藤憲一さんはさらりとした体温を感じさせながら演じてくれました。
このドラマは今期「白い春」と共にすごく毎週楽しみにしておりました。
とにかく源さんという男性に会えるのが嬉しくてね〜
すっとぼけた番頭さん役のでんでんさんとのコンビネーションも最高だったし、
大野未来さん演じる由美ちゃんも不思議な魅力があったし・・
Qを演じる長門裕之さんもいい味だしてた〜
一番好きだったのは元ストリッパーのトモヨさんなんだけど・・・
わたしゃ、最近までトモヨさんは池谷のぶえさんが
一人で演じてると思ってて・・・Σ( ̄ー ̄;)
カトリーヌ山岸部分は小室りりかさんという方だったのね〜
(『Wikipedia』で知りました)
化粧でずいぶんと変わるもんだなぁ〜って・・・バカだよね〜
「体型がまるっきり違うべや!」と夫に言われたんだけど、普段のトモヨの時は
肉じゅばんとか巻いてるんだとばっかり・・・・(; ̄ー ̄A
このトモヨさんのエピソードが結構好きだったなぁ・・・
全体的にあっさりとしていて乾いた感じの笑える場面があったのも好みでしたわ。
描き方も、ほどよいところで突き放してるのが気持良かった。
で、忘れちゃならないのが劇伴を担当したCKB-Annexの存在ですョ。
このドラマの世界観を完璧に表現してくれました。
どの曲もイメージにぴったり合っていて、かと言ってでしゃばりすぎず
ぴったりとドラマに寄り添い盛り上げていました。
さすが東洋一のサウンドマシーン!イイネッ!!
もう源さんに会えないなんて寂しすぎる・・・
できればパート2が放送される日を待ち続けますわ〜という
アナタもポチッとな〜(o ̄∀ ̄)ノ
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この記事へのコメント
1. Posted by あっち 2009年07月04日 12:34
はじめまして!いつも読ませていただいています。
「湯けむりスナイパー」はコメントがいつも無いので
書こうかどうしようか・・・迷いつつ(小心者?)
でも最終回なので勇気を出して、書き込ませていただきます。
源さんの最後の「ウィッス!」私も涙が出そうでした。
「白い春」が悲しい最後だったので、こちらはこういう
終わり方で嬉しいです。遠藤さん、素敵でしたね〜♪
駅で泣く源さんがね、本当に女将さんと番頭さんの息子みたいで
抱きしめてあげたくなりました。
迷子になった子供と、迎えに来た両親みたいだなって(笑)
ところで、きこりさんの勘違いには笑ってしまいました。
ストリッパーのトモヨさん(笑)
あれがもし同一人物だったら、毎回メイクに10時間ぐらい
かかりそうですよ、ふふふ(笑笑)
はい、パート2もちろん希望します!
ポチッとな!です。
「湯けむりスナイパー」はコメントがいつも無いので
書こうかどうしようか・・・迷いつつ(小心者?)
でも最終回なので勇気を出して、書き込ませていただきます。
源さんの最後の「ウィッス!」私も涙が出そうでした。
「白い春」が悲しい最後だったので、こちらはこういう
終わり方で嬉しいです。遠藤さん、素敵でしたね〜♪
駅で泣く源さんがね、本当に女将さんと番頭さんの息子みたいで
抱きしめてあげたくなりました。
迷子になった子供と、迎えに来た両親みたいだなって(笑)
ところで、きこりさんの勘違いには笑ってしまいました。
ストリッパーのトモヨさん(笑)
あれがもし同一人物だったら、毎回メイクに10時間ぐらい
かかりそうですよ、ふふふ(笑笑)
はい、パート2もちろん希望します!
ポチッとな!です。
2. Posted by きこり→あっちさん 2009年07月04日 15:39
勇気を出してコメントしてくださってありがとうございます(≡^∇^≡)
「湯けむりスナイパー」は、春ドラマの中でも
「白い春」の次に好きなドラマだったんですが
記事書いてる方もほとんどいなかったし、
コメントもゼロだったんで寂しく感じておりました(笑
いいラストでしたよね〜
すがすがしくて・・・源さんがんばってね!って素直に言いたい感じでした。
私、でんでんさんもけっこう好きなキャラだったんですよね〜
あの棒読みみたいな喋り方もツボだったし、暖かいんだか冷たいんだかよくわからないとこも気になりました。
>あれがもし同一人物だったら、毎回メイクに10時間ぐらい
かかりそうですよ、ふふふ(笑笑)
いや〜ホントですよね〜(笑
見りゃわかるだろってね〜
顔の大きさも違うけど、ほっぺに綿とか入れてんのかな〜?とまで思ってたんですョ〜(大汗
いや〜パート2があったら幸せですよね〜
気長に待っていますわ〜
「湯けむりスナイパー」は、春ドラマの中でも
「白い春」の次に好きなドラマだったんですが
記事書いてる方もほとんどいなかったし、
コメントもゼロだったんで寂しく感じておりました(笑
いいラストでしたよね〜
すがすがしくて・・・源さんがんばってね!って素直に言いたい感じでした。
私、でんでんさんもけっこう好きなキャラだったんですよね〜
あの棒読みみたいな喋り方もツボだったし、暖かいんだか冷たいんだかよくわからないとこも気になりました。
>あれがもし同一人物だったら、毎回メイクに10時間ぐらい
かかりそうですよ、ふふふ(笑笑)
いや〜ホントですよね〜(笑
見りゃわかるだろってね〜
顔の大きさも違うけど、ほっぺに綿とか入れてんのかな〜?とまで思ってたんですョ〜(大汗
いや〜パート2があったら幸せですよね〜
気長に待っていますわ〜