「アイシテル〜海容〜」 最終回「スマイル」 第10回

2009年06月19日

「臨場」 第9話  「餞〜はなむけ」

 ども・・・今回のタイトル「餞〜はなむけ」を、ずっと「銭」だと思い込んでいて、
どこにお金が絡んでくるのかな〜とか思いながら見ていた者ですΣ( ̄ヮ ̄ノ)ノ

 さて、1週間後に定年を控えた小松崎刑事部長(伊武雅刀)から食堂に呼びだされ、
なぞかけをされる倉石の場面から始まりましたョ〜
10年前から名前のない年賀状が届いていたんだけど、今年は届かなかった。
女文字で、消印は青梅・・・心当たりはまったくないらしい・・・

 すぐに「去年、青梅市内で起きた変死事件は6件で、全て男性」と応える倉石・・
すげぇ・・・Σ(゜ロ゜;) 他の市内の変死件数も把握してるのか?

 「そのカレーとも、あと1週間でお別れですね」倉石
そう言えば、部長さんって毎回カレー食べてるよね・・

 その後、青梅市内のアパートの部屋でお腹にナイフをつき立てて死んでいた女性の遺体に
臨場する倉石班。
それがまさか小松崎刑事部長の過去に繋がるとは・・・
 包丁をがっちり握って刺しているところから、どうみても自殺だろ・・と思われたのですが、
倉石(内野聖陽)の見立ては「立原を呼べ!」でした。

 普通刃物で自殺する場合、手を離すか包丁を抜くんだそうな・・
致命傷となった包丁の他に、小さめの傷も見つかったことから、最初にナイフで刺した後、部屋にあった包丁を使って自殺に見せかけたらしい・・
 さらにクローゼットの取っ手に血痕が・・・
返り血を浴びた犯人がそれを隠すために、服をあさったと思われ・・・

 その後、近くの老人施設にいる明代(佐々木すみ江)という老女が血の付いたナイフを持って森を徘徊しているのが見つけられ、犯行に使われたものと判明。
明代は以前から森を散策するのを習慣としており、去年の8月、認知症が発症してからも変わらなかったらしい。
 明代は「男がナイフを捨てるのを見た」と言っていたんだけど、似顔絵を作成してみると
完成したのは少年の顔だった。

 殺人事件の容疑者として上がってきたのは、被害者の母の若い夫・・・
女性は、この男に襲われそうになって、家を出て一人暮らしを始めたらしい・・
で、自宅を家宅捜索するんだけど、何もでてこない・・・
 あせる立原(高嶋政伸)・・・
立原は小松崎刑事部長引退の日までに犯人を見つけたかったのよね・・・
「未解決のまま、部長を送ることはしません。
1週間のうちに必ずホシを上げてみせます」って言っちゃったからなぁ・・

 そんなこんなしてるうちに、森を抜けたところにある川で、明代の水死体があがる。
唯一の目撃者である明代を口封じのために殺したのか?
死因は溺死なんだけど、事故か自殺か断定はできないそうな・・

 亡くなった明代さんのことを調べ始める倉石。
旦那さんは10年前に亡くなって、2年前ぐらいから軽い鬱状態になったんだけど、
施設の所長さんの勧めで森歩きをするようになってから、明るくなったそうな・・
 明代の部屋の引き出しから見つかったのは、ノート。
松崎刑事部長関連の記事がスクラップしてあり、部長の名前に印が付けてあった。
挟まっていた少年と女性の写真を見て、倉石にはわかったようです。

 その写真に「憶えはないな・・」と、すっとぼける部長に
「このままでいいんですか?」と囁くのでした。

 わたしゃ、このドラマ警官の不祥事が多いから、部長までかい?!とか思っちゃったョ。
捜査の進み具合を聞きに来たのも、また隠蔽?とか思っちゃった (´Д`||)ハハハッ

 義父の他に大家さんという容疑者も出てきましたが、結局犯人は隣に住む夫婦の夫でした。
殺される直前に切った爪がゴミ箱からこぼれており、犯人の足の裏にその爪が付着したのでは?と推理していた倉石でしたが、ドンピシャリ。
押入れの奥から爪が見つかり、その上部を探ってみると、天板が開いて、
隣との敷居がなくなっており、血だらけの衣類が発見されたのです。

 こわ〜〜((( ;゚Д゚)))『屋根裏の散歩者』?
って、屋根裏じゃねーし・・・
古いアパートは間に貼ってあるベニヤなんてすぐに壊せるしね〜
(築40年のアパートに在住経験あり)
娘を独り立ちさせる時は、よ〜くチェックしなきゃ〜
で、挨拶回りに行くときは、かわいく見えないようにね・・

 事件解決。
小松崎刑事部長は、『かくれんぼ』にいる倉石を訪ねて、自分の生い立ちを話すのでした。
 実は部長は3歳の時に養子としてもらわれてきたらしい。
で、部長を生んだのが明代さんだったのさ・・・
年賀状を送っていたのも明代・・・
今年、年賀状が届かなかったのは、明代が認知症を発症したためだった。

 大人になって養子だったと知ったけれど、育ててくれた両親を親と思って生きてきたし、
生みの親の記憶もまったくない。
 明代の思いがまったくわからないと言う部長に倉石は
「答えは森にあります。
この気持、根こそぎ拾ってやるべきでしょう」と告げるのでした。

 明代の暮らしていた施設を訪ねた部長は、カレーを食べている老人の姿を見て
幼い頃、母の作ったカレーが大好きだったことを思い出すのでした。
自分は無意識に、母を求めてカレーを食べていた・・・
 遠い日の記憶が蘇り、母への想いも蘇ってきた部長さん・・・
母が好きだった森に行って見ると、「シュウイチ!」という声が・・・

 ちょっとこのくだり、飲み会から帰って来た夫が話しかけたもんで、
(TVに集中してたのに、大事なところで声かけるから(# ゚Д゚) )
よく聞き取れなかったんですが、鳥が「シュウイチ!」って鳴いていたってことですかね・・・?
そのような鳴き声が?(‘Д‘n)

 母は森で「シュウイチ」と聞くのを楽しみにして、息子が訪ねて来るのをずっと待っていた。
でも、いつまでたっても息子は来なかった・・
絶望して自殺したのでは・・と訴える小松崎部長・・・
「俺のとは違うな〜安田明代は事故だ。
自慢の息子を持った母親が自殺したケースは過去に一度もありません」と
答えるのでした。

 自分が目をかけてきた倉石に、自分の過去を捜して、付きつけて欲しかったっていうかね・・
青梅にいることは知っていたけれど、忙しさに紛らせて会おうとしなかった・・・
そんな自分をキッチリ断罪して欲しかったというようなアレだったのかな・・・
 人生の後悔・・・それを抱えて小松崎部長はこれからも生きていくのでしょう・・

 最後のカレーを食べ終わった小松崎部長を、部下たちが花道を作って待っていました。
拍手の中去っていく部長・・・・さようなら〜〜( ;д; )ノシ
その頃、倉石は森で、明代と部長を見送っておりました・・・
 いいラストだぁ・・・

 って、ここに来て、新部長登場?次週、最終回とは思えないぞ・・
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1. 「臨場」第9話  [ 日々“是”精進! ]   2009年06月18日 19:33
臨場第9話「餞〜はなむけ」倉石は、定年を1週間後に控えた刑事部長の小松崎から差出人不明の1通の年賀状を見せられる。10年前から欠かさず送られてきたが、なぜか今年は来なかったという。差出人が死亡したのではないかと考えた小松崎だが、女性文字で書かれた年賀状...
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第9話「餞??はなむけ」 視聴率13.8%
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5. 《臨場》★09  [ まぁ、お茶でも ]   2009年06月20日 05:35
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6. 臨場 再放送「餞〜はなむけ」  [ のほほん便り ]   2016年09月01日 08:01
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この記事へのコメント

1. Posted by ikasama4   2009年06月18日 21:06
今までの展開だと
ラストの倉石はあのアパートの部屋の中にいると
思ったんですが、それが溺死した場所ではなく
あの森の中というのが意外でした。

ぶっきらぼうな言い方ですが
生前、何故この人はこの場所に来ていたのか

そうした思いを根こそぎ拾い上げる

そのスタンスは
たとえ小松崎さんであっても変わりはないんですね。


次回、それが自分自身の場合
そのスタンスを貫けるのかどうか
それがとても気になります。
2. Posted by すばる   2009年06月18日 21:06
いつも、TBありがとうございます。

>よく聞き取れなかったんですが、鳥が「シュウイチ!」って鳴いていたってことですかね・・・?
そのような鳴き声が?(‘Д‘n)

施設のおじさんが、連れ合いを亡くしてふさぎ込んでいた明代さんに、森に行くといいよって教えた時に、「ジュウイチって鳥は『ジュウイチ』って鳴くんだよ」と言ってました。
その「ジュウイチ」が「ショウイチ」にも聴こえるから、明代さんは森に通ってたんです。
3. Posted by きこり→ikasama4さん   2009年06月19日 10:31
>あの森の中というのが意外でした。
そうなんですよね・・
やはり明代さんは自殺だったのか・・
それと部長と明代さんの両方に思いをはせたくて
あの場所だったんでしょうか・・・
>そのスタンスは
たとえ小松崎さんであっても変わりはないんですね。
そうなんですよね。
倉石は相手がすごく偉い人であっても、有名人であっても平等に操作に取り組むし、探求する。
姿勢が決してブレないんですね。
それはもともとそうなのか、奥さんが亡くなって
そういうスタイルになってのかは謎ですが・・
次回、そのスタイルがくずれ人間らしくもがく倉石の姿が見られるのか、それとも相変わらずクールなのか・・・楽しみですよね〜
4. Posted by きこり→すばるさん   2009年06月19日 10:35
コメントありがとうございます。
こちらこそ、いつもお世話になってます♪
>その「ジュウイチ」が「ショウイチ」にも聴こえるから、明代さんは森に通ってたんです。
なるほど〜
すっきりしました。ありがとうございました。
鳥の鳴き声すら『ショウイチ』と聞こえてしまう・・・
明代がどれほど息子のことを思っていたのかと考えると切なくなってしまいますが、
こうやってすれ違ったままの親子もあるんだなぁ・・というか・・・
部長はこれから、明代さんの存在を思いながら生きていくんでしょうね。
5. Posted by まこ   2009年06月19日 16:56
>娘を独り立ちさせる時は、よ〜くチェックしなきゃ〜
>で、挨拶回りに行くときは、かわいく見えないようにね・・
んだんだ!今回の事件を見てほんと怖くなっちゃいましたよー。
いわゆるシングルのみのアパートより、隣が夫婦モノの方が
安心かと思ってたのに、こんな事があるなんて…
もし、うちも娘が独り立ちする時は、ダサいかっこで
強面の夫をお供に挨拶回りをさせなくちゃ!
娘に何かあったらワシが許さんどーオーラで
近所の人を威嚇(笑)。
さてさて、そういえばいつもカレーを食べてた小松崎さん。
まさかこの為の伏線だったとは・・・
出来れば明代さんが生きてるうちに、例え遠目でも
対面出来てれば
6. Posted by きこり→まこさん   2009年06月19日 18:29
>いわゆるシングルのみのアパートより、隣が夫婦モノの方が
安心かと思ってたのに、こんな事があるなんて…
そうそう!夫婦ものなら、小娘に関心なんてないと思っていたら、入居してきた時から目をつけていたとは・・恐ろしいわ〜
ガウンを着たあの男のおぞましかったこと!
あの義父と母親の年の差カップルもギョッとしたけど〜(笑
>娘に何かあったらワシが許さんどーオーラで
近所の人を威嚇(笑)。
昔友達と、襲われそうになったらどうする?って
話し合ったことを思い出しました(笑
結論としては、頭がパーのフリをするとかおしっこもらせば?とかのくだらないものだったんですが
襲われるよりは頭のおかしい人と思われた方がマシかも・・
>さてさて、そういえばいつもカレーを食べてた小松崎さん。
まさかこの為の伏線だったとは・・・
私も、これか〜!って唸っちゃいました。
まさかカレーが伏線だったとは・・
でも、じ〜んときちゃいましたわ・・・
新部長が来るのかちょっと楽しみだったりして・・

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