「スマイル」 第8回「ザ・クイズショウ」 第8回 

2009年06月07日

NHK連続テレビ小説 「つばさ」 第10週 「愛と憎しみの川越」

 川越デパートの「和菓子フェア」に出店も決まり、忙しくなりそうな甘玉堂では、短期のパートを募集することに・・
やって来たのは美人で客あしらいもうまく上品な紀菜子(斉藤由貴)という女性。
紀菜子が店に立つと、その美人っぷりを見ようと川越中の人が集まって来て、
甘玉堂は大繁盛。

 すっかり紀菜子の事が気に入った加乃子(高畑淳子)は彼女を夕食に誘い、
家族みんなで楽しいひと時を持つのでした。
んが・・・店を出た紀菜子の忘れ物のハンカチをつばさ(多部未華子)が届けようと追いかけたら、おみやげに手渡した「鹿の子」というお菓子を怖〜い顔でゴミ箱に捨てる紀菜子を見てしまう。

 玉木家にいる時と全然違うわ〜(;;゜д゜)こわっ・・・
てか、次の日も来るんだから、ハンカチぐらいわざわざ届けなくても・・・

 そうそう、優花が川越シネマに引っ越してくる日がやって来て、
真瀬(宅間孝行)は、緊張とドキドキで迎える準備をしております。
あの散らかった汚い部屋のどこで親子は寝るのかしら?って思ったら、
社員の皆さんが手伝って、真瀬のいた部屋を優花仕様にプリティに変えていました。
あそこに真瀬も一緒に寝るのかしら?( ̄‐ ̄*)?
 真瀬の思いと優花の気持は中々噛みあわないようですが、時が解決してくれるでしょう・・
1/25(イチガツニジュウゴニチ) (ダ・ヴィンチブックス)NHK連続テレビ小説つばさ写真集 多部未華子


 しかし、真瀬は優花に振り回されっぱなしですなぁ・・・
優花はお父さんを試しているんじゃないのかな・・・
真瀬は真瀬で、子供にどう接したらいいかわかんないみたいだし・・・

 さあて、久し振りの翔太(小柳友)情報を万里(吉田桂子)が持ってきてくれました。
にゃんと、翔太のデビュー戦が埼玉で行われるというのです。
この大ニュースに驚きと喜びでいっぱいのつばさ・・・を、正太郎(ROLLY)がじとーんと見ていたぞ。
 仕事中は気持を抑えていたけど、家に帰ったら、翔太に電話して〜それから〜
ウキウキ気分になっていたら、玉木家ではとんでもないことが起こっていました。

 梱包用の箱を2階に取りに行った紀菜子は、千代の部屋でアルバムに手をかけているところを見つかり、問い詰められておりました。
実は、千代(吉行和子)は、履歴書に書いてあった連絡先がビジネスホテルだということも調べ済みでした。
「紀菜子さん、あなた何者?」

 「私の母です」と差し出した写真には、つばさのおじいちゃん梅吉(小松政夫)と一緒に写っている女性の姿が・・・
にゃんと、紀菜子は加乃子の異母兄弟でした。

涙ながらに母のことを話す紀菜子(何か作ってるっぽいんだけど・・)・・・
梅吉は紀菜子のことを自分の子供として認知したいと言ったんだけど、
養子である梅吉の立場を思って、紀菜子の母は断ったそうです。
 そして、娘の将来を考えて身を引く決心をしたお母さんは、紀菜子を連れて長瀞へと引っ越したそうな・・・

 聞くだけ聞いて、紀菜子に解雇を言い渡し、お給料を渡す千代。
「お母様も亡くなったんですよね。
ならば、あなたとこの甘玉堂、私たち玉木家を繋ぐ縁は切れたも同然です。
今後二度とここに顔を出さないで下さい」

 んが、お給料を受け取る代わりに、梅吉が20年間生活費として送ってくれていたお金を返すと言いだす紀菜子。
なんと総額5000万以上!
紀菜子の母はそのお金で洋品店を開いたんだけど、去年亡くなったからその店も売ったらしい・・
残金3000万ぐらいだってよ・・・( ゚д゚)
「コレぐらい返されたって許される訳ないでしょ!!」
 初めて聞く千代の激しい口調に驚くつばさたち・・・

 紀菜子が帰った後、彼女の目的を話し合う知秋(冨浦智嗣)とつばさたち・・
加乃子は「母さんへの復讐かも!!」って言ってましたがそんなところでしょうねぇ・・
通帳を見せたのも、自分たちの存在をアピールしたかったような・・・
でも、お母さんは怨んだりするような人ではないと思うけどな〜

 竹雄(中村梅雀)から、梅吉には他にも愛人がいたことを聞いて憤るつばさ。
「浮気は男の甲斐性だとか、男だから浮気してもしかたないとかそんなの絶対おかしい。
私は認めたくない!なにより・・おばあちゃんがかわいそうだよ!」
 でも、梅吉は菓子職人としては一流で、なにもわからなかった竹雄を一から仕込んで一人前にしてくれたらしい・・
加乃子との結婚も許してくれて千代を説得してくれたみたいだし・・・
竹雄にとっては恩人ですよね。

 で、千代のことが心配になったつばさが部屋に行ってみると・・・・
大事にしていた梅吉の着物をチョキチョキと切り刻む音が・・・
Σ(;゚Д'|┬┴ こ、こええ・・・

 そんなごたごたしている玉木家に、正太郎が突然やって来ました。
つばさに翔太という恋人がいると知り、ショックを受け、もんもんとしていたのですが、勇気を振り絞ってデートに誘いに来たようです。
んが、差し出す映画のチケットを受け取ったのは千代でした。
「私でよければ喜んで・・(^_^)」 

 おばあちゃんが、よりによってあの正太郎とデート?!
この状況に混乱する玉木家のみなさんでしたが・・・・
当の千代は、髪型も変え、服装も着物から洋服へ・・・モダーンな装いで輝いております。
 お着物をお召しになった正太郎のエスコートでウキウキと出かけていきました。

 知秋や竹雄は、梅吉への面当てと考えたようですが、どういう心境の変化でしょうか・・・
この大事件はあっという間にラジオぽてとにも広がり、みんなで「浮気」について
熱く語っておりますよ〜
つばさは「本当に相手のことが好きなら、浮気なんて絶対にしないはずです!」と断言。

 なのに・・・なんということでしょう・・・
スポーツ紙に女子アナと夜のデートを楽しんでいる翔太の写真が載っているじゃありませんか!
冷静を装って、仕事をしようとするつばさですが、ショックは隠せませんぞ・・・
すぐに翔太に電話をかけるけど、通じないわ〜!( ゚皿゚)キーッ!!

 このニュースは万里の母(広岡由里子)によって玉木家とご近所に伝播されました。
竹雄ちゃんも怒っております・・・
 で、つばさの事を心配している万理の隣に寄り添い、つぶやく知秋。
「僕は大丈夫です・・・僕は絶対浮気なんかしましぇん・・・」
かわいいのう・・・
でも、万里には全然通じなかったみたいだね・・・

 そして、翔太のお母さん(手塚理美)も勇み足か?
新聞を読んでショックを受けているであろうつばさに釈明しに甘玉堂へやって来ました。
加乃子とはおっちょこちょい同士気が合いそうで・・・

 仕事を終えて、帰宅しようとしているつばさを紀菜子が待っていました。
通帳を千代に渡して欲しいと頼みに来たんだけど、つばさは紀菜子が抱えてきた苦しみを知るのでした。
 母親は愛情いっぱいに育ててくれたけど、自分の心の中には産まれた時から
「ずっと影みたいなものがはりついている」、
「自分は望まれずにこの世に生まれて来たんじゃないか」という思いがあると。
その思いが拭えず、自分自身が子供を作ることも迷っていると話すのでした。

 「全ての始まりは父と玉木の家なの。
それを壊せばどうにかなるかも・・本当にそう思った。
このお金を見せて、女将さんが傷つけば、ひょっとしたら家族がバラバラになるかもしれないって・・
ううん、そうなって欲しいってそう思った。それが私が川越に来た理由」

 甘玉堂に来て、加乃子に会い、その名前からだけでも和菓子職人だった父がどれぐらい加乃子を愛していたかがわかると話す紀菜子・・・
「和菓子を褒める人はいてもただの材料であるきなこを褒める人はいないでしょ?私、父に望まれてなんかなかったのよね・・・こんな名前つけるなんてひどい・・」
 明日の午後、長瀞に帰ると告げるのでした。

 実は紀菜子はこれからの人生を賭けて、川越にやってきたんですね。
帰宅して、楽しげにデートの報告をする千代に
「らしくないよ。誰かのこと憎んだり、当て付けでこんな事するなんて、私の知っているおばあちゃんじゃない」と、訴えるつばさ。
 でも、千代はが正太郎とデートしたのは「誰かを好きになったり、人を愛する気持を取り戻したかったから」と話すのでした。

 実は、千代には梅吉と結婚前に愛した人がいたのですが一緒になることはできず、甘玉堂を守るために義務で梅吉と一緒になったそうな・・・
梅吉と家族にはなったけど、心の底から愛したことはなかったし、だからこそ彼の放蕩癖を許せたのかもしれない・・
それをわかっていたから、梅吉も紀菜子の母を求めたのかもしれない・・
「今、私が一番許せないのは私自身なんですから・・」千代

 自分が描いていた家族のイメージとは違っていた実際の玉木家・・・
家族にも言えない思いを押し隠し成り立っている・・・
でも、だからこそ「おもしろい」と話すラジオのおっさん(イッセー尾形)。
「肝心なのは繋がり続けることね
人と人を繋げることこそ、ラジオの醍醐味でしょ!」

 ラジオぽてとに出勤したつばさを斎藤さんと仲間たちが待っていました。
で、翔太が出場する試合のチケットを差し出すのでした。
浮気問題が引っかかっているつばさは、受け取らないんだけど
「疑うは易し、信じるは難し・・・信じる気になったら行けばいい」と
チケットを手わたすのでした。
 まっ、斎藤さん(西城秀樹)ったら、父親気分なのかしら?
でも、父親よりももっと話の分かる、親戚の粋なおじさんって感じだね。

 紀菜子と玉木家を繋ぐ糸を探っていたつばさは、正太郎から千代が話していた「千日草」という菓子の由来を聞いてひらめいたよ〜
千代の元へダッシュ!
 梅吉が創った紀菜子への思いをこめた菓子「千日草」の話を聞かせてもらうのでした。

 そして新企画の番組「なんでもクェスチョン」が始まりましたよ〜
つばさは「長瀞のおばさん」からの質問「きなこが主役のお菓子を教えて」を紹介し、
それに和菓子屋の女将千代が答えるという形で2人を繋いだのです。

 「千日草」を紹介して、そのお菓子は梅吉が「離れて暮らす大事な人に思いを込めて創った」と答えた千代。
そして「和菓子には必ずそれが世に出た由来がある。
どんな菓子にも生まれるべき理由がある。
それは人間も同じ事だと思っております。
あなたは望まれずにこの世に産まれてきたのではないわ。
そのことを決して忘れてはだめ」と言い添えたのでした。

 。・゚゚・(iДi)・゚゚・。 泣けたよお・・・
母からの言葉でもなく、父からでもなく、千代からの言葉であることが必要だった。
これで、紀菜子は前を向いて歩いていくことができる。
コレ、ラジオだから良かったんですよね・・
声だけだから、お互いに素直になれたってとこあると思うんですョ〜
ラジオは人と人を繋ぐ・・・それが実感できた企画でしたね〜

 そして、千代も自分と同じように家業を存続させるために苦しんできたんだということを知った加乃子。
これでまた少し2人の距離が縮まったような・・・
 でも、加乃子の「結婚当時は愛していなかった」って言葉を聞いて、竹ちゃん大泣き・・
竹ちゃんを泣かせないで〜
でも、これがのちのち効いて来るのか?

 翔太の浮気も誤報とわかったし・・・つばさの波乱万丈の1週間が終わって、見てるこちらもほっ・・
やっぱり1週間でカタがついた方がいいやね〜
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この記事へのコメント

1. Posted by シャブリ   2009年06月07日 16:15
まいど!

私も泣けました〜〜!!
> 母からの言葉でもなく、父からでもなく、千代からの言葉であることが必要だった。

そうだよね〜。ここだよね〜。ポイントは!

紀菜子の一件は解決したみたいだけど、
こんどは、「あの時は」の加乃子の言葉を聞いてしまった竹雄がメインになりそう。

「あの時は」って、千代が梅吉の着物を切り刻んだときも、そういえるキーワードになるのかも。ぬぁ〜んて、つながりも見えてくる、いいお話になってると思いました。

斉藤由貴さんはまたどこかで登場するみたいです。(噂・・)



2. Posted by きこり→シャブリさん   2009年06月07日 22:49
>こんどは、「あの時は」の加乃子の言葉を聞いてしまった竹雄がメインになりそう。
いや〜竹ちゃん、号泣してましたもんねぇ・・・
加乃子命の竹雄にとっては死刑宣告みたいなもんですよ〜
加乃子も竹雄が影で聞いてるうちに
「でも、今は大好きだけどね」とか言ってくれないかと思ったけど、そのままでしたもんね〜
>斉藤由貴さんはまたどこかで登場するみたいです。(噂・・)
これっきりだと寂しいな〜と思ってたんでよかったわ〜
子供もできて幸せを報告しに旦那さんとやってくるのかな?
3. Posted by ヨーコ   2009年06月08日 12:44
斉藤由貴の出現で、波風立ちまくりの週だったね〜。一時は昼メロの様なドロドロになるかとドキドキしたけど、丸くおさまって良かった。良かった。あっ!でも、竹雄さんが!竹雄さんがぁ〜!あんなに一心に家族を愛している人を悲しませないで欲しいなぁ。今日の放送でもいじけてたし・・竹雄さんの可愛い笑顔が早く戻ります様に♪
4. Posted by きこり→ヨーコさん   2009年06月08日 20:54
>一時は昼メロの様なドロドロになるかとドキドキしたけど、丸くおさまって良かった。
そうだよね〜
朝ドラで昼ドラみたいなどろどろは止めて欲しいよね〜
斎藤由貴さんっていうと、どうもいまだに「我輩は主婦である」のイメージが強くてさ〜(笑
かわいいおばさんって思っちゃうよ。
>でも、竹雄さんが!竹雄さんがぁ〜!
竹ちゃんを悲しませないでほしいよね〜
素直でかわいくて、こういう男性って好きだわ〜
でも、甘玉堂に来る前に何をしていたんだか・・・
意外とやくざとかやってたのかな?
その秘密も知りたいわ〜

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