「スタイルアップ ティム・ガンのファッション チェック」 第1回  カレンの場合 韓国ドラマ 「スポットライト」 第1回  お騒がせ記者

2009年04月05日

「神童」 萩生田宏治 監督

 う〜む・・・ちょっとこの映画はわかりずらかったかな〜
ラストのワオとうたの連弾の場面は美しかったけど、「えっ?これで終わり?!」って叫んじゃったよ・・
 これ、原作で情報を補足できないとストーリー自体はっきりしないんじゃないのかなぁ・・・
原作のHPはこちら

 うた(成海璃子)は13歳の中学生。
幼いうちからピアノの才能を認められ、自分でもその才能を疑ったことがない。
しかし、母親からのプレッシャーと指を守るために体育の授業にも参加させてもらえない日常を送っているうちに、ピアノと自分との距離がつかめなくなっていく。
さらに、時々感じる耳鳴りのような違和感を誰にも言う事ができず不安を感じていた。
 そんなうたが音大浪人生の菊名和音(ワオ)(松山ケンイチ)と出会い、自分らしい音楽の世界に目覚めていく・・・・

 キャラクターの持つ天才性や持っている芸術性を映像で表現するのはすごく難しい事だと思う。
漫画や小説なら読み手がいくらでもイマジネーションでイメージを広げてくれるもんね。
 やっぱり主演の璃子ちゃんに合わせた13歳という設定が余計微妙さを増してるような・・

 原作のうたは小学校5年生、まさに発掘される前の天才らしい野蛮さときらめきを感じさせるんだよね。
天才を自覚しながら、その才能を持て余している・・

 璃子ちゃんのうたは病気の不安と思春期の少女としての心の揺れと蒼さを持った繊細な少女ではあったと思う。
 でも、リヒテンシュタインが仮病を使ってまで世に出したい天才性はあの流れではいまいち感じなかったかな〜
ちょっと唐突に感じてしまいました。
 もっとワオとの関わりの中で2人の成長を見せて欲しかったなぁ・・・
神童 (1) (Action comics)神童 (2) (Action comics)神童 (3) (Action comics)神童 (4) (Action comics)


 な〜んか、どのエピソードも中途半端な感じで終わっちゃったというか〜
父親に対する思い、母親(手塚理美 )との葛藤、ワオによってうたの中で生まれたもの、
ワオが香音(貫地谷しほり)の伴奏をすることによって見つけたもの、
うたが病気を自覚して受け入れたことによって気づいた世界・・・音楽への愛・・
それらを2時間に収めるのは難しかったんだろうなぁ・・・
 全体的になんかもったいない感じだったにゃ〜

 それと、原作にはなかった同級生の男の子とのエピは必要なかったような気も・・
この分、ワオの担当教授の御木柴(串田和美)との部分に当てたほうが良かったんじゃ・・・
何を描きたかったのか私にはいまいちわからんかったわ・・・
 どのキャラもいい雰囲気出てたのに、もう一押しして欲しかったよう・・
10点満点で5点ってとこかな〜(-ω-lll)

 さて、ここからは松ケンマニアとしての感想・・・
この青年はいくつの顔を持っているのでしょうか・・・
このところ、松ケン出演の映画を見まくっている私は、驚きと共に感じておりました。
 松ケンは音楽という世界に対峙する恐怖心と憧憬を持ちながら、音楽の魅力から離れられない青年を成海璃子さんのうた像に合わせて見せてくれました。

 ワオはうたにとって父親のようでもあり、同士でもあり、うたという天才を導いていく不思議な存在なんですよね。
成海璃子ちゃんが演じることによって、淡い恋モードになりそうなところを
いい距離感で演じてくれたと思います。
 何よりピアノを弾いている松ケンが見られて満足です〜(っ´∀`c)キュンキューン

 原作漫画の感想はこちら

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matakita821 at 18:31│Comments(8)TrackBack(2)映画 

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1. 「神童」☆☆☆  [ ドラマでポン! ]   2009年04月05日 18:57
ザ・ベストオブ松山ケンイチ鑑賞映画。じゃすみん的に。あんなに指が奇麗なのに、総合するとその辺にいそうな青年で可愛い??。「ドルフィンブルー」に続いて、喧嘩の場面の彼が魅力的で嬉しくなります。大人しいだけじゃないところがまたいいのよね。ふふふ。物語は、ピア...
2. 【神童】わたしが「音楽」だから  [ 映画@見取り八段 ]   2009年10月19日 18:30
神童 監督: 萩生田宏治 出演: 成海璃子、松山ケンイチ、手塚理美、甲本雅裕、貫地谷しほり、柄本明 公開: 2007年4月 チャンネルNEC...

この記事へのコメント

1. Posted by まめ姉   2009年04月06日 15:33
映画の最後が「え?これで終わり?」という作品は、虚しいどすなぁ・・・。

特に原作を読んでから映画を観ると、自分のお気に入りのシーンがカットされてしまったり、微妙なオリジナルが付け加えられていたりと、思うところが沢山出てきますよね。

『神童』
まずは原作から読んで見たいと思います!
2. Posted by きこり→まめ姉さん   2009年04月06日 21:10
>映画の最後が「え?これで終わり?」という作品は、虚しいどすなぁ・・・。
そうなのよ〜!
一応、きれいな場面で終わってるから、決めてる感じにはなってるんだけど、「ええ〜?!」って叫んじゃったよ〜
原作読んでから映画見るのもよしあしだね・・(汗
もしかしたら、原作読んでなかったらこの映画楽しめたのかなぁ・・・( ̄ω ̄;)
そもそも主役の設定が微妙に変わってるからなぁ・・
まぁ、松ケンが見られたことだけでよしとするか・・って感じで・・
3. Posted by くう   2009年04月08日 19:36
きこりさん、ホント松ケンにはまってるよね〜(^.^)
「神童」はCSで何回か放映されてるんだけど、
いつも途中から見たり、途中で止めたりして、
ちゃんと見てないんだ〜。

あと松ケンの映画って言ったら、何だろう。。。
「ドルフィンブルー」とか「男たちの大和」とか
しか思いつかない。。。

そうそう。今日、9月公開の「カムイ」の
予告を見てきましたよ〜♪
この松ケンはカッコ良いよ〜♪
楽しみ。
でも、9月は遠い。。。
4. Posted by きこり→くうさん   2009年04月09日 12:29
>きこりさん、ホント松ケンにはまってるよね〜(^.^)
はまってるよお〜♪
松ケンを見てるだけで幸せ〜(笑
あと松ケンの映画って言ったら、何だろう。。。
>「ドルフィンブルー」とか「男たちの大和」とか
しか思いつかない。。。
そうなんだけどさ〜
戦争ものとイルカものはちょっと関心がもてないんで・・・
「デスノート」見直そうかな〜
「カムイ」は期待だよね〜
忍者姿の松ケンを想像するだけでもテンションあがるわ〜
でも、9月って・・・マジ遠いわ・・・
5. Posted by ルル   2009年04月20日 20:57
続けてお邪魔ムシです〜。
ドコモの松ケンと璃子ちゃんを観て
この映画を思い出しました〜。
そうそう〜全体的に中途半端でしたよね
6. Posted by きこり→ルルさん   2009年04月21日 15:49
>そうそう〜全体的に中途半端でしたよね
こんなにいいキャスト使ってるのに・・
なんかもったいない感じだったわ〜
キャストのみなさんはちゃんとキッチリ仕事をしてるんだけど・・
脚本なのか演出なのか・・
私はなんだかな〜って思っちゃいました。
映画を見てから原作を読み直したんだけど、
短い時間では、うたが悩みながら到達した深い音楽の世界までを描くのは難しいのかな・・って思いましたわ。
7. Posted by くう   2009年10月19日 18:36
全部見たから改めて来たわ♪
記事を書いてから色々なブログさんを見たけど
ビミョーな反応だよね〜^^;

私は、すごく好き♪
「チャンネルNECO」で2日間放映されたのを
2日間とも見ちゃった。
見れば見るほど好きになるかも。

確かに色々と描き足りない感じがするんだけど、
なまじ原作を知らない分、色々と想像(妄想?^^;)を
脹らませて脳内補填して楽しめるって言うか。。。
原作知らないのが幸いしてるのかも^^;

この映画の璃子ちゃんも松ケンも凄く好き〜♪

原作も読んでみたくなったよ^^
8. Posted by きこり→くうさん   2009年10月19日 21:25
>ビミョーな反応だよね〜^^;
わかれるよね〜なんだかなぁ〜って人とすごくいい!って人と・・すごく悪いってのは私が見た限りじゃなかったような(笑
くうさんは、いい感じに見られたんだね。
しかも2日間も見ちゃったのかい?(笑
私は原作に思いいれがありすぎたのかな・・・
つい比較してしまって楽しんで見られなかったよ・・
>原作も読んでみたくなったよ^^
読んでみて〜
すごくいいよ・・・
うたのこころの成長と再生がすがすがしくて・・
何度読んでもじ〜んとするよ。
くうさんの感想が聞きたいわ。

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