「歌のおにいさん」 第7回プロジェクト・ランウェイ/NYデザイナーズ・バトル シーズン3 VOL.2(DVD)

2009年03月08日

「銭ゲバ」 第8回

 「ばかだなぁ・・・死んじゃうんだ・・茜・・ばかな奴だ・・」
ぶら下がった茜(木南晴夏)の体を前にして、風太郎(松山ケンイチ)は途方にくれているようでした。

 「茜は、あなたを愛してたのよ。
あなたが何をしてようがそんなこと関係ないって、それでも」緑(ミムラ)
「へぇ〜〜でも、僕は人を愛さないんですよ」
そんな風太郎にナイフをつきたてようとする緑。

「だめですよ、緑さん。
僕を殺してもかまわないけど、たとえ僕でも殺したら緑さん人殺しですよ。
僕の仲間になっちゃいますんでね。
地獄行ったら、お父さんや茜にも会えなくなっちゃいますよ、いんですか?
緑さんには似合わないよっ!」緑を突き飛ばす風太郎
「それに緑さん、僕を見届けるっていいましたよね?!
僕を見届けるって言ったでしょ!!ねえ?!」

 あんなにどうでもよかった茜の顔が目の前から離れない・・
風太郎に残されたのは緑から向けられる憎しみという視線だけ。
それさえも失ったら、立っていられない風太郎なのです。

 ミムラさん、顔色がどす黒くなってましたね・・
極限状態の緑の心が伝わってきて痛いようでした。すごいです・・

 悪夢はどんどん長くなっている。
起きている時と寝ている時の区別がつかない・・いったいどっちが本当の悪夢なんだろう・・
普段、押さえ込んでいる罪の意識や恐怖心などの感情が眠っている間に目覚め、
怒涛のように膨れ上がり風太郎をひきずりまわす。
 パジャマのまま会社へ行き、金庫から金を引っ張り出し、抱きしめ、
その匂いに埋もれて、やっと悪夢から解放される風太郎。
 そんな風太郎を見つめる緑・・・それが自分に架せられた罰であるかのように・・・
でも、いつしか憎しみが2人の絆になっている・・・
銭ゲバ オリジナル・サウンドトラックさよなら(初回限定盤)(DVD付)



 「あの子言ってたわ・・あなたを理解できるのは世界で自分だけだって・・
残念ね、世界でたった一人の理解者を失って・・・どう?少しは心が痛んだ?」緑
「緑さん、ドライブに行きましょう」風太郎

 「緑さんの見る世界はきれいですか?」
目の怪我をした時から視神経がおかしくなったと話す風太郎。
「世界がね、ゆがんで見えるんですョ・・・」

 ゆがんだ世界で生きるゆがんだ人間たち・・・
この目を通してしか見ることができないのなら、このゆがんだ姿が真実なのだろう・・

 生まれ故郷にやって来た風太郎は隙間だらけのほったて小屋を見下ろしていた。
父親に追い出された時、寒さに震えながら母と二人で抱き合って過ごした小屋。
でも、そこには平和があった。
 
 宏お兄ちゃん(近藤公園)を殺した後も、ここに来た。母を求めるように。
金のために宏お兄ちゃんを殺した自分自身に怯える風太郎(齋藤隆成)。
誰も信じられない、自分さえも・・・でも、目の前にある金だけは確かなもの。
自分が信じられないなら、金を信じればいい。
「金持ちになるんだ!!金持ちになれば幸せになれるんだよお!」
 目の前にあった釘で、壁に「金持ちになって幸せになってやるズラ」と刻み付けるのでした。

 椅子に座って、まだ残っていたその文字を見つめる風太郎。
「しあわせか・・・」
あの頃、確かだと思ったものを手にしたはずなのに、何も残っていない・・・

 ううぅ・・・齋藤君、鬼気迫るものがありましたね。
幼い風太郎と現在の風太郎がぴったりと合わさりました。
「スタッフブログ」に「みんな狂ってます」と書いてありましたが、本当にそうですね。
スタッフとキャスト全員が、この世界観を表現しようと戦っているのを感じました。

 三國家に戻って来た2人は眠れない夜をすごしていた。
眠るのが怖い風太郎は「しりとり歌合戦しませんか?」と。
やはり、風太郎は緑に母親と同じイメージを求めてるんでしょうか・・
絶望のふちで浮遊しているような風太郎の様子に何かを感じる緑。
「あなた、死ぬつもりなんじゃないでしょうね・・・・それは許さないわよ、絶対」

 「この家そろそろダメズラ、仕事探すズラ」と言ってる春ちゃんが怖かったわ〜
でも、殺されずにすんだね・・

 警察を辞めた荻野(宮川大輔)は風太郎を訪ねていた。
「ひとつだけ教えてください。何で宏殺したんですか・・?」
「宏さんのことは大好きでした・・」と、宏との最期のできごとを話す風太郎・・

「そうですか・・・十何年考え続けてきた答えがやっと見つかりました。
ようやくわかりました・・・弟は殺される事をした訳じゃなかったんですね。
良かった・・」

 なんだか、荻野もずっと背負ってきた重荷を降ろしたような、ほっとした表情をしていましたね。
殺される前日に弟と電話でした会話を風太郎に伝えていました。
 宏お兄ちゃんは風太郎を引き取ろうと考えていたんですね・・
「何とかさ、なんとかしてやりたいんだ。
ちゃんとした幸せをさ、あいつに教えてやりたいんだよ」

 自分の人生に母親以外の愛はなかったと思っていたけど、ちゃんと愛は存在していた。
自分が気づかなかっただけ・・
風太郎は自分を本当の愛で包んでくれようとした相手を殺してしまった・・
でも、もうどうでもいい・・・風太郎はもうこの時死のうと決めていたんでしょうか・・

 一方、伊豆屋では、とんでもないことが起こっていた。
真一(松山ケンイチ)の作った借金2千万の取立てに来た男達が店をめちゃめちゃにし、生命保険加入書類を置いていった。
絶望と怒りに涙を流しながらも由香を思いやろうとする祥子(りょう)と保彦(光石研)たち・・
 その様子を見ていた由香(石橋杏奈)はいたたまれず去っていく。

 由香は風太郎を呼び出して、ホテルの部屋で
「お願いします、お金、お金・・なんとか・・私の・・体・・・」頼むのでした。
「全部脱いで」と言いながら、由香をなぐり、
「なんでだよ・・何でそんなことをするんだよ・・お前らだけは違うんじゃなかったのかよ・・
違うんじゃなかったのかよーー!!」
 その後、由香を追い出した後、何食わぬ顔で伊豆屋に行って「ベラ定食」を食べる風太郎。

 必死の思いで土下座して風太郎に借金を申し込む祥子・・・
でも、きっぱりと断る風太郎に包丁を向ける保彦。
真一を金で雇ったことを黙っててやるから、お金をよこせともう片方の手を差し出すのでした。

 「そこまでやりますか・・で、それで幸せになれるんですか?」風太郎
「家族を、みんなを守るためだったらなんだってやるわよ!」同じく包丁を向ける祥子。
「どうぞ・・大丈夫ですよ。僕なら殺してもそんな大した罪には問われない。
どこいったんですか?あれだけ大事だって言ってた心は・・」風太郎
「そんなことどうだっていいの!!お願い!お金!!」ヒステリックに叫ぶ祥子。
「がっかりだなぁ・・がっかりだ。
僕、賭けをしていたんですよ、自分でね。
あなたたちが僕にどういうふうにするのか・・そういうので決めようと思ってね。
最悪の結果がでちゃいましたけどね。
まぁ、あれですよね・・くだらないってことですよね、人間なんて、ねぇ?」

 襲い掛かってきた保彦を突き飛ばし、包丁を手にする風太郎・・
「さよなら!あんたらみたいのがいるから、この世界は腐るんだよ!」
でも、包丁を放して去っていきました。

 風太郎にとって、最期の砦であった伊豆屋・・
でも、その伊豆屋のみなさんの信念も莫大な借金の前にはくずれてしまいました。
包丁を向けてもお金が欲しい・・その気持が一番わかるのは風太郎だと思いますが、
自分を絶望させた伊豆屋のみなさんを風太郎は許せなかったのでしょう・・
風太郎は賭けに負けたのです。

 って・・伊豆屋のみなさんどうなっちゃうんだろう・・・(((( ゚д゚;)))))

 さて、10億円の男健蔵(椎名桔平)は、ホテルに泊まって女の子達を呼んでドンちゃん騒ぎの日々。
でも、使いようのない大金を持って歩くのがめんどくさくなったようで・・
風太郎のとこに戻って来ちゃいました。
 お金は好きだけど、分不相応なお金は欲しくないらしい・・
「お前が俺に死んでくれって言うんなら死んでやるよ、いつだってな・・
でも、コレ返すわ。どんなろくでなしであろうがさ、俺の人生だ。
金と心中はごめんだ」

 お母さんと約束したから、自分では殺さなかったと話す風太郎。
「どうぞ、生きてください。たった一人で、お好きなように生きてください」
「お前どうすんだよ?」健蔵
「さようなら、お父さん、いつまでもお元気で・・」
「風太郎、ひとつだけ、この世界のルールを教えてあげちゃおうか?
子供はさぁ、親より先に死んじゃいけないんだぜ・・・知ってたか?」

 ろくでなしの男の愛情を感じたシーンでした。
自分がどうしようもないろくでなしだとわかっていながら、他の生き方をしようともしない。
ろくでなしなりの美学を貫きとおすことに決めたようです。
 いや〜椎名桔平さん、最高です・・

 その朝、風太郎は子供の頃にように安らかな気持で目覚めた。
やっと地獄が終る事がわかっていたから・・・
一人で旅立とうとした風太郎の車に乗り込む緑。
「死ぬの?罪の重さが辛くなった?捕まって死刑になるより、自分で死ぬほうがいい。
どの道破滅するから」
「僕が間違ってなかったってわかったからですよ」風太郎
「私が見届けてあげるわ。約束通り」緑
「できるかなぁ〜緑お嬢様に」風太郎

 あの小屋でダイナマイトを体に巻きつけ、火をつける風太郎・・
う〜〜壮絶だよお〜自分の存在をこっぱみじんにしたいのか?
緑は見届けることができるのか?
無意識に止めに走りそうな気もするけど・・
 とにかく、来週最終回です・・・・(-_-)
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matakita821 at 02:11│Comments(14)TrackBack(21)「銭ゲバ」 

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風太郎。何怒ってるのよ。 お金。貸してあげたらいじゃない・・! 「人間は金で動く」って 彼ら。証明してくれたんじゃない・・。 今更??..
15. 『銭ゲバ』 第8話  [ 美容師は見た… ]   2009年03月09日 01:17
「ガッカリだな。ガッカリだよ」伊豆屋夫婦のあの豹変ぶりには、ガッカリよりドッキリでしたわ。この人たちは絶対心変わりしないと見守ってたのに。。。面白いじゃないの。人間の汚さ・醜さを見せてくれたシーンでした。貧乏はまだしも、どうにも返せない2000万円の借金を背
16. 銭ゲバ C D ☆ ちょおだい!の巻  および 第8話 伊豆屋の件とか  [ 夢 言 の ア リ ス / 未 来 の ガ ニ メ デ ]   2009年03月09日 11:25
銭ゲバ ☆ サントラCD ♪ 欲しい! って 話 と、 第8話の 伊豆屋の人々 および 風太郎について・・・
17. 銭ゲバ 第8話  [ エリのささやき ]   2009年03月09日 14:50
伏線はあったけど唐突でしたよね。爆弾巻きつけるなんて・・・風太郎死んじゃダメよ〜。
18. 銭ゲバvol.8  [ ita-windの風速計 ]   2009年03月09日 17:46
■銭ゲバ脚本/岡田惠和プロデューサー/河野英裕、難波利昭演出/大谷太郎、狩山俊輔http://www.ntv.co.jp/zenigeba/第8話悪は静かに死んでやるズラ--------------------------------------------------------茜が自殺した。緑は風太郎に何をしたのか問いただす。生きよ...
19. 「銭ゲバ」 第8話  [ ドラマ de りんりん ]   2009年03月09日 21:52
風太郎は自殺した茜の姿を見て、ただ呆然としていた訳ではなかったのですね…。 「バカだなぁ… 死んじゃうんだ… 茜…」 この呟きから察??.
20. 「銭ゲバ」8☆☆☆☆☆  [ ドラマでポン! ]   2009年03月10日 02:26
結婚指輪は、はめたままなのにね風太郎。ぶら下がる茜にも冷静なまま。どうでもいいって言ったもん、てなもんです(口ではそう言いつつも、茜の死後ますます夜毎うなされていますけど)霊安室で叫ぶわ、刃物抜くわ、とっくみあいだわ。じたばたする緑と受けて立つ風太郎と...
21. 「銭ゲバ」第8話  [ *うわのそらブログ* ]   2009年03月10日 20:47
「悪は静かに死んでやるズラ」  全てが壊れてゆく 今回一番観てて辛かったな…色々と。 風太郎の魘され方が尋常じゃなかった…起きても鮮.

この記事へのコメント

1. Posted by くう   2009年03月08日 02:39
ミムラさんの演技がホント凄いわ〜。。。

風太郎がすっかり弱くなった感じよね。
平然としてはいるけどさ。。。
もはや、緑の憎しみの力によって生かされてるって感じでしたわ。
伊豆屋のみなさんには、最後まで笑っていて欲しかったよ。
風太郎もそうだったのかなぁ。。。
せめて死ぬ前にお金をあげてほしい(; ;)

全てのアクの根元のはずの健蔵が最後まで
何だか憎めなかった私^^;
ああいうキャラだから。。。って言うのと
桔平だったからって言うのが。。。
何となく父親らしい事言ってたね。
息子は死ぬつもりなんだろうって言うのも
見抜いていたし。
さすが親子ズラ。

ハルちゃんは、しぶとく生き抜いたね〜^^;

さっ。。。最終回はどうなるのか。。。
まさか、緑が助けちゃうって事は。。。あるのかな。。。
2. Posted by きこり→くうさん   2009年03月08日 09:56
>ミムラさんの演技がホント凄いわ〜。。。
いや〜すごかったよね〜
ミムラさんのイメージがすっかり変わっちゃった・・
こんなにすごい女優さんだったなんて・・・
>風太郎がすっかり弱くなった感じよね。
なんかどすぐろさが消えて、最後、透明になった感じだったよね・・・
死刑囚の人が死を意識した時に到達する心理のような・・・
目覚めた時の表情を見て、やっぱりどすぐろいだけの人間はいないんだな・・と思えたよ。
松ケンはやっぱりすばらしい演技者だね。
>伊豆屋のみなさんには、最後まで笑っていて欲しかったよ。
風太郎もそうだったのかなぁ。。。
風太郎にとっては支えのようになっていたのかなぁ・・
否定したいと思いながらも最後まで伊豆屋のみなさんの存在が消せなかったものね・・
伊豆屋のみなさんには破滅して欲しいないよ・・
>全てのアクの根元のはずの健蔵が最後まで
何だか憎めなかった私^^;
私も〜!!
愛すべきろくでなしを演じきってたよね・・
リアルだったし、人間ってしょうがないなと思いながらも憎みきれない。桔平はうまいわ〜
3. Posted by かえ   2009年03月08日 11:01
どうでもいい存在だったはずの茜なのに
死んでしまったことはショックだったんですね。
すっかり抜け殻のようになってしまった風太郎が哀れ(涙)
春ちゃん殺されちゃうのかと思っていたらしっかりと
生き残りましたね〜。
唯一心の休まる場所だった伊豆屋さんまで借金のせいで
あんなことになってしまって。。。。
これも風太郎に死を決意させてしまったのかな。
健蔵はようやく父親らしい顔を見せてくれましたね。
あんなでもやっぱり父親なんだなって愛情を感じました。
4. Posted by 夕来   2009年03月08日 19:32
今回はすごかったね〜。見るのにすごいパワーを使ったわ(笑
松ケンはもちろん、みなさんの鬼気迫る演技がすごいっ!
伊豆屋のシーンも光石さんやりょうさんの形相が
すっかり変わっちゃってたし、
ミムラ嬢の強さと弱さが裏腹の演技もすごかったわ。
桔平もいい味出してたねぇ。
そんな重い中でも、風太郎さんの「脱げよ」に
不謹慎にもドキドキしてしまいましたわ(笑

緑はあの近さだったら巻き添えくらいそうだよね。
死ぬのも許せない気持ちもあるし、助けちゃうのかな??
風太郎がわざわざ荒縄で手を縛ってたのとか、
導火線がやけに長いのも気になるし…。
破滅的に終わりそうな予感だけど、
松ケンが「最高の最終回」と評した
岡田さんの脚本の力が楽しみでもあるわ〜。

5. Posted by つっぺ   2009年03月08日 21:33
>いつしか憎しみが2人の絆になっている・・・
風太郎と緑、あんな状態になっても、二人でいるときに
すごく通じ合っているような感覚がありましたよね。
憎むことでより強く惹き合っている二人が、
変な話、見ていてしっくり来ちゃって心地良かった(?)です。
健蔵が最後の最後に親として魅せてくれて…あんなヤツだからこそ、
もっともらしいことを言われると響くのが癪ですわ〜(苦笑
伊豆屋はあれからどうなったのか心配ですね。。。
健気に生きてきた伊豆屋のみなさんだけでも良い結末を
迎えて欲しいのですが…
風太郎の行く末をしかと見届けるためにも、土曜日までに
コンディションを整えておきたいと思います(笑
6. Posted by まこ   2009年03月08日 22:20
母との約束を守って健蔵に手をくださなかった風太郎。
だけど、お金ではなく心という母の教えは守れなかった…
そして、その母の教えを証明してくれるはずの
伊豆屋までもがあんな態度にでちゃうとは…
う〜ん、果たして風太郎はケダモノのままなのか…
もしもそうなら、伊豆屋の豹変っぷりを見ても
やっぱ世の中銭ズラと開き直り、伊豆屋に札束を投げつけて
得意になってたんじゃ・・・
伊豆屋の事で、この世に絶望したという事は、
間違ってた自分を自覚したかったのに、
それが肯定されたような空しさを感じたのかなぁ。
毎夜うなされてたのも、やはり罪の意識が常にあった訳で・・・
と、この期に及んでも、少年時代の風太郎のイメージで
彼を信じたいあたし
そんな彼がもし捕まったとして、ジャッジ 島の裁判官の
三沢裁判官@西島さんなら、果たしてどんな判決を
言い渡すんだろ?と妄想は膨らむばかり(笑)。
風太郎の生死を含め、どんなラストを見せてくれるのか
楽しみのような、辛いような、複雑な心境ズラ
7. Posted by きこり→かえさん   2009年03月09日 08:53
>すっかり抜け殻のようになってしまった風太郎が哀れ(涙)
なんだか急激に風太郎の抜け殻度が増してしまいましたね。
立っているのもやっとという感じで、仕事場にいてもこころはさまよってるふうでした。
>唯一心の休まる場所だった伊豆屋さんまで借金のせいで
あんなことになってしまって。。。。
風太郎にとっては認めたくないだろうけど
心の支えのようになっていた伊豆屋のみなさんの心変わりが最後の一撃になっちゃいました。
それをしかたないことだと思えないほど、風太郎は純粋だったのか、それとも自己中心的だったのか・・・
幼い子供のままこころの成長が止まっている風太郎には許せない裏切りに思えたんでしょうね。
>あんなでもやっぱり父親なんだなって愛情を感じました。
なんだか健蔵らしい愛情が伝わってきましたね。
あんなどうしようもない父親なのに憎めない・・
椎名さんの見せ方ですよね。
すごいと思いました〜

8. Posted by みのむし   2009年03月09日 09:25
見てるのがつらいドラマなんだけど
なぜか引き込まれてしまいますよ。
風太郎は自分で気がついてないけど
結構愛されているのにさ。
なぜそこに気がつかないの〜。
って毎回思ってしまいますよ。
それよりなにより伊豆屋のみんなが
変わってしまったのは風太郎にとって
ショックだっただろうなぁ。
心のどこかで変わらないだろうって
思いたかったんじゃないかな。
なんて思いました。
風太郎だけじゃなくて私もがっかりしたんだけどさ。
9. Posted by きこり→夕来さん   2009年03月09日 09:28
>今回はすごかったね〜。見るのにすごいパワーを使ったわ(笑
いや〜消耗したわ〜
ハーフマラソン走ったぐらい疲れたわ(←嘘)
>伊豆屋のシーンも光石さんやりょうさんの形相が
すっかり変わっちゃってたし、
うん、うん、人相がすっかり変わっちゃって
鬼のように金を請求するすがたがすごかったよ〜
光石さんって「時効警察」とか緩い系の印象が強いからあんな激しい演技初めてみたかも・・・
すごい衝撃を受けたわ〜Σ( ̄ロ ̄lll)
>そんな重い中でも、風太郎さんの「脱げよ」に
不謹慎にもドキドキしてしまいましたわ(笑
わかるわ〜
私もドキーーン!として、心の中で『はいっ!すぐにぬぎます!』と返事しました(←アホ)
>風太郎がわざわざ荒縄で手を縛ってたのとか、
導火線がやけに長いのも気になるし…。
あれ私もよくわからなかった・・・
最後の最後で逃げ出さないように自分で縛りつけてたのかなぁ・・?
しかし、あのダイナマイトどこから入手?
風太郎がネットで注文するとも思えないし(笑
>岡田さんの脚本の力が楽しみでもあるわ〜。
私もすごい楽しみ!
原作読み返してみて、岡田さんの脚色力はすごいと
いまさらながらに実感しましたわ〜
 

10. Posted by きこり→つっぺさん   2009年03月09日 09:35
>憎むことでより強く惹き合っている二人が、
変な話、見ていてしっくり来ちゃって心地良かった(?)です。
ホント、そんな感じですよね。
緑は茜が風太郎の一番の理解者だと言っていたけど、本当の風太郎を理解しているのは緑なんじゃないか・・って気もします。
茜はどんな風太郎でも受け入れようとしていたけど・・
>健気に生きてきた伊豆屋のみなさんだけでも良い結末を
迎えて欲しいのですが…
私も心の底からそう思います・・・
伊豆屋のみなさんがあの修羅場からどうやって立ち上がるのか、それとも破滅への道を選ぶのか・・
あんなに大切にしていた心を取り戻して、なんとか生きていって欲しいと思います。
でも、2千万だからなぁ・・(ノ_-;)
>土曜日までに
コンディションを整えておきたいと思います(笑
私もです。金曜日は睡眠を十分に取って、がんばってその日のうちに記事をアップしたいわ〜
11. Posted by きこり→まこさん   2009年03月09日 09:49
>う〜ん、果たして風太郎はケダモノのままなのか
私もね、混乱してわけわかんなくなっちゃった・・( ̄ー ̄?)
風太郎はケダモノのままというより、悲惨な体験をしたために
幼い子供の頃のままこころの成長が止まってしまっているんじゃないのかなぁ・・
本当は純粋で傷つきやすい心を持っている。
でも、それだと生きていけないから、無意識にうちに心に蓋をして何も感じないようにしているんじゃないのかな?
それがどんなことにも心を動かさない冷酷な人間に見えてしまうような気がします。
緑だけは、それを見抜いているのかな・・
>伊豆屋の事で、この世に絶望したという事は、
間違ってた自分を自覚したかったのに、
それが肯定されたような空しさを感じたのかなぁ。
そうだよね・・
自分は伊豆屋のみなさんのような生き方はできないとわかっていたからこそ、伊豆屋のみなさんには
美しく生きていって欲しかったというか・・・
すごく大切な存在になっていたんだろうね・・
それを汚されたように感じて絶望したのかなぁ・・
>楽しみのような、辛いような、複雑な心境ズラ
風太郎の生き方を描くことによって、このドラマが伝えたかったことを最終回ではきっと見せてくれると思うので、私もすごく愉しみ。
でも、それが私に受け止められるか心配ズラ・・・



12. Posted by 雪猫   2009年03月09日 10:03
いゃぁ〜風太郎ちゃん、やっぱり脆かったねぇ
いろんな思いに振り回されて・・・

そんな中、椎名父ちゃん、要所要所で締めてくれ
ますねぇ〜
子供は親より先に死んじゃいけないんだよ・・・
なんて、椎名父ちゃんの精一杯の愛情表現なのか
ニクイねぇ〜
緑さんの顔も段々般若のように見えてきた
そしてどんな事になっても変わらないと思ってい
た伊豆屋の皆様、期待を簡単に裏切ってくれちゃっ
たけど・・・なんかホッとした
やっぱ人間、お金は全てではないけれど、お金は
人間を買えちゃうんだよね

お金で変わらなかったのは、風太郎の母親と宏お兄
ちゃんと・・・そして椎名父ちゃんだけだったかも
知れないなぁ〜

あと一回で終わりかぁ、また押せ押せで予告編も
短かったね
なんかさ、テンポが早くてじっくり描ききれてない
ような気がする、もう1クール、じっくりとやって
欲しいなぁ〜このまま風太郎が死んだらただの負け
犬のような気がするな
それに脇役の印象が強くて松ケンの風太郎が霞んで
しまってるしね〜
世の中、お金ズラ・・・と言い切る割には風太郎は
繊細というか弱すぎるよね
13. Posted by きこり→みのむしさん   2009年03月09日 15:58
>風太郎は自分で気がついてないけど
結構愛されているのにさ。
そうだよね・・・
お母さんからもしっかりと愛をもらったし、
宏お兄ちゃんからも愛されてたのにね・・
しかも風太郎を引き取ろうとまで考えていたなんて・・悲しすぎる。
今回荻野が「貧しいからってみんなそうなる訳じゃない」って言ってたけどたまたま巡り合わせが悪かったのか・・・
>それよりなにより伊豆屋のみんなが
変わってしまったのは風太郎にとって
ショックだっただろうなぁ。
ホントだよ・・・ドラマ見てる人たちも伊豆屋のみなさんの豹変びりにショックだよね。
でも、生命保険入らされて無理やり殺されるって思ったら、そうなるよね・・
いったいどうなっちゃうんだろう・・・
死ぬ前に風太郎が借金返してくれたりとかないよねぇ・・?
何とか生きていって欲しいと願っています。
14. Posted by きこり→雪猫さん   2009年03月09日 16:10
>そんな中、椎名父ちゃん、要所要所で締めてくれ
ますねぇ〜
いや〜私、もともと椎名さんて何の興味もなかったんだけど、このドラマでおもしろい俳優さんだな〜って興味出てきちゃった。
どうしようもないろくでなしなのに、許せるってすごいよね。
>期待を簡単に裏切ってくれちゃっ
たけど・・・なんかホッとした
確かにね・・2千万の借金でヤクザに死んで返せとか言われても笑ってたら、いくらなんでもリアリティないもんね・・
もう伊豆屋のみなさんが、「お金より心だよ」って言える日は来ないのかなぁ・・
>お金で変わらなかったのは、風太郎の母親と宏お兄
ちゃんと・・・そして椎名父ちゃんだけだったかも
知れないなぁ〜
椎名父ちゃんは大金を手にしても相変わらずだったもんね。
ある意味スゴイと思うわ〜
お金の怖さを知りながらも「ただの紙切れだろ!」って言い切ってたもんね。
>世の中、お金ズラ・・・と言い切る割には風太郎は
繊細というか弱すぎるよね
きっと子供の頃のままきちゃったんだよね。
お母さんが死んだ時で時計が止まっているというか・・
いろんな人を騙したり殺したりしてきたけど、
本当の風太郎は小心で優しくて怖がりの小さな子供のままなんじゃないかな・・・
風太郎の生き様が痛ましく感じるのは迷子の子供のようだからだと思う。
このまま死んでしまうのは悲しすぎるように思うな〜
いったいどうなるんだか・・

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