2008年11月26日
「アグリー・ベティ 2」 第9回 新生『モード』
さて、ミード社長(アラン・デール)にダニエルの事を頼まれたのに
「モード」を辞めてしまったベティ(アメリカ・フェレーラ)は罪の意識を感じていた。
夜中に冷蔵庫を開けると、中にミードさんの首がっ!
「防臭剤ぐらい入れたらどうだね?」ブラッドフォード
慌てて、冷蔵庫を閉めて、また開けたらいない・・・ほっ・・・
って、後ろを向いたら・・Σ(゜ロ゜;)またいた!
「幽霊じゃない。私は君が持っている罪悪感の表れだ」ブラッドフォード
「罪悪感がアロハ着てるんですか?」ベティ
「これは君の趣味だよ」
んで、死の床でダニエルの支えになると約束したのに・・と責めるのでした。
いや〜ずっと気難しいお顔だったブラッドフォードさん・・・
あの世に行って、アクが抜けたのかいい笑顔です。
ブラッドフォードのお葬式がしめやかに行われ・・・
「ねぇ、今日って有給扱い?」クリスティーナ
社員は強制的に出席らしい・・
そこに手足に鎖が付いたクレアがオレンジの囚人服のまま警官と到着。
ダニエルのスピーチの後、ベティからひとこと・・いい話になりそうだったのに
ウィルミナ(バネッサ・ウィリアムズ)がマークを連れて現れぶち壊し・・・
「何しに来た?!ただで顔を売るためか?」ダニエル
「私もひとこと言いたくて来たの〜あの人を本当に愛していたのは私だけよぉ〜
あら!来てたの?オレンジの喪服が大胆ね」気取って近づくウィルミナ
ポチッとしていただけると嬉しいです。
「モード」を辞めてしまったベティ(アメリカ・フェレーラ)は罪の意識を感じていた。
夜中に冷蔵庫を開けると、中にミードさんの首がっ!
「防臭剤ぐらい入れたらどうだね?」ブラッドフォード
慌てて、冷蔵庫を閉めて、また開けたらいない・・・ほっ・・・
って、後ろを向いたら・・Σ(゜ロ゜;)またいた!
「幽霊じゃない。私は君が持っている罪悪感の表れだ」ブラッドフォード
「罪悪感がアロハ着てるんですか?」ベティ
「これは君の趣味だよ」
んで、死の床でダニエルの支えになると約束したのに・・と責めるのでした。
いや〜ずっと気難しいお顔だったブラッドフォードさん・・・
あの世に行って、アクが抜けたのかいい笑顔です。
ブラッドフォードのお葬式がしめやかに行われ・・・
「ねぇ、今日って有給扱い?」クリスティーナ
社員は強制的に出席らしい・・
そこに手足に鎖が付いたクレアがオレンジの囚人服のまま警官と到着。
ダニエルのスピーチの後、ベティからひとこと・・いい話になりそうだったのに
ウィルミナ(バネッサ・ウィリアムズ)がマークを連れて現れぶち壊し・・・
「何しに来た?!ただで顔を売るためか?」ダニエル
「私もひとこと言いたくて来たの〜あの人を本当に愛していたのは私だけよぉ〜
あら!来てたの?オレンジの喪服が大胆ね」気取って近づくウィルミナ
ポチッとしていただけると嬉しいです。
でも、クレアが蹴っ飛ばして、墓穴に落としちゃったYO!
「採決を求めます。ウィルミナを「モード」のクリエィティブ・ディレクターから即刻降ろす事、よろしいでしょうか?」クレア
「賛成!」ダニエル・アレクシス
「満場一致です。どうぞゆっくり眠ってちょうだい!」クレア
ブラッドフォードという後ろ盾を無くしてしまったウィルミナ・・・
どうなるんでしょうか?
「この日が来る事を心のどこかで、私はいつも恐れていたわ。
でも、覚悟してたの、前からね。マーク、今こそ何とかしないと!
誰もが私達のことを忘れられなくなるほど決定的な何かをね」ウ
「それって、自殺とか殺人的なこと〜?
今夜、クリフと「コーラスライン」に行くんだけど・・」マーク
にゃんと、ウィルミナは国防総省が開発したDVDを使って「モード」最新号の全データ削除という暴挙に出ましたよ〜
恐ろしい〜〜!!
さて、スアレス家ではツリーの飾りつけが行われておりました。
毎年同じ日に、昔からあるツリーに、昔からある飾りを付ける伝統を大事にするベティ。
一方、常に革新的なヒルダはピンクのツリーを提案。
「たまにはいつもと違うことしたっていいでしょ!」
そこにヘンリーから電話が・・
「ベティ、モードが大変なんだよ!
パソコンがクラッシュして、データが全部消えたんだ!」
慌てて、モードに駆けつけるベティ。
早速、編集部の皆さんを招集。
発売は12時間後なのに、レイアウトも、コラムも、グラフィックも全てが消えてしまったそうな・・・どうする?
でも、一次的にせよ、ベティが戻ってきて、嬉しそうなダニエル(エリック・メビウス)。
その頃、スアレス家でも伝統をぶっこわすような出来事が・・
ベティ不在のため、がんばって飾り付けをしていたヒルダが転んで、ツリーを倒した為、イルミネーションがショートして炎上・・
お母さんが作った大事な飾りも焼けこげちゃったわ〜
そして、混乱する編集部に、涼しい顔でウィルミナが・・・
「あらま〜、みんな暗い顔して・・誰か死んだの?
みっなさ〜ん、いい話持ってきたの、考えてみない?」ウ
マークが布を取ると新雑誌「SLATER」の見本が・・・
「ゴージャスファッションマガジンよ!トレンドセッターとハイソな人の」マーク
新雑誌創刊のためにスタッフを引抜きに来たみたいよ〜
お給料は15%アップ、歯の保険もつけるし、整形の手当てもつけると聞いて、どんどんウィルミナ側へ去っていくみなさん・・・
さらに追い討ちをかけるウィルミナ・・
「ここまで言われても残るなんて、大した忠誠心ね。
まるで沈んでいくタイタニック号で演奏を続けたオーケストラみたい」ウ
「早く逃げないと、溺れ死ぬわよ・・」マーク(マイケル・ユーリー)
「モードは沈んだりしない。アレクシスと二人で守り続けていく!」ダニエル
「すばらしいスピーチね。
でも、お父様はあなたのことをできそこないのろくでなしだと思っていたみたいよ。
それにアレクシスのことはこう言っていたわ。サイボーグだって。
最新号、楽しみにしてるわぁ〜」ウ
さすがに落ち込むダニエル・・・でも、ベティは何と言ってなぐさめたらいいかわからない・・
するとパソコンの中からブラッドフォードが語りかけて来ましたよ〜
「あれを見てくれ、息子が悩んでる。
いつもなら君が励ましたり、おせっかいを焼く場面だろ?
何も言わなくていい、ただそばにいればいいんだ。さあ、行け!
さもないと、このかわいいスクリーンセーバーがどうなっても知らんぞ!」
画面にでていた猫ちゃんを掴むブラッドフォード。
「編集長、お父さまの遺産を守りたいなら、これぐらいでくじけちゃダメです。
母は伝統を大事にしていました。
新学期にはいつも新しいセーター、クリスマスにはツリーに色とりどりのライト、
誕生日にはタマーレを作ってくれました。
母が亡くなったのは、父の誕生日の直前だったので、タマーレを見るのが辛くて・・
でも、後を継いで私が作りました。
伝統を守っていれば、母が生きている気がして・・」ベティ
「父の後を継ぎたいが無理だ・・スタッフを奪われた、誰も残っていない!」ダニエル
「編集長!いますよ!シーラは優秀な編集者だし、ベロニカは腕のいいアートディレクターだし、それに、ヘンリーは素敵な経理。
それに7人の有能なアシスタントも、お茶くみだけじゃなくいろいろできるんですョ」ベティ
「そうだね・・よし、タマーレを作ろう!」ダニエル
やっと元気が出てきたダニエル。
残ったスタッフ全員で残りの83ページを作る事を決め、動き出しましたョ〜
ベティやヘンリー、アマンダまでがそれぞれページを担当、2時までしか待ってくれないという印刷屋にはアレクシスが女の武器で対応することに。
でも、最新号のキャメロン・アシュロを撮ったネガを持っているカメラマンは飛行機の中・・
撮り直そうにも、キャメロンは麻薬・アルコール依存症専門のリハビリセンターに入院中。
キャメロンを表紙に使うことが広告掲載時の契約なので、絶対に変えられない・・
で、病院のキャメロンを説得しに行くダニエルとベティ・・・
一方、時間引き延ばしのために印刷屋のアーサーを誘惑しに来たアレクシスだったんだけど・・・
アーサーの代わりにちっちゃい男ハービーが現れてギョッ!
締め切りを2時間延ばして欲しいと頼むんだけど、あっさり断られてしまう。
長期戦になると踏んだアレクシスはドアに鍵をかけて、椅子でふさぎ、座り込むのでした。
さて、何とかうまい事言ってキャメロンを説得しスタジオに連れて来たのに、
お酒か薬を飲まないとできないとごねるキャメロン・・・
「飲ませるしかない。表紙のためだ。親父ならそうする」ウォッカの瓶を手に取るダニエル
「確かに・・」その隣でグラスを掲げてウインクするブラッドフォード・・
密室のアレクシスとハービーは、身の上話をしているうちに同じようなコンプレックスを持っていることに気づき、打ち解けた感じに・・
「気持は良くわかる。
俺も親父が期待してたような息子じゃなかったからさ。
親父に認めてもらいたくて、無駄な努力をした。
最後には言ってやったよ、勝手にしろって・・それで、今がある」ハービー
「私の父・・もういないの。勝手にしろって言いたいけど・・」アレクシス
「じゃあ、アンタはもう自由だ。あとは考え方次第だよ」ハービー
ハービーの心に触れたアレクシスは、ハービーを解放することに・・
でも、それはハービーも同じだったようで、締め切り時間を延ばしてくれるのでした。
ダニエルの方は・・・キャメロンの説得に失敗・・
てか、お酒を飲ませようとしたけど、できなかったそうな・・・
「表紙はダメになった・・表紙がなければ雑誌は出せないだろう・・
僕はブラッドフォードにはなれない」ダニエル
「なれっこないですよ。でも・・多分、それでいいんです。
まっさらからスタートしましょ。お父さまじゃなく、自分だったらどうするか考えないと」ベティ
この言葉にヒントを得たダニエルは自分らしい発想で表紙を決める。
黒地にシルバーで「MODE」の文字だけ。
折込を開けると「ブラッドフォード・ミードの思い出に」の文字が・・
スタッフには拍手で迎えられるのでした。
「君はやっぱりこの仕事が向いてるよ」感謝の気持を伝えるダニエル。
「だって・・母はいまの私を見たら嘆くと思うんです。すっかり変わっちゃって・・」ベティ
「そうじゃない、成長したんだ。何してたって人は変わるし、辛い決断をする時は必ず来る。
ここにいたって、理想とする人間にきっとなれると思うよ。
お母さんが自慢するような娘にね」ダニエル
何か・・ダニエル成長したなぁ・・・(*´∇`*)
シーズン1の頃より人間に深みが出てきたっていうか・・・
ベティを感激させることができるようになってるョ〜
その頃、ウィルミナは新雑誌創刊のための融資を父親に頼んでいた。
でも・・・すぐに決裂。
「せっかくだがな、お前をこんな姿に変えてしまった業界には投資する気にはなれん」
疎遠になっていた父親に頭を下げてみたのに・・・
お父さんは過去を捨てて整形して、どんどん変わっていく娘に失望を感じているのかしら・・・
深い孤独を感じるウィルミナなのでした・・・
そして、シーラから「あなたはフェイにはなれない」と断言されたアマンダ(ベッキー・ニュートン)も悲しみに暮れていた・・・
自分はフェイのファッション遺伝子を全然受け継いでいない・・・
自分と母親を繋ぐものはなにもない・・・
再び、父親探しの気持が強まってくるアマンダなのでした。
罪悪感のもとだったブラッドフォードを見送ったベティはすがすがしい気持で帰宅。
ピンクのツリーをおみやげに買って・・・
「伝統は守らなくていいの?」ヒルダ
「確かに。母さんのツリーとは違う。でも、変えたっていいのよ、私達らしく。
もちろん母さんには敬意を払って」ベティ
新しいピンクのツリーのてっぺんにお母さんの思い出の天使を飾るベティなのでした。
親と子のそれぞれの思いが伝わってくる回でした。
相手のことを大切に想うあまりに、過去に作られたものを必死で受け継いできたダニエルとベティだったけど、こだわりすぎたところがあったみたいで・・
変化させることは決して相手への裏切りではないし、相手への思いは決して消える事はない。
むしろ、新しく生まれ変わらせる事は、共に生きていく事になるのかもしれない・・
ダニエルもベティも再スタートって感じですね。
新生モードがどうなるのか・・・楽しみですわ〜
「採決を求めます。ウィルミナを「モード」のクリエィティブ・ディレクターから即刻降ろす事、よろしいでしょうか?」クレア
「賛成!」ダニエル・アレクシス
「満場一致です。どうぞゆっくり眠ってちょうだい!」クレア
ブラッドフォードという後ろ盾を無くしてしまったウィルミナ・・・
どうなるんでしょうか?
「この日が来る事を心のどこかで、私はいつも恐れていたわ。
でも、覚悟してたの、前からね。マーク、今こそ何とかしないと!
誰もが私達のことを忘れられなくなるほど決定的な何かをね」ウ
「それって、自殺とか殺人的なこと〜?
今夜、クリフと「コーラスライン」に行くんだけど・・」マーク
にゃんと、ウィルミナは国防総省が開発したDVDを使って「モード」最新号の全データ削除という暴挙に出ましたよ〜
恐ろしい〜〜!!
さて、スアレス家ではツリーの飾りつけが行われておりました。
毎年同じ日に、昔からあるツリーに、昔からある飾りを付ける伝統を大事にするベティ。
一方、常に革新的なヒルダはピンクのツリーを提案。
「たまにはいつもと違うことしたっていいでしょ!」
そこにヘンリーから電話が・・
「ベティ、モードが大変なんだよ!
パソコンがクラッシュして、データが全部消えたんだ!」
慌てて、モードに駆けつけるベティ。
早速、編集部の皆さんを招集。
発売は12時間後なのに、レイアウトも、コラムも、グラフィックも全てが消えてしまったそうな・・・どうする?
でも、一次的にせよ、ベティが戻ってきて、嬉しそうなダニエル(エリック・メビウス)。
その頃、スアレス家でも伝統をぶっこわすような出来事が・・
ベティ不在のため、がんばって飾り付けをしていたヒルダが転んで、ツリーを倒した為、イルミネーションがショートして炎上・・
お母さんが作った大事な飾りも焼けこげちゃったわ〜
そして、混乱する編集部に、涼しい顔でウィルミナが・・・
「あらま〜、みんな暗い顔して・・誰か死んだの?
みっなさ〜ん、いい話持ってきたの、考えてみない?」ウ
マークが布を取ると新雑誌「SLATER」の見本が・・・
「ゴージャスファッションマガジンよ!トレンドセッターとハイソな人の」マーク
新雑誌創刊のためにスタッフを引抜きに来たみたいよ〜
お給料は15%アップ、歯の保険もつけるし、整形の手当てもつけると聞いて、どんどんウィルミナ側へ去っていくみなさん・・・
さらに追い討ちをかけるウィルミナ・・
「ここまで言われても残るなんて、大した忠誠心ね。
まるで沈んでいくタイタニック号で演奏を続けたオーケストラみたい」ウ
「早く逃げないと、溺れ死ぬわよ・・」マーク(マイケル・ユーリー)
「モードは沈んだりしない。アレクシスと二人で守り続けていく!」ダニエル
「すばらしいスピーチね。
でも、お父様はあなたのことをできそこないのろくでなしだと思っていたみたいよ。
それにアレクシスのことはこう言っていたわ。サイボーグだって。
最新号、楽しみにしてるわぁ〜」ウ
さすがに落ち込むダニエル・・・でも、ベティは何と言ってなぐさめたらいいかわからない・・
するとパソコンの中からブラッドフォードが語りかけて来ましたよ〜
「あれを見てくれ、息子が悩んでる。
いつもなら君が励ましたり、おせっかいを焼く場面だろ?
何も言わなくていい、ただそばにいればいいんだ。さあ、行け!
さもないと、このかわいいスクリーンセーバーがどうなっても知らんぞ!」
画面にでていた猫ちゃんを掴むブラッドフォード。
「編集長、お父さまの遺産を守りたいなら、これぐらいでくじけちゃダメです。
母は伝統を大事にしていました。
新学期にはいつも新しいセーター、クリスマスにはツリーに色とりどりのライト、
誕生日にはタマーレを作ってくれました。
母が亡くなったのは、父の誕生日の直前だったので、タマーレを見るのが辛くて・・
でも、後を継いで私が作りました。
伝統を守っていれば、母が生きている気がして・・」ベティ
「父の後を継ぎたいが無理だ・・スタッフを奪われた、誰も残っていない!」ダニエル
「編集長!いますよ!シーラは優秀な編集者だし、ベロニカは腕のいいアートディレクターだし、それに、ヘンリーは素敵な経理。
それに7人の有能なアシスタントも、お茶くみだけじゃなくいろいろできるんですョ」ベティ
「そうだね・・よし、タマーレを作ろう!」ダニエル
やっと元気が出てきたダニエル。
残ったスタッフ全員で残りの83ページを作る事を決め、動き出しましたョ〜
ベティやヘンリー、アマンダまでがそれぞれページを担当、2時までしか待ってくれないという印刷屋にはアレクシスが女の武器で対応することに。
でも、最新号のキャメロン・アシュロを撮ったネガを持っているカメラマンは飛行機の中・・
撮り直そうにも、キャメロンは麻薬・アルコール依存症専門のリハビリセンターに入院中。
キャメロンを表紙に使うことが広告掲載時の契約なので、絶対に変えられない・・
で、病院のキャメロンを説得しに行くダニエルとベティ・・・
一方、時間引き延ばしのために印刷屋のアーサーを誘惑しに来たアレクシスだったんだけど・・・
アーサーの代わりにちっちゃい男ハービーが現れてギョッ!
締め切りを2時間延ばして欲しいと頼むんだけど、あっさり断られてしまう。
長期戦になると踏んだアレクシスはドアに鍵をかけて、椅子でふさぎ、座り込むのでした。
さて、何とかうまい事言ってキャメロンを説得しスタジオに連れて来たのに、
お酒か薬を飲まないとできないとごねるキャメロン・・・
「飲ませるしかない。表紙のためだ。親父ならそうする」ウォッカの瓶を手に取るダニエル
「確かに・・」その隣でグラスを掲げてウインクするブラッドフォード・・
密室のアレクシスとハービーは、身の上話をしているうちに同じようなコンプレックスを持っていることに気づき、打ち解けた感じに・・
「気持は良くわかる。
俺も親父が期待してたような息子じゃなかったからさ。
親父に認めてもらいたくて、無駄な努力をした。
最後には言ってやったよ、勝手にしろって・・それで、今がある」ハービー
「私の父・・もういないの。勝手にしろって言いたいけど・・」アレクシス
「じゃあ、アンタはもう自由だ。あとは考え方次第だよ」ハービー
ハービーの心に触れたアレクシスは、ハービーを解放することに・・
でも、それはハービーも同じだったようで、締め切り時間を延ばしてくれるのでした。
ダニエルの方は・・・キャメロンの説得に失敗・・
てか、お酒を飲ませようとしたけど、できなかったそうな・・・
「表紙はダメになった・・表紙がなければ雑誌は出せないだろう・・
僕はブラッドフォードにはなれない」ダニエル
「なれっこないですよ。でも・・多分、それでいいんです。
まっさらからスタートしましょ。お父さまじゃなく、自分だったらどうするか考えないと」ベティ
この言葉にヒントを得たダニエルは自分らしい発想で表紙を決める。
黒地にシルバーで「MODE」の文字だけ。
折込を開けると「ブラッドフォード・ミードの思い出に」の文字が・・
スタッフには拍手で迎えられるのでした。
「君はやっぱりこの仕事が向いてるよ」感謝の気持を伝えるダニエル。
「だって・・母はいまの私を見たら嘆くと思うんです。すっかり変わっちゃって・・」ベティ
「そうじゃない、成長したんだ。何してたって人は変わるし、辛い決断をする時は必ず来る。
ここにいたって、理想とする人間にきっとなれると思うよ。
お母さんが自慢するような娘にね」ダニエル
何か・・ダニエル成長したなぁ・・・(*´∇`*)
シーズン1の頃より人間に深みが出てきたっていうか・・・
ベティを感激させることができるようになってるョ〜
その頃、ウィルミナは新雑誌創刊のための融資を父親に頼んでいた。
でも・・・すぐに決裂。
「せっかくだがな、お前をこんな姿に変えてしまった業界には投資する気にはなれん」
疎遠になっていた父親に頭を下げてみたのに・・・
お父さんは過去を捨てて整形して、どんどん変わっていく娘に失望を感じているのかしら・・・
深い孤独を感じるウィルミナなのでした・・・
そして、シーラから「あなたはフェイにはなれない」と断言されたアマンダ(ベッキー・ニュートン)も悲しみに暮れていた・・・
自分はフェイのファッション遺伝子を全然受け継いでいない・・・
自分と母親を繋ぐものはなにもない・・・
再び、父親探しの気持が強まってくるアマンダなのでした。
罪悪感のもとだったブラッドフォードを見送ったベティはすがすがしい気持で帰宅。
ピンクのツリーをおみやげに買って・・・
「伝統は守らなくていいの?」ヒルダ
「確かに。母さんのツリーとは違う。でも、変えたっていいのよ、私達らしく。
もちろん母さんには敬意を払って」ベティ
新しいピンクのツリーのてっぺんにお母さんの思い出の天使を飾るベティなのでした。
親と子のそれぞれの思いが伝わってくる回でした。
相手のことを大切に想うあまりに、過去に作られたものを必死で受け継いできたダニエルとベティだったけど、こだわりすぎたところがあったみたいで・・
変化させることは決して相手への裏切りではないし、相手への思いは決して消える事はない。
むしろ、新しく生まれ変わらせる事は、共に生きていく事になるのかもしれない・・
ダニエルもベティも再スタートって感じですね。
新生モードがどうなるのか・・・楽しみですわ〜