「ブラッディ・マンデイ」第6回「イノセント・ラヴ」第5回

2008年11月16日

「ジャッジ 供 第4回 二人

 大美島支部に二人の修習生、六条(須賀貴匡 )と関根が研修にやって来ましたョ〜
ひとりは「SP」の山本でおなじみの松尾諭さんじゃないですか〜!
久しぶり〜
 六条は渉外弁護士希望、関根は裁判官希望らしい。

 さて、恭介(西島秀俊)は10ヶ月前に工事現場で亡くなった男性の遺産相続争いの調停を行っていた。
争っているのはかつて婚姻関係にあった女性との間に生まれた息子空と内縁関係の女性との間に生まれた娘海。実際はその母親なんだけど・・・
 民法では非嫡出子の相続分は嫡出子の半分と定められており、それに従うと、
3千万の遺産は空には2000万、海には1000万と分配されることになり、
その事に海の母親が不服を申し立てたらしい。
 この民法の条文にに関しては、憲法の「法の下の平等」に違反するのでは?として過去に争われた事があったが、最高裁では憲法違反ではないという判決が出ていた。

 恭介は5回目の調停で、話し合いによる解決ができないかを両者の代理人に確認するんだけど
双方とも審判で決着をつけたいとの意志を表明し、「審判へと移行」されることに。
 
 研修生の六条と関根に民法による相続分の違いに合理的理由があるかどうか話し合わせる恭介。
関根は「憲法違反にあたると思う」と発言、
その理由は「子供は親を選べない、にも関わらず、民法では相続分を違えているから」
 六条は「憲法違反とは思わない」
その理由は「日本が法律婚主義を採用している以上、婚姻関係にあった子供の権利を優先させるのは当然では?」と。
 さらに、調子こいて「最高裁の判決があるならそれを踏襲すべきなのでは?
違う結論なんか出しようがないでしょ!」と恭介に意見まで・・
その結論を先延ばししたいから半年も調停を続けたのでは?とまで言っちゃったョ・・

 今回もこの二人の修習生の姿を描きながら、恭介と夏海(浅野温子)の若い頃を想像させるうまい脚本でした。

 単純な遺産相続問題かと思ったら憲法に違反するかどうかって大きな問題を含んだ
裁判だったのね・・
平先生は「わいの能力をはるかに超えた事案ぞ・・」なんて言って、いつもの勢いがないぞ〜
 「依頼人は平先生を選びました。
幼い娘にこれから先も胸を張って生きてもらいたい、
先生の依頼人が考えてらっしゃるのはそれだけですよね。
人の心を動かすのは理屈じゃない、直感です。
依頼人はベストの代理人を選択したと私は思います!」と励ます畑先生。

 さて、気が合わないとお互いが思っていた六条と関根だけれど、
徐々に同期としての仲間意識が芽生えてきたようで・・
話してるうちに熱くなり、二人で三沢家に急襲をかけるのでした。

 仕事の話をしようとする2人にストップをかけて、プライベートなことをツッコミまくる麗子(戸田菜穂)がナイス!
そのおかげで2人の意外な一面をお互いに知ることができたもんね。
 そして六条達も「人を大切に思う気持ちが法の原点かもしれないね」という恭介のスタンスに尊敬の気持ちが芽生えてきたようです。

 恭介は出張で、認知症の疑いがある梅子婆さん(平良とみ)の後見人の立場をめぐる兄と妹の争いに立ち会う。
梅子本人はずっと育ててきたゆり球(ゆりの球根)を見せるだけだし、
兄弟は2人とも梅子に一番かわいがられたのは自分だとの主張を繰り返すのみで話し合いは平行線。
 でも、梅子の話にじっくりと耳を傾けた恭介は梅子が持っているゆり球は兄弟の絆を思い出させるためのものだと気づき、問題は解決。
息子と娘の手を握っている梅子の姿は、遺産相続の事案に悩んでいた恭介に光明を与えたようです。

 なのに、そんな恭介の元に塚本が亡くなったという知らせが・・・
でも、たった一人の裁判官であるために、葬儀にも出席できない。
本当はこの島に来るはずだった塚本(北村有起哉)との修習生時代を思い出す恭介・・
彼ならどんな判断を下すだろうか・・・

 そして塚本からの荷物が届き、開けてみると、彼が使っていた資料や本などが詰まっていた。
改めて彼がいなくなった悲しみに涙していると、部屋に入ってきた麻衣子は父親が泣いていてびっくり・・・
そんな麻衣子に「法の下の平等」という言葉を教える恭介。
「人はみな尊い・・わけへだてなどしてはならないってこと・・」

 若い頃、塚本と恭介はこの問題について語り明かしたのでしょう・・
あの頃の思いを忘れてはならない、志なかばで逝ってしまった彼のためにも・・

 両者の代理人から提出された父親と過ごした日々が綴ってある資料を見た恭介は、
父親は2人の子供を分けへだてなく愛していたことを知る。
さらに「海」と「空」という名前をつけた意味を考え、
法律はこの父親の「2人を平等に扱いたい」という思いを反映させるものでなければならないという結論に達する。
 恭介は審判書に「民法900条4号は憲法14条に違反して無効である」として
2人の子供たちに平等に1500万円づづ遺産分配するべきだと記したのでした。

 亡くなった人の思いが踏みにじられるような審判であってはならない。
恭介の勇気と強い意志のある審判書には血が通っていました (T△T)
そんな裁判官恭介にとの出会いをきちんと受け止めた六条と関根の2人も将来の志望をじっくりと考えてみることにしたようです。

 って、畑と来栖も同期だったんだね〜
彼女達は恭介と塚本のように親友にはなれなかったみたいだけど、大きな影響を与えあったようで、来栖の言葉を畑は忘れていなかったんですね。
 さまざまな「二人」が描かれたわけですが、出会いが人間をつくり上げているんだな〜と縁の不思議さに気づかされるような回でした。

 もう来週が最終回なんて早すぎるよ・・・
恭介の次の任地はどこなの〜?早く教えて〜


「ジャッジ」第一回感想
「ジャッジ」第二回感想
「ジャッジ」第三回感想
「ジャッジ」第四回感想
「ジャッジ」最終回感想

このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 《ジャッジ????島の裁判官 奮闘記》☆04  [ まぁ、お茶でも ]   2008年11月17日 04:35
<この秋、島の裁判所に、2人の司法修習生がやってきました。 司法修習性とは司法試験に合格した後弁護士や、裁判官になるために約1年間の研修を受けている法律家の卵たちです。 鹿児島本庁の修習性の指導を担当する裁判官が入院したので、夫が、二人をあずかることになり...
2. 「ジャッジ2〜島の裁判官 奮闘記〜」第4話  [ fool's aspirin ]   2008年11月17日 07:04
今回のサブタイトルは「二人」。 いろんな二人が描かれ、 それぞれのエピソードが巧い具合にクロスして、 いつもながらに秀逸な脚本には泣かされますわ〜。 種をまく日々 鴨川義之,沢村直子,小林夏海,河口京吾,河野伸,松岡トモキ,阿部尚徳,藤本和則 JUGEMテーマ:...
3. ジャッジ?? 第4話  [ 渡る世間は愚痴ばかり ]   2008年11月17日 12:48
今回の事案は遺産相続 突然亡くなった夫には二人の子供がいた。
4. ジャッジ2〜島の裁判官奮闘記 第4話:二人  [ あるがまま・・・ ]   2008年11月17日 14:21
塚本さん…。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん 電話の様子があまりにお元気そうだったので、もしかしたら回復されたのかと 思ってたのにぃー{/face_naki/} 同期で親友だった塚本さん。出会った頃は気が合わなかったんですね〜{/face_ase2/} 塚本隆史を演じた北村有起哉さん...
5. 「ジャッジ??」第4話  [ 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常 〜ドラマ編(仮) ]   2008年11月17日 15:03
『法の下の平等』と我が子への想い。 第4話『二人』
6. 浅野温子  [ ひろしの出来事 ]   2008年11月19日 16:23
浅野ゆう子、浅野温子 友達が言うには浅野ゆう子と浅野温子は姉妹だと言うのですが ...
7. 浅野温子  [ えりのささやき ]   2008年11月20日 09:39
「ジャッジ ?」 第4回 二人 なんか出しようがないでしょ!」と恭介に意見まで...

この記事へのコメント

1. Posted by まこ   2008年11月17日 14:47
様々な「二人」のエピソードが感動的なお話でしたわ〜
特に、お亡くなりになったとは言え、塚本さんの
登場は、前シリーズからのファンとしては
胸に迫るものがありました
来週には赴任地がわかるんですよね
島の裁判官でなくなってもシリーズ化きぼんぬ!!!
もしくは都会に赴任した恭介が、毎回島での暮らしを
回想するような形でもいいから、とにかく今後も
続けてほしいっちばっ!!!
2. Posted by きこり→まこさん   2008年11月17日 19:05
>登場は、前シリーズからのファンとしては
胸に迫るものがありました
つかもっちゃんの話がこんなふうに生きてくるとは・・
「気づいた時には親友になっていた」って恭介の言葉に泣けました・・・
フレッシュなお二人の研修生の道のりはまだ始まったばかり、でも、その入り口で恭介のような裁判官に出会えたことは、宝だったと思うわ〜
>島の裁判官でなくなってもシリーズ化きぼんぬ!!!
私も切望しております!
島ってことなら、北海道も島ですから!
北海道に赴任でもいいんじゃ?
てか、ロケに来ていただいて西島様にお会いしたい!
3. Posted by 夕来   2008年11月17日 23:51
そうそう、ホントは塚本さんが大美島に来る予定だったんだよね〜。
最初から深く絡んでた塚本さんのエピが、
ここへ来て巧く盛り込まれていて、ホンマに秀逸な脚本ですわ!
(<また絶賛
西島くんの美しい涙に、また今回もズキューンてやられて、
最後の方はもうダダ泣きしちゃったよ…。

こうなるとドラマ自体が続くかどうかは、
恭介の次の任地にかかってる訳ですな!
Drコトーが北から南に移動したように、
きこりさんの希望通り、
恭介にも南から北に移動する手があるかも!(笑

麗子と微笑みあってる姿を見たら、
島に残るって言いそうな気もするんだけどなー。
あぁ…終わって欲しくないけど、次回が気になるわ!
4. Posted by きこり→夕来さん   2008年11月18日 09:31
>最初から深く絡んでた塚本さんのエピが、
ここへ来て巧く盛り込まれていて、ホンマに秀逸な脚本ですわ!
さりげないよね〜
って、ことは最初っからパート兇鯀枋蠅靴撞嗚椽颪い討い燭里な?
修習生のエピと絡ませることですごい深い話になったよね。
>きこりさんの希望通り、
恭介にも南から北に移動する手があるかも!(笑
んだね!
でも、たいていは北へ北へ移動するのは犯罪者なんだけどね・・・(笑
とにかく島でさえあれば「島の裁判官」ですから!
>島に残るって言いそうな気もするんだけどなー。
私も、そう思った〜
あと1年いるとかね・・・
でも、そうすると麻衣子が中学1年になっちゃうから、受験の事とか考えてアレかな〜?とか・・
ちょっとずれて鹿児島とかね・・・ドキドキ・・・

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「ブラッディ・マンデイ」第6回「イノセント・ラヴ」第5回