韓国ドラマ「復活」全24話「アグリー・ベティ 2」第2回 亡き人の思い出

2008年10月06日

「上海タイフーン」第4回 許せない男

 父の雅彦(古谷一行)に会いに行った美鈴(木村多恵)は、
10年間の間に溜まっていた恨みをぶつけるけど「すまなかった・・」としか答えない父にいらだつばかり・・・

 「どうして?
10年もたって、今さら帰ってきて欲しいなんて思ってない。
でも、理由だけ教えてよ!どうしてなの?どうして急にいなくなったの?」美鈴
「申し訳ないと思っている・・・帰らなかったのは俺の個人的な理由だ。
お前達は何も悪くない・・」雅彦
 そこに奥さんと息子が帰って来て・・・
「そういうことだったの!くだらない!!最低!!」泣きながら父の元を去る美鈴なのでした。

 バローネ効果で香(松下由樹)の店は大繁盛、新規のお客様も増えてきている。
上海の中心街に立った香は「ここにお店を作りたいのよ」と夢を語るのでした。
ところが〜〜〜
 香の店のある場所が再開発指定区域となり、全て壊されるため店を異動しなければならなくなってしまったのよ〜
報せに来た曹飛(ピーター・ホー)に憤りをぶつける香・・・

 「そんなの聞いてない!!」
「中国では建物を取り壊す時、話し合いなどしない。
ここは上海だ。何が起こっても不思議じゃない。代わりの場所が用意されるだろう」曹飛
「ふざけないで!じゃあ、店はつぶれるってことじゃない!!」香
「上海人を信じるな。それに僕の損失も大きい。君はバローネとの契約があるからすぐに店が出せるさ」

 何か冷静に話す曹飛が憎いわね〜

 さすがにショックが隠せず、落ち込む香・・・
そんな香を「バローネとの契約があれば大丈夫」と力づける美鈴なのでした。
香もびっくりしてたけど、いつのまにか美鈴も他人を元気づけられるほど強くなっていたんですね。

 麻里(MEGUMI)は琳ちゃん(林丹丹)に日本語を教えてるんだね・・
父親から手紙が来て「嬉しくて・・辛くて・・」と話す琳ちゃん・・
会いたくても会えない寂しさに耐えて、空港で日本行きの飛行機を見てたそうな・・(ノд-。)クスン

 さて、再開発出資者のリストに曹飛の名前を見つけた麻里は美鈴に連絡。
美鈴が曹飛の元へ行くと、香が怒りをぶちまけているところだった。
「みごとに裏切られたわ・・・」
「再開発は誰にも止められない。最悪の状況で最善の策を取るしかない。
香の再出発のためにいい場所を探してやりたい。
僕が再開発の出資者なら有利だろ?裏切ったんじゃない!信じてくれ!」曹飛
 そして、曹飛の部屋に父親の写真を見つけ問い詰めた美鈴は、
曹飛が夢であるロボット開発事業のためにエンジニアとしての父の力を必要としていた事を知り、ショックを受ける。
「お父さんの居場所を調べたのはビジネスのため?」美鈴
「君も僕を疑うのか?」曹飛
「上海人を信じるなって言ったのはあなたよ!!」美鈴

 いろんな怒りがたまっちゃってイライラしている美鈴は、部屋に琳ちゃんが来て
「相談したいことがあるの」って言ってるのに無視・・
 ひどいわ〜会社で10年バリバリやって来たわりには、美鈴って子供っぽいキャラだよね〜

 再開発の工事が始り、香の店は閉められた。
「来年までには必ず店を出すからそれまで、ディスプレイだけで店をやっていく」方針を従業員に伝える香。

 さて、曹飛は裏切った訳じゃなかったようで・・・
出資の話に乗ったのは、香のためにいい場所を確保するためだったのは事実みたい・・
でも、その約束は実行されなかったようで・・・
年寄り連中に「大事なのは金がつまらないプライドかよく考えろ」と、
たしなめられた曹飛は「プライドです」と言って部屋を出るのでした。

 いいのか〜い?
上海の重鎮のおじいちゃん達に逆らって、これから商売できるのか〜い?
曹飛の秘書も愛想をつかして去ってしまったョ・・

 さて、香の方も店がつぶれたからってことでバローネが契約破棄を伝えてきたそうな・・・
さすがに「日本に帰る、私。雄太に寂しい思い、もうさせたくない・・もうがんばれない・・」香
 
 頼みの綱の香が日本を去る決心をしたのがかなりショックだったようで、美鈴もパニック・・
「今帰ったら、上海で苦労したことが無駄になっちゃうのよ!!」と麻里にグチを・・
 「香さんががっくりくるのは当然ですよ。
ずっと雄太君との時間を犠牲にしてきたんだから。
そんなの私より美鈴さんの方がわかるでしょ!!」麻里

 そんな時、琳ちゃんが書置きを残して行方不明になってることが判明。
ご近所総動員で捜索開始・・・
で、琳ちゃんの言葉を思い出した麻里は美鈴と共に空港へ行って、一人寂しげに飛行機を見つめていた琳ちゃんを発見したのでした。

 「お父さんは寝る間も惜しんで働いている・・私のために。
でも会いたい、お父さんに会いたい・・・(涙」琳ちゃん
「琳ちゃんががんばればまた、3人で暮らせる日が必ず来るわ」と琳ちゃんを抱きしめる麻里・・
 そんな2人を複雑な思いで見つめる美鈴・・

 麻里と2人になってその思いを吐き出す美鈴。
「私には言えない、お父さんはきっと帰ってくるなんて・・琳ちゃんには言えない。
わかってるの、琳ちゃんがどんなにお父さんに恋こがれてるか・・
香さんが雄太君をどれほど愛してるか・・・でも私は素直になれないの。
 そんなことよりもっと大事な事があるって言いたくなっちゃうの・・・
だって、私のお父さんは帰って来なかったから。
だから、琳ちゃんを避けようとしていた・・
香さんにあんな言い方しかできなかった・・・私って最低・・・」美鈴
「それは、美鈴さんの中にまだお父さんを慕う気持ちがあるからですよ。
本当に関係ない人になっちゃっていいんですか?」麻里

 素直になれないと言いながら、どんどん自分の心の中に溜まっていた思いを
出せるようになってるじゃないですか〜
東京にいた頃の美鈴はがっちりガードして、他人に心を見せないようにしてたもんね・・

 再び父の元を訪ねる美鈴に、雅彦はやっと本当の事を話すのでした。
上海でエンジニアとして一生懸命働いていた雅彦は会社の経営方針の変更から、
突然、営業部への異動を命じられたそうな・・・
自分の価値を否定されたことと、同じ辞令を受けた同僚が自殺したショックで
「自分の中で何かがぽっきり切れた・・」んだって・・・
 職もなく誇れるものもなくなった雅彦は日本に帰る気持ちを無くしてしまったらしい・・

「親が仕事ができてもできなくても子供には関係ない。
会社は否定しても、子供には関係ない。
私は帰って来て欲しかった・・・お父さんに帰って来て欲しかった・・」美鈴

 素直に娘としての気持ちで訴える美鈴に、実は一緒にいるのは自殺した同僚の家族で責任を感じた雅彦は、彼の息子が成人になるまでめんどうを見ようと決心して残ったと白状するのでした・・
「お前に愛想をつかれたかった・・その方がお前のためだと思った・・・」雅彦
「ひどいよ・・」父にすがりついて泣き続ける美鈴を抱きしめる雅彦なのでした。

 父が中国に残った理由は自分たちと離れたかった訳じゃなかった・・
父親の本当の思いを知って、やっと子供の頃の悲しい記憶から離れることができたんじゃないでしょうか・・
父と別れる時の美鈴はすっきりとした顔をしていました。

 美鈴は、母君江(原日出子)に父と会ったことを電話で報告。
「私はお父さんのことわかってなかった・・
知らなかった、自分がこんなに弱い人間だったなんて・・」美鈴
「違う。あなたは素直になっただけよ」君江

 そして、失業したことも話す美鈴に
「好きな事をすればいいじゃない。
もうあなたを縛るものは何もないんだから。やりたいようにやればいいんじゃない?
」とアドバイスするのでした。
 いや〜いいお母さん・・この電話での会話は浸みました・・・

 で、日本に帰る準備をしている香の元へ行き、
「やりたいことわかったの!!
香さんと一緒にもう一度挑戦してみたいの!!」と訴えるのでした〜

 心に詰まっていた父親への恨みつらみを開放することができた美鈴・・
きっとこれからどんどん自由になっていくんでしょうね。
そんな美鈴がどんなチャレンジをしようとしてるのか・・おもしろくなってきましたよ〜

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この記事へのコメント

1. Posted by りんりん   2008年10月08日 17:12
5 レビューは書いてませんが、実は結構楽しみに観てるこのドラマ…。
一度上海へは行ってみたいな〜と思っていたので、観光気分(笑)で観てみたら、内容にもグイグイ惹きつけられましたわ♪
木村多江さん演じる勘違い女子だった美鈴が、上海に来て変わっていく様子が見ていて清清しいです。

10年ぶりに再会したお父さんには奥さんと息子がいて(本当は違ったけど)、やっぱりね〜と思わせておいて、実は深い理由があった…ってところで、ジーンときてしまいました。(・_・、)

大きな仕事も決まって、やっと軌道に乗った花屋さんが、重鎮のおじいちゃんたちの欲望のせいで経営の危機だけでなく、閉店に追い込まれた香。
どん底の彼女を支えて一緒に頑張ろうと決めた、美鈴たちが楽しみですね。
曹飛も本当はいい人だったようで、予告では美鈴と??
うわ〜、気になる〜(笑)
2. Posted by きこり→りんりんさん   2008年10月08日 20:58
>一度上海へは行ってみたいな〜と思っていたので、観光気分(笑)で観てみたら
何か、このドラマで知りましたが、上海って大都会なんですね・・そして、どんどん変化していってるんでしょうね。
このドラマでは普通に暮らしている人々の暮らしや
市場が見られるのが楽しいですよね〜
美鈴が住んでいる昔からあるアパートもしみじみしてていい感じ・・
>どん底の彼女を支えて一緒に頑張ろうと決めた、美鈴たちが楽しみですね。
心の中をふさいでいた父親への憎しみとかわだかまりがなくなって、美鈴の心が軽やかになって良かった!
これからが本当の美鈴の人生の始まりなのかもしれないです。
しかし、曹飛は出会ったばかりの美鈴のどこに惹かれたのか、それは不思議だわ〜今の美鈴ならわかるけど・・・

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