2008年09月28日
「上海タイフーン」第3回 再チャレンジの街
クビになり日本人グループの飲み会でクダを巻く美鈴(木村多恵)・・・
「私は花屋になるために上海に来たんじゃない!」
「私の何を知ってるっていうのよおおお〜!」
でも、そんなふうに日本に戻って行った人間をしょっちゅう見ているみんなは冷たい。
一方、香(松下由樹)はイタリアの宝石店バローネの上海進出に伴い、
フラワーコーディネートの仕事を取るために、曹飛(ピーター・ホー)に
コネとなる人物の紹介を頼んでいた。
で、香が美鈴をクビにした事を知った曹飛は心配になり、アパートに様子を見に来る。
そこに麻里(MEGUMI)と一緒に酔っ払って帰って来た美鈴が帰宅。
2階まで美鈴をおんぶして運んでくれて、お給料まで置いていくのでした。
「払わなくて言い給料を払うなんて上海人の思考回路じゃありえない」と驚きながらも、クビにした事を責める麻里。
曹飛も部屋の中を見て、美鈴が一生懸命花の名前を覚えようと努力していた事を知る。
そして、やさぐれている美鈴を上海市街に遊びに連れて行く麻里。
「もう、思い残すことありませんよね?
美鈴さんは上海に向いてないと思います。
私みたいに適当な人間ならいいけど、美鈴さんみたいにせっぱつまって戦闘モードで来た人には上海はキツイって!
今日の楽しい思い出を胸に日本に帰りましょ?」麻里
金持のお気楽なお嬢さんかと思ったら、麻里、いいとこありますね。
なかなかできないことですわ〜
「私は花屋になるために上海に来たんじゃない!」
「私の何を知ってるっていうのよおおお〜!」
でも、そんなふうに日本に戻って行った人間をしょっちゅう見ているみんなは冷たい。
一方、香(松下由樹)はイタリアの宝石店バローネの上海進出に伴い、
フラワーコーディネートの仕事を取るために、曹飛(ピーター・ホー)に
コネとなる人物の紹介を頼んでいた。
で、香が美鈴をクビにした事を知った曹飛は心配になり、アパートに様子を見に来る。
そこに麻里(MEGUMI)と一緒に酔っ払って帰って来た美鈴が帰宅。
2階まで美鈴をおんぶして運んでくれて、お給料まで置いていくのでした。
「払わなくて言い給料を払うなんて上海人の思考回路じゃありえない」と驚きながらも、クビにした事を責める麻里。
曹飛も部屋の中を見て、美鈴が一生懸命花の名前を覚えようと努力していた事を知る。
そして、やさぐれている美鈴を上海市街に遊びに連れて行く麻里。
「もう、思い残すことありませんよね?
美鈴さんは上海に向いてないと思います。
私みたいに適当な人間ならいいけど、美鈴さんみたいにせっぱつまって戦闘モードで来た人には上海はキツイって!
今日の楽しい思い出を胸に日本に帰りましょ?」麻里
金持のお気楽なお嬢さんかと思ったら、麻里、いいとこありますね。
なかなかできないことですわ〜
香は、曹飛からバローネの幹部と知り合いという中国人を紹介してもらい、
コンペに出場できることになった。
でも、その日は曹飛の知人の結婚式の仕事が入っており、キャンセルはダメと命じられる。
現在のスタッフの数では、両方に行くのは無理、慌てて人探しを始める香。
で、宙ぶらりんの状態のままふてくされて晩御飯を食べていたら、曹飛がやってきましたよ〜
コレって、偶然装ってるけど、ついてきたんだよね?
曹飛はかなり貧しい家の地方出身だったらしい・・
自分の身の上を話しながら、美鈴の父親の事に話をフる曹飛に
10年前に上海に仕事で赴任後、失踪したと話す美鈴・・・
「最悪!一番来たくないところに来てこんな目にあって・・・この街は大嫌い!」
「上海のせいか?自分のせいじゃないのか?
がんばっている日本人は大勢いる。
香も挫折を味わった。香は君の何倍も苦労している。
何度も辛い思いをし、涙を流し、それでも負けずにがんばっている。
僕だって田舎から出てきて、必死でがんばった。
誰だって居場所が用意されている訳じゃない、自分で作るんだ」曹飛
「アンタに何がわかるのよ?!」イラッとする美鈴
さらに、りんちゃんの事を出して、
「君が夢をあきらめて逃げ帰ったら、あの子はどう思う?」曹飛
立ち去る美鈴・・・
「どうしろっていうのよ!!(涙」
う〜む・・・りんちゃんの話は効いたでしょ・・・
でも、曹飛はどうしてこんなに美鈴のことを気にしてあげるのかな?
こんな日本人はたくさんいるだろうに・・
自分と同じように故郷を離れて上海に来てがんばっているから?
まさか、お父さんの失踪には関係ないだろうしね〜
で、考えた末、また香の店で雇ってもらおうとおずおずと訪ねる美鈴・・
「すいませんでした!もうくだらないプライドは捨てます!
だからもう一度ここで働かせて下さい!」
「冗談は止めて。他で働きなさい」追払おうとする香
「ここじゃなきゃダメなの!あなたに認めてもらわないと。私はどこへ行ったって・・
ホントに私はバカだった。
能力もないくせに何でもできると思い込んで、傲慢な態度で・・・
一番下っ端でかまいません、だからもう一度!!」美鈴
で、テストって事で、店にある花の名前を全部中国語で言わせる香。
何とか合格!
「もう一度だけよ」香
ここからの美鈴は変わりましたね〜
かたくなに守ってきた「自分」を捨てて、すべてを吸収しよう・・
ゼロからがんばるんだ!という意志が伝わってきました。
郷に入れば郷に従えを実践し、同僚の小張と小梅達とも仲良くなろうと積極的にアピール。
小張達も、そんな美鈴の気持ちを汲んで仲間として受け入れてくれました。
火炎花を仕入れてくれない男性の服装をコーディネイトをしてあげて、ハンカチをプレゼントして心をほぐす・・・コレは香にもできなかった事ですね。
部下だからこそ気づくこと、今の自分にできることをやろうと気づいた美鈴の顔は
生き生きしていました。
で、コンペ当日、美鈴はメインとなる火炎花を引き取りに行ったんだけど、
時間が過ぎてるのにまだ届かない!
届いたと思ったら車が渋滞でにっちもさっちもどうにもブルドッグ状態・・・
自転車を売ってもらって急ぐも、途中でチェーンが切れて、全力疾走で香の元へ。
汗だくになって花を届けて、香が花をいけてるのを応援している美鈴の姿には
胸が熱くなりました。
くだらない鎧を脱ぎ捨てて、自由になってきてる美鈴・・・
コンペには勝利し、香からは「良かったらこれからも手伝って」と頼まれました。
C=(^◇^ ; ホッ!
ビールで乾杯して、労をねぎらいあう2人・・・
香は日本では商社に勤めていたけど、結婚と共に退職。
でも、3年で離婚して、子供を両親に預けて上海に来たらしい。
子供から届いたビデオレターをウキウキしながら見つめる香・・・
そんな香を見ながら、美鈴は改めて曹飛に言われた言葉を思い出すのでした。
で、香から話を聞いた曹飛は、仕事帰りの美鈴を待ち伏せ。
「今日はよくがんばったな」
「不思議なの・・・上海の街が素敵に見える」美鈴
「街は変わっていない。たぶん・・君が変わったんだ」曹飛
「あなたのおかげ・・・ありがとう」美鈴
そんな美鈴に上海郊外の楊泉という村に野村という日本人が住んでいる事を
教えるのでした。
美鈴にとっては、自分たち家族を捨てた許せない父親かもしれませんが、
母君江(原日出子)は、妻だからね〜
「お父さんにはきっと私達には言えない事情があったのよ。今はもう元気でいてほしい」と思ってるそうな・・
美鈴はお父さんの事が大好きだったから、だからこそ捨てられたという思いが深い傷となって恨み節になっていたんだよね・・・
思いがけず、店が休みになって・・・迷った末、父の元へ訪ねる美鈴・・・
何かね・・「魔王」の韓国版でも「幼い頃に受けた心の傷は一生を左右する」と言ってましたが、心の中に刺さった刺はその人の心をふさいでしまって美鈴本来の性格をゆがめていたんじゃないでしょうか・・・
お父さんとの問題を解決できたら、美鈴はもっと自由になれるはず・・
来週は、いよいよその問題に決着がつくようです。
美鈴はどうなって行くのか、どこへ向かっていくのか・・・
新生美鈴が動き始めて、来週も楽しみです。
コンペに出場できることになった。
でも、その日は曹飛の知人の結婚式の仕事が入っており、キャンセルはダメと命じられる。
現在のスタッフの数では、両方に行くのは無理、慌てて人探しを始める香。
で、宙ぶらりんの状態のままふてくされて晩御飯を食べていたら、曹飛がやってきましたよ〜
コレって、偶然装ってるけど、ついてきたんだよね?
曹飛はかなり貧しい家の地方出身だったらしい・・
自分の身の上を話しながら、美鈴の父親の事に話をフる曹飛に
10年前に上海に仕事で赴任後、失踪したと話す美鈴・・・
「最悪!一番来たくないところに来てこんな目にあって・・・この街は大嫌い!」
「上海のせいか?自分のせいじゃないのか?
がんばっている日本人は大勢いる。
香も挫折を味わった。香は君の何倍も苦労している。
何度も辛い思いをし、涙を流し、それでも負けずにがんばっている。
僕だって田舎から出てきて、必死でがんばった。
誰だって居場所が用意されている訳じゃない、自分で作るんだ」曹飛
「アンタに何がわかるのよ?!」イラッとする美鈴
さらに、りんちゃんの事を出して、
「君が夢をあきらめて逃げ帰ったら、あの子はどう思う?」曹飛
立ち去る美鈴・・・
「どうしろっていうのよ!!(涙」
う〜む・・・りんちゃんの話は効いたでしょ・・・
でも、曹飛はどうしてこんなに美鈴のことを気にしてあげるのかな?
こんな日本人はたくさんいるだろうに・・
自分と同じように故郷を離れて上海に来てがんばっているから?
まさか、お父さんの失踪には関係ないだろうしね〜
で、考えた末、また香の店で雇ってもらおうとおずおずと訪ねる美鈴・・
「すいませんでした!もうくだらないプライドは捨てます!
だからもう一度ここで働かせて下さい!」
「冗談は止めて。他で働きなさい」追払おうとする香
「ここじゃなきゃダメなの!あなたに認めてもらわないと。私はどこへ行ったって・・
ホントに私はバカだった。
能力もないくせに何でもできると思い込んで、傲慢な態度で・・・
一番下っ端でかまいません、だからもう一度!!」美鈴
で、テストって事で、店にある花の名前を全部中国語で言わせる香。
何とか合格!
「もう一度だけよ」香
ここからの美鈴は変わりましたね〜
かたくなに守ってきた「自分」を捨てて、すべてを吸収しよう・・
ゼロからがんばるんだ!という意志が伝わってきました。
郷に入れば郷に従えを実践し、同僚の小張と小梅達とも仲良くなろうと積極的にアピール。
小張達も、そんな美鈴の気持ちを汲んで仲間として受け入れてくれました。
火炎花を仕入れてくれない男性の服装をコーディネイトをしてあげて、ハンカチをプレゼントして心をほぐす・・・コレは香にもできなかった事ですね。
部下だからこそ気づくこと、今の自分にできることをやろうと気づいた美鈴の顔は
生き生きしていました。
で、コンペ当日、美鈴はメインとなる火炎花を引き取りに行ったんだけど、
時間が過ぎてるのにまだ届かない!
届いたと思ったら車が渋滞でにっちもさっちもどうにもブルドッグ状態・・・
自転車を売ってもらって急ぐも、途中でチェーンが切れて、全力疾走で香の元へ。
汗だくになって花を届けて、香が花をいけてるのを応援している美鈴の姿には
胸が熱くなりました。
くだらない鎧を脱ぎ捨てて、自由になってきてる美鈴・・・
コンペには勝利し、香からは「良かったらこれからも手伝って」と頼まれました。
C=(^◇^ ; ホッ!
ビールで乾杯して、労をねぎらいあう2人・・・
香は日本では商社に勤めていたけど、結婚と共に退職。
でも、3年で離婚して、子供を両親に預けて上海に来たらしい。
子供から届いたビデオレターをウキウキしながら見つめる香・・・
そんな香を見ながら、美鈴は改めて曹飛に言われた言葉を思い出すのでした。
で、香から話を聞いた曹飛は、仕事帰りの美鈴を待ち伏せ。
「今日はよくがんばったな」
「不思議なの・・・上海の街が素敵に見える」美鈴
「街は変わっていない。たぶん・・君が変わったんだ」曹飛
「あなたのおかげ・・・ありがとう」美鈴
そんな美鈴に上海郊外の楊泉という村に野村という日本人が住んでいる事を
教えるのでした。
美鈴にとっては、自分たち家族を捨てた許せない父親かもしれませんが、
母君江(原日出子)は、妻だからね〜
「お父さんにはきっと私達には言えない事情があったのよ。今はもう元気でいてほしい」と思ってるそうな・・
美鈴はお父さんの事が大好きだったから、だからこそ捨てられたという思いが深い傷となって恨み節になっていたんだよね・・・
思いがけず、店が休みになって・・・迷った末、父の元へ訪ねる美鈴・・・
何かね・・「魔王」の韓国版でも「幼い頃に受けた心の傷は一生を左右する」と言ってましたが、心の中に刺さった刺はその人の心をふさいでしまって美鈴本来の性格をゆがめていたんじゃないでしょうか・・・
お父さんとの問題を解決できたら、美鈴はもっと自由になれるはず・・
来週は、いよいよその問題に決着がつくようです。
美鈴はどうなって行くのか、どこへ向かっていくのか・・・
新生美鈴が動き始めて、来週も楽しみです。
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1. NHK土曜ドラマ 上海タイフーン 第3話 美鈴、、メイリンに!! [ レベル999のマニアな講義 ] 2008年09月28日 16:43
『再チャレンジの街』内容美鈴(木村多江)は、生花店をクビになった。香『悪いには上海でも、上海人でもないのよ 他人の気持ちがまるで分からない、あなたクビになったショックだけでなく、その言葉にショックを受ける美鈴。状態を見た、麻里(MEGUMI)からも慰...
2. 上海タイフーン 第3話 [ エリのささやき ] 2008年09月28日 23:11
人を変えることができないならまず自分が変わってみる。これは正しいです。
3. 《上海タイフーン》☆03 [ まぁ、お茶でも ] 2008年09月29日 01:38
クビになった美鈴は、また中国語の仲間たちと痛飲し、すっかり泥酔してしまった。香の言った、<相変わらず、かわっていない。悪いのは上海でも上海人でもない。他人の気持ちがまるで判らないあなた>香の言葉が、美鈴に響いていた。
高級ブランドの店バローネが上海進出した...
4. 上海タイフーンvol.3 [ ita-windの風速計 ] 2008年09月29日 14:27
■上海タイフーン脚本/福田靖http://www.nhk.or.jp/dodra/typhoon/index.html第3話再チャレンジの街--------------------------------------------------------美鈴は香がオーナーの花屋からクビを宣告され、日本人仲間たちとの場で酒を飲みながら不満をぶちまける。"悪...
5. 「上海タイフーン」第3話 [ 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常 〜ドラマ編(仮) ] 2008年09月29日 16:12
夢と現実に敗れてようやく届いた他人の言葉。 第3話『再チャレンジの街』
この記事へのコメント
1. Posted by mari 2008年09月29日 01:26
どうなんでしょうね。私は、これだけ曹が、美鈴を気にしているのは、単なる興味以上のものだと、理解したんですけどね。
素直になった美鈴は、好きになれそうです♪
素直になった美鈴は、好きになれそうです♪
2. Posted by きこり→mariさん 2008年09月29日 13:07
>これだけ曹が、美鈴を気にしているのは、単なる興味以上のものだと、理解したんですけどね。
やっぱりLOVEなのかしら〜?
好きになる要素が最初は全然なかったから〜(笑
不思議で不思議で・・・
今の美鈴は生まれ変わったようで、素直でかわいいな〜と思うんだけど・・・
麻里が意外と情のある女性だったのでびっくりです。
今週もさらに波乱の展開みたいですね。
楽しみデス。
やっぱりLOVEなのかしら〜?
好きになる要素が最初は全然なかったから〜(笑
不思議で不思議で・・・
今の美鈴は生まれ変わったようで、素直でかわいいな〜と思うんだけど・・・
麻里が意外と情のある女性だったのでびっくりです。
今週もさらに波乱の展開みたいですね。
楽しみデス。