2008年09月09日
「韓国版 魔王」第11話
さて、 記者のジュンピョ(池畑)の思わせぶりなセリフで終った前回・・
今回は12年前の事件当時のオス(直人)(オム・テウン)とスンハ(領)(チュ・ジフン)の姿が描かれますよ〜
「一連の事件の真犯人はあなたには太刀打ちの出来ない相手です(にっこり)
何故なら、犯人はこの世の人ではないから」ジュンピョ
「どういう意味です?」オス(直人)
「カン・ドンヒョン(栄作)の息子オスは人殺しでチョン・テフン(英雄)の亡霊に苦しめられている。
あなたが被害者だったらどうします?
命を奪われた上、加害者は正当防衛で無実となり、母と弟まで次々とこの世を去った。
私が彼でも安らかに眠れませんね。
墓場から、蘇ることもないとはいえない」ジュンピョ
何か、たとえ話になっちゃって・・テフンの弟の事は口にチャックだったね・・
宅配便が届いたはずと問い詰めるオスに対して、中身は空だったとすっとぼけるジュンピョ。
命に関ることなんだから正直に言って下さいと詰め寄るオスに
「自分が刑事をやっていること自体、喜劇だと思わないか?
アンタに守ってもらおうとは思わないね。カン・オスが誰よりも恐ろしい!
一度殺せば2度目は簡単だろうよ・・」
あんまりな言葉に殴っちゃうオス。
「本性は変わらないな。まったく血は争えないもんだ」ジュンピョ
「俺はお前を死なせはしない。
俺は刑事だから。それが俺の使命だから」睨みながら告げるオス。
今回は12年前の事件当時のオス(直人)(オム・テウン)とスンハ(領)(チュ・ジフン)の姿が描かれますよ〜
「一連の事件の真犯人はあなたには太刀打ちの出来ない相手です(にっこり)
何故なら、犯人はこの世の人ではないから」ジュンピョ
「どういう意味です?」オス(直人)
「カン・ドンヒョン(栄作)の息子オスは人殺しでチョン・テフン(英雄)の亡霊に苦しめられている。
あなたが被害者だったらどうします?
命を奪われた上、加害者は正当防衛で無実となり、母と弟まで次々とこの世を去った。
私が彼でも安らかに眠れませんね。
墓場から、蘇ることもないとはいえない」ジュンピョ
何か、たとえ話になっちゃって・・テフンの弟の事は口にチャックだったね・・
宅配便が届いたはずと問い詰めるオスに対して、中身は空だったとすっとぼけるジュンピョ。
命に関ることなんだから正直に言って下さいと詰め寄るオスに
「自分が刑事をやっていること自体、喜劇だと思わないか?
アンタに守ってもらおうとは思わないね。カン・オスが誰よりも恐ろしい!
一度殺せば2度目は簡単だろうよ・・」
あんまりな言葉に殴っちゃうオス。
「本性は変わらないな。まったく血は争えないもんだ」ジュンピョ
「俺はお前を死なせはしない。
俺は刑事だから。それが俺の使命だから」睨みながら告げるオス。
ヨンチョル(山野)にも同じようなこと言われちゃったからね・・・
一人、ヤケ酒を飲み12年前の事件の後の父親との会話を思い出すのでした。
父親ドンヒョン(栄作)に、倒れた時に偶然テフンに刺さったと、警察に言うと訴えたのに・・
「私にまで嘘をつくのか?!お前の友達が見ているんだぞ!」ドンヒョン
「本当に事故だったんだ!けしかけたのは俺だけど、本当に事故なんだ!」オス
「情けない奴め!事故でも何でも私の息子が少年院なんぞに行ってはならん!」
「こんなこと望んでない!」オス
「これはお前一人の問題ではない!もう行け!」ドンヒョン
一人外に飛び出したオスは、橋の上から身を投げようとした・・・でも、できなかった・・・
「ごめん・・・ごめん、テフン・・・ごめん、ごめん・・・」泣き崩れるオス・・
その後にグァンドゥ刑事のとこに行ったんですかね・・・(TmT)ウゥゥ・・・
そして、青い部屋でオルゴールから写真を出して、涙を流すスンハ(領)・・
「会いたいな・・・スンハ・・・」
その後、兄が死んだ現場に来て、あの当時の事を思い出していた。
兄が死ぬ前、2人でお母さんの誕生日プレゼントを買いに行った。
兄がバイトで溜めたお金で、オルゴールと指輪を買ってあげることにしたのだ。
それと、胃の調子の悪い母のためにハッカ飴をたくさん・・
CDショップの前を通ると「オーバー・ザ・レインボウ」の曲が流れてきた。
「一番好きな曲なんだ」テフン(英雄)
「テープ買ってあげようか?」テソン(弟)
「高いからいいよ。こうやって聞いているのがいいんだ・・」テフン
その後、急報を受けて病院へ行ったら、兄はもう死んでいた。
「何があったんだ?!兄さんはどうして?」テソン
「こんないい子がどうして・・・うちのテフンが死ぬわけない!!」死体にすがりついて泣き続ける母・・・
テソンは拳を握り締め、悲しみに耐えるしかなかった・・・
そして・・・嘆き悲しむ母親はお酒を飲んで酔っぱらって、ふらふらと道路を歩いていてトラックに轢かれてしまった。
母親の遺骨を林の中の大木の根元にふりまくテソン・・・
涙が枯れた時、テソン(友雄)の顔は復讐を誓う目になっていた。
オス(直人)もスンハ(領)もそれぞれ、誰にも言えない悲しみと苦しみを背負って生きてきたんですね。
2人が2人とも苦しみと戦いながら必死で生きてきた12年だった。
それをお互いが知っていたら、二人の運命も違っていただろうに・・・
その頃、ドンヒョン(栄作)はキョン社長(大隈)と会っていた。
「取るにたらない奴だが、大事は小事より起こるというからな。奴の動きをさぐれ」
奴とはもちろんジュンピョ(高畑)ですョ〜
図書館に出勤したヘイン(しおり)を待っていたオス。
どうやら、一晩中わんこのように図書館の前で待っていたようよ・・・
「神曲」から視えた残像を伝えるヘイン。
犯人はジュンピョの所と、もう一箇所に宅配便を送ったらしい・・
そんな話をしながらも、昨日携帯にスンハ(領)が出たことが気になってしょうがないオス。
「ところで、昨日はどこに?オ弁護士がヘインは寝ていると・・・」
「それは・・・」ヘイン
「言いにくければ別に・・」オス
「病院にいたんです」ヘイン
倒れた事を知ったオスは心配して、帰ったらメシを食べてすぐ寝るように言うんだけど、
ちゃかすヘイン。
そんなヘインに万一の護身用にと笛を渡すオスなのでした。
天真爛漫で心のきれいなヘインはオスにとって大きな心の慰めになっていますね〜
ヘインもすごくオスのことを心配するから、結構好きなのかしら〜?とか思うけど、
きっと誰に対してもヘインは思いやりがあるのよね。
ジュンピョ(池畑)は、テソン(友雄)が通った高校に来て卒業アルバムからテソンの顔を確認しようとしていたが、何故かテソンのものは載ってなかった。
学籍簿にも写真はない・・・
事務所にいるスンハ(領)の元に宅配便が届き、中には黄色い封筒に入った
「塔」のタロットカードが・・・
その後、スンハは図書館のヘイン(しおり)の元へ・・・「昼食に誘いに来ました」
・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・
2人で食堂へ・・・ヘインはこれをかけて食べるのよ〜って食べ方を教えてあげるの。
黙って従うスンハに「見かけより素直なんですね・・」ヘイン
何かこの時、恥じらいながら食べるスンハが少年のようでね〜初々しいのさ〜
で、2人で桜並木を歩きながら、ヘインの手を握りたいんだけど、迷ったすえ
ポッケに手をいれちゃうスンハ。
「ありがとう、美味しい食事の取り方を教えてくれて」スンハ
「また、行きましょう♪」ヘイン
「もう、一緒には食べません。じゃあ、また」
去って行くスンハの拳は固く握り締められていましたよ〜
自分を人間らしい心に戻してしまう天使のようなヘイン(しおり)に別れを告げ、
復讐の誓いを新にする魔王様なのでしょうか・・・
新装開店のコンビニの捜査をしていたオスは、ヘインが見たのと同じ風景(店の前で道路工事、作業員の腕にはシルバーのブレスレット)を発見。
作業員が人に頼まれて宅配便を送ったことを確認する。
送り先の名義は「キム・スンギ(宗田)」・・・
ソクジン(葛西)とスンギ(宗田)をタロットカフェに呼び出して宅配便の事を詰問するオス。
最初は、届いてないって嘘を言うスンギなんだけど、そのうち男と女が写ってた写真だったと言い出して、ヒヤヒヤするソクジン。
写真の男女について適当にはぐらかそうとするスンギにキレたオスが締め上げると
「それを明かしたら、大勢が傷つくぜ。
俺はこの目で見た。カン・オスがチョン・テフンを刺すのを。
お前がいくら事故だと言っても、俺は見たんだ」スンギ
「この事件に関わっているのか?!」オス
「今度こんな事をしたら、警察に本当の事をぶちまけてやる!
12年じゃまだ殺人罪の公訴時効は来てないぜ!
気をつけろ、裏切り者は信用してる奴の中に居るもんだ!」出て行くスンギ
冷や汗ダラダラのソクジン・・・
「(スンギは)犯人ではないが、何かを隠してるのは確かだ」オス
そして、カフェに寄ろうと思ったヘインはスンギとすれ違い、残像に出てきた男だと気づいて後をつけはじめるのよ〜
スンギ(宗田)は、何と、ヨンチョル(山野)のところへ行ったよ〜
「宅配で変なものを送りつけたのはお前か?」
怯えながらも否定するヨンチョル。
「昔、お前が何故俺たちの事を黙っていたかをちゃんと知ってるぜ。
だから、一人で被害者面するな、お前も俺と同じだ!」スンギ
怒りで拳を握り締めるヨンチョル・・・
臆病さ以外に何か黙っていた理由があるのかい?
口止め料でも、もらっちゃったのかな〜?
ヘインは見たことを、オスに電話で知らせてましたよ〜
父親(栄作)から呼び出されたオスは久しぶりに家に・・
「何故、私に(事件の事を)報告しない。
お前は捜査から手を引き、刑事も辞めるんだ!」ドンヒョン
「事件の発端は僕です」オス
「だから辞めるんだ!お前が深く関るほど厄介になる」
「逃げる気はありません!俺を信じてまかせて」オス
「信じられるか?!お前が情けないからこうなったんだ!
この件は絶対に外部にもらしてはいかん!」ドンヒョン
「それが心配だったんですか・・・
辞めても何も解決しません。父さんに迷惑をかけるとしても・・
逃げられないんです・・すいません、父さん」オス
その頃、スンハ(領)は自分の部屋で、届いた「塔」のタロットカードを見つめていた。
「機会を与えてみたが、結局これを選んだか・・・(ニヤリ)」
その後、誰かに電話をかけてましたよ〜
さて、日本版の魔王様はいつもスーツで、私服って見たことないですよね〜?
韓国版の魔王様はちゃんと私服持ってますよ〜
この時は黒のVネックの長Tに黒いパンツ、黒で統一か?
で、この後出かけるんだけど、コレにカーキ色のハーフコートでしたよ〜
すっきり着こなしてらっしゃる〜
って、一人で飲んで酔っ払ってるオス(直人)の元へ現われたスンハ(領)・・・
オスに電話してたのか?
「先生、俺が嫌いでしょう?悪党が偉そうに悪党を追いかけるのは滑稽でしょう?」オス
「・・・・・捜査からはずれては?」スンハ
「それはできませんね。犯人の顔が見たいから。
そいつに会ったら言いたいことがあるんですよ」オス
「どんなことです?」スンハ
「俺、元々は人は皆、善人だと思うんですョ・・
犯人もきっとそうです。それが俺のせいで悪党になって・・」オス
じ〜〜〜っと、オスを冷たい目で見つめるスンハ・・
イラッとしてらっしゃる?
「とにかく俺は、最後まで犯人を追いかけます。
人から何と言われようと。必ず奴を被告人席に坐らせてやる。
俺にその資格があるかどうかなんて関係ありません」オス
「時に人は、自らの欠点のためではなく、抜きん出た美点のために不幸に見舞われるものですね。
オイディプスのように・・
もし、彼が意志の弱い人間だったら悲劇は避けられたでしょう。
だが、彼の意志は固かった。今のあなたのように・・
私はあなたのそういうところ好きです。
最後まであきらめないのがあなたの美点ですから」スンハ
店を出て、酔っ払ってふらふらと歩いていくオスを憎しみと哀れみのこもった目で
見送るスンハ。
オスの不屈の闘志が、スンハの復讐心を煽るのでしょうか・・
いろんな人に傷つけられてボロボロになってしまったオスはヘイン(しおり)の元へと行きます。
「誰も信じられない・・友達すら信じられないんです、皆が敵に思えて・・
皆に騙されているようで・・
犯人への憎しみがこみ上げてくるんです。
動機はわかっているのに・・
犯人が憎くて憎くて・・俺まで犯人に似てくるみたいで・・
ひょっとしたら、これが俺の本当の姿なのかもしれないな・・・
俺は最初から悪党だから・・・今までが仮の姿だったんだ。
それでも、俺は一度くらいは神様が赦してくれると思っていたけど、赦すフリをしただけだったんだな・・・
こんなふうに後から思い知らせるために、赦すフリをしてたんだな・・・」オス
「自分を責めないで下さい」ヘイン
「自分が怖いんです。
自分が何をしでかすか分からないんです・・」オス
「(手を握って)自分を見失わないで下さい。自分を守るんです!」ヘイン
「自信がありません・・・
この俺に守るべき自分なんてあるのか・・(涙
それとも元々ただの悪党だったのか・・次第にわからなくなるんです。
自分が誰なのか・・・何者なのか・・・」
ヘインの肩の上で泣き続けるオスなのでした。
自責の念と罪の重さに押しつぶされ自我が崩壊しそうになったオスは
ヘインに救いを求めました。
聖なるヘインに触れる事によって、強く正しく生きていこうとする自分を確認したかったのでしょう。
ヘインはオスにとっても、スンハにとっても赦しを与えてくれる存在なのです。
その頃、シャワーを浴びている魔王様(ついに来た、サービスショット!)スンハの元にお客様が・・・
扉を開けると、ニヤニヤと笑っているジュンピョ(池畑)が・・
「改めてご挨拶する必要があるかと。チョン・テソン弁護士」
冷静に、ニヤリと微笑んでジュンピョを迎えるスンハ・・・・で、つづく〜
ヘインへの思いを断ち切り、魔王として孤独に生きていくことにしたスンハのこの微笑みはさらなる悲劇の幕開けでしょうか・・・
魔王様、こんな奴に負けないで〜!
一人、ヤケ酒を飲み12年前の事件の後の父親との会話を思い出すのでした。
父親ドンヒョン(栄作)に、倒れた時に偶然テフンに刺さったと、警察に言うと訴えたのに・・
「私にまで嘘をつくのか?!お前の友達が見ているんだぞ!」ドンヒョン
「本当に事故だったんだ!けしかけたのは俺だけど、本当に事故なんだ!」オス
「情けない奴め!事故でも何でも私の息子が少年院なんぞに行ってはならん!」
「こんなこと望んでない!」オス
「これはお前一人の問題ではない!もう行け!」ドンヒョン
一人外に飛び出したオスは、橋の上から身を投げようとした・・・でも、できなかった・・・
「ごめん・・・ごめん、テフン・・・ごめん、ごめん・・・」泣き崩れるオス・・
その後にグァンドゥ刑事のとこに行ったんですかね・・・(TmT)ウゥゥ・・・
そして、青い部屋でオルゴールから写真を出して、涙を流すスンハ(領)・・
「会いたいな・・・スンハ・・・」
その後、兄が死んだ現場に来て、あの当時の事を思い出していた。
兄が死ぬ前、2人でお母さんの誕生日プレゼントを買いに行った。
兄がバイトで溜めたお金で、オルゴールと指輪を買ってあげることにしたのだ。
それと、胃の調子の悪い母のためにハッカ飴をたくさん・・
CDショップの前を通ると「オーバー・ザ・レインボウ」の曲が流れてきた。
「一番好きな曲なんだ」テフン(英雄)
「テープ買ってあげようか?」テソン(弟)
「高いからいいよ。こうやって聞いているのがいいんだ・・」テフン
その後、急報を受けて病院へ行ったら、兄はもう死んでいた。
「何があったんだ?!兄さんはどうして?」テソン
「こんないい子がどうして・・・うちのテフンが死ぬわけない!!」死体にすがりついて泣き続ける母・・・
テソンは拳を握り締め、悲しみに耐えるしかなかった・・・
そして・・・嘆き悲しむ母親はお酒を飲んで酔っぱらって、ふらふらと道路を歩いていてトラックに轢かれてしまった。
母親の遺骨を林の中の大木の根元にふりまくテソン・・・
涙が枯れた時、テソン(友雄)の顔は復讐を誓う目になっていた。
オス(直人)もスンハ(領)もそれぞれ、誰にも言えない悲しみと苦しみを背負って生きてきたんですね。
2人が2人とも苦しみと戦いながら必死で生きてきた12年だった。
それをお互いが知っていたら、二人の運命も違っていただろうに・・・
その頃、ドンヒョン(栄作)はキョン社長(大隈)と会っていた。
「取るにたらない奴だが、大事は小事より起こるというからな。奴の動きをさぐれ」
奴とはもちろんジュンピョ(高畑)ですョ〜
図書館に出勤したヘイン(しおり)を待っていたオス。
どうやら、一晩中わんこのように図書館の前で待っていたようよ・・・
「神曲」から視えた残像を伝えるヘイン。
犯人はジュンピョの所と、もう一箇所に宅配便を送ったらしい・・
そんな話をしながらも、昨日携帯にスンハ(領)が出たことが気になってしょうがないオス。
「ところで、昨日はどこに?オ弁護士がヘインは寝ていると・・・」
「それは・・・」ヘイン
「言いにくければ別に・・」オス
「病院にいたんです」ヘイン
倒れた事を知ったオスは心配して、帰ったらメシを食べてすぐ寝るように言うんだけど、
ちゃかすヘイン。
そんなヘインに万一の護身用にと笛を渡すオスなのでした。
天真爛漫で心のきれいなヘインはオスにとって大きな心の慰めになっていますね〜
ヘインもすごくオスのことを心配するから、結構好きなのかしら〜?とか思うけど、
きっと誰に対してもヘインは思いやりがあるのよね。
ジュンピョ(池畑)は、テソン(友雄)が通った高校に来て卒業アルバムからテソンの顔を確認しようとしていたが、何故かテソンのものは載ってなかった。
学籍簿にも写真はない・・・
事務所にいるスンハ(領)の元に宅配便が届き、中には黄色い封筒に入った
「塔」のタロットカードが・・・
その後、スンハは図書館のヘイン(しおり)の元へ・・・「昼食に誘いに来ました」
・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・
2人で食堂へ・・・ヘインはこれをかけて食べるのよ〜って食べ方を教えてあげるの。
黙って従うスンハに「見かけより素直なんですね・・」ヘイン
何かこの時、恥じらいながら食べるスンハが少年のようでね〜初々しいのさ〜
で、2人で桜並木を歩きながら、ヘインの手を握りたいんだけど、迷ったすえ
ポッケに手をいれちゃうスンハ。
「ありがとう、美味しい食事の取り方を教えてくれて」スンハ
「また、行きましょう♪」ヘイン
「もう、一緒には食べません。じゃあ、また」
去って行くスンハの拳は固く握り締められていましたよ〜
自分を人間らしい心に戻してしまう天使のようなヘイン(しおり)に別れを告げ、
復讐の誓いを新にする魔王様なのでしょうか・・・
新装開店のコンビニの捜査をしていたオスは、ヘインが見たのと同じ風景(店の前で道路工事、作業員の腕にはシルバーのブレスレット)を発見。
作業員が人に頼まれて宅配便を送ったことを確認する。
送り先の名義は「キム・スンギ(宗田)」・・・
ソクジン(葛西)とスンギ(宗田)をタロットカフェに呼び出して宅配便の事を詰問するオス。
最初は、届いてないって嘘を言うスンギなんだけど、そのうち男と女が写ってた写真だったと言い出して、ヒヤヒヤするソクジン。
写真の男女について適当にはぐらかそうとするスンギにキレたオスが締め上げると
「それを明かしたら、大勢が傷つくぜ。
俺はこの目で見た。カン・オスがチョン・テフンを刺すのを。
お前がいくら事故だと言っても、俺は見たんだ」スンギ
「この事件に関わっているのか?!」オス
「今度こんな事をしたら、警察に本当の事をぶちまけてやる!
12年じゃまだ殺人罪の公訴時効は来てないぜ!
気をつけろ、裏切り者は信用してる奴の中に居るもんだ!」出て行くスンギ
冷や汗ダラダラのソクジン・・・
「(スンギは)犯人ではないが、何かを隠してるのは確かだ」オス
そして、カフェに寄ろうと思ったヘインはスンギとすれ違い、残像に出てきた男だと気づいて後をつけはじめるのよ〜
スンギ(宗田)は、何と、ヨンチョル(山野)のところへ行ったよ〜
「宅配で変なものを送りつけたのはお前か?」
怯えながらも否定するヨンチョル。
「昔、お前が何故俺たちの事を黙っていたかをちゃんと知ってるぜ。
だから、一人で被害者面するな、お前も俺と同じだ!」スンギ
怒りで拳を握り締めるヨンチョル・・・
臆病さ以外に何か黙っていた理由があるのかい?
口止め料でも、もらっちゃったのかな〜?
ヘインは見たことを、オスに電話で知らせてましたよ〜
父親(栄作)から呼び出されたオスは久しぶりに家に・・
「何故、私に(事件の事を)報告しない。
お前は捜査から手を引き、刑事も辞めるんだ!」ドンヒョン
「事件の発端は僕です」オス
「だから辞めるんだ!お前が深く関るほど厄介になる」
「逃げる気はありません!俺を信じてまかせて」オス
「信じられるか?!お前が情けないからこうなったんだ!
この件は絶対に外部にもらしてはいかん!」ドンヒョン
「それが心配だったんですか・・・
辞めても何も解決しません。父さんに迷惑をかけるとしても・・
逃げられないんです・・すいません、父さん」オス
その頃、スンハ(領)は自分の部屋で、届いた「塔」のタロットカードを見つめていた。
「機会を与えてみたが、結局これを選んだか・・・(ニヤリ)」
その後、誰かに電話をかけてましたよ〜
さて、日本版の魔王様はいつもスーツで、私服って見たことないですよね〜?
韓国版の魔王様はちゃんと私服持ってますよ〜
この時は黒のVネックの長Tに黒いパンツ、黒で統一か?
で、この後出かけるんだけど、コレにカーキ色のハーフコートでしたよ〜
すっきり着こなしてらっしゃる〜
って、一人で飲んで酔っ払ってるオス(直人)の元へ現われたスンハ(領)・・・
オスに電話してたのか?
「先生、俺が嫌いでしょう?悪党が偉そうに悪党を追いかけるのは滑稽でしょう?」オス
「・・・・・捜査からはずれては?」スンハ
「それはできませんね。犯人の顔が見たいから。
そいつに会ったら言いたいことがあるんですよ」オス
「どんなことです?」スンハ
「俺、元々は人は皆、善人だと思うんですョ・・
犯人もきっとそうです。それが俺のせいで悪党になって・・」オス
じ〜〜〜っと、オスを冷たい目で見つめるスンハ・・
イラッとしてらっしゃる?
「とにかく俺は、最後まで犯人を追いかけます。
人から何と言われようと。必ず奴を被告人席に坐らせてやる。
俺にその資格があるかどうかなんて関係ありません」オス
「時に人は、自らの欠点のためではなく、抜きん出た美点のために不幸に見舞われるものですね。
オイディプスのように・・
もし、彼が意志の弱い人間だったら悲劇は避けられたでしょう。
だが、彼の意志は固かった。今のあなたのように・・
私はあなたのそういうところ好きです。
最後まであきらめないのがあなたの美点ですから」スンハ
店を出て、酔っ払ってふらふらと歩いていくオスを憎しみと哀れみのこもった目で
見送るスンハ。
オスの不屈の闘志が、スンハの復讐心を煽るのでしょうか・・
いろんな人に傷つけられてボロボロになってしまったオスはヘイン(しおり)の元へと行きます。
「誰も信じられない・・友達すら信じられないんです、皆が敵に思えて・・
皆に騙されているようで・・
犯人への憎しみがこみ上げてくるんです。
動機はわかっているのに・・
犯人が憎くて憎くて・・俺まで犯人に似てくるみたいで・・
ひょっとしたら、これが俺の本当の姿なのかもしれないな・・・
俺は最初から悪党だから・・・今までが仮の姿だったんだ。
それでも、俺は一度くらいは神様が赦してくれると思っていたけど、赦すフリをしただけだったんだな・・・
こんなふうに後から思い知らせるために、赦すフリをしてたんだな・・・」オス
「自分を責めないで下さい」ヘイン
「自分が怖いんです。
自分が何をしでかすか分からないんです・・」オス
「(手を握って)自分を見失わないで下さい。自分を守るんです!」ヘイン
「自信がありません・・・
この俺に守るべき自分なんてあるのか・・(涙
それとも元々ただの悪党だったのか・・次第にわからなくなるんです。
自分が誰なのか・・・何者なのか・・・」
ヘインの肩の上で泣き続けるオスなのでした。
自責の念と罪の重さに押しつぶされ自我が崩壊しそうになったオスは
ヘインに救いを求めました。
聖なるヘインに触れる事によって、強く正しく生きていこうとする自分を確認したかったのでしょう。
ヘインはオスにとっても、スンハにとっても赦しを与えてくれる存在なのです。
その頃、シャワーを浴びている魔王様(ついに来た、サービスショット!)スンハの元にお客様が・・・
扉を開けると、ニヤニヤと笑っているジュンピョ(池畑)が・・
「改めてご挨拶する必要があるかと。チョン・テソン弁護士」
冷静に、ニヤリと微笑んでジュンピョを迎えるスンハ・・・・で、つづく〜
ヘインへの思いを断ち切り、魔王として孤独に生きていくことにしたスンハのこの微笑みはさらなる悲劇の幕開けでしょうか・・・
魔王様、こんな奴に負けないで〜!
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 韓国版[魔王]第11話「人は時に、その美点によって不幸に見舞われる」 [ 華流→韓流・・・次は何処? ] 2008年09月09日 21:55
いつもポーカーフェイスだったり、冷たい笑みを浮かべる事の多かったスンハですが、ヘインといる時、オスを見つめる表情に、変化が出てきた気がします。(日本版では明らかになっていない内容を含みます)
この記事へのコメント
1. Posted by aki 2008年09月09日 21:54
今回は、12年前ののオスとスンハの事が分かりますが、
それと同時に、結構[魔王様]の素の部分が出てきちゃった回ではないかな?と思います。
特にヘインとの食事のシーンは、いつもと全然違う顔でしたね。
このシーン、好きです。
あと、魔王様の私服姿も、何だか意外な感じがしちゃいました。
チュ・ジフンくん、モデル出身だから、スーツもラフな格好も、何を着ても似合うナァ〜と思っちゃいました。
それと同時に、結構[魔王様]の素の部分が出てきちゃった回ではないかな?と思います。
特にヘインとの食事のシーンは、いつもと全然違う顔でしたね。
このシーン、好きです。
あと、魔王様の私服姿も、何だか意外な感じがしちゃいました。
チュ・ジフンくん、モデル出身だから、スーツもラフな格好も、何を着ても似合うナァ〜と思っちゃいました。
2. Posted by きこり→akiさん 2008年09月09日 23:26
>結構[魔王様]の素の部分が出てきちゃった回ではないかな?
そうですよね〜
スンハはずっと一人で生きてきたから、人から進ぜつにされるのに慣れてないのかな?
スンハに世話やかれてクールな顔を保つのが大変そうでしたね。
後、スンハが食べる姿をじ〜っと見ていたり、
スンハの本当の顔がちらっと見えたのが良かったですよね。
>スーツもラフな格好も、何を着ても似合うナァ〜と思っちゃいました。
私も、毎回、後姿がかっちょいいんだよな〜と思いながらうっとりしてみています。
日本版の大野君は黒のスーツにストライプのシャツって姿が多かったけど、スンハ様はグレーも結構着ますよね。他の私服も見て見たいわ〜(笑
そうですよね〜
スンハはずっと一人で生きてきたから、人から進ぜつにされるのに慣れてないのかな?
スンハに世話やかれてクールな顔を保つのが大変そうでしたね。
後、スンハが食べる姿をじ〜っと見ていたり、
スンハの本当の顔がちらっと見えたのが良かったですよね。
>スーツもラフな格好も、何を着ても似合うナァ〜と思っちゃいました。
私も、毎回、後姿がかっちょいいんだよな〜と思いながらうっとりしてみています。
日本版の大野君は黒のスーツにストライプのシャツって姿が多かったけど、スンハ様はグレーも結構着ますよね。他の私服も見て見たいわ〜(笑