「シバトラ」第6回「四つの嘘」第6回

2008年08月14日

「ゴンゾウ」第7回

 いきなり、エネルギッシュにマー君を投げ飛ばしている黒木(内野聖陽)の姿から始まったゴンゾウ過去編。
時は天野もなみの事件が起こる3年前、黒木は自他共に認める捜査第一課のエース。
「まかせていいか?」氏家(矢島健一)
「いつもそうでしょ?」自信満々に応えて、先頭を切って現場に向かう黒木。

 う〜む・・何か全然違うね・・・
でも、何か調子こいてる感じで、私は今の黒木の方が好きだけどなぁ・・・
停滞ぎみだった捜査一課七係を立て直した黒木は本庁に認められ、警視庁捜査一課長の渋沢から、
新設される精鋭部隊の13係のリーダーになるために昇進試験を受けるよう勧められるほどだったのね・・

 そして、マー君も変わってるのはメガネだけじゃないわ〜
黒木の子分って感じで、逆らえないのね・・
奥さんは海外出張中なのに母上が調子悪いらしい・・

 暴力団員の工藤が殺害された事件。
容疑者として、工藤の女だった売春婦の杏子(池脇千鶴)を取り調べるが
彼女は黙秘したまま何も話そうとしない。
 黒木は佐久間に「喋るまで帰すなよ」と命じるんだけど、真面目なマー君は理由もなく拘束できないと杏子を帰してしまう。

 昇進の件もあって、一気に片付けようと思っていた黒木からどなられる佐久間。
「理由なんかこじつけるんだよ!はぁ〜〜、いつになったらその甘さ、抜けるんだよ!!」
 で、二人で杏子を見張ることにするんだけど、佐久間から恭子の境遇を聞いた黒木の顔色が変わるのさ・・・



 風邪をひいているのに道に立って、客を取ろうとしている杏子が行きずりの男に乱暴されてる姿を見た黒木は助けに入り、倒れた彼女を部屋まで運んで看病するのでした。
 佐久間を無理やり帰して、一人で杏子を見つめ続ける黒木・・・
 
 実は黒木は10歳の頃の杏子に会っていたのだ。
一家で川に身投げをした現場に遭遇した黒木は杏子を助け、その後も川に飛び込んだが両親を助けることはできなかった。
施設に入った杏子を人形のおみやげに持って訪ねた黒木。
「おっぱい膨らんだら、俺のお嫁さんになってくれよ」
別れ際、心細そうな杏子に
「いいこと教えてやる、人生ってのはな、辛い事があったらその分必ずいい事がある。
だから、君にはとびきり幸せな人生が待っている」黒木
悲しげにうなづいて「また来てくれる?」杏子
「ああ、困った時にはいつでも助けに来る」黒木
人形を抱いたまま、涙をこらえて黒木の背中を見送っていた杏子・・
 しかし、黒木が彼女の元を訪れることはなかった・・

 この事を、黒木はすっかり忘れていた。
でも、彼女は最初から気づいていた。
気づいていて、これしかできないから・・と息も絶え絶えなのに下着を取り
「男はみんな同じでしょう」と横になる杏子の姿に
「頼むから止めてくれ・・・」と涙を流した黒木。

 その後、捜査会議に顔も出さす、彼女を病院に連れて行ったり、部屋を掃除したり、
つきっきりで看病し続ける黒木を心配して佐久間がやってくるが、ぴしゃりと追い返すのでした。
 少しづつ回復してきた杏子に
「何故這い上がろうとしない?このまま堕ち続ける気か?!」と叱る黒木に
初めて自分の気持ちをぶつける杏子・・

「正義の味方ぶんのやめろよ・・
哀れな娼婦を救って、自分が救われたいだけでしょ・・
私の両親を救えなかった罪ほろぼしに。
何で現われた・・何で今さら現われた?!」荒れる杏子

 「助けて欲しい時にあんたは一度も来なかった!
今さら現われたって遅いんだよぉ・・出てけよお!」黒木に掴みかかる杏子
「中途半端な人助けなんかすんなよ・・死なせてくれてれば・・
あの時、私も死なせてくれてれば・・・・」泣き崩れる杏子・・・

 呆然と天井を見つめる黒木・・・
しかし、戸棚の中に黒木があげた人形が大切にしまわれてるのを見つけて・・
驚くと共に、彼女にとって自分がどれほど大きな支えだったのかに初めて気づき、
彼女を抱きしめるのでした。

 悲しみと孤独の中にいた杏子にとって、黒木が見せた優しさはどれほど嬉しかったか。
そして、また来てくれるのをどんなに待っていたか・・
黒木にとってはささいな一言でも、杏子にとっては支えだったんじゃないでしょうか・・
いつか会いに来てくれる、あのおじさんは「いつでも助けに来る」って言った・・
でも、黒木が会いにくることはなかった・・
 黒木の中で両親を助けられなかった罪の意識は、杏子に人形を渡して小さな希望を与えただけで
過去のことになってしまったのだ。

 すっかり恋人同士になった杏子の顔に笑顔が見られるようになり、黒木の勧めで面接を受けに行き、仕事も決まった。
「知ってるよ私・・・犯人。
でも、言えない。その人は私のためにアイツを殺してくれたから。
それに喋ったら、私が殺される。愛を裏切ったら報いがあるって、そう言われた」杏子
「そんなの本当の愛じゃない」黒木
「本当の愛?そんなものこの世にある訳ない・・」杏子
「ないか・・」黒木

 さて、捜査本部では黒木の行動が問題に・・
「重要参考人と関係を持ったのか?」氏家
「彼女はこのヤマとは一切関係ありません。一個人として付き合っております」黒木
「巡査係長の座を捨てる気かぁ?!こんなことで経歴に汚点をつけるなと言っている!」氏家
 その言葉を聞いて、氏家を締める黒木

 さて、そんなこんながあった後、部屋で、杏子の左手に指輪をはめる黒木。
「本当の愛だ」
「愛・・・・タバコ吸う人は嫌い」杏子
手に持っていた煙草をもみ消し、ポッケの中の煙草も握りつぶす黒木。
「止めた!」
「刑事も嫌い。いつ危険な目に合うかわからない」杏子
「警察にだって安全な仕事はある。所轄の備品係とかな・・」黒木
「その備品係がいい!もう一人になるのは嫌だよ・・」杏子
「わかった、そうしよう」黒木

 ところが・・
「彼が現われた、工藤を殺してくれた人・・二人でお祝いをしようって・・
場所・・・知りたいでしょ?
そのために私に近づいたんだから。
あなたが聞きたければ言う。聞きたい?」杏子
「・・・・・・・・」黒木
「サンフォレストホテル・・・203号室」杏子
 それを聞いた途端、エプロンを外して、飛び出そうとする黒木。
「もう帰ってこないのね・・」杏子
「帰ってくる。犯人逮捕して全部片付いたら」黒木
「信じていいの?」
「約束しただろう?ずっと一緒だって・・」チューをして飛び出す黒木。
すぐに岸さんに連絡を取る黒木。

 黒ちゃん・・ここは、杏子が話し出しても、聞きたくないって言わなきゃ!
無言は肯定と受け取られるよ。
杏子は試してるんだよ?

 そして、他の刑事たちと203号室に飛び込んでみたら・・
「愛を裏切った女に報復を」というメモがあるだけだった。
あわてて、杏子の元へ走る黒木・・
しかし、ベッドの上で血だらけになり、人形を抱いた杏子はこと切れる寸前だった。
腕に抱き寄せる黒木。
「この世界に・・・愛は・・あるの・・・?」
「きょおこおーーーーー!!」黒木

 杏子殺しの犯人として浮かび上がったのが元金融界系暴力団員の八重樫という男、
杏子との関係を固めてから逮捕という予定だったんだけど・・
「わずらわしい、俺が吐かせます。さくまああーーーー!行くぞ。
相手に手を出させて、公務執行妨害でしょっぴく!」黒木

 しかし、母親の調子が悪いと何度も連絡を受けている佐久間(筒井道隆)は
「この事件からはずしてください」と黒木に頼むんだけど、聞いてもらえず、
殴られ「ママのおっぱいが吸いたけりゃ、刑事なんかやめちまえ!」と一刀両断。
 しかたなく同行するマー君・・・

 で、八重樫の部屋に行ってみるともう、奴はヤクのやりすぎであの世に行っちゃってたという・・
怒りが湧き上がり、狂ったように八重樫の死体に暴力をふるい続け、
「うあああああーーーーーーー!」泣き崩れる黒木。
その姿をじ〜〜っと見ている佐久間・・・

 そして・・
八重樫が工藤殺しと杏子殺しの犯人であると確定される会議の途中で、
ぼ〜〜っと外に出て行く黒木。
 同じ頃、佐久間は病院から、母親が右半身不随になったという連絡を受けていた。
すれ違いざまに、大して興味なさそうに聞く黒木。
「あぁ・・そういえばお前・・お母さん、大丈夫だったか?」
「ええ・・・ご心配なく」と答えたあと、黒木を憎しみのこもった目で見つめる佐久間。

 その後、黒木は部屋に籠もり続けた。
罪の意識と無力感に囚われ、固まり続ける黒木の前に、小さい頃の杏子の幻影が現われて、屋上へと誘うのだった。
 微笑ながら、屋上の縁に立って、
「どうしてあの時私を助けたの?」
「どうしてまた私の前に現われたの?」
「どうしてあの時、犯人の居場所を言うなって言ってくれなかったの?」
「本当は手柄を立てたかったんでしょう?」
「初めから利用するつもりだったんでしょう?」
「一人は嫌だって言ったのに・・ずっと一緒にいてくれるって約束したのに」
「ずっと一緒だ・・・」立ち上がる黒木
「この世界に愛はあるの?」杏子
「あるよ・・・・」飛び降りる・・・

 時は移り、2007年、刑事部捜査一課殺人犯捜査第13係の係長に任命される佐久間の姿が・・・
もう、のび太君はそこにいない。
 そして、井の頭警察署の備品係係長として・・ただそこにいる黒木の姿があった。
役立たずそのもので、初めて出会った「ゴンゾウ」という存在に沸き立つ、日比野(高橋一生)と鶴ちゃん(本仮屋ユイカ)・・

 ここからは場面変わって先週の続き、
岡林(白井晃)に銃を向けられ、発作で意識を失っていた黒木は、まる一日眠っていた後、理沙(大塚寧々)が見守る中、目を覚ます。
「事件はどうなった?バイオリニスト殺人事件は?岡林は?!」
よろめく足取りで、慌てて井の頭署に向かった黒木・・
しかし、捜査本部は解散したあとだった・・・

 いったい、岡林はどうなったのか?
黒木が眠っている間に何が起こったのか・・・
事件は解決したのか?
 ラストの、虚無感を感じているかのような黒木の表情が最高でした。

 「この世界に愛はあるの?」
黒木は杏子にそれを伝えることができなかった・・・
もし、黒木への杏子の思いが、純粋な愛情だけだったらこれほど苦しまなかったでしょう。
 杏子の転落に自分も加担しているのではないかという罪の意識、
彼女の存在を忘れて生きてきたことへの贖罪の気持ち、
同情心、そして男としての愛情もあったでしょう・・
幸せにしてあげたいという気持ちは本気だった。
 でも、杏子から犯人との密会場所を聞いた途端、何もかも忘れて刑事に戻ってしまった・・
それがどんなに杏子を傷つけ、杏子が死を覚悟してまで話したことだとは気づかずに・・

 自殺未遂後、備品係として働いたのは、杏子の言葉があったから・・
黒木は今でも、杏子との約束を守ることによって、罪を償っているのかもしれません。
 そして、マー君、正直、彼の恨みが思ってたほどのアレではなかったかな〜と肩透かし感もちょっとはあったんですが・・
黒木の終始一貫して自己中心的な態度や思いやりのない態度には怒りをつのらせていたんでしょうね。
 そして、杏子との関係をよくわからない佐久間は、黒木のことを犯人を上げるためなら恋人すら犠牲にする非人間的な男であり、そのあおりを食らって自分の母親も半身不随にさせられ、苦しい生活を送っている・・と恨みに思っていた。
 それなのに、当の黒木は勝手に壊れて隠居生活を送っている・・・
お前も理不尽な怒りに身をよじらせて苦しめ!ってことでしょうか・・・

 う〜む・・・事件も終ってしまって・・
中途半端に宙に浮いた状態の黒木は今後どうなるんでしょう・・・
佐久間の気持ちもまだまだ治まらないと思いますが?
黒木が「ゴンゾウ」でなくなる日はまだまだのようです・・・

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この記事へのコメント

1. Posted by みんと   2008年08月14日 19:50
今回で、色んな伏線がちゃんと繋がりましたね。
黒木は二度も杏子を裏切ってしまったから、
あそこまで精神的に病んでしまったのですね…。
佐久間の恨みの理由は確かに弱いのですが、
誰もが納得する理由なら黒木が極悪になって
しまうから、その程度にしたのかな?と。
個人的には立場が逆転したら嫌味の3,4つ言いたくなる
佐久間の気持ちは分かりますがσ(^_^;)
事件の真相は、まだまだ分かりませんよね。
2. Posted by ごんべえ   2008年08月14日 20:35
はじめまして。僕もこのドラマ、第1話から欠かさず見ています。
ころころと顔が変わる内野聖陽、史上最ワルな筒井道隆のコンビがいいですね。でも、佐久間は微妙に黒幕臭が・・・(笑)
僕は今回の事件と過去の事件(天野もなみと佐伯杏子殺害)は、ひょっとしてひょっとすると同一犯なんじゃなかろうかと7話を見て思いましたね。でもそれだとありきたりすぎて「ゴンゾウ」らしくないか、とも思いますね。
3. Posted by まこ   2008年08月14日 22:20
う〜ん、施設にちょこちょこ様子を見に行ってあげてれば・・・
せめて、犯人逮捕は岸さんに任せて、ゴンゾウは
杏子と一緒にいてあげれば良かったのに・・・
などと色々思っても後の祭り

マーくんは、ゴンゾウが杏子への償いの為に
辛い気持ちで備品係として生き長らえてる事を知ってるのかな〜?
杏子との関係も、もしも事情を知らないとしたら
変な女に引っ掛かりやがって・・・程度にしか
思ってないのかなー。
それとも、全ての事情を知った上で、傷付けた女に
懺悔のような日々を送ってるゴンゾウが憎いのかなー。
マーくんは、黒木を逆恨みしたまま、母に懺悔どころか、
逃げ回ってる感じが情けないぞ
4. Posted by きこり→みんとさん   2008年08月14日 22:30
>黒木は二度も杏子を裏切ってしまったから、
あそこまで精神的に病んでしまったのですね…。
黒木は杏子との再会と別れによって、自分の中にある弱い部分に気づいてしまったんじゃないでしょうか・・
今までは、自分の事を肉体的にも精神的にも強靭な人間だと思っていたけど、欠落している部分を発見したというか・・
でも、それは人間として当たり前のような気もするけど・・
>誰もが納得する理由なら黒木が極悪になって
しまうから、その程度にしたのかな?と。
そう言われればそうですよね。
あまりにも極悪な黒木の面が出てきちゃったら、再生を見守る気持ちがなくなってきちゃうかも・・(笑
佐久間の心の中に生まれた憎しみの心が、いったいどこまで広がっているのか・・・知るのがコワイような・・
5. Posted by つっぺ   2008年08月14日 22:37
>マー君、正直、彼の恨みが思ってたほどのアレではなかったかな〜と
そうなんですよね…もしかしたら、視聴者がみんなマー君側に付く位、
すごいことが明かされるのかと期待(?)していたんですが
結局は予想通りというかなんというか…
でも、マー君の恨みの根っこは深いということは
確実に伝わってきましたね。。。
彼のことはともかく(爆)、黒木の幻覚として見えていた
少女の存在がわかったのでスッキリはしました〜^^
この過去を踏まえて、初回から見直したい気分です!
6. Posted by きこり→ごんべえさん   2008年08月14日 22:40
コメントありがとうございます。
>でも、佐久間は微妙に黒幕臭が・・・(笑)
そうなんですよねぇ・・何だか、今回の事件ももしかしたら、自作自演なんじゃって説も捨てられない感じが・・
佐久間の黒木を恨む気持ちは、どれほど深く強いのか、それとも屈折した愛情なのか・・計りかねるものがあるんですよね〜
>天野もなみと佐伯杏子殺害)は、ひょっとしてひょっとすると同一犯なんじゃなかろうかと7話を見て思いましたね
私も思いました!
何か、このあっさりとうまく終っちゃった感じが、逆に怪しいというか・・・だとしたら、佐久間は関ってないのでしょうか???
いろいろと推理するのも楽しいのですが(たいていはずれるんですけどね・・)
一進一退を繰り返しながら再生していっている黒木の姿を見るのが、ホント、おもしろいです。
7. Posted by きこり→まこさん   2008年08月14日 22:46
>せめて、犯人逮捕は岸さんに任せて、ゴンゾウは
杏子と一緒にいてあげれば良かったのに・・・
そうだよね〜
自分が逮捕したいって欲の方が先にたっちゃったんだろうけど、ここは杏子の安全を第一に考えて欲しかったよね・・
でも、黒木は根っからの刑事なんだな・・ということがわかったから、必ず再生できるはずとも思ったわ。
>辛い気持ちで備品係として生き長らえてる事を知ってるのかな〜?
ここまで追い詰められて、ギリギリの状態で備品係をやってるってことはわかってないんじゃないのかなぁ・・
ただ、自分だけリタイアしやがって・・って思ってるのかも・・
>マーくんは、黒木を逆恨みしたまま、母に懺悔どころか、
逃げ回ってる感じが情けないぞ
そうだよね〜
マー君は自分のせいだって認めたくないのかもね・・妻が出て行ったことも、こんな自分になっちゃったことも黒木のせいにしているのかなぁ・・
黒木にも再生して欲しいけど、マー君もダークサイドから抜け出して欲しいわ〜
8. Posted by きこり→つっぺさん   2008年08月14日 22:53
>すごいことが明かされるのかと期待(?)していたんですが
結局は予想通りというかなんというか
そうなんですよ〜
しかも、今回、黒木の闇の部分がすっきりしたんで、
黒木がどんな思いで備品係をやってるかってのが
伝えられちゃったから、マー君にはそれほど情状酌量の余地がないっていうか・・
>この過去を踏まえて、初回から見直したい気分です!
ホントですよね〜
黒木の言動の意味がいろいろわかってきますよね。
それにしても、えらい変わりようですが、苦しみを抱えている今の黒木の方が人間的だし魅力的にも思えますョ・・
9. Posted by オディール   2008年08月14日 23:34
何となく全体が繋がりましたね。もなみ事件に黒幕がいるとしたら、ゴンゾウの身近な人物かな?と思います。
10. Posted by ikasama4   2008年08月15日 01:39
第1話の時に遊んでいる黒木を見て
仕事中なのに遊んでいる破天荒なキャラだなと思いましたが
今回の内容を見て、そんな黒木の姿に涙が出そうになりました(T▽T)

>黒木は今でも、杏子との約束を守ることによって、罪を償っているのかもしれません。
おそらく杏子が死ぬ前までは「本当の愛」を信じてなかったんでしょうね。

そして杏子が死んでから本当に愛に気付いた。
その愛の深さ故に心が壊れてしまった。

そして、壊れてしまったけれど
杏子との約束だけは忘れずにいた。

遅すぎるかもしれないけど、そうする事が
黒木の愛だったのかもしれません。

という事は、黒木はそんな彼女との約束を破って
元の現場に戻ったり煙草を吸ったりしたために
再び「彼女」が目の前に現れたのかもしれません。


さて、事件の方は「解決した」と言っても
色々と不明な点が多いですからね。

そこも気になるとこですが
自分のこめかみに拳銃を当てる黒木の姿も気になります。
誰か黒木の心を救ってあげる人がいてくれたらいいんですけどね。
個人的要望としては女性で(笑)
11. Posted by まっつー   2008年08月15日 02:42
>マー君、正直、彼の恨みが思ってたほどのアレではなかったかな〜と肩透かし感もちょっとはあったんですが

黒木の悲しみに比べると、インパクトは欠けますが、
マー君の恨みは、相当激しいと思いました。
マー君には、母親の介護をさせなかったくせに、
黒木自身は、仕事より恋を優先し、ゴンゾウの世界へ逃避した。
これは、マー君にとって、裏切りでしょうね。

もなみ&杏子の殺害犯がマー君とは思わないけど、
杏子殺しの犯人に、「杏子が居場所を吐いた」とリークしたのは、
そして、岡林に、黒木の裏切りをリークしたのは、
マー君のような気がします。
12. Posted by 夕来   2008年08月15日 07:48
私も「マーくん、恨みそんだけかよ!」と
突っ込んでしまったけど、
あの表情をほとんど変えない中に、
ねじくれた思いが詰まってんのかもね〜。
刑事としての黒木の腕は確かだったと信じてたから、
余計に裏切られた感が強かったのかな…。
杏子のことも詳しくは知らないように見えたし。

そう言えば、マーくんが理沙といつ深く関わってたかは
まだ描かれてなかったよね。
ここら辺も詳しく知りたいなー。
備品係にそんなに深く切ない意味があったとは…。
黒木の子供みたいな姿が切なかったわ〜。
13. Posted by きこり→オディールさん   2008年08月15日 09:48
>もなみ事件に黒幕がいるとしたら、ゴンゾウの身近な人物かな?と思います。
そうですよね〜極秘情報がもれてましたもんね・・
でも、ゴンゾウの身の回りでゴンゾウを陥れたがってると言えば、佐久間ぐらいしか・・・
まさか岸さん・・・な訳ないですしね〜(笑

14. Posted by きこり→ikasama4さん   2008年08月15日 09:59
>今回の内容を見て、そんな黒木の姿に涙が出そうになりました(T▽T)
私も、ただ単に左遷させられて備品係やってるのかな・・と思ってたので、こんな思いでいたとは・・・
黒木という人物がホント愛しくなりました。
>そして杏子が死んでから本当に愛に気付いた。
その愛の深さ故に心が壊れてしまった。
そうなんでしょうね・・
「この世界に愛はあるの?」
黒木も最初は「ないか・・」って思ってたのかもしれませんが、杏子の命を賭けた愛と死に出会って
初めて愛というものがわかったのかもしれません。
>元の現場に戻ったり煙草を吸ったりしたために
再び「彼女」が目の前に現れたのかもしれません。
黒木の中にある自責の念がどれほど強いのかを示してる感じです。
黒木がその思いから開放されることはあるんでしょうか・・
>誰か黒木の心を救ってあげる人がいてくれたらいいんですけどね。
個人的要望としては女性で(笑)
確かに!彼を癒して救うことができるのは女性の愛からだと思うんだけど・・鶴ちゃんは若すぎるしちょっと違うしな〜理沙がそうなるかもしれなかったけど、佐久間に釘さされちゃったし・・・
誰かでてこないですかね〜
15. Posted by きこり→まっつーさん   2008年08月15日 10:03
>マー君には、母親の介護をさせなかったくせに、
黒木自身は、仕事より恋を優先し、ゴンゾウの世界へ逃避した。
そうですね。
自分は好き放題やってたのに、マー君には奴隷のごとく・・ですもんね。その後、もちろんフォローなしだし、全然気にしちゃいない・・って感じでしたもんね。
その後、マー君は現場で必死に働いてるのに、黒木だけが悲しみに浸っている・・・
そう思ってるのかもしれませんね。
>岡林に、黒木の裏切りをリークしたのは、
マー君のような気がします。
やはりそうなのでしょうか〜!
マー君の恨みの深さから言えば、ありえる話ですよね。
でも、もしそうだとしても、黒木は助かっちゃったし、マー君の恨みはまだまだすっきりしないでしょうね。
16. Posted by きこり→夕来さん   2008年08月15日 10:07
>あの表情をほとんど変えない中に、
ねじくれた思いが詰まってんのかもね〜。
そうなのかも〜
楯社会の事はさっぱりわからんので、仕事の途中抜け出せなかったんかい?とか、アンタも電話受けてるだけじゃなく、できることあったんじゃないの?とかつい思っちゃうけど、佐久間としては黒木のせいで・・ってことなんだろうね。
>そう言えば、マーくんが理沙といつ深く関わってたかは
まだ描かれてなかったよね。
そうだよね!
何故、そこをはぶく?(笑
あの3年間の間にだよね〜?ってことは、マー君も理沙の病院に通ってたのか?
それとも、理沙がかわいいマー君に近づいていったのかしら〜?
次回、そこらへんも教えて欲しいけど、過去編はこれにて終了なのかな〜?
17. Posted by    2008年08月15日 21:02
>何か調子こいてる感じで、私は今の黒木の方が好きだけどなぁ・・・

 うんうん、私も今のゴンゾウの方が好き♪
 前はあまりに自信満々で。。
 苦しみを乗り越えて、人は強くなれるのか・・・?

マー君がゴンゾウを恨む気持ちはわかりましたが、
今日のエピだけでは、あんまりマー君に同情できないような・・・。
だってゴンゾウだけが悪いわけじゃないような。。

岡林vsゴンゾウの結果はどうなったのでしょうか?
撃たれる前に助けが来たのか、
はたまた外したのか・・・。 うーん。。
18. Posted by みのむし   2008年08月15日 21:17
私も今のゴンゾウのほうが好きです。
つらい思いをしたからこそ、相手の気持ちも
少しわかるようになったんじゃないかな?
っていう部分も含めて・・・
それにしてもマー君の恨みは結構根深そうな
気がしますよ。
だって、自分は好きな女のためにかくまったり
周りを振り回したりしてたくせに
自分の家族のことを切り出すと
おっぱいのんでろ!なんて言われたら・・・
しかもそれで家族がめちゃくちゃになったんですもんね。。。。。
19. Posted by きこり→霞さん   2008年08月16日 00:37
>前はあまりに自信満々で。。
苦しみを乗り越えて、人は強くなれるのか・・・?
そうですよね・・杏子と出会って別れて、深い傷を負った黒木だったけど、以前にはなかったものをたくさん得ているような気がします。
弱さではない本当の優しさも。
>だってゴンゾウだけが悪いわけじゃないような。。
そうだよね〜全部黒木のせいにされちゃアレだよね。
確かに、黒木の命令第一だったから、行動が制限されていただろうけど、うまくやろうと思えばできたよねぇ・・?
まじめすぎた昔の自分にも腹を立てているのかな〜?
>岡林vsゴンゾウの結果はどうなったのでしょうか?
予告で撃たれてる場面あったけど、射殺命令はマー君が出したのかな〜?
それとも、もっと上の人とか?謎ですよね〜
20. Posted by きこり→みのむしさん   2008年08月16日 00:41
>つらい思いをしたからこそ、相手の気持ちも
少しわかるようになったんじゃないかな?
そう思うわ〜
杏子は黒木にたくさんのものを与えてくれたと思う。
十分に苦しんだと思うから、早く黒木が罪の意識から開放されて、前を向いて歩いていけたらいいなぁ・・
>おっぱいのんでろ!なんて言われたら・・・
しかもそれで家族がめちゃくちゃになったんですもんね。。。。。
そうですよね〜
昔の黒木はほんと自己中心的で暴君のようでしたものね。
相手が何を思い、何に悩んでるかなんて気にしたこともなくて、刑事として功績を上げることだけが中心の毎日だったんでしょうね。
ふみにじられたと思っているマー君の恨みは深いよね・・
21. Posted by 凛太郎   2008年08月18日 14:51
今日は全く現在の事件の進展はありませんでしたが、ますます次回に期待が高まりました。
丸々一話を過去の話に割く展開にも驚きでした。
僕もゴンゾーになってからの黒木の方が人間的で好きですね。
22. Posted by きこり→凛太郎さん   2008年08月18日 18:20
>現在の事件の進展はありませんでしたが、ますます次回に期待が高まりました
黒木の心がどうして壊れてしまったのか、
自殺未遂した原因は何なのか・・・
佐久間の恨みの元はなんだったのか・・
この一回で、かなり理解できましたよね。
何も怖いものがなかった黒木が、過去の出会いを
思い出して、杏子との再会で変わっていく姿が
人間的で、苦しみを知って、黒木は他人の心を理解しようとする人間に変わったと思います。
今週の展開は謎ですよね〜楽しみだわ〜

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「シバトラ」第6回「四つの嘘」第6回