「魔王」第6回「シバトラ」第6回

2008年08月12日

「あんどーなつ」第6回

 さて、竹蔵(尾美としのり)の妹律子(有坂来瞳)が夫と共に浅草にやってきた。
律子の持ってきてくれたおみやげの赤飯饅頭と和菓子を手に取り、
竹蔵が弟子入りして来た時のことを思いだす光子(風吹ジュン)と梅吉(國村隼)。

 実は竹蔵の実家は明治屋という和菓子屋であり、18の時に満月堂を訪れた時も、同じお菓子をもってきてくれたのだった。
竹蔵を隣に坐らせ「これをどうぞ厳しく仕込んでやってください」と
頭を下げたお父さんの姿が忘れられない二人・・

 「丁寧に作られた菓子でした。美しくて、丹精で。
豆の味が何ていうか、生き生きしていました。
まっすぐな菓子でした」梅吉

 さて、奈津(貫地谷しほり)を誘って晩御飯を二人で・・とたくらんだ陽介(細田よしひこ)だったのに、途中で父親と蔵田に会ってしまい、無理やりまめ太へと連れて行かれてしまう。
 そこに竹蔵と妹夫婦らもやって来て、話していたと思ったらケンカになりみんなし〜ん・・・・
どうやら、律子は実家の明治屋を壊して、夫のやっているイタリアンレストランに
建替える計画をたてており、いつか一人前になって実家の和菓子屋を継ごうと思っていた竹蔵は大ショック!

 いや〜この律子さん・・
満月堂でも「饅頭なんてどこも同じでしょ!」とか、女将さんの出してくれたお茶に「冷たいお茶が良かったね〜」と言い放つなど、かなり非常識なお嬢さん・・
昔かたぎの竹蔵の生き方に反発してるのか?

 律子達が帰ったあと、すっかり悪酔いしてつぶれた竹蔵を梅さんが引き取りにきましたよ・・
そんな兄弟子の様子が心配でたまらん奈津・・

 次の日、昨夜の失態を詫びて、仕事に励む竹蔵だったんだけど・・・
何だか集中できてないようで・・・
光子と話し合う梅さん・・

 「私が悪いのかもしれません・・・」
竹蔵を弟子として迎えた15年前は、満月堂を離れていた梅さんが、戻って1年しか経っていなかったため、満月堂のやり方に戻すため梅さんも必死だったため、十分に竹蔵の面倒が見てあげられなかったかもしれない・・・
「これってものをつかませてやるのに、時間がかかりすぎちまったのかもしれません。
結果、あいつを一人前にしてやるのが遅くなっちまった・・」梅吉

 梅さんちで漬け物を肴に飲む竹蔵と梅吉・・
「今すぐ帰って、お前さんが店を継ぐことも考えていいんじゃないか?」梅吉
「僕は一人前になって、何とか親父の守ってきた暖簾に恥じない菓子職人になるために満月堂に・・、
親方に弟子入りしました。
自分ではまだ、その目標に届いたとは思えません。
 親父の菓子は、息子の僕が言うのも何ですが、一流だと思ってます。
だから、親方に認められるまで、これなら、店一軒守っていけるみたいだと認めていただけるまで、僕は帰りたくないんです。
 だから・・・何としてもそれまで店を閉めさせる訳にはいかないんです」竹蔵

 竹蔵の職人としての固い決意を聞いて・・・
さらに親父さんの言葉を思い出す梅さん。
『満月堂で一人前だと認めていただけるような職人になれるまで、よろしくお願いします』

 兄弟子の竹蔵のために、何かせずにはいられないない奈津は律子を呼び出して
何とか明治屋を続けるわけにはいかないかと頼むのでした。
それが、効いたのか、次の日、仕事場の竹蔵を訪ねてくれた律子なのですが、
じっくり話し合おうとせず「認めない!」と背中を向ける竹蔵とまたもの別れに・・

 何か、夫の店を拡張したいってだけじゃなくて、律子には別の理由もありそうですよね。
父親と兄竹蔵の間には離れていても絆が感じられるのに、側にいていろいろ面倒を見ている自分はないがしろにされてるような・・とか思ってるのかな〜?
15年間も家を留守にして好き放題やってると思ってるのかしら?
「権利」とか言ってたけど、そういうアレじゃなくて、そういう細かい感情的なものが原因のような・・・

 「兄弟だからこそわかりあえないこともあるんだよ・・」と寂しげにつぶやく竹蔵を見つめる奈津・・・
奈津は一人っこなのかな?
そして、両親もいないから天涯孤独の身・・
そんな奈津にしてみたら、兄弟という特別な関係の二人がいがみ合う姿は辛かったんだろうね。

 そして、女将さんもフォローしようとして、いろいろやってくれたのに
とっととチェックインして田舎に帰ろうとした罰当たりな妹夫婦。
奈津が上野駅で捕まえて、連れてきてくれましたよ〜
女将さんの説得も聞く気なしの律子だったんだけど・・

 「召し上がっていただきたい菓子があるんです。
はさみ菊といいます。
この菓子はうちの若い職人が作りました。
ここに初めて来た時、彼のお父さんが持ってきて下さったのと同じ菓子です。
 代々、続いた実家の暖簾を継ぐだめ、15年間、休みもせず、一生懸命菓子を創り続けてきたまっすぐな男が創った菓子です」梅吉

 その菓子を受け取り、じっと見つめる律子。
「よく出来てるとは言っても、まだ美しさも味も、親父さんの菓子にはかないません。
老舗の暖簾っていうのはそういうもんです。
15年修行したからって、そう簡単に超えられるもんじゃない。
 でも、16年目にはわかりませんよ・・本人しだいでね」梅吉

 その「はさみ菊」は、小さい頃から兄と一緒に食べてきた、律子にとっても竹蔵にとっても大切な菓子・・・
「おいしい・・・」
菓子が竹蔵と律子の間にあったモヤモヤを壊してくれたようで・・・
とりあえず、明治屋を壊すのは止めてくれたたわ・・・
「でも、まだしばらく経って、ぐずぐずしてたら、その時はわからないからね!」律子
 とりあえず一件落着。
「女将さん・・・俺、もうしばらくここにいさせてください」竹蔵
「もちろん!」光子
「親方・・一日も早くいい職人になります」竹蔵
「ああ、お前の中に明治屋の菓子を持ち続けてな・・」梅吉

 律子に何度も「それなら早く帰ってくれば!」と言われていた竹蔵でしたが
職人としての本物の誇りを手に入れるまでは帰れない、帰りたくないという強い意志があったんですね。
 その気持ちが、梅吉さんにも良くわかってたから・・・
だから、今、竹蔵が創れる最高の「はさみ菊」を創らせた。

 よく「気持ちが入ってる」とか「入ってない」とか言いますけど、
私は、創ったものに込めた気持ちは必ず伝わる・・と思うんですよね・・多分(あれ?)
特に口に入れるものは、はっきり出るんじゃないのかなぁ・・多分・・(; ̄ー ̄A

 オープニングで梅吉さんと竹ちゃんが、すんごくきれいな和菓子を作っていましたよね〜
当たり前のことかもしれないけど、美味しさだけじゃなく美しさも追求するって、
すごいことですよね〜
しかも、パクッと食べちゃえばなくなっちゃうんですョ!
そういう心意気って、職人全体のものなのかな?すごく日本人らしいようにも思うけど・・・

 ラスト、梅さんが「お前にもいい兄貴がいるじゃないか・・
ちょっと頼りないけどな」って言った後に、背中を向けたままで、奈津にあばよ!って挨拶するとこが好きだったわ〜
國村さんって・・背中がいいよね〜川* ̄д ̄*川ポッ

このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. あんどーなつ  [ Marble Chocolate ]   2008年08月12日 15:10
#6 竹蔵さんの妹夫婦がやって来ました。
2. あんどーなつ 第6話:実家を乗っ取られた兄!  [ あるがまま・・・ ]   2008年08月12日 16:40
はさみ菊、綺麗〜・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・ そりゃ、思わず触りたくなるわー{/face_nika/} いくら言葉で説得しても、頑として意地を張ってた妹さんでしたが お菓子で改心しちゃうなんざ、さすが菓子屋の娘{/ee_3/} 実家のお菓子屋の事はともかく、妹は妹で老いた父親...
3. あんどーなつ 第6話 「実家を乗っ取られた兄!」  [ テレビお気楽日記 ]   2008年08月12日 17:31
突然田舎から出て来る竹蔵(尾美としのり)の妹・律子(有坂来瞳)夫婦。
4. 「あんどーなつ」第6話  [ fool's aspirin ]   2008年08月12日 19:50
竹ちゃんメインの今回。 実家の和菓子屋さんを閉める閉めないで大もめ! そして兄妹をつなぐのは父の思い出の和菓子だ。 あんどーなつ 6?江戸和菓子職人物語 (6) (ビッグコミックス) 西 ゆうじ JUGEMテーマ:エンターテイメント
5. あんどーなつ 第6話  [ 渡る世間は愚痴ばかり ]   2008年08月13日 00:05
とりあえず、ちょっと気になったとことして 妹の旦那さんは軽い感じがしましたが梅さんの言葉に素直に同意してくれたとこを見ると 結構いい人って感じですかね。
6. あんどーなつ 第6話  [ シャブリの気になったもの ]   2008年08月14日 19:38
あんどーなつ 第6話 TBS 2008/08/11 (月) 20:00?? 「実家を乗っ取られた兄!」     ★はじめに   「他人じゃありません!兄弟弟子です!」 ぶはは????。結婚しないでね。   まずは、前の「TFP」にあんどーなつチームが出演したことい触れねばなるまい。 ...

この記事へのコメント

1. Posted by まこ   2008年08月12日 17:03
竹ちゃんの妹の「饅頭なんてみな同じ」発言を笑えないあたし・・・
そりゃ、彼女みたいに面と向かって人に言うような
失礼な事はもちろんしないですが、
生菓子は、見た目が違うだけで、どれも同じ味って
このドラマを見るまでは思ってますた・・・
でも、季節感を大事にしながら、一つ一つ細工を
工夫してる竹ちゃんや親方の様子を見てたら、
ごめんなさいって気分になりますデス(笑)。
均等にはさみで細工したあの菊の花びらのなんて
美しい事!見た目で言えば、合格じゃないのーと
素人目には見えるけど、親方や竹ちゃんにしたら
まだまだの出来栄えとは・・・
う〜ん、職人さんて凄いぞ
2. Posted by 夕来   2008年08月12日 19:56
ついこの間「まだ一人前じゃない」って悩んでたくらいだから、
竹ちゃんも実家へすぐ帰るって訳にはいかないんだろうねえ。
親方が「自分のせいかも…」と悩む姿も、
兄弟子を想う奈津の心も良かった〜♪
15年前の修行入りの時も尾美としのりさんだったら
どーしよう?!と思ってたら、微妙に竹ちゃん似の
初々しい感じの俳優さんでホッとしましたわ(笑
3. Posted by ikasama4   2008年08月13日 00:20
『職人』と呼ばれる人が作るものって
その年季を重ねた分だけ作品に味というか
風味というか良さが出てきますからね。

でも、一番大事なのは味
目で楽しみ味わって楽しむ。
そこが和菓子の楽しみ方みたいですからね。

そこは絶対ブレたらいけないとこなんでしょうね。


それにしても同じ家で同じ菓子を食べて育った
兄妹の考えている事がこんなにもかけ離れているのが
ちょっと淋しいもんがありますね。

でも、そんな兄と妹の心を引き寄せてくれたのが
和菓子というとこはやっぱり妹さんも和菓子屋の娘さんなんだなって
感じがして最後はホッとしました( ´ー`)

>國村さんって・・背中がいいよね〜川* ̄д ̄*川ポッ
それ、分かります(笑)

自分の場合は父親のような感覚ですけどね(; ̄∀ ̄)ゞ
4. Posted by きこり→まこさん   2008年08月13日 08:26
>工夫してる竹ちゃんや親方の様子を見てたら、
ごめんなさいって気分になりますデス(笑)。
私も〜
こんなに丁寧に、一生懸命作ってるとは思わなかったよ・・
しかも、竹ちゃん15年もいたなんて・・・
てか、ずっと竹ちゃんは満月堂で梅さんと奈津と一緒にいると思っていたのに、いつかいなくなるとは
何気にショックですわ〜
>均等にはさみで細工したあの菊の花びらのなんて
美しい事!
本当にきれいだったよね〜
食べるのもったいないけど、私だったらあの花びらを一枚一枚ベローンってはがしながら食べるかも〜(笑
5. Posted by きこり→夕来さん   2008年08月13日 08:32
>親方が「自分のせいかも…」と悩む姿も、
兄弟子を想う奈津の心も良かった〜♪
このドラマって今更だけど、必ず何かあったら誰もが自分の問題としてちゃんととらえるっていうか・・・
人のせいにしないところがすごい・・
しっかりもので面倒見がいい妹の奈津と
ちょっと抜けてるけど、情のある竹蔵兄さん・・ってのもいいやね〜
>15年前の修行入りの時も尾美としのりさんだったら
どーしよう?!と思ってたら、
私も、学生服着てる人が尾美さんだったらどうしよ〜!ってドキドキしながら見てたけど、微妙に違ったからホッとするような、がっかりなような・・(笑
とりあえず、竹さんが今までどおり満月堂にいてくれるようになってよかった〜
6. Posted by きこり→ikasama4さん   2008年08月13日 08:40
>その年季を重ねた分だけ作品に味というか
風味というか良さが出てきますからね。
精進を続ければ、それがきちんと味や作品にでてくるんですね。
それだけに、厳しくて長い道のりです・・
>兄妹の考えている事がこんなにもかけ離れているのが
ちょっと淋しいもんがありますね。
そうですよね・・・
やっぱり小さい頃から跡取りの自覚を持っていた兄とお気楽に育った妹ってのは意識も違ってくるんでしょうね。
でも、思い出を共有していると存在がいるっていうのは心強いもんなんだな〜と改めて感じましたョ・・
>自分の場合は父親のような感覚ですけどね(; ̄∀ ̄)ゞ
男も惚れる、男の背中ってことなんでしょうかね〜
(笑
こういう職人気質のおじさんには惹かれますわ〜

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「魔王」第6回「シバトラ」第6回