「女番長 野良猫ロック」 長谷部安春監督ナンシー関さんのこと

2008年06月11日

「無理な恋愛」第10回

 正午(堺正章)は、ZUKAN売り上げ不調の責任を取って辞める事にした。
文平(田中圭)と祥子(青木さやか)には、現場を離れることにしたとだけ告げて・・
 今までの実績があると訴える文平に
「関係ないんだよ・・実績とか過去なんていうのは・・
求められてるのは今どうかってことなんだ・・それでいいんだよ」正午
 ZUKANのライブで一生懸命メンバーのテンションを上げようと盛り上げ、
「あと、よろしくな」と去る正午。
その姿に正午の決意を悟る祥子。

 ケンちゃん(ムッシュかまやつ)には、自分の思いを告げる正午。
「必要とされてないのに、いるのは辛いな〜と思ってさ・・
プライド高いのかな〜俺って・・
(仕事を辞めた後の)何の準備もしてこなかったんだよね〜
まいったね〜こりゃ・・怖いもんだよ、何もなくなっちゃうのはね・・」
「恋はどうなるんですか?」ヨーコ(尾形沙耶香)
「何もなくなっちゃった60歳には厳しいでしょ・・恋は」正午

 そこにかえで(夏川結衣)がやって来て、がんばってオーディションを受けまくってることを報告。
「負けたくないなって思ったんです。
立木さんは自分の力で成功して、今もむちゃくちゃがんばってる。
私はどうなんだろう・・?って思って。
立木さんに負けないぐらいやってみよう、そう思ったんです」
かえでの決意を複雑な思いで聞く正午。
 龍彦(徳井義実)もシナリオの勉強を始め、受賞作は映画化されるという「シナリオ・グランプリ」に応募しようとがんばってるらしい。
「良かった・・・みんな・・・かえでさん、がんばってね」正午

 さっきまでは自分もレースに参加してバリバリ走っていたのに・・・
かえでの言葉をただ黙って聞いているだけの自分が悲しい・・・せつなか〜

 さて、最初に会社を興した時のアパートを見て感慨に浸っていた正午は朝子(小嶋陽菜)と再会する。
 就職する不安を訴える朝子。
「何かになるとか、何かにならなくちゃとか思わなくていいんだよ。
どんな仕事に就こうと君は君だ。
職業に選ばれるんじゃない。君が選ぶんだ、君のためにね」正午

 社長室から出てきた正午を迎える文平と祥子。
「バレてた?」正午
「当たり前です。辞めてどうされるんですか?」祥子
「何も決めてないよ。とにかくさ、1回ゼロになってみようと思ってさ」
「俺もついていきます!」文平
「お前達はな、まだゼロになる資格はないの。
ごめんな〜上の世代としてはもっとかっこよく終りたかったっていうか・・
お前達に夢を与えるような仕事の終え方見せたかったんだけど・・・
それが俺達の義務だろうって、そう思ったんだけど。
何か、かっこ悪くてごめんな・・」正午
 泣いている文平の頭をなでて、抱きしめる正午。

 「祥子、ありがとうな、本当に。
お前は本当にいい女だ。俺はそう思う。じゃあな!」正午
「団塊の世代の特徴ですね・・・やせ我慢がかっこいいと思ってる」祥子

 いや〜やっぱりやせ我慢ができるってのはかっこいいですョ!
現状を受け入れるっていうのは、辛ければ辛いほど簡単なことではないですから。
正午は二人に仕事のやり方、楽しみ方、幕の引き方を身をもって教えたと思いますよ(涙
それに、自信を失ってる文平や戸惑ってる祥子に、これからも仕事を続けていけるような感謝をこめたプレゼント(言葉)を渡すってのが・・粋だよね・・

 光代(夏木マリ)一家と最初で最後の食事をして、かえでとのデートを思い出に
一人みんなの前からいなくなろうとする正午。
さすがに光代は全てわかってましたね・・
わかっていても、黙って行かせるのはやはり同じ世代だからなのかな・・

 正午との出会いによって、大きく人生が変わったかえでと正午。
遅咲きかもしれないけど、必死にがんばって自分の人生を切り開いていこうとしている。
「タクシー亀山」おもしろそう・・・夏川さんのタクシー運転手のドラマ見てみたいぞ。
部屋の中のものも全て処分して、トランクひとつで出て行こうとする正午・・

「♪ 時のわすれもの いくつあるだろう
ここまで来て ふと思い出す はるかかなた
胸の かたすみに ひかり消えてゆく
笑い顔や流した涙 遠い景色

あの頃の トランクは いつしか色あせて
どこか 僕に似ている ♪
人は誰もみな 旅のその途中 
迷いながら寄り道をして 立ち止まり また歩く ♪」
(秋元康作詞 聞き書きなんでまちがってたらごめんなさいΣヽ(・´д`・||)ノ)

 この年齢になってゼロになるってすごい勇気ですよね・・
潔いっていうか・・この年代の人の美意識なのかな?
でも、「旅の終わり」じゃなくて「旅の途中」であって欲しいな・・
正午にはゆっくりとでも走り続けてていて欲しい。
そして、いろんな人に幸せをあげた正午だったけど、正午自身も幸せをつかんで欲しい。
できれば、その時に、かえでが側にいてくれるともっといいかな・・
結婚というゴールではなくても・・・

 最終回、坂口さんとの再会が明るい兆しになりそうですね。
楽しみだわ〜

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matakita821 at 13:59│Comments(8)TrackBack(14)「無理な恋愛」 

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■無理な恋愛脚本/岡田惠和http://www.ktv.co.jp/muri/第10話遊園地でデート絶対将来性が有ると力説する立木だが、もうアナタの神通力は通じないとする役員達から我々の忠告を聞かないから大きな喪失を被ったとして、立木は現場から外される事になる。会社は利益を生み出...
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上層部から現場を離れるように言われた正午 実績と過去は関係ない。 求められているのは今って事だ。
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ずっと気になっていた立木正午のしている赤いベルトの時計を発見しました!! このブランドのものだと書いている人がいたので、確認してみたら、あの時計!!

この記事へのコメント

1. Posted by まりりん   2008年06月11日 23:20
きこりさん、こんばんは!
遂にあと1話ってところまできましたね〜。

>この年齢になってゼロになるってすごい勇気ですよね・・
う〜〜〜ん、マンションまで引き払ってほんとすごいね。かえでのお父さんと前週に話したのも、自分もまだこれからっていう気持ちの後押しになったのかもだけど、どこへ行こうとしてるんでしょうねえ?

なんかここにきてもうかえで&龍彦、どちらもどうでもやってくださいって気持ちになってきたわ、私。ほんと、立木さんがどうなるのか?それが気になるだけ。

>できれば、その時に、かえでが側にいてくれるともっといいかな・・
私は文平と一緒に暮らせばいいじゃんと思ったわ。んで、文平は朝子と結婚して、つまり3人で。
って、いかがでしょう?(笑)
2. Posted by ルル   2008年06月12日 00:14
きこりさん、こんばんは〜。

>「タクシー亀山」おもしろそう・・・夏川さんのタクシー運転手のドラマ見てみたいぞ。

うんうん(笑)タクシードライバー・女性編として
どうでしょ?(笑)男性編には蟹江さんに出てもらって
やはり坂口さんが出て来ましたね〜♪
彼が正午を救うのかも。
それにしても
第一線で今も活躍なさってる小田和正さん
(正午と同じ年に思う)は
やっぱりスゴイですね
3. Posted by きこり→まりりんさん   2008年06月12日 06:32
>かえでのお父さんと前週に話したのも、自分もまだこれからっていう気持ちの後押し
そうだよね〜
かえでのお父さんもこれから新しい会社作るとか言ってたもんね・・・
まだ、そこまで気力は回復してないみたいだけど・・
>私。ほんと、立木さんがどうなるのか?それが気になるだけ。
龍彦がグランプリとか取っちゃったら、それはないでしょうよ・・ってなるよね〜
何か別の着地点を見つけて欲しいっていうか・・・
私も龍彦にいい目を見て欲しくないって気持ちだけはあるわ〜(笑
>文平は朝子と結婚して、つまり3人で。
なるほど!その手があったか〜(笑
じいやさんみたいに仕えるとか・・?
じゃあ、せめてもっと広い部屋に引っ越さないと。
4. Posted by きこり→ルルさん   2008年06月12日 06:47
>タクシードライバー・女性編として
どうでしょ?(笑)男性編には蟹江さんに出てもらって
いいよね〜?
男性同僚として蟹江さんが出てきて、
最終的に夏川さんと一緒になると!
どうしても、二人を一緒にさせたい私・・・(笑
>やはり坂口さんが出て来ましたね〜♪
何か予告で正午も普通にのんきに過ごしてたような・・
しかし、坂口さんはエネルギッシュというか生命力に溢れてる感じでよいね〜♪セクスィーだわ〜
>第一線で今も活躍なさってる小田和正さん
よく考えるとホントにすごいんだよね(笑
正午の場合は坂口さんがきっかけになってまた浮かびあがれそうだけど・・・
5. Posted by まこ   2008年06月12日 10:57
人は誰もみな 旅のその途中 
迷いながら寄り道をして 立ち止まり また歩く ♪

うわぁ〜ん、なんていい歌詞だーーー
うんうん、正午さんもまだまだ終わりじゃない!
ちょっと立ち止まっただけなんですよね
また歩き出したその先にはきっと幸せな未来が…
かえでや龍彦達とも、男女を越えたいい関係であってほしい
6. Posted by きこり→まこさん   2008年06月12日 15:22
>うわぁ〜ん、なんていい歌詞だーーー
なんかね〜私もいつもこの歌詞のところを聞くと
泣きそうな気持ちになるの〜
何か今期は「アラフォー」の「幸せのものさし」といい、じっくり聞き入っちゃうような詞が多くない?
これって、私だけ?年のせいなのかな〜?(笑
>かえでや龍彦達とも、男女を越えたいい関係であってほしい
かえでとも男女を越えた仲?(笑
何か、この3人はこのままずっと友達のまま付き合っていきそうな気もするよね・・・
7. Posted by ikasama4   2008年06月12日 22:16
たしかに今まで築いたものをなくして
ゼロから始める事ってコワイ事だけれども

最初は誰しもゼロから始めたって事と
自分達の周りもゼロから頑張ってるって事で
正午も突き進んでいける決心がついたんでしょうね。

>どうでしょ?(笑)男性編には蟹江さんに出てもらって
あぁそれもいいけど、既に蟹江さんは
NHKでしずちゃんとボクシングドラマをする予定が(; ̄ノ∇ ̄)

ちなみに自分が浮かんだ「トランク」の歌は

トランクひとつだけで
浪漫飛行へIN THE SKY♪

でした(; ̄∀ ̄)ゞ
8. Posted by きこり→ikasama4さん   2008年06月13日 06:42
>最初は誰しもゼロから始めたって事と
自分達の周りもゼロから頑張ってるって事で
そうなんでしょうね。
最初はかえで達を、勇気づけていた正午だったけど
そのかえでや龍彦たちによって今度はゼロになろうって思えたのかも・・・
まさか、龍彦に教えられる日がくるとは思いませんでしたが・・(笑
>NHKでしずちゃんとボクシングドラマをする予定が(; ̄ノ∇ ̄)
そうそう!そっちがあった!もちろん見ますよ〜!
ボクシングのトレーナー姿(首にタオル)の蟹江さんがもう私の頭の中にはもうあります!
「浪漫飛行」は名作です!

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「女番長 野良猫ロック」 長谷部安春監督ナンシー関さんのこと