「アグリー・ベティ」第二十三回(シーズン1最終回?)「鹿男あをによし」最終回

2008年03月19日

「あしたの、喜多善男」最終回

 平太(松田龍平)、みずほ(小西真奈美)、杉本(生瀬勝久)の連携プレーで
善男(小日向文世)捜索が続く・・・
まぁ、与田(丸山智己)の取り付けた発信機のおかげで吉野平に向かってることは
わかったんだが・・・でも、何故・・?

 「あ・・スーツ取りに行くの忘れた・・いっか・・」善男

 バッテリーが切れちゃって・・あとはみずほの記憶に頼るしかない。
しかし、罪の意識から善男との日々の記憶を封印してしまっていたみずほからは答えがでない。
そこにしのぶ(吉高由里子)から電話が入る。

「絵だよ、絵の本、善男ちゃんがずっと大切に持ち歩いてた絵の本があるの。
それ、絶対関係ある。これから善男ちゃんが行こうとしてる場所。
そのことみずほさんに伝えて」

 一方、杉本は調査の末、みずほの携帯の通話記録の偽装は森脇と側近女性のしわざであることを突き止めて会社に刑事を連れて乗り込む。
全ては会社を乗っ取ろうとした森脇の仕組んだことだった。

「大胆な犯罪を犯すタイプの人には似た人が多い」杉本
「ええ・・それはどんなタイプですか?」森脇(要潤)
「優秀なのにどこか充たされていない。
順調に出世できるのに自分の能力を過信して一足飛びで階段を登ろうとする。
足くじいちゃうかもしれないのに」杉本
「・・・・・・僕がいなかったら、この会社は終っていた・・」森脇

 警察に連れて行かれる森脇・・・
ついでにハートブレイクの与田ちゃん・・・

 善男の証言でリカ(栗山千明)は釈放される。
丸山(眞島秀和)の逮捕により借金はチャラに・・・

あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 オリジナル・サウンドトラックあしたの、喜多善男 ~世界一不運な男の、奇跡の11日間~ DVD-BOX(6枚組)

 カウンセラーの江端(岩松了)が呼び出され、みずほも過去と向き合うことになる。

「結婚生活が辛かったのは喜多善男が嫌いだったからじゃない、
罪を犯してる自分が嫌だったんだ・・」江端
「あの人は私の愛がニセモノだっていうことも、
私がお金のためにあの人を殺そうとしていることも知っていてそれなのに、
いつも私にありがとう、ありがとうって・・・
その度に私は自分が汚いものになったような気がして・・・」みずほ
「全部が嘘な訳じゃないでしょう」江端
「全部ニセモノでした。私はずっと自分に嘘をつき続けていた・・・
自分だけじゃない、周りの人全部に・・・・」みずほ
「それは違います。
あなたには、ほんの少しでもホントの気持ちをあの人に向けた時があったはずだ」江端
「ほんの少しでも・・・クリスティーナの世界・・・」
 
 みずほの脳裏に善男と交わした会話が蘇る・・・

「クリスティーナは振り返らない。ずっと向こうを向いてるんだ」善男
「絵は動いてはくれないもの・・」みずほ
「でも、僕はずっと見つめていたい。クリスティーナがこっちを振り向かなくても。
実はね、その絵と似てる場所を知ってるんだ。
僕が通っていた中学校の裏にそんな建物が・・一緒に行ってみない?」善男
「見たい・・・行ってみたい・・・」みずほ
 

 嘘で固めた生活だったけど、あの時のみずほの言葉は真実だった。
それを善男はちゃんとわかっていて、心に刻んでいたんですね・・

「あの人を助けないと・・・
私は一度も・・一度もあの人を心から、心から抱きしめたことがありませんでした。
自分の事ばかり考えていました。
あの人を・・・あの人を助けたい・・あの人を助けたい!」

 止っていた川の流れが動き出すように、みずほの中にも自分の本当の感情が
戻ってきました。

 死に場所にやって来た善男・・
それはまさにクリスティーナの世界・・・
背中をむけたままのクリスティーナは善男にとってのみずほ。

 ずっと背中を見詰めたままの善男だったけど・・・
今、善男はクリスティーナの視界の中に入って行って自分を見て欲しい・・と訴えている。静かに、そっと・・・
死に向かう行為そのものはネガティブかもしれないけど、
この時点で善男は今までとは違う生き方を選んでいたんじゃないでしょうか・・

 稽古場で台本を読むしのぶ・・

「人は人を恨み、怒り、裁いて罰を与えようとする。
怒りに身をゆだね行動することは実はそれほど困難なことではないのだ。
人間にとってもっとも困難なこと、それは他者を、そして自分を赦すことなのだ。
その先にこそ調和があると知りながらも、人は赦すことをなかなかできない。
誰もがその内側に黒いものを抱えている。
誰かを傷つけることもある、罪を犯すことも、
悲しみに打ちひしがれることもあるだろう。
だが、その同じ人間が純粋に愛を求めることがある。
本当の愛を手に入れたいのなら、赦すことを知りなさい。
そして、自らを・・・・・・死なないで・・・・」

 自分を利用しようとしてきた人間を赦せず、そうされてきた自分を愛せず、
そして赦すことができず、死を選ぼうとした善男。
でも、赦しはすぐそばの扉を開ければいつでもあった。
自分への赦し、今まで出会った人々への赦し・・・
それはみずほにも、しのぶにも、リカにも、平太にも・・・誰のこころの中にもある。
自分は赦されていたんだ・・・と善男が気づくことができれば、明日が見えてくるはずです。

 風に逆らいながら、滑りながら屋根の上の煙突になんとか到達した善男・・
『そうさ、俺は俺の体を壊すんだ・・』

「出て来い!ネガティブ善男!お前の望み通り、俺は死んでやる・・・
出てこーーーい!出てきて俺を罵れ!もう一度!!」


 風の音が鳴り響き、恐怖感が湧き上がる善男。
「出てきてくれよおおおーーーーーーー!!」善男

「こんなに走ったの運動会以来だぜ・・・」屋根に上ってくる平太
改めて死の決意を伝える善男・・・
そんな善男に平太は自分の父親は自殺したと話した。

「あいつは逃げやがった・・逃げてぇ奴は勝手に逃げりゃいい、
弱くて負けて自分で死ぬような奴は勝手に死にゃーいいって、
ずっと俺はそう思ってたんだ」
「弱い人間は消えていけばいいんだ・・・」善男

「そんなことねぇよ!そんなことないんだって・・・
俺、あんたと居て、そう思うようになったんだ。
弱くたっていいじゃねぇか・・・・
親父はさぁ、いつも俺に謝ってばっかで・・・
でもさぁ、あいつはあいつなりに必死で生きてたんだ。
わかったんだよ、俺が親父を嫌いだったのは弱かったからじゃねぇ、
死んじまったからなんだ。
生きてて欲しかったんだよ・・・
弱くたってかまわねぇからさ、生きてて欲しかったんだよ。
喜多さんは死なないでくれよ・・・
俺、喜多さんのお陰で親父のこと許せたんだ・・
なぁ、生きててくれよ・・・俺、何できるかわかんねぇけど・・・
生きててくれねぇと喜多さん、何もできねぇだろ・・?」平太

「俺は・・あんたの親父じゃないんだ、残念だけど・・」煙突に立ち上がる善男
「待てよ!!あっ、喜多さん、俺に作ってくれよ、
喜多さん作ったカレー食べてぇんだよ・・
作ってくれよ!!(しがみつく)なぁ!俺にカレー食わせてくれよ!
そしたら、何でも言う事聞くからさ、なぁ、頼むよ、喜多さん!」
 

 見詰め合う二人・・・
この時二人はお互いに赦しあったんだね。

 平太の目を見詰めてるうちお腹が鳴る善男・・・

「何だよ・・喜多さん、腹鳴ってんじゃねぇかよ・・・」平太
「考えてみたら朝からなにも食べてない・・」善男
「俺もだよ・・・」平太
「カレー・・・・でも・・・カレーで死ぬのやめるのってのは・・」善男

 善男らしいじゃないですか〜
生きるってことは、もともとみっともないことなんですから・・・それでいいじゃん!

「平太さん、ありがとう・・」
善男の中にも、何かが戻って来たようです。

 釈放されて警察の通路ですれ違うみずほと森脇・・・
「あぁ・・・今が本当のあなたの顔だ。
でも張り詰めたままのあなたが僕には魅力的だった・・」

 警察署を出たみずほの前には善男が待っていた。
距離を保ちながら見詰め合う二人・・・何も言わず反対方向に歩き出すのでした。

 見つめあうだけで赦しあう一瞬を魅せた二人の演技が見事でした。
この時、みずほは赦されている自分を感じ自分を赦すことができた。
善男もまた、みずほを赦す自分を感じ、自分自身を赦すことができた。
赦すことで自由になれる。
二人はやっと明日に向かうことができるのでしょう。

 そして、リカも・・・平太に別れを告げるのでした。
この事件でリカは自分の恐ろしい部分を見てしまった。
そして、そのことに平太も気づいている・・・
今はそんな自分が許せない。耐えられない。
でも、いつかそんな自分を許せて愛せる日も来るかもしれない。
リカにとっても新しい時間が始まったのです。

 善男が戻って大喜びのキャバ嬢のみなさん・・・
今夜はみんなでカレーパーティですよ〜!
キャバ嬢のみなさんの優しさもこのドラマではいいスパイスでした。

 そして、事件は解決、審査を終えた杉本・・・
みずほの夫の保険金は会社が受取人になっている8億は無効になったが、
みずほ個人が受け取り人になっている2億は支払われることになった。

「みずほも会社を立て直さなきゃなんねーだろ・・・悔い改めたんだ・・餞だよ・・
俺にも・・慈悲ってもんがあるんだよ」「夜回り先生」を与田に差し出す杉本。

 すぐに次の仕事に取り掛かるようです。
この、人間に関る仕事が大好きなんですね・・

 公園で母親に手紙を書いた後、古い鞄を捨てて、
新しいリュックを背負い歩き出す善男・・・

『終るはずだった俺の明日がまた始まった。
数えるには多すぎるほどの明日が。
悲しい明日もあるのかもしれない、
だけど、笑える明日もきっとあるような・・
そんな気がするんだ』

 その先で笑顔で善男を待っていた平太に微笑む善男。

 いや〜〜このドラマは本当に好きでした。
生きている人間の心の軌跡を個性的なキャラクターを使って優しく丁寧に描いてくれました。
喜多善男の11日間に人生の醜さ、不思議さ、美しさの全てが詰まっていました。

 愛と赦し・・・そんな難しいテーマをさらりとおしゃれに見せてくれたように思います。
私の浅はかな推理は全部はずれちゃってましたが今はすごくさわやかな気持ちです。
小曽根真さんの音楽が、そんなドラマをよりいっそう盛り上げてましたよね〜

 そして、キャストのみなさんの演技は絶妙で、一人一人がパズルのピースのようにぴたりぴたりと収まる快感にいつもぞくぞくしていました。
それぞれの役者さんのいい瞬間に立ち合えたな〜とラッキーな思いがしています。
きっと、いつまでも忘れられないドラマになると思います。

ねこちゃん


このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. あしたの、喜多善男 最終回  [ 塩ひとつまみ ]   2008年03月19日 15:19
「みずほと心が通じた瞬間があった」というエピソードの 善男が自分の死に場所に選んだところは 彼女が好きだった絵と似ている善男の昔の思??.
2. あしたの喜多善男  [ Akira's VOICE ]   2008年03月19日 15:19
最終回の感想
第11話(最終話)「最後に残された、自由」
4. あしたの、喜多善男〜最終回・生きるか、死ぬか  [ 一言居士!スペードのAの放埓手記 ]   2008年03月19日 15:35
あしたの、喜多善男ですが、矢代平太(松田龍平)と宵町しのぶ(吉高由里子)は必死で善男(小日向文世)の居場所を探します。しかし、恐い恐いマネージャーがやって来て、しのぶを連れ去ります。マネージャーは「みんなが笑っているうちにゆうこと聞いておいた方がいいよ」...
5. 【あしたの、喜多善男】最終回と統括感想  [ 見取り八段・実0段 ]   2008年03月19日 17:30
貴女は喜多善男が嫌いだったのではない。罪を犯している自分がイヤだったのだ。私は一度もあの人を心から抱きしめたことがありませんでした。死なないで。死なないでほしい。みずほが抱えていたトラウマ。消し去りたい過去の結婚生活は自分に対する罪の意識が重すぎたから...
6. 新しい あした(あしたの、喜多善男 最終回)  [ ぐ〜たらにっき ]   2008年03月19日 17:46
いやぁ、よかった。 平太さんが必死で喜多さんを引きとめようとしてたシーンはウルッとしましたねぇ。 まぁ、その後のシーンでは笑わせてギ..
7. あしたの、喜多善男 第11話(最終回)善男の求めるモノ  [ レベル999のマニアな講義 ]   2008年03月19日 18:06
内容ネガティブと対面し、1つになった喜多善男善男はどこかに行ってしまう。そして、、、運命の日は来た。平太は善男の行きそうな場所を、みずほに聞くが思い出せないと。杉本の協力で、居場所は分かったがすぐに行方不明。そんなとき、しのぶが思い出す。『クリスティー...
8. あしたの喜多善男最終回 カレー屋開業したら喜多さん?  [ ぱるぷんて海の家 ]   2008年03月19日 18:06
な、何なんだこの終わり方は! これはハッピーエンド? もしかしてバッドエンド? それとも中途半端? 中途半端と言えば 犯人のこのおんな誰? キャナメ(要潤)が主犯だって・・・! いちばん疑われそうもないやつ、つまり怪しくないのが犯人って先週云ってたく....
9. あしたの、喜多善男 最終回  [ のほほん便り ]   2008年03月19日 18:08
最後まで、作り手の愛情が伝わってくる、味わい深いドラマでしたね。 もしも、賞をさしあげるとしたら、いかにも善良そうな喜多善男と、ネガティブ善男。毎回、「カレーを、じつに美味しそうに食べてた」小日向文世に、主演賞。 彼との関わりの中で、チンピラから、ど...
10. あしたの、喜多善男 最終回  [ アンナdiary ]   2008年03月19日 18:10
今回涙してしまったのが、喜多さんと平太のシーンではなく。。。宵町しのぶのシーン。 喜多さんは過去を振り返るんじゃなくて、前を見て歩きだした。
11. あしたの、喜多善男 第十一話 (最終回)「衝撃の最終回へ!!生きるか、死ぬか」  [ 掃き溜め日記〜てれびな日々〜 ]   2008年03月19日 20:19
3 任意同行だが、明日には逮捕されるみずほ(小西真奈美) 平太(松田龍平)もしのぶ(吉高由里子)も、善男の居場所が 検討もつかない。みずほに聞いてもどうしても、善男と一瞬でも 気持ちが通じ合った場所を思い出せないと言う。 警察にいるみずほに、追われてる平太は....
12. ドラマ「あしたの、喜多善男」最終回  [ annyの日記 ]   2008年03月19日 20:41
善男は何処へ・・・? 善男が死を決意をしたその日 善男は姿をくらまします! 皆が善男を助けたい! しのぶはマネージャーに頭を下げ探そうとしますが、× 平太は所々探し回りながらみずほにも連絡をし 「はじめてみずほと心が繋がった場所」を聞き出そうとしま...
13. あしたの、喜多善男 【第11話 (最終回)】 最後に残された、自由  [ THE有頂天ブログ ]   2008年03月19日 22:07
あしたの喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 (フジテレビ系)  毎週火曜日 午後10:00〜10:54放送 ドラマ「あしたの、喜多善男」最終回を見ました。 昨日は残業で帰宅がオンエアに間に合わず、本日視聴。 11日目:最後に残された、自由 ■あしたの、...
これは失敗だったの・・・?小日向さんは好きだけど、もう主演がなかったら・・・気の毒だなぁ。
ドラマ「あしたの、喜多善男」の最終回を見ました。レビューには書いていなかったけど、時々見ていてその独特な世界観と、洗練された雰囲気が気に入っていました。 最終回もよかったなー。 自分の人生に愛想をつかして死を選ぶといいながら、世の中をあきらめる...
16. あしたの、喜多善男 (小日向文世さん)  [ yanajunのイラスト・まんが道 ]   2008年03月19日 23:58
◆小日向文世さん(のつもり) 小日向文世さんは、毎週火曜よる10時フジテレビ系列にて放送されていた連続ドラマ『あしたの、喜多善男??世界一不運な男の、奇跡の11日間??』に主人公・喜多善男役で出演していました。 昨日は第11話(最終話)が放送されました。...
17. 小西真奈美さんの似顔絵。「あしたの、喜多善男」第11話(最終回)  [ 「ボブ吉」デビューへの道。 ]   2008年03月20日 08:06
●「あしたの、喜多善男」第11話(11日目) 「衝撃の最終回へ!!生きるか、死ぬか 」 衝撃というほどの最終回ではなかったものの、 気持ちに響いてくるものがある、感動的な「11日目」でした。 善男(小日向文世)は、「自分を壊す」と言ってましたよね。 自分を客観的に...
18. あしたの、喜多善男 最終回  [ イニシャルNが好き♪ ]   2008年03月20日 13:33
 ず〜っと見てたんだけど、なぜか感想を書いてなくて{/face_ase1/} 最終回にして初めて書きま〜す{/pen/}  とにかく喜多さんが死ななくてホントに良かった{/kirakira/} 止めるのが平太で、さらに良かった{/ee_3/}   みずほがなかなか思い出してくれなくてヒヤヒヤし...
19. 「あしたの、喜多善男」第11話(最終回)  [ 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常 〜ドラマ編(仮) ]   2008年03月20日 15:26
クリスティーナは横たわったままで背を向けていたけれど、 彼には心配して見つめてくれる人々がいる。 人生最後の日・・・第11話『衝撃の最終回へ!!生きるか、死ぬか』
20. あしたの、喜多善男 第11日目(第11話・最終話)  [ シャブリの気になったもの ]   2008年03月21日 00:34
あしたの、喜多善男 第11日目(第11話・最終話) ??世界一不運な男の、奇跡の11日間?? フジテレビ 2008年03月18日 22:00??   「最後に残された、自由 」     ★はじめに   みんな無事で終わった最終回。面白かったなぁ・・。 みずほに2億円を残した杉本に拍手です...
喜多善男ファミリー勢ぞろい『UDON』舞台挨拶@日劇2『あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜』行方のわからない喜多善男@小日向文世を探すとするが、鷲巣みずほ@小西真奈美は任意同行されて逮捕寸前だし、矢代平太@松田龍平も追われてるし、宵町しの....
22. あしたの、喜多善男  [ 読書・映画・ドラマetc覚書(アメブロ版) ]   2008年03月22日 17:30
あしたの、喜多善男 ~世界一不運な男の、奇跡の11日間~ DVD-BOX(6枚組)  『鹿男あをによし』と同じく、毎週楽しみだったドラマ。謎が謎を呼び、誰が味方で誰が敵なのかがわからず、また癖のある人たちがたくさん出ていて、マニアックな作り。でも、『鹿男??』と同様...
23. あしたの喜多善男 最終回  [ Simple*Life ]   2008年03月23日 20:47
いっけん地味に見えるこのドラマとっても内容が深くて面白かった。 これは小説が原作で、本当なら2時間ドラマで収まってしまうような 内容にもかかわらず、これだけ膨らませてやれるなんてすごいな って思う。 (鹿男のときもいったけど) この二つは、原作もさる...
24. 今さらながらドラマ感想  [ 日々緩々。 ]   2008年04月06日 10:58
旅行中に録画したドラマ、ようやく見終わりました〜{/dododo/} 厳選して、 『薔薇のない花屋』、『あしたの、喜多善男』、『鹿男あをによし』の 計3本(薔薇に関しては2週分)を撮っておいたわけですが。 一番最初に見たのは『善男ちゃん』でしたよ{/tv/} 回を重ねるごとに...

この記事へのコメント

1. Posted by ミマム   2008年03月19日 15:20
何だか…
これを好きで見ていた人がみんな「良かった」って言ってることにあらためて感動してしまって
きこりさんの記事を読んでいて泣きそうになってしまいました(苦笑)

>生きるってことはもともとみっともないことなんですから・・・それでいいじゃん!

そうそう!

>喜多善男の11日間に人生の醜さ、不思議さ、美しさの全てが詰まっていました。

その通りですね。

小曽根さんの音楽が頭の中でリフレインしてます。
2. Posted by くう   2008年03月19日 17:37
愛と赦し。。。そうですよね。
このドラマはそんなドラマでした。
しのぶが読んだ台本は、まるで聖書の一節みたいだった。
とても印象深いです。

>11日間に人生の醜さ、不思議さ、美しさの全てが詰まっていました。

まさに人間ドラマが詰まっていました。
役者と音楽、脚本と演出。全てが良かった。
感動しました。
またこんなドラマに合いたいですね。
3. Posted by アンナ   2008年03月19日 18:10
こんばんは。

しのぶのセリフに泣きそうになりました。
いいですね〜宵町しのぶ。
音楽がその時々の情感に合わせた感じで
心に染みました。

平太さんの無精ひげがまた良かったね〜
こういうドラマを1クールに1本味わいたいです。
4. Posted by ikasama4   2008年03月19日 19:06
>キャストのみなさんの演技は絶妙で、一人一人がパズルのピースのようにぴたりぴたりとはまる快感にいつもぞくぞくしていました。
本当によく出来た作品です。
自分も推理はバンバン外れましたけど(; ̄∀ ̄)ゞ

でも、このドラマに見せ場はそこではなくて
喜多さんを軸にして各登場人物が

罪とは何か
罰とは何か
愛とは何か

希望とは何か
絶望とは何か
生きるとは何か

時には面白おかしく伝え
時には胸に響かせてくれる

素晴らしい作品でした。
また、今後もこういう心に響く作品を見たいですね。
5. Posted by    2008年03月19日 21:56
「11日後に自殺する」という、
すごく思いテーマを描いているのに、
まさに

>さらりとおしゃれに見せてくれた

感じでしたね。。
本当に好きなドラマでした♪

それぞれが歩き出した、新しい道。。
またその後の善男ちゃんも見てみたいなー、と思いつつ、
まだ、余韻に浸っております。。
しのぶのあの想いも、善男ちゃんに届いているといいなーー、と
願わずにはいられません。
6. Posted by きこり→ミマムさん   2008年03月19日 22:59
>これを好きで見ていた人がみんな「良かった」って言ってることにあらためて感動してしまって
わかるわ・・
私も、みなさんの記事を読んで、みんな同じ思いだったんだ〜ってそのことも嬉しかったっていうか・・
何故か見てる人は少なかったけど、最後まで見た人はほとんど感動したんじゃないのかな・・と思うわ〜
ホント、見ててよかった!って思ったよね。
>小曽根さんの音楽が頭の中でリフレインしてます。
サントラ買ってしまったので・・余韻を楽しみながら何度も聞いています。
DVDプレゼント応募しよ〜っと!
てか・・買って、何度も楽しみたいなぁ・・
7. Posted by きこり→くうさん   2008年03月19日 23:06
>しのぶが読んだ台本は、まるで聖書の一節みたいだった。
そうですよね〜
でも、すごく感動的だった・・
吉高由里子さん演じるしのぶはすごく純粋で
天使のような存在に思えました。
彼女自身が善男に赦しと癒しを与えてるような・・
>役者と音楽、脚本と演出。全てが良かった。
そう!ホントにすべてが完璧でしたよね〜!
全てがいい方向にすすんだというか・・
こんなことってあるんですね。
最終回は特に美しい場面が多かった・・・
こういう上質のドラマに出会えるとホント幸せな気持ちになりますよね・・
春ドラに、こんな出会いはあるのかな〜?



8. Posted by きこり→アンナさん   2008年03月19日 23:10
>音楽がその時々の情感に合わせた感じで
心に染みました。
そうなんですよ〜
曲がとにかく場面とキャラをすごく引き立てて、
場面と曲が一緒に蘇ってくるんです。
いろんな才能が終結したって感じですよね。
>平太さんの無精ひげがまた良かったね〜
まぁ、元々無精ひげフェチではあるんですが・・(笑
松田龍平さん、ますます好きになりました。
なんかあのキョトキョト動く目も、今じゃすっかり愛おしいです(笑
今期けっこういいドラマに出会えたんで、春ドラはどうなのか、ちょっと不安です。
9. Posted by きこり→ikasama4さん   2008年03月19日 23:15
>希望とは何か
絶望とは何か
生きるとは何か
時には面白おかしく伝え
時には胸に響かせてくれる
そうなんですよね・・気づいたら何だか胸に響いていたという感じで押し付けがましさのないドラマでした。
登場人物達のふてぶてしいところや、多くを語らないところも魅力でした。
終ってみると推理なんかどうでもいいや〜と
満足感だけでした。
ほんとうにすばらしい作品でした。
10. Posted by きこり→霞さん   2008年03月19日 23:19
>またその後の善男ちゃんも見てみたいなー、と思いつつ、
そうですよね〜
善男と平太はその後、どうやって生きていったのか・・
明日を信じて生きられるようになった善男はまた何かみつけたんだろうか・・
何だか、出てきたキャラどれもが印象的で忘れられないんです。
>しのぶのあの想いも、善男ちゃんに届いているといいなーー、と
もう、しのぶは善男ちゃんに会うことはないのかもしれないけど・・善男がこの世に存在しているというだけで、しのぶには生きる張り合いになるのかもしれないって思って・・せつなくなりましたが・・
本当にいいドラマでしたよね・・
11. Posted by Yummy   2008年03月20日 13:15
最終回、テレビの前にしっかり座って見てました。いつもほとんど何かしながらテレビ見てるんだけど…
しのぶちゃんが読んでたフレーズが心に響いてうるうるってきました。
平ちゃんもしのぶちゃんもみずほも森脇も杉本も、それ以外の人たちもほんとに魅力的なキャラクターで、いろんなこと考えさせられたなぁ。
そしてなんといっても小日向さん!
いいドラマに出会えて「ありがとう!」です。
12. Posted by きこり→Yummyさん   2008年03月20日 19:10
>しのぶちゃんが読んでたフレーズが心に響いてうるうるってきました。
私も聞きいっちゃいました・・・
一見棒読みなんだけど・・・この女優さんうまいですよね・・
このドラマで結構ファンになっちゃいました。
>たちもほんとに魅力的なキャラクターで、いろんなこと考えさせられたなぁ。
どのキャラクターも必死に生きていたっていうか・・一人一人が完成されてましたよね〜
私、わりかし杉本も好きだったなぁ・・
久々にワルの魅力を見せてくれた要君もよかったし・・殺し屋ぬっくんも忘れられないです。
>いいドラマに出会えて「ありがとう!」です。
ほんとに私も感謝の気持ちでいっぱいです・・
13. Posted by シャブリ   2008年03月21日 00:31
まいどです!
>それぞれの役者さんのいい瞬間に立ち合えたな〜とラッキーな思いがしていますよ

本当にそう思います。
ドラマではなかなかお目にかかれない感じがして、
お得な気分でした。

なんと言ってもコヒさん!
舞台を見に行ったら、こんなもんじゃないんだろうなぁ・・
大人のドラマでしたね。

次回は夏川さん目当てで見てみますが、果たして・・
14. Posted by きこり→シャブリさん   2008年03月21日 18:28
>ドラマではなかなかお目にかかれない感じがして、
お得な気分でした。
ホントですよね〜
贅沢な気分を味合わせてくれるキャスティングでしたよね。
めったにDVDボックスに食指が動かない私ですが、
これは保存版としてぜひともほしいです。
>舞台を見に行ったら、こんなもんじゃないんだろうなぁ・・
大人のドラマでしたね。
何故、視聴率が悪かったのか不思議です。
最終回の美しい作りは完璧でしたね。
何度でも見直したいぐらいです。
ホント、コヒさんの舞台見てみたいです。
15. Posted by みのむし   2008年03月23日 20:52
私もこのドラマ最後まで見続けて本当によかったな
と思ってます。
本当の意味で良質なドラマでしたね。
それにキャストのみなさんの役のはまりっぷりは
見事でした。
小日向さんやっぱり脇役でいろんな顔をしていらっしゃるだけあるわ〜って思いましたね。
みずほも、平太もしのぶもみんな個性的で
本当にぴったりと役柄にあってましたね。
いやぁ。本当に面白いドラマでした!
16. Posted by きこり→みのむしさん   2008年03月24日 12:04
>本当の意味で良質なドラマでしたね。
そうですよね〜キャストとスタッフの皆さんが
一致団結して創り上げているそれが伝わってくるような・・すばらしいドラマでした。
>小日向さんやっぱり脇役でいろんな顔をしていらっしゃるだけあるわ〜って思いましたね。
自殺願望のある中年の男が主人公って
かなり間口が狭かったかもしれませんが、コヒさん
やってくれましたよね・・
みなさんのさりげない演技が心地よかったです。
もう一度最初っから見直したいな〜
17. Posted by つっぺ   2008年04月06日 10:58
遅ればせながら…コメント失礼いたします^^;

きこりさんの感想を読んでいたら、改めて色んなシーンが
思い出されてウルっときてしまいました…
一見重そうなドラマだなぁと思いながら見始めましたが、
見終わって少し経った今でも、すごい満足感、充足感に満ちています♪
>それぞれの役者さんのいい瞬間
ほんとそうですよね、その上、新規開拓の瞬間も目の当たりにできたというか。
特に吉高さんのことは、このドラマを見るまで知らなかったんですが、
とっても可愛くて魅力的で、自分的に大収穫でした(笑
私もまた最初っから見直したい気持ちです!
18. Posted by きこり→つっぺさん   2008年04月06日 12:40
コメントありがとうございます。
未だに「喜多善男」病にかかっております。
昨日も最終回を見てしまいました・・
>見終わって少し経った今でも、すごい満足感、充足感に満ちています♪
そうなんですよ・・
あのドラマは確実に私の中に何かを残して、そして
癒してくれたんですよね。
いや〜「喜多善男」セラピーだわ〜(笑
>特に吉高さんのことは、このドラマを見るまで知らなかったんですが
私もです。そして当常時にはどうせチャラいんでしょうよ・・と思っていたら、すごく不思議な魅力を持ったすてきな女優さんでした。
いろんな面で収獲の大きかったドラマでしたよね。
そして、いろんなブロガーさんとこの喜びを分かち合えて楽しかったっス!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「アグリー・ベティ」第二十三回(シーズン1最終回?)「鹿男あをによし」最終回