「医龍 2」第九回「SP 警視庁警備部警護課第四係」第六回

2007年12月08日

「歌姫」第九回

 せっかくチューしていい感じの二人だったのに、浜子の声で現実に引き戻されちゃったよ〜
鈴まで「今日のご飯は何やろうね・・?」
でも、この二人らしいっちゃらしいわね〜

 一人になって「うち、キスしてもうたっちゃ・・!!」布団に包まって
「くぅ〜〜〜〜ぅ!!!くふふふふふふ〜〜!!」
湧き上がる喜びが抑えられない鈴(相武紗季)がかわいいっちゃ!

 一方、美和子(小池栄子)はメリーの店で毎日太郎(長瀬智也)を待っていたけど・・待ちぼうけ。
 意を決した美和子は、オリオン座にやってきて、逃げようとする太郎に
「あんたには私と向き合う義務があると思うんだ。
そんなに昔を思い出すのが嫌ですか?
そんなに昔の自分を知るのが怖いですか?
私と一緒だった過去をそんなに消し去りたいですか?」
「そうじゃないぜよ・・思い出そうとしてもほんまに思いだせんがじゃ・・」太郎
「そしたら、もう少しだけ、もう少しだけ努力してもらえませんか?
今夜はきちんと私と話す時間を作って下さい。
 それで、一晩一緒にいてください・・ほら、肌の温もり感じたら思い出すことあるかもしれねぇべ・・・」

 強引な美和子ではないですから、決死の覚悟で言ったはず。


 その思いが通じたのか、メリーの店にやって来る太郎。
「未だに何ちゃ思いだせん・・けんど、10年辛い思いをさしたがほんまやったらわわしにも責任あると思うき・・」太郎

 実は太郎の背中を押したのは勝男(高田純次)。
「ちゃんと昔の自分を知って、それでもここに残りたかったら残ればいいさ。
相手さんにもわかってもらえるやろ・・」
勝男にとっても太郎は大切な家族、でもだからこそ、ちゃんと太郎自身が選択して欲しい。

 太郎の言動から、記憶が戻りかけてるのでは?と不安になった鈴は
お医者さんのところへ。
「もしかしたら、昔と今が混ざりおうちゅーかもしれんね。
そういうことがいくつも重なって、どんどんどんどん今の事を忘れていくかもしれんにゃ〜」医者

 美和子と楽しく飲んだ太郎は宿まで送っていく。
「泊まっていきなよ〜泊まって下さい」美和子
「それはできんぜよ。
わしが昔の自分を知るがと、これから新しい関係を築くがと別やと思うき」太郎
「そういう生真面目なところ・・・勇さんのまんまだなぁ・・と思って」と見送る美和子

 なんか、太郎の会話に難しい単語が増えているような・・・
やっぱり昔の太郎と今の太郎がミックスされてきてるんでしょうか?
断られても、それが昔の夫そのままだと気付くとことろが余計せつないです・・

 土佐清水を離れる山之内の親分(古谷一行)に挨拶に来た松(佐藤隆太)。
その相変わらずのビッグマウスに
「悪い事は言わん・・・やめちょけ。
おまんに極道は向いちょりゃせん。
その内鉄砲玉にされるが関の山じゃ・・・命、大事にせいや・・松」親分
「親分に拾うてもろうた恩は一生忘れませんき!
自分のようなアホなハンパモンをかわいがってくれてほんまにありがとうございました!」松
「アホな男よ・・まっこと」親分

 ほんとにあほだよなぁ・・・でも、アホはアホなりに一生懸命尾を振る姿に
なんだか泣けてくるというか・・・
山之内の親分も別れる時になって、もっとかわいがってやりゃ〜よかったかのう・・って思ったかなぁ・・・

 太郎に会いに来た美和子。
浜子は、太郎がこの10年、記憶を無くした苦しさと不安と闘ってきたこと告げ
「太郎がもし、美和子さんと東京へ行くががホンマの幸せやったら、
うちらはそれを邪魔するつもりはないですき」浜子
「太郎さんの命を救ってくれて、ずっとずっと大事にしてくれてほんまにありがとうございます!!」美和子

 浜子の家族としての思いをちゃんとわかってくれた美和子。
この人も深く強く太郎を愛してるんだよね・・
でも、太郎の10年がしっかりとこの土佐清水に根づいていることを知り、
そして、岸田家と太郎を引き離すことは岸田家のみんなにとってもどれほど辛いことか気付いちゃったんだね。

 自分の思いを通すことを迷う美和子さん。
「何が何でも太郎を本気で連れ戻す勇気がないがやったら、
自分が傷つくだけやきね、帰った方がええがぞ!」鯖子(斉藤由貴)

 不安になる鈴を励ます泉(大河内奈々子)と晋吉(西村清孝)。
「記憶が戻っても今のうちらのことを忘れんがやったら、太郎はここに残ると思うき」泉
どうやって太郎と恋人同士になったらいいかわからないと悩む鈴に珍しく晋吉が背中を押す。
「みんなさ、ちょっとづつちょっとづつ勇気を出していくんだよ」

 昔の事を思い出して太郎に手紙を書く鈴。
二人で海に行った時に見つけた手紙の入った瓶。
その手紙には「ずっとずっとあなたを待っています」と書かれていた。
「ぐっと来たぜよ!愛に溢れた手紙ぜよ・・・
わしの事を心配しちゅー人もおるがかの・・・?」太郎
「ほいだら、うちが太郎ちゃんに手紙書いちゃるき!」鈴
「鈴が大人になって、ほんまに大事な人が現われた時、ちゃんと手紙を書いちゃりや」太郎

 鈴の太郎への思いはこうやって少しづつ少しづつ年月と共に重ねられてきたんですね。
太郎と一緒に生きて楽しんで、泣いて笑って、鈴の側にはいつも太郎がいた。
太郎にとっても鈴は救いだったはず・・・

 勝男は太郎に記憶が戻ってきてると教える。
すると意外な返事が・・・
「これはめでたいことぜよ・・」
記憶が戻ると、ここでの生活の記憶が失われてしまう・・そのことを恐れてきた太郎、失わずにすんだと知って喜びが・・?
「ここに残るがか?!」勝男
「当たり前ぜよ!!」太郎

 山之内の親分が太郎を東京へ連れて帰ると美和子を誘いに来た。
「東京での生活はここより遥かに幸せなはず」と言い切る親分。
でも、いろんな事を知った美和子にはそこまで言い切れない。
太郎の生活をじゃまさせないために親分と一緒に帰る美和子。
でも・・二人の会話からやはり、美和子と太郎の間に娘がいたことが判明・・・
 鈴もそれを知ってしまった・・
そして、美和子の太郎への深い愛情も・・・

 う〜ん、何でオリオン座で話すね〜?!
どっかよそで話せばいいのにぃ・・・
鈴にまた新たな苦しみが生まれたじゃないですか〜
美和子さんは帰っちゃったけど・・・心穏やかじゃいられないよ〜
もう9回だけど・・・大丈夫か?  

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matakita821 at 20:30│Comments(8)TrackBack(11)「歌姫」 

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1. 歌姫 第9話 「あなたが二人いればいいのに」  [ テレビお気楽日記 ]   2007年12月09日 13:45
鈴(相武紗季)はご飯を残そうとしたり、やっぱり食べたり、服のまま寝ようしとたり・・・舞い上がってしまうのでした。「うち、キスしてしもうたちや。」
2. 歌姫 第9回 感想  [ ぐ〜たらにっき ]   2007年12月09日 16:47
『あなたが二人いればいいのに』
3. 歌姫〜第9話・娘!  [ 一言居士!スペードのAの放埓手記 ]   2007年12月09日 17:05
歌姫ですが、太郎(長瀬智也)と鈴(相武紗季)の接吻から始まります。鈴は上機嫌で、「太郎と鈴でタロタロリンリン」もとても和やかな顔で行われますが、「勝男と浜子で」どうのこうのという新ネタまであります。美和子(小池栄子)は毎晩メリーさんの店で太郎を待ちますが...
4. 歌姫(第8話)  [ 霞の気まぐれ日記 ]   2007年12月09日 17:15
キスをして、舞い上がる鈴(相武紗季)。 あぁ、なんかいいなー、この2人。。 キスした後の照れっぷりも、なんか微笑ましかったですし。 そして、ジェームスにキスでもしちゃえばいいのに、と言われ、 噴き出した太郎(長瀬智也)の噴出し方がキレイだったなぁ~。 (なんのこっ....
5. 歌姫 第9話 太郎の記憶  [ レベル999のgoo部屋 ]   2007年12月09日 17:46
内容 自分が『及川勇一』であることを受け入れられない太郎。 でも今の自分は、鈴とのキス。 一瞬、2人は幸せだった。 一方、美和子は、太郎をメリーの店で待ち続けていた。 そんな中、泉が産気づいた。 無事出産。 晋吉、泉による名前の発表で、太郎はおかしな事を言い出...
6. [歌姫」 9話 追記  [ ice-coffee ]   2007年12月09日 18:35
先週 もしかしたらと言っていました 『学徒出陣の後に子供を産んでいた~?』その通りになりましたね
7. 歌姫 第9話  [ アンナdiary ]   2007年12月09日 20:49
ツライな〜切ないな〜。。。鈴と美和子さんどちらの気持ちも痛いほどわかるから、余計にツライ。誰がいけないんでもない「戦争」がいけないんだ。今回は、美和子の思いに泣けた。だけど太郎との間に、娘がいたなんて。。。どうする鈴?うわーん。
8. 歌姫 第9話:あなたが二人いればいいのに  [ あるがまま・・・ ]   2007年12月09日 21:01
子持ち…|||||/(=ω=。)\ガーン||||| 聞いてないよぉ〜〜〜{/face2_shock_s/}てか、その娘とやらは今どうしてるんだ? 母親である美和子さん。こんなに長い期間、娘をほったらかしてええんかぃ? 娘の年齢は多分10歳前後。子供とは言え、ある程度の事はわかる年頃ですよ...
9. 歌姫 第9話「あなたが二人いればいいのに」  [ TV雑記 ]   2007年12月10日 02:14
この間ローソンに行きまして。 なんでも舞台版……というか原作版「歌姫」のDVDが出るらしいんですね。 ドラマで長瀬さんが着ている衣装そのままに宅間孝行さんの姿が写ってましたね。 多分舞台版を見るほうが面白いんだろうなあ。...
10. 『歌姫』第9話「あなたが二人いればいいのに」メモ  [ つれづれなる・・・日記? ]   2007年12月10日 22:38
せつなさだけは増幅中。 鈴にとってきれいな最後はないだろう・・・だけに余計それが増幅されてます。
11. 歌姫、第10話見ました。  [ 楽珍楽珍 ?? ミーハーのひとり突っ込み!! やってます。 ]   2007年12月16日 00:23
 不遇なドラマと言うか、FUJIの初回、第2回 沈没作戦にハマリ、数字が悲惨と聞いていますが中身はホントいい感じです。土佐弁がわからない私なので、土佐弁に違和感を感じませんし面白くていい感じなんでしょうか?  でも悲しい展開ですね。命より大事なも...

この記事へのコメント

1. Posted by 凛太郎   2007年12月09日 10:38
美和子役の小池栄子がいい味を出してますね。
このドラマは脇役が皆光っていて、ガリレオとは大違いで楽しめます。
ドラマは後日談形式なので、先は見えるのですが、それでも見ている者をドキドキさせる演出も流石です。
2. Posted by たまちゃん   2007年12月09日 18:52
今晩は!
いつもお世話になっております。
過去、うちのサイトにコメント、ありがとうございました。折り返し、こちらへ来て、コメントを書こうと思いましたが、書きそびれで、大変申し訳ありませんでした。

私は、色々な方のサイトを訪問&文章を読むのに精一杯なもので、コメント書きがたまにで、ホントすみません。

「歌姫」も残りわずかで、最後がどうなるのか楽しみです。(舞台は見て無いので、結末がどうなるのか、知らないです。また第1話に、どうリンクするのかも楽しみです)

視聴率は悪い「歌姫」ですが、私は、毎週金曜日はドラマを楽しみにしています
3. Posted by まこ   2007年12月09日 22:03
さすが親分さんともあろう御方!と松とのシーンでは
ちょっとじ〜んと来たというのに・・・
何で美和子に余計な事を言うかなぁ〜
美和子が自分で決めて、帰るって言うとるんやから
ほっとけばいいのにー!親分さんなんか嫌いじゃ!
4. Posted by きこり→凛太郎さん   2007年12月10日 12:52
>美和子役の小池栄子がいい味を出してますね。
そうなのですよ〜
最初はちょっと煩い感じかな〜と思ったのですが
情が厚くてさっぱりしてて、明るくてってキャラが
すごく合ってますよね。
太郎への深い愛情も感じるし、方言もなじんでますよね。
>それでも見ている者をドキドキさせる演出も流石です。
太郎と鈴が別れて生きていくことはわかっているのですが、それでも見守りたい、そういうドラマですよね。
そして、じんわりと暖かいドラマです。
5. Posted by きこり→たまちゃんさん   2007年12月10日 12:56
>「歌姫」も残りわずかで、最後がどうなるのか楽しみです
あと二回ですよね〜
ちゃんと収拾ついて現代の旭にまでちゃんと
行き着けるのかちと心配ですが・・・
鈴と太郎の別れの時が近づいてると思うと
悲しくなりますが・・
旭と鈴の孫あたりで思いが叶えられるのかもしれませんね。
>私は、毎週金曜日はドラマを楽しみにしています
私も、地味ですがこのドラマが好きで、この世界をじっくりと味わってますよ〜
6. Posted by きこり→まこさん   2007年12月10日 13:04
>何で美和子に余計な事を言うかなぁ〜
ホント、ホント!
美和子は太郎の意思を尊重したいふうなんだから
ほっときなさい!ってのーの。
おまけにオリオン座でぺちゃくちゃと
余計な事を話してからに〜〜
ラストが近づいてきてますね。
鈴と太郎の別れを見るのが辛い!
それと太郎のキャラにすっかり愛着が出てるので
長瀬君が旭になっちゃうのも寂しいぞ!
7. Posted by 夕来   2007年12月10日 23:39
なんか今回は鯖子と晋吉がいいトコついてて、
ホントに脇役がみんな光ってますね〜。
私はてっきり、太郎がこの後東京帰って美和子との間に
子供が生まれるのか…って思ってたから、
既に子供がいるのなら、太郎が残る選択もありそうですよ!
でもまっすぐな太郎のことだから、
娘がいるって知ったら帰っちゃいそうだし…。
ああ〜、ホント最後が気になります。
8. Posted by きこり→夕来さん   2007年12月11日 15:40
>ホントに脇役がみんな光ってますね〜。
そうなんですよ〜
それぞれがうまいぐあいに存在してて
ほどがいいんですよね〜
太郎の家はおじいちゃんが名前をつけるのが慣わしになってるってことだから、旭ってのは太郎がつけた名前なのかな?
今のままの状態だったら、絶対に土佐に残るはずだから、ある日突然全てを思い出して喜んで
東京に帰っちゃうのかな〜?とかも思ったり・・
そうでもなきゃ・・別れられないような・・

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