「ガリレオ」第五回「医龍 2」第六回

2007年11月14日

「アグリー・ベティ」第七回

 さて、父親イグナシオの不法入国の件を弁護士に相談するスアレス家のみなさん。
「まさか強制送還に?!家族もいるし、税金も払ってるし、メッツファンなのに?!
すっかりアメリカ人よ!」ベティ(アメリカ・フェレーラ)
 相談料はヒルダの顔で無料だったけど、雇ったら2万ドルもかかるって!
頭を悩ませるベティとヒルダ。

 ダニエル・・先週、父親に説教されたはずなのに懲りてないよ・・
アマンダと一晩過ごして一緒に出勤したのに、ラテン系の美女に引寄せられる。
しかし、この女性・・・いくらコーヒーがかかったんだか何だか知らんけど
いきなり密室でシャツ脱がなくても・・ダニエルの事をからかってるとしか思えんぞ・・
 で、その策略にまんまとひっかかってしまうダニエル。

 「モード」編集部では「2007年必須アイテム特集号」の打ち合わせが行われていた。
「とにかく一番大事なのはこの特集号によって読者の生活に変化をもたらすこと。
平凡な毎日をワンランクアップさせて変化をもたらこと。
来年こそはいい年になると読者に約束するの。
恋愛関係の悩みや人生の問題にも答える。
肝心なのは来年の不可欠なファッションアイテムを提案すること!」ウィルミナ(バネッサ・ウィリアムズ)

 そ、そんな万能の書なの?モードって・・・??

 さて、スイスの全寮制の学校を退学になった娘のニコが戻ってきて
ウィルミナのペースも乱れがち・・
すぐに別のフランスの全寮制の学校入学の手続きを始めるウィルミナに
反発してデパートで万引きをするニコ。

 迎えに来たマーク(マイケル・ユーリー)はニコにひとこと。
「あなた、こんな青春ドラマみたいな真似をしてママの注意を引けるって本気で思ってたの?」

 ダニエルは気になってた女性に編集長会議で再会。
にゃんと彼女は新雑誌「MYW」のブレーンとして呼ばれていた超有名作家のソフィアだった。
もちろんソフィアはダニエルの事は知っていた。
「ここでただ一人、労せずしてその座についた人」と言い放つ。

 さて、弁護士費用を稼ぐ為、ベティはヒルダが販売しているダイエットサプリメントのハーバラックスを職場で売る羽目になる。
でも、さっぱり売れない・・・
んで、ヒルダ自ら営業に現われた途端ジャンジャン売れて大もうけ・・と思ったら・・・
そこにウィルミナが現われ「ルール違反よ!」
叱られちゃった・・・

 ウィルミナの部屋に呼び出されたベティはしょぼん・・ところが・・
「ダニエルには内緒にしましょ・・コレは友達同士の秘密、ねっ!
ベティ、人に頼ることができるのも強さの一つなのよ〜」
2万ドルの小切手を渡すウィルミナ。

 小切手のことをクリスティーナに相談するベティ。
「あなたを買収してダニエルを陥れる気でしょ!これを使ったらおしまいよ!」
「私が今一番しなきゃならないのは弁護士を雇うことなの。このお金があれば問題は解決するかも・・」ベティ
「今、あなたにとって一番大事なのは飲んで全部忘れること!」

 さて、ニコとウィルミナ親子・・・
いつも仕事優先、今日も来てくれなかったと責めるニコに
「甘いわよ、あの程度じゃ・・
15の時、ミハイル・バリシニコフの気を惹きたくて二人っきりで踊ったわ。
どうせならそれぐらいしなきゃ・・

 若い頃はバカばっかりやってたわ、私・・
7回も転校してようやく気がついたのよ。
親元を離れて一人で生きていくことで人は強くなれるって・・鎧を身に着けるの。
だって最終的にこの世界で自分が頼りにできるのは自分自身だけなんだもの。
議員(父親)が教えてくれた最高の教訓よ」ウィルミナ

 ウィルミナ自身がまだ子供の頃に受けた傷をかかえたまま生きているのですね。
同じように自分の娘のニコも傷ついているのに、父親と同じような態度しか取れない・・

 ベティは父親が隠し持っていた母親の写真を見て、あることに気づき父親を問い詰める。
「どうして母さんはこの写真の中で結婚指輪をしているの?!
母さんと一緒に写ってるのはホントは誰?!
父さんを尊敬してきたの・・いいとか悪いとか関係なくずっと・・でも、今はもう・・」

 こちらの娘も勝負に出ましたよ〜
ニコがマスコミを呼んでモード社のロビーでデモンストレーションを・・
「モードは毛皮を来年の必須アイテムにして、罪もない動物達を殺そうとしている!
それは全部一人の女のせいなのよ!ウィルミナ・スレーターよ!!」ニコ

 しかし、そこにゴージャスな毛皮のみをまとったウィルミナが堂々と登場。
「遅れてごめんなさ〜い。
おまたせしました、では発表します、来年ぜひ話し合われるべき不可欠な問題、
動物の権利対ファッションの権利!
正しいのはどちらか?詳しくは1月に新発売されるモードの必須アイテム特集号を具ご覧ください!!」

 まるで最初っから予定していたかのような宣伝になってしまいましたよ・・さすがウィルミナ。
マークがウィルミナの側にいるのは彼女のこういう所に惹かれているからなのかも
しれませんね。
頭の良さ、度胸、行動力、ずぶとさとずばぬけたセンス・・そんな魅力があるから側を離れられないのかも・・

 「負けたわ・・私、フランスの学校へ行く。望みどおりでしょ、でも黙っては行かない。
ママって今まで議員さんを父親って呼んだことある?
鎧が分厚すぎてもう何も感じなくなってるんじゃないの?!
それでご満足?だったらおめでとう。必須アイテム特集号を作ってるんでしょう?
ママにとって一番不可欠なのは母親になることよ!!」ニコ

 女性としてのウィルミナは認めるけど、母親としては認められない・・
娘にとってそばにいて欲しいのはただ自分を愛してくれる母親・・
ウィルミナは自分を邪魔者と思っている・・傷ついたままフランスへ旅立つニコ・・
 そしてウィルミナもそんな自分自身を持て余し苦しんでいるようです。

 そしてアマンダ(ベッキー・ニュートン)も思い切った行動に出ましたよ〜
ダニエルにぞんざいに扱われてもだまって強い女を演じていたアマンダでしたが・・
「私よ、時計持ってたの・・私の部屋に忘れていったのよ・・
私のことなんかどうでもいいわよね・・ただの都合のいい女なんだし・・
あなた、誰を求めているか自分でわかってる?私、今気づいたの・・私じゃないって・・」
 
 これはアマンダなりのダニエルへの決別の言葉だったのでしょうか?
それとも・・

 さて、ベティは父親を傷つけた事を謝って
「写真のことは忘れるし、何かあったにしてももういいわ」と・・
そんなベティとヒルダにイグナシオは初めて本当の事を話すのでした。

 母親に会った時に彼女はすでに結婚しており、その夫は暴力的でいつもひどい目に合わされていたこと。ある日、彼女を救うためにその夫を殴り続け殺してしまったこと・・
「今まで永住権も市民権も申請したことがなかったのは・・強制送還が怖かったからだ。
俺はラミロを殺しちまった・・・・」

 ありゃ〜〜そういうことだったのですね・・・時効じゃないの?
それに、ラミロが死んだことは確認したんでしょうか?
案外、メキシコで生きてたりして・・・ってことはないか?
 ところで、今回見てて・・ベティって・・ヤワラちゃんに似てるな〜って思ったりしました・・・

 来週・・・ベティにあるチャンスが・・?

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