2007年11月05日
「ジャッジ」第四回
今回恭介が受け持ったのは業務上過失致死の裁判。
被告人の新城瞳(ソニン)は、交通事故によって保育園児を死亡させ、
母親には重傷を負わせたのだった。
被害者の父親の白井宇一(尾美としのり)の怒りは強く、証人尋問に答えながらも
「息子と妻は横断歩道を渡っていただけです!裁判なんて何の意味が!!被告人が憎い!!」と搾り出すような声で訴えた。
検察側は禁固一年六ヶ月を請求、
弁護士の平(寺田農)は、被告人は深く反省しており、離婚後女手一つで二人の子供を育てているという状況からも執行猶予付きの判決を請求する。
両者の言い分を聞いていて、また気が滅入っているふうの鈴元。
公判後、鈴元(市川実和子)の意見を聞く恭介。
「単純な過失とはいえ、人を死なせてしまったんです。その責任は重いと思います」
「そうだね・・ほんの一瞬の不注意だけど、その注意を怠った責任は重い。
ただ、被告人の家庭環境を考えると刑罰が与える制裁の強さを考える必要がある」恭介
そして、以前離婚調停で被告人を担当した谷川(的場浩司)も陰ながら判決を見守っていた。
一生懸命努力して子供を育てていたのに・・と。
知れば知るほどどちらの悲しみも苦しみも理解できる・・判断なんてできやしないよ〜
遺族も被告人も納得できるような判決なんてありえない・・でも判断しなければならない。
被告人の新城瞳(ソニン)は、交通事故によって保育園児を死亡させ、
母親には重傷を負わせたのだった。
被害者の父親の白井宇一(尾美としのり)の怒りは強く、証人尋問に答えながらも
「息子と妻は横断歩道を渡っていただけです!裁判なんて何の意味が!!被告人が憎い!!」と搾り出すような声で訴えた。
検察側は禁固一年六ヶ月を請求、
弁護士の平(寺田農)は、被告人は深く反省しており、離婚後女手一つで二人の子供を育てているという状況からも執行猶予付きの判決を請求する。
両者の言い分を聞いていて、また気が滅入っているふうの鈴元。
公判後、鈴元(市川実和子)の意見を聞く恭介。
「単純な過失とはいえ、人を死なせてしまったんです。その責任は重いと思います」
「そうだね・・ほんの一瞬の不注意だけど、その注意を怠った責任は重い。
ただ、被告人の家庭環境を考えると刑罰が与える制裁の強さを考える必要がある」恭介
そして、以前離婚調停で被告人を担当した谷川(的場浩司)も陰ながら判決を見守っていた。
一生懸命努力して子供を育てていたのに・・と。
知れば知るほどどちらの悲しみも苦しみも理解できる・・判断なんてできやしないよ〜
遺族も被告人も納得できるような判決なんてありえない・・でも判断しなければならない。
判決を出す間に近隣の島への出張裁判へ行く恭介。
戸籍の訂正を請求しているおばあちゃん(97歳→100歳)から話を聞く恭介。
おばあちゃんは生まれた時病弱だった為、両親が出生届けを出していなかったらしい・・で、3歳の時にやっと届けを出したので3年のタイムラグが・・。
何で今頃戸籍訂正の請求を出したかって言うと、講演とかを頼まれることがあって97歳と100歳では話の値打ちが違うんだって〜
確かにね〜お年寄りにとって「100歳」っていうのはチャンピオンベルトみたいなもんだもんね〜
おばあちゃんから特攻隊として亡くなった息子の最期の手紙を見せてもらって
改めて命の重さと親子の情愛を考える恭介。
白井の息子への愛情、瞳の娘への愛情・・どちらも同じように重く大切な思い・・
そんな時、入院していた塚本が突然島にやってくる。
癌が再発したので、再入院の前に恭介に会いに来たのだ。
「昔、判決を二つ書いたことがある・・どうしても決められなくて・・
その時から、裁判が苦痛になって・・こんな病気に取り付かれてしまって・・
裁判官失格だ」塚本
「誰だって迷う。判決を二つ書いた時お前は精一杯悩んだ。そうじゃなきゃいけないんだ!おまえは裁判官失格なんかじゃない」恭介
「いや、迷って悩んむだけじゃだめだ、それを乗越えなければ!乗越えられると思った矢先、体が悲鳴をあげちまった・・」無念の涙を流す塚本。
友人として、同じ裁判官としてわかりすぎるほど気持ちがわかる恭介は涙を流す。
東京へ戻る塚田から電話が入る。
「三沢、忘れるな。
どんなに悩み迷おうが俺達の判断で裁判の当事者の次の人生が始まるんだ。
お前の顔を見て安心したよ。やっぱり来て良かった。」
「塚本、ありがとう・・」
そして、恭介が出した判決は「禁固一年」
「人を殺しておいて、どうしてたった一年かい?!あんたには子供がいないのかい?!」白井
「実刑は・・厳しすぎる・・」被告人の兄
どっちからも恨まれるという・・・
その人たちの思いを組みながらもそれに流されることなく、事件に関わった人みんながスタートを切れるように判断し決定しなければならない。
本当に辛い仕事です・・
裁判を傍聴していた畑(浅野温子)はその苦しさを理解していた。
「裁判官って辛い仕事よね・・・
あなたは被告人と被害者、両方の痛みを十分感じていた。
これからもずっとそういう裁判官でいて欲しい・・
今はどちらも納得できないかもしれないけど、いつかわかってくれると思う。
あなたの判断のおかげで次のステップが踏み出せたんだって・・」
朝、新聞を読んで公判の結果を知ってるはずなのに何も言わずに暖かいコーヒーを
入れた麗子(戸田菜穂)。
そんな妻の入れてくれたコーヒーを感謝の気持ちで飲む恭介。
何も言わずともお互いにわかりあってるのが感じられるいい場面でしたね。
そして、被告人と知人だったのに恭介の判断の邪魔をしないように黙っていた野見山。
痛みはたった一人で引き受けてる訳じゃない。
自分は周りのいろんな人たちに支えられていると恭介は改めて思ったんじゃないでしょうか。
被害者も加害者の瞳も判決を受け入れて、何とか生きていこうとしている。
鈴元も「もうしばらく刑事担当でがんばります。支部長を見ていて、私も逃げずにしっかり仕事をしていきたいと思いました」と。
島での生活が恭介を変えて、その恭介の影響を受けて変わっていく人がいる。
裁判というのもひとつの出会いですもんね・・・
このドラマを見ていると、恭介と一緒にいろんな体験をしているような気になりますよ〜来週で終わりなんて寂しすぎるわ〜
戸籍の訂正を請求しているおばあちゃん(97歳→100歳)から話を聞く恭介。
おばあちゃんは生まれた時病弱だった為、両親が出生届けを出していなかったらしい・・で、3歳の時にやっと届けを出したので3年のタイムラグが・・。
何で今頃戸籍訂正の請求を出したかって言うと、講演とかを頼まれることがあって97歳と100歳では話の値打ちが違うんだって〜
確かにね〜お年寄りにとって「100歳」っていうのはチャンピオンベルトみたいなもんだもんね〜
おばあちゃんから特攻隊として亡くなった息子の最期の手紙を見せてもらって
改めて命の重さと親子の情愛を考える恭介。
白井の息子への愛情、瞳の娘への愛情・・どちらも同じように重く大切な思い・・
そんな時、入院していた塚本が突然島にやってくる。
癌が再発したので、再入院の前に恭介に会いに来たのだ。
「昔、判決を二つ書いたことがある・・どうしても決められなくて・・
その時から、裁判が苦痛になって・・こんな病気に取り付かれてしまって・・
裁判官失格だ」塚本
「誰だって迷う。判決を二つ書いた時お前は精一杯悩んだ。そうじゃなきゃいけないんだ!おまえは裁判官失格なんかじゃない」恭介
「いや、迷って悩んむだけじゃだめだ、それを乗越えなければ!乗越えられると思った矢先、体が悲鳴をあげちまった・・」無念の涙を流す塚本。
友人として、同じ裁判官としてわかりすぎるほど気持ちがわかる恭介は涙を流す。
東京へ戻る塚田から電話が入る。
「三沢、忘れるな。
どんなに悩み迷おうが俺達の判断で裁判の当事者の次の人生が始まるんだ。
お前の顔を見て安心したよ。やっぱり来て良かった。」
「塚本、ありがとう・・」
そして、恭介が出した判決は「禁固一年」
「人を殺しておいて、どうしてたった一年かい?!あんたには子供がいないのかい?!」白井
「実刑は・・厳しすぎる・・」被告人の兄
どっちからも恨まれるという・・・
その人たちの思いを組みながらもそれに流されることなく、事件に関わった人みんながスタートを切れるように判断し決定しなければならない。
本当に辛い仕事です・・
裁判を傍聴していた畑(浅野温子)はその苦しさを理解していた。
「裁判官って辛い仕事よね・・・
あなたは被告人と被害者、両方の痛みを十分感じていた。
これからもずっとそういう裁判官でいて欲しい・・
今はどちらも納得できないかもしれないけど、いつかわかってくれると思う。
あなたの判断のおかげで次のステップが踏み出せたんだって・・」
朝、新聞を読んで公判の結果を知ってるはずなのに何も言わずに暖かいコーヒーを
入れた麗子(戸田菜穂)。
そんな妻の入れてくれたコーヒーを感謝の気持ちで飲む恭介。
何も言わずともお互いにわかりあってるのが感じられるいい場面でしたね。
そして、被告人と知人だったのに恭介の判断の邪魔をしないように黙っていた野見山。
痛みはたった一人で引き受けてる訳じゃない。
自分は周りのいろんな人たちに支えられていると恭介は改めて思ったんじゃないでしょうか。
被害者も加害者の瞳も判決を受け入れて、何とか生きていこうとしている。
鈴元も「もうしばらく刑事担当でがんばります。支部長を見ていて、私も逃げずにしっかり仕事をしていきたいと思いました」と。
島での生活が恭介を変えて、その恭介の影響を受けて変わっていく人がいる。
裁判というのもひとつの出会いですもんね・・・
このドラマを見ていると、恭介と一緒にいろんな体験をしているような気になりますよ〜来週で終わりなんて寂しすぎるわ〜
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1. 「ジャッジ〜島の裁判官 奮闘記〜」第4話 [ fool's aspirin ] 2007年11月05日 18:29
人の命の重さと、裁判官の使命を強く感じさせられた今回。
シュノーケリングで見せてくれた海の色もいつもに増して美しく…って、
初めてハイビジョンで見たからなおさらだよっ!
「ジャッジ」…午後6時からハイビジョンでも放送してたんすね
今回は帰宅が遅いから番組...
2. ジャッジ〜島の裁判官 奮闘記〜 第4話:命 [ あるがまま・・・ ] 2007年11月05日 19:36
大変な仕事だなぁ(-"-;A ...アセアセ
被害者には軽く、加害者には重いと感じる判決・・・
新聞にも酷評されてら〜{/ase/}
でも、最後にはそれぞれが納得し、前向きに新しいスタートを切るという
結果的には最善の判決だったようですね〜。
仕事で心身ともに疲れ果てて帰宅す...
3. ・「ジャッジ・島の裁判官奮闘記」第4話(11/3) [ たまちゃんのドラマページ ] 2007年11月05日 19:54
2007年11月3日(土)21時から、NHKで、「ジャッジ・島の裁判官奮闘記」第4話(「命」)が、放送されました。(ドラマは、全5回です)
今回のドラマの話は「交通事故での死亡事件」。これも、今の世の中、他人事では無い話です。。。
◇恭介(西島秀俊)....
4. NHK土曜ドラマ ジャッジ〜島の裁判官奮闘記〜 第4話 命の重さ [ レベル999のマニアな講義 ] 2007年11月05日 20:14
内容不注意の交通事故で、保育園児1人を死亡、母に重傷を負わせた事件。業務上過失致死傷で立件された。だが、裁判が始まり、恭介は悩む。被告・新城瞳は、確かに1人を死亡させたのだが、幼い子供2人を母・瞳1人で育てていることを考えれば、被害者感情を考えれば実刑...
5. 《ジャッジ??島の裁判官奮闘記》☆04 [ まぁ、お茶でも ] 2007年11月07日 01:16
退院した塚本が、恭介を訪ねてきた。彼は胃癌に犯されていて、再入院が決まっていた。海を見ながら話す2人。判決を二つ書いたことがあったと、塚本は言った。どうしても決められなくてその時から裁判をするのが苦痛になった
この記事へのコメント
1. Posted by 夕来 2007年11月06日 08:01
やっと今回で浅野さんがしっくり来ましたよ!
…なのに次回で終わり(泣
最初からわかっていたことだけど寂しいわ。
恭介も周囲の人も変わっていくのがいいですね〜。
ぜひ続編を作って欲しいです!
…なのに次回で終わり(泣
最初からわかっていたことだけど寂しいわ。
恭介も周囲の人も変わっていくのがいいですね〜。
ぜひ続編を作って欲しいです!
2. Posted by きこり→夕来さん 2007年11月06日 16:32
>やっと今回で浅野さんがしっくり来ましたよ!
私もやっと慣れてきたっていうか・・(笑
恭介を励ましてくれるようになっちゃって・・
いい奴じゃん・・
この島に来て家族のありがたみがわからなければ
恭介の判決も違ってきたかもしれない・・
辛い判断でしたが、塚本の分もがんばって欲しい!と素直に思ったりして・・・
もっと、この家族と島の人々が見たい!って・・・
この平和な島に事件が起こることを望んでしまう私・・
私もやっと慣れてきたっていうか・・(笑
恭介を励ましてくれるようになっちゃって・・
いい奴じゃん・・
この島に来て家族のありがたみがわからなければ
恭介の判決も違ってきたかもしれない・・
辛い判断でしたが、塚本の分もがんばって欲しい!と素直に思ったりして・・・
もっと、この家族と島の人々が見たい!って・・・
この平和な島に事件が起こることを望んでしまう私・・
3. Posted by mari 2007年11月07日 01:15
きこりさん、こんばんは。
1週間働き精神的にも疲れがピークな時、
この海の色を見ると、何でも許せますね。
おまけに、恭介がどんどん柔らかくなってきて、
ここで終わるのがもったいなくなりました。
1週間働き精神的にも疲れがピークな時、
この海の色を見ると、何でも許せますね。
おまけに、恭介がどんどん柔らかくなってきて、
ここで終わるのがもったいなくなりました。
4. Posted by きこり→mariさん 2007年11月07日 17:41
>1週間働き精神的にも疲れがピークな時、
この海の色を見ると、何でも許せますね。
ほんとにね〜♪
この手の青い海広い空・・的な風景ってTVじゃよく見てるはずなのに、何故だか新鮮です。
悩む恭介のバックにあるからでしょうか?
ホントに5回で終わるのはもったいない!
裁判所で働く職員さん達にも愛着がわいてきましたし〜
この海の色を見ると、何でも許せますね。
ほんとにね〜♪
この手の青い海広い空・・的な風景ってTVじゃよく見てるはずなのに、何故だか新鮮です。
悩む恭介のバックにあるからでしょうか?
ホントに5回で終わるのはもったいない!
裁判所で働く職員さん達にも愛着がわいてきましたし〜