2007年07月08日
「新マチベン 〜大人の出番〜」第二回
突然「痴漢にあったというのは嘘です。(土井)を法廷に引きずり出すために嘘をつきました」といい始めた玲子(黒木瞳)に徳永(渡哲也)は休廷を要求する。
玲子の夫の川端(小日向文世)は法廷から去っていった。
「また、逃げるのっ!」玲子
以前マンモス電機で新製品の開発に携わってきた夫は、ヒーターの異常発火による事故の責任を負わされ辞めさせられたのだった。
本当の責任者は土井のはずなのにすべてを夫に押し付けて辞めさせた、
裁判でその事を公表したくて土井に近づいたそうな・・
娘は父親が事件の関係者だったことでいじめられて自殺してしまった。
納得できない玲子は土井(鶴見辰吾)に何度も面会を申し込み、電話もかけたし手紙も送ったけどすべて拒否された。
「私にはあんなやり方で土井に近づくしかなかったんです。
それを先生が台無しにしたんです」
「なぜ先に本当のことを言ってくれなかったんですか?」徳永
「言ったら、何かしてくれましたか?!弁護士なんて信用できません!
先生のことも利用しただけです!」
玲子の気持ちもわかるけど・・・
でも、そのために徳永を利用するなんてなぁ・・・
そこまで追い詰められていたってことなんだろうけど・・
しかし、仕事の後、バーで三人で飲むのはいいけど、
千里ちゃんのカクテル講座の場面ははいらないように思うぞ・・
千里ちゃんを写さなきゃならない理由でもあるの?ってかんぐりたくなるわ〜
玲子の夫の川端(小日向文世)は法廷から去っていった。
「また、逃げるのっ!」玲子
以前マンモス電機で新製品の開発に携わってきた夫は、ヒーターの異常発火による事故の責任を負わされ辞めさせられたのだった。
本当の責任者は土井のはずなのにすべてを夫に押し付けて辞めさせた、
裁判でその事を公表したくて土井に近づいたそうな・・
娘は父親が事件の関係者だったことでいじめられて自殺してしまった。
納得できない玲子は土井(鶴見辰吾)に何度も面会を申し込み、電話もかけたし手紙も送ったけどすべて拒否された。
「私にはあんなやり方で土井に近づくしかなかったんです。
それを先生が台無しにしたんです」
「なぜ先に本当のことを言ってくれなかったんですか?」徳永
「言ったら、何かしてくれましたか?!弁護士なんて信用できません!
先生のことも利用しただけです!」
玲子の気持ちもわかるけど・・・
でも、そのために徳永を利用するなんてなぁ・・・
そこまで追い詰められていたってことなんだろうけど・・
しかし、仕事の後、バーで三人で飲むのはいいけど、
千里ちゃんのカクテル講座の場面ははいらないように思うぞ・・
千里ちゃんを写さなきゃならない理由でもあるの?ってかんぐりたくなるわ〜
マンモス電機側の弁護士は痴漢の訴訟をしくんだ玲子に対して損害賠償の訴訟を起こすと徳永に宣告。
徳永は玲子に会って、引き続き弁護をまかせて欲しいと頼む。
「確かにあなたは嘘をついた。私を利用した。
でも(玲子のこの事件をちゃんと終わらせなきゃこの先生きていく勇気がもてないんですという言葉)、あれは嘘ではない。本当の気持ちだった。
私はそう信じています」徳永
「この裁判は勝てないかもしれませんよ」玲子
「勝ち負けじゃない。やる意味があるかどうかでしょう。
ご主人が真実を話してくれるならば大きな意味があると思います」
勝ち負けにこだわらない・・そんな弁護ができるのもこの年代だからこそなのかも・・
はっきり言って十分働いて、小金も貯まってるでしょう。
隠居してもいい年代の者があえて荒波の中に飛び込んで行って戦おうとするなんて酔狂と言ってもいいかもしれない。
でも、だからこそ一つ一つの裁判を大切にしたいし、
裁判というものに関わった人間全てにとって意味のある時間にしたい・・そんな思いを大切にできるのかもしれませんね。
証人として川端に出廷してもらうよう説得したのは岡村(地井武男)。
岡村さん、今回、けっこう走り回ってましたね〜
川端の話をじっくり聞いてあげて、気持ちをほぐしながら説得。
出廷しなかった川端をあちこち探し回ってたしね〜
岡村さんが中心で弁護する姿も見てみたいよね。
いまいち堺田の有りがたみがちょっとわからないんだけど・・
そして、やっと川端が出廷して証言が始まった。
「不当な解雇ではありません。私が解雇されたのは当然のことと思います。
私は(ヒーター異常発火の可能性を)本当は知っておりました」
確かに辞めさせられたくなければ、このことはだまってろと土井に命令されてはいたけれど、自分が関わった責任があるのは事実だし、
土井を説得できれば犠牲者は出ていなかったはず。
そのつぐないの意味もあって解雇を受け入れ口をつぐんできた川端。
でも、いつも励ましてくれていた玲子には真実を言うことができなかった。
娘が死んで苦しんでいる妻にこれ以上辛い思いをさせたくなかったとの思いで・・
玲子にはその姿が卑怯者に見えていたけれど、
川端には川端なりのちゃんとして理由があったんだね。
自分が法廷で真実を証言することは玲子を苦しめることになる・・
そして、ヒーターの開発に関わった者としてどうやって責任を取ったらいいのか
苦しみ続けていた川端。
こんなふうに「裁判」にならなければ決して明らかにならなかった真実。
裁判は事実だけでなく人間の心の中にまで踏み込んでいくんだね・・
「よく勇気を出して証言してくれましたね。
あなたはすでに亡くなった方への償いを始めていると思います」徳永
生きていくことが償い・・・
徳永自身も多分、常に罪を意識しながら生き続けているのでしょう。
「悔やみながら生きていくしかない。
亡くなった二人のためにも生き続けてください」
玲子への言葉は自分への言葉でもある。こんなふうに自分自身の罪を忘れないためにも徳永はこの仕事に関わっているのかもしれません。
徳永が「この裁判はあの夫婦がやりなおすための裁判です」と言ってましたが
その通り、二人だけではどうすることもできなかった離れてしまった心を近づける手伝いができたようで・・良かったわぁ〜
おもしろいです。
来週は堺田が中心になって、弁護に当たるようですね〜
さて、彼のやり方はどんなでしょうか?
そして、徳永はどんなふうにサポートしていくんでしょうか?楽しみだわ〜
徳永は玲子に会って、引き続き弁護をまかせて欲しいと頼む。
「確かにあなたは嘘をついた。私を利用した。
でも(玲子のこの事件をちゃんと終わらせなきゃこの先生きていく勇気がもてないんですという言葉)、あれは嘘ではない。本当の気持ちだった。
私はそう信じています」徳永
「この裁判は勝てないかもしれませんよ」玲子
「勝ち負けじゃない。やる意味があるかどうかでしょう。
ご主人が真実を話してくれるならば大きな意味があると思います」
勝ち負けにこだわらない・・そんな弁護ができるのもこの年代だからこそなのかも・・
はっきり言って十分働いて、小金も貯まってるでしょう。
隠居してもいい年代の者があえて荒波の中に飛び込んで行って戦おうとするなんて酔狂と言ってもいいかもしれない。
でも、だからこそ一つ一つの裁判を大切にしたいし、
裁判というものに関わった人間全てにとって意味のある時間にしたい・・そんな思いを大切にできるのかもしれませんね。
証人として川端に出廷してもらうよう説得したのは岡村(地井武男)。
岡村さん、今回、けっこう走り回ってましたね〜
川端の話をじっくり聞いてあげて、気持ちをほぐしながら説得。
出廷しなかった川端をあちこち探し回ってたしね〜
岡村さんが中心で弁護する姿も見てみたいよね。
いまいち堺田の有りがたみがちょっとわからないんだけど・・
そして、やっと川端が出廷して証言が始まった。
「不当な解雇ではありません。私が解雇されたのは当然のことと思います。
私は(ヒーター異常発火の可能性を)本当は知っておりました」
確かに辞めさせられたくなければ、このことはだまってろと土井に命令されてはいたけれど、自分が関わった責任があるのは事実だし、
土井を説得できれば犠牲者は出ていなかったはず。
そのつぐないの意味もあって解雇を受け入れ口をつぐんできた川端。
でも、いつも励ましてくれていた玲子には真実を言うことができなかった。
娘が死んで苦しんでいる妻にこれ以上辛い思いをさせたくなかったとの思いで・・
玲子にはその姿が卑怯者に見えていたけれど、
川端には川端なりのちゃんとして理由があったんだね。
自分が法廷で真実を証言することは玲子を苦しめることになる・・
そして、ヒーターの開発に関わった者としてどうやって責任を取ったらいいのか
苦しみ続けていた川端。
こんなふうに「裁判」にならなければ決して明らかにならなかった真実。
裁判は事実だけでなく人間の心の中にまで踏み込んでいくんだね・・
「よく勇気を出して証言してくれましたね。
あなたはすでに亡くなった方への償いを始めていると思います」徳永
生きていくことが償い・・・
徳永自身も多分、常に罪を意識しながら生き続けているのでしょう。
「悔やみながら生きていくしかない。
亡くなった二人のためにも生き続けてください」
玲子への言葉は自分への言葉でもある。こんなふうに自分自身の罪を忘れないためにも徳永はこの仕事に関わっているのかもしれません。
徳永が「この裁判はあの夫婦がやりなおすための裁判です」と言ってましたが
その通り、二人だけではどうすることもできなかった離れてしまった心を近づける手伝いができたようで・・良かったわぁ〜
おもしろいです。
来週は堺田が中心になって、弁護に当たるようですね〜
さて、彼のやり方はどんなでしょうか?
そして、徳永はどんなふうにサポートしていくんでしょうか?楽しみだわ〜
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1. 新マチベン〜オトナの出番〜 第2話 責任 [ レベル999のマニアな講義 ] 2007年07月08日 23:02
内容痴漢で土井を訴えた及川玲子だったが、一転、痴漢はウソだったと証言する。ある目的のために、土井を法廷に出したかったと。。が、すぐに裁判長により、審理は中止される。玲子に真実を聞く、徳永源太郎。新製品のヒーターの欠陥で、火災事故が発生。その責任を押しつ...
2. 新マチベン??オトナの出番?? 第2話 [ 渡る世間は愚痴ばかり ] 2007年07月08日 23:32
痴漢を訴えた女性。
言い掛かりだと憤る男性。
「私が痴漢に遭ったというのは嘘です」
3. 《新マチベン》??オトナの出番??◇#02 [ まぁ、お茶でも ] 2007年07月08日 23:39
法廷で被告側の弁護士から、玲子が、何故あの電車に乗ったのかと聞かれ痴漢の事実は無かったこと、被告を法廷に引きずり出すための方便だったと、白状した。
4. 新マチベン〜オトナの出番〜vol.2 [ ita-windの風速計 ] 2007年07月09日 04:24
■新マチベン〜オトナの出番〜脚本/井上由美子出演/渡哲也、石坂浩二、地井武男、黒木瞳、小日向文世神山繁、鶴見辰吾、ともさかりえ、麻生祐未、坂下千里子飯沼千恵子、真実一路、宮下裕治、藤田宗久、松澤一之江良潤、かねくちけんじ、ペ・ジョンミョン、叶千佳高松い...
この記事へのコメント
1. Posted by mari 2007年07月08日 23:36
夏ドラマ、あっという間に始まりました。
ゆっくり調べている暇がなくて、その日暮らしで
感想書いているので、忙しいです(笑)
土曜日は、成海璃子ちゃんのドラマが始まるので、
板ばさみです。
渡さんの厳しさや、3人チームプレイが
でてくると、いいですね。
ゆっくり調べている暇がなくて、その日暮らしで
感想書いているので、忙しいです(笑)
土曜日は、成海璃子ちゃんのドラマが始まるので、
板ばさみです。
渡さんの厳しさや、3人チームプレイが
でてくると、いいですね。
2. Posted by ikasama4 2007年07月08日 23:37
あくまで今回は鳩にこだわっていましたね(笑)
でもって
ボディーブローに
ダブルパンチで
ノックアウト
このネーミングはどうも微妙です(; ̄∀ ̄)ゞ
意外に堺田は徳永をからかっているようで
結構、彼が弁護士として奔走している理由を
しっかりと捉えていたようでしたね。
彼もまた徳永と同じく抱えるものがあった
悔やむ事があったって事なのでしょうね。
今度はその堺田がメインなので
どういう風に相手と向き合っていくのか楽しみです(^▽^)
でもって
ボディーブローに
ダブルパンチで
ノックアウト
このネーミングはどうも微妙です(; ̄∀ ̄)ゞ
意外に堺田は徳永をからかっているようで
結構、彼が弁護士として奔走している理由を
しっかりと捉えていたようでしたね。
彼もまた徳永と同じく抱えるものがあった
悔やむ事があったって事なのでしょうね。
今度はその堺田がメインなので
どういう風に相手と向き合っていくのか楽しみです(^▽^)
3. Posted by 凛太郎 2007年07月09日 14:44
期待通り、なかなか面白い内容でした。
変に引っ張らずに、2回で1話が完結させたのは、意外でしたが、好感が持てます。
渡さんだけが主役でなく、3人の弁護士の担当する事件が、それぞれ2回完結で、全6回になりそうですね。
変に引っ張らずに、2回で1話が完結させたのは、意外でしたが、好感が持てます。
渡さんだけが主役でなく、3人の弁護士の担当する事件が、それぞれ2回完結で、全6回になりそうですね。
4. Posted by きこり→mariさん 2007年07月09日 15:16
>土曜日は、成海璃子ちゃんのドラマが始まるので、
板ばさみです。
そうなんですよ〜
今週から始まりますもんね・・
そちらも一応見ようと思ってるんで・・忙しくなりそう・・
でも、このドラマは安心して見ていられるというか、
おじさん3人の活躍に期待したいと思いますね〜
板ばさみです。
そうなんですよ〜
今週から始まりますもんね・・
そちらも一応見ようと思ってるんで・・忙しくなりそう・・
でも、このドラマは安心して見ていられるというか、
おじさん3人の活躍に期待したいと思いますね〜
5. Posted by きこり→ikasama4さん 2007年07月09日 15:19
>意外に堺田は徳永をからかっているようで
結構、彼が弁護士として奔走している理由を
しっかりと捉えていたようでしたね。
堺田には人を見抜く目があるようですね。
シニカルで鋭い面があります。
情のある岡本、冷静な徳永といることによって
居心地の良さを感じてるのかもしれないですね。
3人のキャラもおもしろいですが、裁判の展開もどきどきしますね〜
結構、彼が弁護士として奔走している理由を
しっかりと捉えていたようでしたね。
堺田には人を見抜く目があるようですね。
シニカルで鋭い面があります。
情のある岡本、冷静な徳永といることによって
居心地の良さを感じてるのかもしれないですね。
3人のキャラもおもしろいですが、裁判の展開もどきどきしますね〜
6. Posted by きこり→凛太郎さん 2007年07月09日 15:21
>変に引っ張らずに、2回で1話が完結させたのは、意外でしたが、好感が持てます。
そうですね〜
時々妙な演出も見られますが、全体的にすっきりしていて見やすいドラマですよね。
来週は一話完結なんでしょうか?
堺田が中心になって弁護するようなので
サポートに回る徳永や岡本の仕事ぶりも
楽しみですね〜
そうですね〜
時々妙な演出も見られますが、全体的にすっきりしていて見やすいドラマですよね。
来週は一話完結なんでしょうか?
堺田が中心になって弁護するようなので
サポートに回る徳永や岡本の仕事ぶりも
楽しみですね〜
7. Posted by Yummy 2007年07月09日 22:43
おもしろかった〜。
おとなのドラマですね。
黒木瞳に傘を持っていくシーン、よかったなぁ。
おとなのドラマですね。
黒木瞳に傘を持っていくシーン、よかったなぁ。
8. Posted by きこり→Yummyさん 2007年07月10日 06:46
>おもしろかった〜。
おとなのドラマですね。
おもしろかったよね〜!!
中年3人の冷静な対応がいいわ〜
じっくりと事に当たっていくっていうか・・
この年代ならではというか、徳永の性格なのかもしれないけど、すごく大切に事件に向かってるのが良かったよね?
やっぱり娘役ってともさかりえさんみたいだね・・
最後ぐらいに出るのかな?
おとなのドラマですね。
おもしろかったよね〜!!
中年3人の冷静な対応がいいわ〜
じっくりと事に当たっていくっていうか・・
この年代ならではというか、徳永の性格なのかもしれないけど、すごく大切に事件に向かってるのが良かったよね?
やっぱり娘役ってともさかりえさんみたいだね・・
最後ぐらいに出るのかな?