2007年06月11日
「NHK土曜ドラマ こんにちは、母さん」第三回
お荷物小荷物を持ってやってきた荻生(児玉清)を迎えた福江(加藤治子)と
それをちゃかす昭夫(平田満)。
福江へのプロポーズから1ヶ月、ついに家族に福江と結婚したいて言ったらしい。
で、息子の文彦(益岡徹)と大喧嘩になり、家出・・
そこに文彦の嫁の康子(竹下景子)がやってくる。
戻るよう説得に来たのだが・・・
緊迫して深刻な場面だというのにお茶の缶が空かない・・
こういう所はちょっと向田邦子っぽいかな〜とも思いました。
一人で考えたい、と言ったわりに縁側で聞き耳を立てている福江がかわいらしかったですね。
「ずっと僕はね、人の顔色を見て暮らしてきた。
人間性をためされる局面もあったけど、全てうまくやってきた。
どう動けば得か・・自分をごまかして生きているうちに、そうしているうちに自分の意思のありかが見えなくなった・・。
妻も学部長の紹介だった。いい妻でした。好きだったけど・・
本当に好きだった人のことはあきらめました。
もう、これからはあきらめたくありません!」
ついに開き直ったらしい荻生。
カバンの中から、花火やトランプを出したりして嬉しそう・・
連れ戻そうとする康子に対しても
「君は自分が困るだけだろう。
夫・子供・世間を気にして。君が困る本当の理由なんてありはしない」
とするどい突っ込みを。
今まで優しくほのぼの系だと思っていた舅から辛らつな真実を指摘されてぎょっとする康子。
それをちゃかす昭夫(平田満)。
福江へのプロポーズから1ヶ月、ついに家族に福江と結婚したいて言ったらしい。
で、息子の文彦(益岡徹)と大喧嘩になり、家出・・
そこに文彦の嫁の康子(竹下景子)がやってくる。
戻るよう説得に来たのだが・・・
緊迫して深刻な場面だというのにお茶の缶が空かない・・
こういう所はちょっと向田邦子っぽいかな〜とも思いました。
一人で考えたい、と言ったわりに縁側で聞き耳を立てている福江がかわいらしかったですね。
「ずっと僕はね、人の顔色を見て暮らしてきた。
人間性をためされる局面もあったけど、全てうまくやってきた。
どう動けば得か・・自分をごまかして生きているうちに、そうしているうちに自分の意思のありかが見えなくなった・・。
妻も学部長の紹介だった。いい妻でした。好きだったけど・・
本当に好きだった人のことはあきらめました。
もう、これからはあきらめたくありません!」
ついに開き直ったらしい荻生。
カバンの中から、花火やトランプを出したりして嬉しそう・・
連れ戻そうとする康子に対しても
「君は自分が困るだけだろう。
夫・子供・世間を気にして。君が困る本当の理由なんてありはしない」
とするどい突っ込みを。
今まで優しくほのぼの系だと思っていた舅から辛らつな真実を指摘されてぎょっとする康子。
荻生が福江を探しに行った後残された微妙な二人・・・
康子が萩生の鞄からめんこの束を出すと、すぐに食いつく昭夫。
で、何故か二人でめんこをやりはじめる。
仕事関係でもない、ご近所さんでもない不思議な関係の二人がめんこをたたき付けながら本音をもらしてしまうところがおもしろかった。
「うまくいってるんですか?文彦さんとは?
すいません、初対面で聞くことじゃないですね」昭夫
「うまくいってませんっ!離婚寸前ですっ!」康子
「うちもですっ!」昭夫
「義父さんがいると助かるんですけどね・・」と言いながら
「父をこちらに置いていただけませんでしょうか?その方がいいような気がします」
康子自身も自分の状況を変えたいと思っているせいなのか・・・
変わってしまった義父の理由が知りたいという好奇心なのか・・
福江と荻生、昭夫の生活が始まった。
荻生を苦々しく思う昭夫は嫌味をいい続けたり、荻生の持ち物をゴミ箱にすてたりいやがらせを繰り返していたが全然めげない荻生。
生き方を変えようとがんばっている荻生。
中学生のように初々しくて、活力に満ちていて、
そしてたまに我に返ってちぢこまったり・・そろりそろり自分を探しながら明るい場所に出て行こうとする気持が伝わってきました。
荻生の荷物が運び込まれ、幸吉(きたろう)のものが整理される。
仕事場で聞いていたテープの中にビートルズの入ってるのもがあった。
ビートルズは禁止されていたはずなのに・・?
荻生は自分も息子からビートルズを取り上げた思い出を語り、
このテープは父親が昭夫のことを理解しようとしていた証拠だと話す。
さらに、不用品をもらっていった中国人留学生が軍隊で支給されたと思われる水筒と飯ごうを返しに来たことから荻生は戦時中に味わった思いを昭夫に伝えようと思う。
「あなたはもっとほがらかに生きたほうがいい」
「あなたはまだ若い!やり直しができる!冒険ができる!」
そして、息子にもきちんと伝えようと思った荻生だが、電話口で文彦に呼びかけてる間に倒れてしまう・・・
ん〜今回は、ちょっと話が広がりすぎかな・・って気もしました。
荻生に戦争の話をさせるためとは思いますが、中国人留学生に戦争の歴史への不快感を表現させたわりに中途半端な感じだったし、
小百合が昭夫に秋波を送って振られたり・・・惑いのある年代ってことなんでしょうか?
あと、荻生と昭夫が話し合う場面で、上に荻生と昭夫のちょっとアップにした映像が出たんですが、この撮り方の意味がわからなかったです。
二人しかいないんだから、そのままアップにすりゃーいいんじゃないの?
せっかく二人が話してるいい場面なのに、そんな事が気になってしまいました。
父親として男として息子に接し方のわからなかった荻生がやっと息子に伝えたい、話し合いたいと決心できたのに、倒れてしまいました。
多分亡くなってしまうんでしょうね・・
悲しい・・
荻生の死が、残された人たちにどんな影響を与えるんでしょうか。
あと、琴子(いしだあゆみ)と小百合(渡辺えり子)の二人がどうなるのかっていうのも気になるところですね・・
康子が萩生の鞄からめんこの束を出すと、すぐに食いつく昭夫。
で、何故か二人でめんこをやりはじめる。
仕事関係でもない、ご近所さんでもない不思議な関係の二人がめんこをたたき付けながら本音をもらしてしまうところがおもしろかった。
「うまくいってるんですか?文彦さんとは?
すいません、初対面で聞くことじゃないですね」昭夫
「うまくいってませんっ!離婚寸前ですっ!」康子
「うちもですっ!」昭夫
「義父さんがいると助かるんですけどね・・」と言いながら
「父をこちらに置いていただけませんでしょうか?その方がいいような気がします」
康子自身も自分の状況を変えたいと思っているせいなのか・・・
変わってしまった義父の理由が知りたいという好奇心なのか・・
福江と荻生、昭夫の生活が始まった。
荻生を苦々しく思う昭夫は嫌味をいい続けたり、荻生の持ち物をゴミ箱にすてたりいやがらせを繰り返していたが全然めげない荻生。
生き方を変えようとがんばっている荻生。
中学生のように初々しくて、活力に満ちていて、
そしてたまに我に返ってちぢこまったり・・そろりそろり自分を探しながら明るい場所に出て行こうとする気持が伝わってきました。
荻生の荷物が運び込まれ、幸吉(きたろう)のものが整理される。
仕事場で聞いていたテープの中にビートルズの入ってるのもがあった。
ビートルズは禁止されていたはずなのに・・?
荻生は自分も息子からビートルズを取り上げた思い出を語り、
このテープは父親が昭夫のことを理解しようとしていた証拠だと話す。
さらに、不用品をもらっていった中国人留学生が軍隊で支給されたと思われる水筒と飯ごうを返しに来たことから荻生は戦時中に味わった思いを昭夫に伝えようと思う。
「あなたはもっとほがらかに生きたほうがいい」
「あなたはまだ若い!やり直しができる!冒険ができる!」
そして、息子にもきちんと伝えようと思った荻生だが、電話口で文彦に呼びかけてる間に倒れてしまう・・・
ん〜今回は、ちょっと話が広がりすぎかな・・って気もしました。
荻生に戦争の話をさせるためとは思いますが、中国人留学生に戦争の歴史への不快感を表現させたわりに中途半端な感じだったし、
小百合が昭夫に秋波を送って振られたり・・・惑いのある年代ってことなんでしょうか?
あと、荻生と昭夫が話し合う場面で、上に荻生と昭夫のちょっとアップにした映像が出たんですが、この撮り方の意味がわからなかったです。
二人しかいないんだから、そのままアップにすりゃーいいんじゃないの?
せっかく二人が話してるいい場面なのに、そんな事が気になってしまいました。
父親として男として息子に接し方のわからなかった荻生がやっと息子に伝えたい、話し合いたいと決心できたのに、倒れてしまいました。
多分亡くなってしまうんでしょうね・・
悲しい・・
荻生の死が、残された人たちにどんな影響を与えるんでしょうか。
あと、琴子(いしだあゆみ)と小百合(渡辺えり子)の二人がどうなるのかっていうのも気になるところですね・・
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1. NHK土ドラ こんにちは、母さん 第3話 不要品 [ レベル999のマニアな講義 ] 2007年06月11日 18:26
内容荻生直文が、荷物を持って、神崎福江の家にやってきた。息子、文彦に結婚のことを行ったら大げんかとなり、家出してきたのだという。とまどう、福江。反対する、昭夫。息子の妻、康子が追いかけてきたが、帰らないと。。。そして康子と昭夫は、お互いの家庭の危機を知...
2. NHK土ドラ こんにちは、母さん 第3話 不要品 [ レベル999のgoo部屋 ] 2007年06月11日 18:27
内容
荻生直文が、荷物を持って、神崎福江の家にやってきた。
息子、文彦に結婚のことを行ったら大げんかとなり、
家出してきたのだという。
とまどう、福江。反対する、昭夫。
息子の妻、康子が追いかけてきたが、帰らないと。。。
そして康子と昭夫は、お互いの家庭の危機...
この記事へのコメント
1. Posted by かどまのまどか 2007年06月12日 10:55
今クールの新番組は
ドラマ、バラエティーともに
不作ですね。
だが反面、その中で、
一際輝き放っているのは、
ドラマでは、「ライヤーゲーム」、
バラエティーでは、「クロノス」。
この2本は、今年の1、2位ぐらいの面白さがあると思います。
この2本をブログで書かれてるのを
見たこと有りませんが
トリ猫家族さんは、
この2本をどう思われますか?
ドラマ、バラエティーともに
不作ですね。
だが反面、その中で、
一際輝き放っているのは、
ドラマでは、「ライヤーゲーム」、
バラエティーでは、「クロノス」。
この2本は、今年の1、2位ぐらいの面白さがあると思います。
この2本をブログで書かれてるのを
見たこと有りませんが
トリ猫家族さんは、
この2本をどう思われますか?
2. Posted by きこり→かまどのまどかさん 2007年06月12日 22:02
>一際輝き放っているのは、
ドラマでは、「ライヤーゲーム」、
バラエティーでは、「クロノス」。
ごめんなさい、どちらも見ていません・・
( ̄Д ̄;;
だから何も語れないっす・・・
バラエティも過渡期なのでしょうか?
「くりぃむナントカ」「リンカーン」も見ない時が多くなりました。今見てるバラエティっていったら
「ガキの使いやあらへんで」と「タモリ倶楽部」だけです。
ドラマでは、「ライヤーゲーム」、
バラエティーでは、「クロノス」。
ごめんなさい、どちらも見ていません・・
( ̄Д ̄;;
だから何も語れないっす・・・
バラエティも過渡期なのでしょうか?
「くりぃむナントカ」「リンカーン」も見ない時が多くなりました。今見てるバラエティっていったら
「ガキの使いやあらへんで」と「タモリ倶楽部」だけです。