「帰ってきた時効警察」第八回体育祭のお弁当、ホタテと卵丼

2007年06月03日

「NHK土曜ドラマ こんにちは、母さん」第二回

 昭夫(平田満)にリストラされた木部(段田安則)との縁が何故かできてしまってた福江(加藤治子)。
「あの子、人に言われてしかたなくやってるんでしょ?」福江
「すべてを仕切ってるのは昭夫さんです」
「昭夫がクビになった方がよっぽどいいよ・・」
どうやら、家庭もうまくいっていないらしい昭夫の事がますます心配になる福江。

 居心地がよくなったのかネクタイを取って、靴下を脱いでくつろぐ態勢の木部に困っている福江の姿がおかしかったですね。
まさか自分の育てた息子が、人様に「悪魔」と呼ばれるなんて・・・
 そして、「悪魔」と呼んだ男になつかれても困ってしまうぞ・・

 意気消沈している木部・・
「やるだけやってみるんだね〜それでもダメならどん底の人生もそれなりに
たのしんじゃえばいいんだし〜」
さゆり(渡辺えり子)言う所のどん底人生の達人、琴子(いしだあゆみ)の言葉に慰められる。
 しかし、リストラされたのに出勤して、会議中に乱入した上に常務に怪我を負わせて懲戒解雇になってしまう。

 一方、福江は荻生(児玉清)に結婚を申し込まれ、荻生の家族と会う。
しかし、息子の文彦(益岡徹)のぶしつけな態度とはっきり結婚のことを伝えない荻生にも腹を立てる。
 「直ちゃん(児玉清)はこんな私のことを恥ずかしがっていた。
こんな小学校しか出ていないような、ナイフもフォークも使えないような、
飛行機にも乗ったことのないような・・」

 恥をかいてしまった自分、直ちゃんにも恥をかかせてしまった自分を恥じる福江。
そして、はっきり結婚の事を家族に言えなかったのは、そんな自分だからなんだ・・
複雑な怒りが湧き上がってきて、それをぶつけてしまったんだね。
 
 でも、直ちゃん、さすが元教授、話のもって行き方がうまいよ・・
「僕はね毎日残り時間を考える。
これまで生きた時間も考える。
生きたいように生きたのはそのうちどれだけだろう・・
何年だろう、何日だろう、何時間だっただろう。
この先の残された時間を今までのように過ごしてしまうのか・・
男子の平均寿命から自分の年を引いてみたりする。
そしてあわてる。
本当はもっともっと少ないかもしれないのに・・
ね、残りの時間を考えよう?一緒に暮らそう?堂々と」

 りっぱなプロポーズじゃないですか〜
福江は気にしていましたが全然気持悪くなんかありませんよ・・
私も、職場の50代後半の女性が、再婚した時は、
失礼ながらいくつになってもこういうことは起こるんだな〜(って、人によるけど・・)
って希望がわきましたもん。
 
 福江は勉強ばかりしてきて人間ときちんと接してこなかった荻生のことも、それゆえの純粋さで福江の事を真剣に思ってくれてることもちゃんとわかっている。
二人がそれぞれの理由でお互いに愛しいと思ってること、それはお互いにわかってることだけれど、
それを人にわかってもらうのは年代に関係なく難しいことだと思う。

 二人がチューする瞬間、「やめろ〜〜!!やめろ!」と叫ぶ昭夫
驚いて逃げる直ちゃん。

 「その足袋、父さんが作った足袋だろ!そんなもん履いてよくあんな男と!
とんでもねぇぞ!悪魔になったの母さんじゃないか!」
 まぁ、息子らしい発言だよね・・・
しかも頭がいいだけに父親の足袋を出すとは押さえるとこ確実に押さえてるね。

 息子の言葉を無視してすっと足を運びながら2階に上がっていく福江が
艶っぽかったですね。
でも、直ちゃんのためにも別れたほうがいいのかもしれない・・と、
源氏物語の講座も欠席する福江。

 一方、琴子と木部の関係もいつのまにか遊園地へデートするまでになっている。
管理職組合の事を教えてくれたり、甘えさせてくれたり、リストラの事を家族にも言ってない木部にとってはいろんな面でありがたい存在になってるようなんですが・・
琴子のテンションの高さに腰が引けて逃げてしまう木部。
 今はそっち方面よりもまず仕事の問題を片付けないとね・・・

 なのに、福江の元に惣菜をかってやってくる木部。
琴子とのことが全部福江につつぬけなことにびっくりしながらも、
「言えるから生き延びてきたんだな、あの人は・・
しゃべれる奴は死にませんよ。僕だってね、しゃべれる場所を探してる。
泣く場所を探してる。家では泣けない・・・
 お母さん、膝枕していいですか?
頭をなでてくれませんか?いいこだね〜大丈夫だよって言って下さい。
よそんちの子はダメですか?」木部

 え?これってプレイ?
な〜んか福江には男の人が甘えたくなるようなものがあるんでしょうね。
受け入れてもらえそうな・・
 木部の台詞には笑っちゃいましたが・・
でも、またそこに家出してきたらしい昭夫が現れ・・
そして、こちらも決意して家を出てきたらしい直ちゃんが・・

 いくつになっても人生の転換期はあるってことでしょうか・・
会社という枠から外れて不安になっている木部と枠にはまることが嫌いな・・というか枠には入れないとあきらめちゃってるような開き直りで生きている琴子。
 連れ合いを亡くして静かに生きていくと思ったら思わぬ出会いから、
また新たな喜びを見つけた福江と荻生。

 出世コースに乗って順風満帆の人生だと思ったのに、いつのまにか思い描いていた人生の軌道がずれてしまっていた、そしてその事を認められない昭夫・・

 普通の平凡な人生だと思っていたのに、息子の失踪からずっと喪失感をかかえて生きているさゆり。
 思いがけないことってのは、いいことにしろ悪いことにしろ、どんな人にも起こりえることなんですよね。その時その人は、逃げようとするのかハプニングとして楽しむのか、それともあきらめて受け入れるのか・・

 ご近所さん同士、それぞれ自分の家の2階のベランダにいながら話す琴子とさゆりと昭夫の場面がおもしろかったですね。
近くにいながらお互いの事を知ってるような知らないような・・お互いにちょっとずつ係わり合いながら、自分の人生を生きていく・・みたいな感じで。

 このドラマけっこうおもしろく感じるのは私も、残りの時間を考え始めた年代だからかな〜?

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