「すみれの花咲く頃」「わたしのマトカ」片桐はいり

2007年04月07日

「鬼平犯科帳SP 一本眉」

 久しぶりに鬼平様にお会いできてまんぞくでございます〜

 さて、江戸家猫八様亡き後、相模の彦十はいったい誰が?と心配していましたら
何と長門裕之さんでした。
猫八さんの彦十は実直な職人気質の中にも遊び心のある哀愁のある親父さん・・
という感じでしたが、
長門さんの彦十は根っからの遊び人のまま年をとっちゃって、
いい意味のろくでなし感が出てて好感が持てました。
 おまさ(梶芽衣子)さんとのコンビネーションもすっかりできていて
いい感じでしたね〜

 今回の話は通称一本眉と言われている清洲の甚五郎(宇津井健)という盗人が主人公。
この甚五郎は正しい盗人稼業(人を殺さず、女を犯さず、貧しき者からは盗まず)を守っておつとめをしてきた親分なんだけど、
仲間割れをした佐喜蔵(遠藤憲一)達が、次々と一家皆殺しの急ぎばたらきをしているのを知るわけです。

 自分も一世一代の大仕事をしようと仏具商の三橋重慶を狙っており、
3年前から近所の茶問屋に手下のおみち(大路恵美)を引き込みで入れている。
 ところが、その茶問屋に佐喜蔵たちが押し入って皆殺しにしたものだから
おみち(茶箱の中に隠れていた)はかわいがっていた坊ちゃんのために敵討ちをしようとするのです。

ザ・ベスト・オブ・ジプシー・キングス


 おみつと仲間の与吉(山田純大)は恋仲で、この仕事が終わったら
すっぱり足を洗って一緒になろうと話してるわけで・・・

 それと平行して食いしん坊の兎こと 木村忠吾(尾美としのり)はうまい田楽の店(実は一本眉達のアジト)で一本眉と知り合い、飲み仲間になっている訳です。
 
 田楽・・・美味しそうだったわ〜
こんにゃくと豆腐の二種類だけ。
台所番の猫どの(沼田爆)は、ここで食べた八丁味噌にヒントを得て
同心達の夜食のおにぎりを作っていたのですが・・
 「昆布汁で炊いた飯の中に尾張の八丁味噌、黒ごま、細かく刻んだ柚子と酢生姜をほどよく混ぜてある」って・・・
うまちょ〜!猫どのの作ったにぎりめしく食いてぇ〜〜!!

 さて、一本眉が江戸に入った事を知った佐喜蔵は浪人をしむけて殺そうとするのですが、見張っていた鬼平(中村吉右衛門)が助けるのさ〜
足を怪我した甚五郎を家に送って、おかゆまで作ってくれた浪人を鬼平とは知らず
すっかり信用した甚五郎は鬼平をおつとめに誘うのです。

 すぐにその魅力に気を許して身近に感じさせてしまう・・それが鬼の平蔵、鬼平なのです。
本当に怖いお人ってのは実は心底優しい男なんですよね〜

 さて、敵討ちに行ったおみつが逆に殺されてしまうところから話はスピーディに進んでいきます。
仲間の死を怒った一本眉の仲間達は、おつとめよりも盗人の風上にもおけない所業を働いた佐喜蔵一味の成敗に焦点をしぼります。

 それに気づいた鬼平は自分も手を貸そうと告げ
「もともとお前さんとは何の関わりもねぇんだ・・」と断る一本眉に
「忘れたのかい?俺たちゃ、2人っきりで飲み明かした仲じゃねーか・・」鬼平
「おめぇ・・・おめぇってお人は・・(涙」一本眉

 クアァーーーー!!!何ていい男なんだい!
一本眉は佐喜蔵に会った途端に心臓の発作で苦しんで死んじゃうんだけど
鬼平だってわかっても、騙されたなんて思わなかったと思うぞ・・
 盗人だろうと誰であろうと、人間同士の付き合いをした鬼平に感謝して逝ったんじゃないのかねぇ・・・

 甚五郎役の宇津井健さん、時代劇で見たのは初めてのような・・・
老いた盗賊が最後のおつとめに執念を燃やす姿が良かったですね〜
常に死の恐怖を感じながら生きてきた甚五郎が冬の蝶を見つけて
「俺と同じ・・死ぬに死ねねぇのか・・」と、そっと外に逃がしてやる悲しみと諦めが交じり合ったような表情が印象的でした。

 鬼平が甚五郎達と佐喜蔵の隠れ家に踏み込むと同時に火付盗賊改方の同心達も一斉に討ちこむ。
しかし・・猫どのもいたけど・・・大丈夫なのか?
いちおう同心だけどねぇ・・・足でまといにならないのか〜?

 一緒に捕まった一本眉の仲間の与吉は佐渡へ島流しになることが決まる。
しかし、その前に平蔵から、一本眉に借りた金を岡部の宿にいる妻と子に届けてくれと頼まれる。
 おみつの死からまだ立ち直れない与吉・・・
帰って来たら島流しになるとわかっているのに、江戸に戻って来たのだろうか・・

「現存する佐渡の流人帳にはどこを捜しても与吉の名はない。
だが、その後、平蔵が手がけた数々の事件の陰に一本眉と名乗る密偵の活躍があったと伝えられている・・・」
 で、テーマ曲「インスピレイション」ですよ。

 ニャーーー!!
平蔵に見込まれた与吉はちゃんと帰って来て密偵として働いたんだねぇ〜
泣かせるよ・・・

 しかし・・今回見ている時・・・
密偵のみなさん・・老けたな〜(人の事言えないけど・・)と思いましたよ・・・
昔は下っ端のお兄ちゃんだった伊三次(三浦浩一)ですら、もう親父ですよ・・
大滝の五郎蔵(綿引勝彦)なんて、もう重鎮の雰囲気すら・・
おまさ(梶芽衣子)もね〜
 でも、年齢を重ねても密偵としてぎりぎりまで働いていたはずだからね・・
いつまでもわたしゃ応援しますよ〜

 「鬼平犯科帳スペシャル 兇賊」
 「鬼平犯科帳SP 一本眉」
 2夜連続鬼平犯科帳スペシャル 劇場版「鬼平犯科帳」
 2夜連続鬼平犯科帳スペシャル 「高萩の捨五郎」 

ねこちゃん

このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. フジテレビ 鬼平犯科帳 「一本眉」を見た  [ 王様の耳はロバの耳 ]   2007年04月08日 12:41
昨日夜はフジテレビ 金曜プレステージ 「鬼平犯科帳スペシャル牋賈榿瓠廚鮓ましたよ 寝たのは11時を過ぎてしまいました {/kaeru_fine/} フジテレビ ニュースを読んで知っていましたが今回の話は 「鬼平犯科帳シリーズ 13巻の猖呂弔椶梁紅瓩鉢牋賈榿瓠廚...
2. 宇津井健  [ Good!な芸能ブログ集 ]   2007年04月10日 00:15
嵐の二宮“受賞は運動会以来”特別賞に宇津井健。(引用 livedoorニュース) ■でんすけ⇒ ○メ在庫~30台 Video ウルトラマンティガ TV SERIES 11【Video★特撮】 BANDAIVISU...■ ◆ジャニーズ関連ブログ記事 ・赤西仁をグ??
3. 「鬼平犯科帳スペシャル〜一本眉〜」  [ やっくんのお部屋 ]   2007年04月10日 14:48
江戸時代後期、盗賊・兇賊たちから“鬼の平蔵”と恐れられた、 火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を描いた池波正太郎の人気 小説『鬼平犯科帳』。ファンの熱い要望に応え、昨年に続き2 時間スペシャル番組として「鬼平」が帰ってきました。 今回の『一本眉』は、1989年の...

この記事へのコメント

1. Posted by ねこみいにゃん   2007年04月07日 20:55
鬼平犯科帳 大好き〜
で、吉右衛門さんの鬼平が大好き〜
他の役者さんにはやってほしくないなぁ〜
原作のイメージにぴったり。
ずっと ずっとやって欲しいけど
役者さんも年をとっちゃうものね 
その辺が 難しいですよね。
2. Posted by きこり→ねこみいにゃんさん   2007年04月08日 10:03
>鬼平犯科帳 大好き〜
で、吉右衛門さんの鬼平が大好き〜
ねこみいにゃんさんも鬼平ファンでしたか〜?!
鬼平は私の理想の男性の3人の中に入ってますよ〜
私も、吉右衛門さんのイメージが強いですね〜
以前に松本幸四郎様(’69年のもの)を見た事があって、こちらの鬼平も枯れた中にも粋が感じられてよかったんですが、
私は吉右衛門様のまだあぶらっけのある鬼平の
方が好きかな〜(笑
お馴染みの密偵さん達にはずっとこの役を演じ続けてほしいですね〜
3. Posted by 真珠   2007年04月08日 18:48
こんばんわ。まだHDD録画してみていないのですが 春ドラマ始まりますね。
またよろしくお願いいたします。

鬼平シリーズ大好きなので 後でUP致します。
4. Posted by きこり→真珠さん   2007年04月09日 06:36
そろそろやっと春ドラマが始まりますね。
長いインターバルだったような・・・
バラエティのSPにはちょっと食傷気味です・・
今週から、まずは「セクシーボイス」からですが・・どんなでしょう・・
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
5. Posted by やっくん   2007年04月10日 14:51
鬼平いいですよねぇ。TBしましたので、よろしくお願いします。良かったら、こちらにも来てくださいませ。
6. Posted by きこり→やっくんさん   2007年04月10日 17:27
久しぶりに「鬼平」の世界に浸ることが
できました。
やっぱり吉右衛門様はいいですね〜
今回は密偵の活躍があんまり見られなかったのが
残念でした。
やっぱりSPでいっぺんに描こうとしたから
時間が足りなくなったのでしょうかね〜
次回が待ち遠しいです。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「すみれの花咲く頃」「わたしのマトカ」片桐はいり