「嫌われ松子の一生」第五回そーやは休暇中

2006年11月11日

「家族」第四回

 会社もクビになって、頼みの綱の晋ちゃん(渡哲也)ともケンカしてしまって
幼稚園へ顔を出しづらい亮平(竹野内豊)は、悠斗をサボらせる。
「晋ちゃんとケンカしたから?」
「またクビ?」
全部読まれてるっつーの!
 
 何とかネズミーランドへ誘って遊びの気分へ誘導してサボらせる事に成功!
と思ったら理美(石田ゆり子)の父親克治(夏八木勲)が突然旭川から現れる。
ちっ!
どうやら、亮平はこの義父が苦手なよう・・・
北の方へ行けば行くほど口が重くなるっていいますからね〜
この義父さんも、コミュニケーションがヘタなタイプのようで2人でいても気まずい時間が流れる。救いは悠斗の無邪気な声だけ。
 亮平は慌てて理美に連絡を取って家に帰らせる。

 心臓の検査入院のためにやってきた義父を気遣い、悠斗にも口止めをし、
仲良し家族を演じることにした亮平たち。

 く、苦しすぎる・・・
何より子供の前でどの面下げて演技を?って感じですが・・・
ショックを与えてもなんだしね・・・
亮平はあわよくばこの演技が本当になってくれりゃ・・なんて気持ちも・・
でも、理美は冷め切ってましたね〜


 理美が働いている事を知った克治は猛反対。
「そんなに仕事がしたかったんなら何で結婚したんだ?!とにかく仕事はダメだ!」しかし、そこに亮平の意外な助け舟が・・

 久々に家に帰って来て、悠斗と亮平との関係、理美の仕事に対して理解を示したりする亮平に驚きながらも離婚の意志は変えようとしない理美。

 理美は何を望んでいるんでしょうかね〜?
って、離婚なんだけどさ・・
亮平が確かに努力して変わろうとしているという事実さえも認めようとしないで
自分の権利だけを主張してるように見えてしまうんだが〜
仕事に没頭することによって、自分が味わったのと同じような寂しさとか苦しさを
亮平に味合わせたいんですかね〜? 
それって、結局自分を理解して欲しい、自分を見て欲しいって事のようにも見えるんだけど・・。

 さて、自分が晩御飯を作ると言いながら、
克治の持ってきてくれた新巻鮭を前にして困っていると、救いの神が・・
謝りに来た晋ちゃんに「シャケおろせます?」

 何故か気が合うこの2人。
亮平のことがかわいく思える晋ちゃんと、
晋ちゃんの言葉なら素直に聞ける亮平。
克治との関係をぼやく亮平に
「扉は叩き続けないと開きませんからね。心を開いて飛び込んでみたらどうですか?」

 晋ちゃんかわいいリュック持ってましたね〜
でも、モノは良さそうでしたよ。人気の帆布でしょうか?
サライの店で売っていそうな。
 このリュックは多分幼稚園のボランティアを始めた時から使ってると思うのですが、そうすると奥さんが亡くなった後に買ったって事ですよね。
中年男性って料理はたしなんでも、中々自分のための買い物って行かないもんですからね晋ちゃん自立度80パーいってますよ。
 「男って現実と折り合うのがヘタでしょ?」なんて言ってましたが、とんでもない。
主体的で柔軟性のある晋ちゃんの生き方は、亮平にとっても希望を感じさせると思いますよ〜

 それにつけても理美ですよ・・・
晋ちゃんが家に出入りしている事を知って
「人に迷惑ばっかりかけて!やっぱりあなたに子育ては無理よ!早く悠斗を私に返して!」

 こういう関係を「迷惑」と言い切っちゃうところがこの人の人間性ですよね〜
ラストで悠斗恋しさのあまりに離婚の調停を進めてと、詩織に頼んでましたが・・
そんなに大切な人の手だったら、絶対に離しちゃいけません。
 一度手を離したら、また掴むのはすごく難しいことだと思うのです。

 晋ちゃんのアドバイスに従って、眠れないらしい克治の下へお酒をもって
おじゃまする亮平。
話ははずまないながらも、亮平の気持ちがわかったのか
「手術の同意書に署名をして欲しい」と頼まれる。
「私が自分の人生で誇りに思ってることはね、
家族3人が助け合って仲良く暮して来たことなんだ。
だから君達にもそうあってほしい。亮平君、どうか娘をよろしくお願いします。
これだけ言うのに6年かかった・・」

 こんなふうにその人の心に触れる瞬間があれば、ずっと大切に思って生きていけるんじゃないでしょうか。
克治と亮平には6年かかりましたが・・。
理美と亮平との間にはそんな瞬間があったのかどうか・・夫婦として暮してきて
子供をもうけ家族として生きてきたはずですが・・・

 ラスト、克治から来た葉書を見つめる亮平の背中がせつないわ〜
来週はさらに試練が?  

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この記事へのコメント

1. Posted by まこ   2006年11月11日 23:13
義父とも心の交流を果たした亮平の方は、克治からの写真付きハガキを見つめつつ、新たな家族の再生を密かに誓ったんだろうに、理美の奴ってば・・・←えぇ、もうあんなわからずや「奴」呼ばわりで充分ですわ!(笑)
何が彼女をあそこまで頑なにさせてるんだろ???

しかし晋ちゃんてばしゅてきデス
良い事言うな〜
2. Posted by ikasama4   2006年11月12日 00:02
佐伯さんは誰かに分かってもらうために
「扉は叩き続けないと開けてもらえない」
と言い、亮平はその言葉とおりに
理美の父の扉を叩き続けなんとか二人は家族になったようです。

ただ、問題は理美ですね。
理美は亮平に自分の思いを分かってもらおうと
扉を叩き続けたようですが、亮平はそれを全部無視してしまったために
理美の扉を固く閉ざしてしまったようですね。

理美の父が「娘をよろしく」というのに6年かかりましたが
その6年間が理美の亮平に対する不信を大きくしてるようです。

二人の溝を埋めるのはまだまだ容易ではなさそうです(; ̄Д ̄)
3. Posted by きこり→まこさん   2006年11月12日 09:13
>理美の奴ってば・・・←えぇ、もうあんなわからずや「奴」呼ばわりで充分ですわ!(笑)
そうそう!(笑
私も、「父に優しくしてくれたのは感謝してますけど、それと離婚の話は別です!」とか言い切っちゃう理美に「かわいくないやっちゃ!」と思っちゃいましたよ。それほど、理美の傷は深かったって事なんだろうけど、亮平の努力も認めてやれよ!
晋ちゃんの言葉には、私もなるほど〜!!と
素直に聞けましたよ
4. Posted by きこり→ikasama4さん   2006年11月12日 09:18
>扉を叩き続けたようですが、亮平はそれを全部無視してしまったために
理美の扉を固く閉ざしてしまったようですね
6年間も扉を叩き続けたのにぃ〜!!その恨みは深そうですね。自分の経験から言っても、ここまで意固地になってこじれちゃったら、自分でもどうすることもできないっす(笑
誰か、善意の第三者の登場を待つか、
亮平がそ〜っと扉の前に貢物したり、メモを置いていったりなどの役目を地道に続けないと・・
長く訪ね続ければ、気分で扉が開くことがあるかも〜(笑
女性の不信感を拭い去るのは超難問ですよ〜
5. Posted by ウルトラセブン   2006年11月12日 18:06
きこりさん、今晩は、女優として石田ゆり子は頑張ってるのですが、ドラマでは「仕事」はしたい「子供」は面倒みたい!?と亮平は自分なりに反省努力してるのに、妻がボクネンジンではどうしょうもなく、友人の弁護士もあきれ顔でしたのが逆に印象的、ですから「芋たこなんきん」の仕事を持った女性・石田あゆみも出てきましたね(^^♪描き方が優しい〜♪
6. Posted by きこり→ウルトラセブン   2006年11月13日 08:24
>ドラマでは「仕事」はしたい「子供」は面倒みたい!?と亮平は自分なりに反省努力してるのに、妻がボクネンジンではどうしょうもなく
何かあまりにも頑なすぎて、同情の気持ちも沸いてこないし、優斗を引き取りたいという要求すらもわがままっぽく写ってしまう。
なんだかな〜
せめて、亮平の努力をちょっとは認めてあげればいいのに・・
「芋たこなんきん」いしだあゆみさんも仕事に生きる女性ですが、必死さがけなげに伝わってきます。
脚本でしょうか?それとも?

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