「セーラー服と機関銃」第二回「魂萌え!」第一回

2006年10月21日

「家族」第一回

 あるレストランに二組の家族がいた。
上川亮平(竹野内豊)35歳とその妻理美(石田ゆり子)と息子の悠斗。
悠斗の4歳の誕生日を祝う夫婦は幸せそのものだった。
 
 もう一組は佐伯晋一郎(渡哲也)と妻加奈子。
晋一郎の退職祝いをする2人は退職後の生活を語り合う仲の良い夫婦だった。

 別々のテーブルにいた二組が会ったのは悠斗がぶつかって加奈子のワインを
こぼしてしまったから。
あやまる亮平をじっとみつめる晋一郎。
実は、亮平は気づいていないが、晋一郎は一週間前、同じ会社にいた亮平から
リストラによる解雇宣告を受けていたのだった。

 さて、亮平がどんな男なのかというのが紹介される。
リストラリスト(ん?)に載っている年配の山田にトイレで辞めさせないでくれ!
と土下座されても、無視。
 妻には転職の相談もなし、報告のみ。
びっくりさせようと思ってるんだろうけど、内緒で家を買う。

 アンタ、家といえば、人生においてかなり重要な物件ですよ〜
それを妻になんの相談もなく買うって・・・
いろいろ一緒に迷ったりするのが楽しいんでしょうがあ〜
妻の方が家にいる時間ずっと多いのにさ〜
 さらに、休日に妻が話をしようとしても仕事に夢中。
妻の不満顔にも気づきゃーしない・・・
 あ〜どっかで見たような・・・渡さん主演の「熟年離婚」か〜
これも同じ時間帯でしたかね?

 時は流れて一年後、 
亮平自身もこのリストラを宣告するという仕事にかなりのストレスを感じており、後輩(劇団ひとり)にも解雇通知を渡すが、新しい職場の面接に付き添うという優しさもある。
 でも、その日が息子のピアノの発表会だったために、
ついに理美から離婚の言葉がでてしまう。

「たかがピアノの発表会だろ」と亮平は言うんですがね〜
違うんですよ〜それはきっかけでしかないっていうか・・・
それ以前にも何度も危険信号が出ていたはずなのに、アータは見ようとしなかったからね〜
突然と感じるだけなのよ〜
 
 妻も子育てをしながら実はずっと悩み続けていた。
バリバリと仕事をこなす独身の友人の姿に嫉妬とあせりを感じるけどどうすることも
できない。自分には能力があるはずなのに発揮できない・・イライラ・・
亮平への不満もあっただろうけど、自分個人の実力を発揮したいという
思いも強かったんだろうね〜

 悠斗の幼稚園へ行ってみた亮平は理美が退園届けを出している事を知らされ、
妻の本気にぎょっとする。
さらに、そこでボランティアで子供たちに遊びを教えている晋一郎と会い、
リストラ宣告の事を言われ、どきまぎ・・
結局、その仕事に嫌気がさした亮平は退職願を出して会社を辞める。

 そんなに簡単に辞めて仕事あるのかね〜?と心配したけど
すぐみつかって・・・
妻の方も就職するために必死で仕事をしているため、息子の存在にイライラ・・
 何かね、再就職が決まった亮平と理美の間で子供の押し付け合いみたいに
なるんですが・・それがキツかったっす・・・
子供の目の前でさ〜何なんだよ、この夫婦。
 とくに妻の方・・何も女性ばかりが子供の面倒みなきゃとは思いませんが、
自分が生んだ子よりも大切な仕事ってあるのかな?と思いました。
お母さんのところに帰るの嫌だって言ってるのに、何も聞かずに自分の都合だけで
母親に押し付けようとする亮平にも腹がたったけどさ〜

 幼稚園で怪我をして迎えに来てくださいといわれてるにもかかわらず仕事を優先した亮平。
預かってくれた晋一郎に誘われて一緒に夕食を食べる事に。
一人でてきぱきと準備する晋一郎に「ごぼうのささがき」を指示されるけど、
できるわけねぇ〜つーの・・・
 そして、何故すぐに来なかったのか、親だったら真っ先に子供の心配をするのでは?と晋一郎に問われた亮平は、
「仕事だから仕方がなかったんです。
家族が幸せになるために仕事をしてきたんです。
だから何があっても仕事が大事なんです」と言い切る。

 家に帰ってまた息子の押し付け合い。
「出張中で行けない」という理美に「ふざけるな!今すぐ迎えに来い!!」
でも、息子の描いた絵から、今日が息子の5歳の誕生日であることを
思い出した亮平は「悠斗は俺が育てる」と言う。
 そして、去年の誕生日に「来年の誕生日には新幹線のためにすごいレールを作ってやる」と約束した事を思い出して、ダンボールと画用紙で一晩かかって居間中にレールを作る。

 何でも金で買うことで解決しようとしてきた亮平が、初めて息子のために
努力した。子供は高級なものよりも、親が心を込めて作ってくれたものが嬉しいんですよね〜
息子の誕生日も忘れて子供の押し付け合い・・・そんな自分と妻の姿に
気づいた亮平はやっと立ち止まる事ができたのかもしれません。
まあ、でも、これから現実的にいろんな問題が出てくるとは思いますが・・
 どうやら妻を亡くしたらしい晋ちゃんとの関わりの中でどんなふうに
変わっていくのか・・・ちょっと楽しみですね〜

 それにしても・・渡さん、
「熟年離婚」で苦労したから料理もてきぱきできるようになったのね〜
エプロンをつけた渡さん、新鮮だわ〜

 「熟年離婚」に関する記事

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1. 家族 第1話  [ 塩ひとつまみ ]   2006年10月21日 22:36
上川亮平、35才。 リストラの腕を買われてヘッドハンティングで転職→1年後→転職先の会社を辞職→ 妻が家出→息子と暮らすことに… 初回、1時間の間に随分と色んなことがありました。 この亮平(竹野内豊)と関わること 
2. 『家族』第1回「妻との別れ“熟年離婚”から1年新しい親子愛の物語」  [ つれづれなる・・・日記? ]   2006年10月21日 22:50
目的は1つ。多江さんを拝むこと。(笑) とりあえず、初回なので、Vで見ました。 次回以降はどうするか、まったく未定です。
3. 家族 第1話  [ まいにちおきらく! ]   2006年10月21日 23:13
晋ちゃん!!Σ(゚д゚lll)
4. 家族??妻の存在・夫の存在??第1回  [ 日々雑用 ]   2006年10月21日 23:22
妻との別れ”熟年離婚”から1年新しい親子愛の物語:なんで
5. 「家族〜妻の不在・夫の存在〜」第1回  [ 気ままにいきましょう! ]   2006年10月22日 00:24
『妻との別れ”熟年離婚”から1年新しい親子愛の物語』
6. 《家族??妻の不在・夫の存在》 #01  [ まぁ、お茶でも ]   2006年10月22日 06:05
個人の意見ですが、リストラは、企業にプラスにはならないと思います。一時的な月給分のゆとりですよ。ベテランを切ることは
7. 家族??妻の不在・夫の存在♪  [ piano lesson ]   2006年10月22日 08:53
新しく始まったドラマ「家族」なのですが、もちろん竹野内 豊のファンなので見ました
いやぁ〜ん、キュン死にしそう (///∇//)デレデレ☆ 豊さま、しゅてき過ぎデス{/3hearts/} サラリーマンのお姿も、エンディングでの 休日のパパのカジュアルスタイルもなんてかっこいいの{/kirakira/}・・・ その豊さま…亮平の妻の座を降りるだなんて、理美ってば何て勿体...
9. 家族〜妻の不在・夫の存在〜 第1話  [ Kのドラマ依存症的ぶろぐ ]   2006年10月22日 11:33
4 遅くなりましたm(_ _)m テレ朝は全滅かと思ってたけど、意外と楽しめたかな。 話としては草なぎ剛主演の、『僕と彼女と彼女の生きる道』の構図と似てますかね、というより殆どそう。プラスアルファ要素で小雪=渡哲也って感じ。 亮平と理美の印象が、前後半で....
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取りあえず録画はしてみたものの全く期待はしていませんでした。でも見たら 結構引き込まれましたね。他のブロガ??の皆さんの評判も上々。レビュ??は きついかも知れませんが視聴はしてみようかな。
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この記事へのコメント

1. Posted by ミマム   2006年10月21日 22:37
こんばんは〜。
案外このドラマの雰囲気、好きです私(^^)
夫婦で子どもを押し付けあって何やってんの?とちょっと腹が立ってしまったけど
そういうことも含めてこれから家族についてじっくり描いていってくれそうでしょうか。
渡さんのエプロン姿が…(^^)
2. Posted by まりりん   2006年10月21日 23:33
きこりさん、こんばんは!

何気に今期はやっぱりきこりさんとはいっぱい語り合えてとっても嬉しいわ〜♪
さっき「魂萌え!」の感想もアップしましたので、きこりさんもアップされたらよろしくです!

ところで、家族の方ですが、

>アンタ、家といえば、人生においてかなり重要な物件ですよ〜 それを妻になんの相談もなく買うって・・・
これはもう失格もいいとこよね。てか、むしろここまでやっていただければ妻の方も決断早くて済みますわね(笑)まあ、結局この2人は夫婦でありながらお互い心は向き合ってなかったってことですわね(これも「熟年離婚」で学習済み(笑))

いろいろとつっこめる要素が満載で、なかなかいいストレス解消にもなるのかも?(笑)
来週も楽しみですね!
では、またよろしくです〜!
3. Posted by mari   2006年10月22日 05:42
きこりさん、こんばんは。
ドラマのエントリーを増やしたら、記事のアップでアップアップ(沈没)
主演の二人に引かれて見始めましたが、中々魅力的でした。ただ、初回延長はいけません!一番の見所を見逃しました(泣)

TB飛ばないかもしれません。ココログと、ライブドアの相性が悪いのでしょうか?
4. Posted by きこり→ミマムさん   2006年10月22日 11:34
>案外このドラマの雰囲気、好きです私(^^)
私も今期のドラマの中では違う雰囲気で楽しくみました。
竹野内さんの俺様っぷりがどんなふうに変わっていくのか・・・
夫や妻の微妙な感情を描いてくれそうで
そして、そんなとこに思いっきり突っ込めそうで
期待してしまいますわ〜!
5. Posted by きこり→まりりんさん   2006年10月22日 11:37
>これはもう失格もいいとこよね。てか、むしろここまでやっていただければ妻の方も決断早くて済みますわね(笑)
そうですよね〜
理美みたいに自我が強くないタイプのおっとりした
奥さんだったら、何も決めなくてすむから
心底感謝されたりしてね・・(笑
>いろいろとつっこめる要素が満載で、なかなかいいストレス解消にもなるのかも?(笑)
そっか〜!!
見ててわくわくしたのはそのせいか!(笑
この時間帯の脚本意外と爪が甘かったりするから
そこもいいのかも(笑
6. Posted by きこり→mariさん   2006年10月22日 11:40
>ドラマのエントリーを増やしたら、記事のアップでアップアップ(沈没)
ドラマは水曜から日曜までいっぱい・・・金曜夜の2本はキツイっす!
「セーラー服」は7回だから、そこでちょっと
ひと息つけますかね〜
>ただ、初回延長はいけません!
そう!延長はやめてほしい!連続録画できないじゃんね〜!
7. Posted by まこ   2006年10月22日 11:51
イチ視聴者としての感想は、夫婦としてのあり方や子供の押し付け合いに突っ込んだりしつつ・・・

将来を有望されてたのに専業主婦となった理美の焦りや、仕事再開後に頑張り過ぎる姿を見て
うんうん、わかるわかると共感!
そして心がチクチク痛みました
8. Posted by きこり→まこ さん   2006年10月23日 08:30
>将来を有望されてたのに専業主婦となった理美の焦りや、仕事再開後に頑張り過ぎる姿を見て
うんうん、わかるわかると共感!
あんなにすぐ大きなプロジェクトをまかされてるんだから、かなり優秀な人だったんだろうな〜と
思ったけど、そんな人が何で結婚したからって仕事やめたのかな〜?との疑問も。
今なら子育てしながら仕事続けてる人たくさんいるのにね〜
9. Posted by 凛太郎   2006年10月24日 10:41
主演の三人ともに好きなので期待して見ましたが、あまりに身勝手な竹野内・石田夫婦のやり取りにうんざり。
僕も「たかがピアノの発表会」とは思うけど、出来ない約束はするべきじゃないし、忘れるなんてもってのほか、石田ゆり子も仕事を始めた途端に「仕事だから」を連発する始末、これじゃ家を出たのは子供の為じゃなくて、ただのわがまま。
子供の居場所は無くなるし、二人とも仕事がしたいなら、家事と子育ての分担をすればいい。
第一設計の仕事は才能よりもヤル気と経験が重要で、何年もブランクがあるのに直ぐに仕事を任されるわけが無い。
渡哲也の人物設定も「熟年離婚」の時の方が自然だし、無理に逆を狙っているだけのような。
来週はどうしようか迷ってます。
10. Posted by きこり→凛太郎さん   2006年10月24日 12:34
>あまりに身勝手な竹野内・石田夫婦のやり取りにうんざり。
ドラマとは言え、子供の目の前での押し付け合い・・心が痛みました。この夫婦なんじゃい?!とムカムカ・・・
>二人とも仕事がしたいなら、家事と子育ての分担をすればいい。
そうですよね〜
何で仕事すっぱりやめちゃったんだろう。
これだけ仕事に未練のある人だったら
相当の決心をして専業主婦になったと思うんで
その変わりようが、ちょっとな〜?と不思議な気が・・

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