北海道みやげにどうぞ・・・「トップキャスター」第七回

2006年05月29日

「弁護士のくず」第七回

 今回はけっこうまじめに法廷場面がありましたね〜

 羽根田家でうっかり八兵衛の葬儀が行われている。
その遺族の元に高井霧子(三浦理恵子)という女性が
遺言書を提示して500万を請求する。

 遺族にふせえりさんが・・・
ど〜もこの人が出てくると何かやるんじゃないか・・と期待してしまうんですが
今回は真面目な役でした。ちょっと残念。

 くず(豊川悦司)の家では美月が国語のお勉強中。
「自分のことよりも人のことを思いやる気持ちって大切だね」
「俺はやだな。他人の為に自分を犠牲にするって言うと聞こえはいいけど、
それって冷静に考えるとバカだぞ」
くずの夢を壊す発言にげんなりする美月。
「俺はバカは美しいって言ってんの!」
「じゃ、武田さんも美しいの?」

 美月まで武田をバカ扱いかい?
確かに飛びぬけたバカは美しいかもしれんが・・・

 徹子ちゃん(高島礼子)と武田(伊藤英明)の仲が急進展!
徹子ちゃんの誕生日を祝おうと服装も決めて、高級レストランに呼び出す武田。
「加藤先生、40歳の誕生日おめでとうございます!!」
バラの花束を差し出す武田。
でも、一般的にあんまり年齢は強調しないほうが・・・
 
 いいムードになりそうな二人の所へ、小悪魔みさちゃん(インリン・オブ・ジョイトイ)が現れて、徹子ちゃんを刺激する。
「何か貫禄ある〜!」
40本蝋燭が立っているケーキを見て「何、コレ?山火事?何本立ってるの?!」
「40本です」ウエイター
怒って去っていく徹子ちゃん・・・
「しもた!しもた!超しもた〜」武田

 バカだね〜それに何て運が悪いんでしょ・・・
でも、そのうちそのバカさ加減に徹子ちゃんほだされてくれるかな〜?

 白石先生(北村総一郎)は健康診断で再検査という案内が来た為ブルー。
「遺言書でも書いておこうかな・・」
「書いといた方がいいですよ。いつお迎えが来るかもしれないんだから」くず
そのアドバイスを受けて、生前贈与・・事務所の皆さんに形見分けを始める先生。
武田には観音様の木像。
徹子ちゃんには熊の彫り物(北海道産)。
夕花(星野亜希)にはでかいこけし。
くずにはマトリョーシカ。
「形見分けって言うよりおみやげでしょ・・」くず

 結局最後にみんな返したのに、くずだけはマトリョーシカけっこうかわいがっていましたね〜
今回の掛け軸は「人生楽ありゃ苦もあるさ」

 そこにタイムリーな依頼人がやってくる。
デートクラブで知り合った老人から遺言書によって五百万贈与されることになっているが、遺族が認めない。その遺族達を訴えたいというのだ。
 その羽根田老人と霧子は一日だけのお付き合い。
「それ(デートクラブ)は売春では?」武田
「恋愛です!」

 霧子とうっかり八兵衛との出会いがデートクラブだったことから、
最初っからぼったくりでは?と怪しんでいる武田。
遺族側の弁護士との話し合いでも、消極的になってしまう。
 さらに、元夫の姑がやって来て、
「息子はあの女に殺されたんです!孫も虐待している」と訴えたため
ますます不信感が・・。

 まあ、孫におやつをあげる姑とおやつを食べるとご飯を食べないからという理由で食べさせたくない嫁が揉めるのは雑誌とかでもよく見ますよね〜
でも、この霧子って人も何でアレルギーだって言わないのかね〜
つーか、息子がそれぐらいは話すでしょ・・
 ちょい、不自然な設定だわ。

 さて、いつもの居酒屋で今回は二人っきりではなく、夕花も一緒に飲んでいる
武田と徹子。
誕生日の話が蒸し返されて・・・
「まさかああいうのがタイプとはね〜」徹子
「女連れの男の所に親しげに声かけるなんて完全に連れの女に挑戦してますからね」夕花
「まっ、私と武田君は職場の先輩と後輩だから、別にがんばる必要もないんだけどね〜」徹子

 徹子ちゃん、武田の気持ちを知っていて、遊んでますね〜
じれったいな〜と思ってるのかも・・
まだまだこの二人先がわかりませんよ〜

 さて、美月と遊園地に行ったくずは息子と楽しそうに過ごしている霧子と偶然会う。
くずは霧子の心を開かせようとある作戦に出る。
 面談に来た霧子の前で夕花にわざと怪我をさせて、血を見せて反応を見ようとするのだ。
 心から夫を愛していた霧子は血を見て夫の自殺場面を思い出しパニックになり苦しむ。
「旦那の死んだ場面を見てから、あんたは人と向き合うのが怖くなったんだな。
そのくせ心の中は不安でたまらない。
そのせいで仕事も続かない。違う?
 子供の事もさ、少しぐらい人に頼ったっていいんだ。
あんたは母親失格なんかじゃない」

 子育てをしていると、自分を責める瞬間は必ずあります。
周りに頼る人がいて発散できればまだいいのですが、一人で抱えていると
どんどん自分を責める傾向になる人もいます。
 アレルギーの子を持つお母さんも、そのアレルギーが自分のせいではないかと
常に悩んでいます。
だから、くずの「あんたは母親失格じゃない」という言葉はすごく救いになったと思います。

 裁判では霧子の生い立ちから羽根田に父親的な愛情を求めていたこと、
羽根田も自分がガンだと知って霧子との出会いに救いを求めていたこと
自殺した夫の借金をいまだに払い続けていることなどが
明かされる。
 さらに、くずのひっかけでもう一通の遺言書を遺族側が隠していたことが暴露され、くず達が有利な立場に。
裁判は勝てる予定だが、心のケアも・・という事で遺族と霧子達を公園に連れて行くくず。

 霧子への500万は人に尽くすのが生きがいだった羽根田の
最後の意志であったことを伝え、さらに、霧子と羽根田の間には短い間だったが確かな心の交流があったことを話す。
「あんたの父親はバカだよ。
一回しか会った事のない女に500万もくれてやるなんて・・
だけどさ、そういうバカが居るから、世の中も捨てたもんじゃないんじゃないか?」
そこに徹子ちゃんが霧子の子供を連れて現れ霧子の愛情深さをを演出。
『子供の登場が遅いよ・・』くず
『何か過剰演出じゃない?』徹子

 「世の中捨てたもんじゃない」っていい言葉ですよね。
まあ、結局、500万が霧子の手に渡ることになるわけですが、
彼女が愛情ある母親でいい人だという事はわかるんですが、
それと500万に固執する姿がど〜もつながらないんですよね〜
借金を返したいという思いからなんでしょうが・・
でも、そんなに心根のキレイな女性だったら、よそんちの遺産にこだわらないんじゃ・・とか思ったんですが・・
ちょっと違和感。

 今回はキャバクラで「プリンプリン祭り」でしたね〜
呼び出されてうれしそう〜な顔の武田が印象的でした。

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1. 三浦理恵子  [ AWKEL ]   2006年05月29日 18:38
三浦理恵子に関するblog:「弁護士のくず」第七回 上原さくら ベスト - CoCo
2. ・TBS「弁護士のくず」第7話  [ たまちゃんのてーげー日記 ]   2006年05月29日 21:13
TBS系列「弁護士のくず」(第7話「不適切な遺産相続」)。 さて、ゲストは、「三浦理恵子さん。ふせえりさん、須賀貴匡さん」でした。以下、ほーんの少し、感想を。ネタバレ含むので、ご注意下さい。あと、間違っている部分があるかも知れませんが、ご容赦を♪「弁護士のく...
3. 弁護士のくず 第7話 評価“これって中だるみ?星3.2”  [ ハマリもん ]   2006年05月29日 21:35
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4. 「弁護士のくず」第7回  [ 気ままにいきましょう! ]   2006年05月29日 21:36
『不適切な遺産相続』
5. 『弁護士のくず』 第7回感想?  [ つれづれなる・・・日記? ]   2006年05月30日 00:07
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5 ♪TBさせていただきます♪『弁護士のくず』case.7「不適切な遺産相続」の感想です! 八兵衛、“うっかり”遺産相続(笑)??? 武田くんもウッカリ40本並べちゃったのね(汗)・・。
7. 『弁護士のくず』 Case7 「不適切な遺産相続」  [ 老舗ワタクシ本舗 ]   2006年05月30日 12:55
九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)は、遺言書持参で相談に来た霧子(三浦理恵子)から話を聞く。霧子はデートクラブで知り合った羽根田(高橋元太郎)と一夜限りの恋愛関係になった。羽根田は遺言書に霧子にも金を遺贈するよう記して亡くなったが、遺族は支払いを拒否。霧子は支払...

この記事へのコメント

1. Posted by たまちゃん   2006年05月29日 21:14
今晩は。
いつもTBありがとうございます(笑)

「世の中捨てたもんじゃない」って、確かに、いい言葉ですよね。(笑)

いつまでも、そういう時代で、いて欲しいです。。。

お邪魔致しました(笑)
2. Posted by まりりん   2006年05月29日 21:40
きこりさん、こんばんは!

>40本蝋燭が立っているケーキを見て「何、コレ?山火事?何本立ってるの?!」
このシーンが頭に残っていたため、今日の我輩は主婦のろうそく付きバースデーケーキを見た時に、「やっぱこのくらいまでだな〜」なんて思ってしまいました。

>まだまだこの二人先がわかりませんよ〜
なんか毎週こんな感じで、脚本家が武田を適当にもてあそぶ気がするのですが(笑)

>でも、そんなに心根のキレイな女性だったら、よそんちの遺産にこだわらないんじゃ・・とか思ったんですが・・
これは、私も違和感ありました〜。いくらあげるからと言ってくれても素直にもらいに行って、まして裁判まで起こすってのはちょっと考えにくいですけどね、心根のほんとに優しい人なら、あの遺言書が来ても、まあ、先方に連絡くらいはするかもだけど、裁判まではありえないですよね〜。

では、またよろしくです〜!
3. Posted by 凛太郎妻   2006年05月29日 23:24
こんにちは、
クズはいつも凛太郎と見てます。
凛太郎はクズを見ると毎回大笑いをします。
娘が勉強しているのに大声で笑うので、
お父さんクズ見てた?って言われています。
今回も徹子さんと武田くんが誕生日のお祝いをするシーンとか、クズさんがうっかり八兵衛そっくりの・・・というとこetc.
1週間に1度大笑いするのもいいかも・・・
4. Posted by きこり→たまちゃんさん   2006年05月30日 05:54
くずは毎回いい台詞をさらりと言いますよね〜
私も一度でいいからそんなことを言ってみたいもんです。
美月との生活も普通の親子って感じですね〜
5. Posted by きこり→まりりんさん   2006年05月30日 06:00
40本蝋燭が立ってるのと、最近ある数字のキャンドルで40って言うのが2本立ってるのと
どっちがいいでしょうかね〜(笑
吾輩も矢名家っていつも顔のケーキなんだ〜って思いましたよ〜
確かに最初はしんみり先輩が後輩のぐちを聞いているって関係から、
からかっているって感じになってきましたよね〜
でも、これで、この二人がひっついたらおもしろいですよね〜
6. Posted by きこり→凛太郎妻さん   2006年05月30日 06:03
そんなにウケてますか?!
笑うのはいいことですよ〜
笑いビクスとかも(これTVで浜口父がやる度に
京子さんが困った表情をしているのが気になります。奥さん止めなさいよとか思っちゃいますが(笑))
私はこのドラマでは武田と徹子ちゃんのシーンがけっこう好きですね〜
徹子ちゃんが怒ってるシーンとかくずが徹子ちゃんをからかってる場面にウケちゃいます。
7. Posted by ヨーコ   2006年05月30日 07:23
5 遺産をもらう女の役に三浦理恵子をキャスティングしたって事が、最大の失敗だと思うわ〜。説得力ないのよね。彼女はいつもお金!お金!言ってるし(笑。
ところで最近やたらとアチコチで登場するマトリョーシカ!登場すると「よっ!待ってました!」って気分になる様になったわ〜(笑。
8. Posted by 青いパン   2006年05月30日 11:01
こんにちわ♪

そですね、霧子が500万への固執を納得させるには
死んじゃった羽根田さんの意思を霧子が汲んで・・という感じが足りないのかも知れませんね。

そうやって考えると
霧子と羽根田の繋がりの分かるシーンは
もう少し観たかったですね。
9. Posted by きこり→ヨーコさん   2006年05月30日 12:42
やっぱり?
ど〜も不自然というか、中途半端ですっきりしないものを感じていたよ〜
中途半端に金に固執するよりも、もっとはっきりと欲望を出してくれるほうがいいかも・・(笑
何で、マトリョーシカ?
今更流行ってるの?
10. Posted by きこり→青いパンさん   2006年05月30日 12:45
そうですよね〜
せめて、もっと羽根田と長い間付き合いがあったとか・・・それなら、羽根田の意思を組みたいとかってなるのかな〜とも思いますが・・
何かホントに行きずりの人って感じだったんで
違和感が・・・
でも、うっかり八兵衛がデートクラブか〜と
おもしろいキャスティングでした(笑
11. Posted by めいまま   2006年05月30日 13:07
マトリョーシカの変わらぬ表情が美味しいですよね!
初めて目にした時は、素朴な存在感に爆笑しました。
(何処まで出る!?)
やっぱり、飾るときは、全部出しておくんですかねぇ〜?
(収めていたらこけしと変わらないし・・・)^^;

出会いの設定をあの公園とかにしとけば、そんなに違和感なかったのかも?
ですよ・・・。デートクラブには八兵衛さん行かないでしょう?
甘味処なら立ち寄るかもですけど^^;
美月とくずがいですね!
「愛娘の美月です!」って堂々と^^。
12. Posted by きこり→めいままさん   2006年05月30日 19:22
私も何故かマトリョーシカには惹かれます。
くずがずっと抱っこしてかわいがってたのが
可笑しかったですね〜
そうですよね、八兵衛さんがデートクラブの扉を叩くとはガン宣告でショックを受けていたとはいえ
どうしても思えないですよ。
ホント、甘味処ででも出会ってほしかったですよ〜
13. Posted by 凛太郎   2006年05月31日 09:10
上で奥さんも書いていますが、
このドラマは笑えます。
特に毎回どこかで使われる伊藤君の「しもた〜!」
が大うけです。
このドラマは豊エツの新境地ばかりを評価する意見が多いようですが、伊藤君の面白さが無ければ成り立たない気がします。
14. Posted by きこり→凛太郎さん   2006年05月31日 12:57
楽しいですよね〜このドラマ。
伊藤さんは
私の中では「おばかさんキャラ」(もちろんいい意味で)(笑)として確立したいたのですが、
いいですよね〜「
「僕の魔法使い」で初めて見たのですが
コメディのセンスを生まれつき持っているような
自然なところがいいですね〜

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