「小早川伸木の恋」第八回│猫だるま?

2006年03月07日

「フリーな二人」コンドウアキ、「ダーリンはアキバ系」里中ミナ

 ちょっと札幌に行ってきたので車中で読むのにエッセイ漫画を
二冊も買ってしまった。

 「フリーな二人」はリラックマのキャラクターデザインをしている
コンドウアキさんの話。
娘がリラックマの本を持っているのだが、
そこに出てくるカオルさん(リラックマが住んでる家の主)は
輪郭だけしか出てこないんで、カオルさん=コンドウアキさんのように
思っていて、興味があったのだ。

 コンドウさんのところは旦那さんもフリー(フリーランサー、一定の会社や団体に属さないで自由契約で仕事をしている人)なんで、
フリーゆえの大変さや苦労などもかなり具体的に書いてある。
 病気になったときの保障は何もなし、時間を好きなように使えるように
思われているが何の保障もないから働けるときにがんばって働くことになり
けっこう締め切りに追われる毎日・・とか。
 でも、自分が入院した時は夫もフリーなんで融通が利く、
スケジュールは自分しだいなのでストレスからも開放されたとか・・

 しかし、フリーということにこだわらず、
普通に共稼ぎ夫婦の協力の仕方とか
家計のやりくりとか家事の分担の仕方とかも描かれてるので興味深く楽しく読めた。
 何より、二人のキャラクターがかわいい。
エッセイ漫画はたくさんあるけど、まず絵で掴まないと次には続かないでしょ。
コンドウさんの絵はプロの部分と素人くささ(学生が書いてるような)も
残してあってそこが味になっている。

 結婚生活のエッセイ漫画といえば、けらえいこさんのものが有名だが
けらさんが細かく検証しているのに対し、コンドウさんの方は
夫婦のスタンスというかカラーをなにげなく見せている感じ。

 須藤真澄さんの「長い長いさんぽ」を読んだ時にも思ったのだが、
一緒に暮らすもの同士、やっぱり振り子の触れ具合というか揺れ方が同じほうがいいな〜と。
 たとえば須藤さんの場合、愛猫の死という大変な事態に直面するわけだが、
悲しみの深さが旦那さんも同じっていうか、ゆずの死の受けとめぐあいが
二人とも一緒なんである。
二人はゆずの死というものを受け入れ、
一緒に少しずつ少しずつその悲しみを癒していく。
悲しみを分け合うなんて幻想なのかもしれないけれど、
そばにいる人が同じ歩調でいてくれたらすごく救われると思う。

 「ダーリンはアキバ系」
こっちは、好きになった人がたまたまアキバ系だったんだけど、
それを理解しようとがんばっている奥さんの話。
何か読んでたら、この旦那さん優しい人ではあるんだけど
女心がまるでわかっていないタイプ・・・この奥さん辛抱強いよな〜って感じで
読みました。 
フリーな2人

リラックマ生活―だらだらまいにちのススメ

長い長いさんぽ ビームコミックス

ダーリンはアキバ系


matakita821 at 13:04│Comments(2)│TrackBack(0)│ このエントリーをはてなブックマークに追加 │読書(マンガ含む) 

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この記事へのコメント

1. Posted by 半蔵   2006年03月07日 14:14
あっ!フリーな二人知ってますよー!
こないだチラッと立ち読みしました(^^;
結構おもしろそうでした〜!私も買ってみようかな♪
長い長いさんぽも読んでみたいですね。
2. Posted by きこり→半蔵さん   2006年03月07日 14:50
「長い長いさんぽ」は猫を飼ってる人なら
涙なしには読めましぇ〜ん・・
ついつい、そーやが死んだらどうしよ〜
とか考えちゃいましたよ〜
エッセイ漫画って普段なら立ち読みなんだけど
車中用に買ってしまいました。
「左利きのなんとかさん」(忘れた)も
おもしろそうだったわ。

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