「小早川伸木の恋」第七回「時効警察」第七回

2006年02月26日

「けものみち」第七回

 二回も録画の失敗で見られませんでしたが、やっと今回は見ることができました。
どんどん最終回に向かって加速がかかってる感じですね。

 食事に毒が混入されていたため苦しむ鬼頭(平幹二郎)。
命に別状はなかったが、民子(米倉涼子)か米子(若村麻由美)のどちらかが
毒をもったとして疑われる。
意識を取り戻した鬼頭に
「民子は私が連れてきた手前責任が・・」といいよどむ秦野(吹越満)、
鬼頭は「こっちで片をつける」と。

 キョワイ・・・
民子じゃないと思うけど、疑われて民子消される?

 麻布は鬼頭の見舞い客であふれ、その対応に米子は大忙し。
間宮が芳仙閣の美代子を伴って見舞いに来る。

 いつのまに、美代子が間宮と?
何でいっつも芳仙閣?
けっこうみんな出会いの場がないのね・・・

 久垣(仲村トオル)は警察を辞めて、雑誌の編集長に鬼頭洪太のネタを
売る。病状はかなり進んでいる。

 警察を辞めて自爆する覚悟でしょうか・・・

 さて、鬼頭のことで米子を問い詰める民子。
16の時に鬼頭のところへ来てからの月日によって変わってしまった自分の
ことを初めて正直に話す米子。
「ごめんなさいね、ステキだと思うけど私の趣味じゃなかったわ・・」
と、民子の店で買ったイヤリングを渡す。
「けものみち・・・一度入った者はね、決して抜け出せないの・・」
 それが、米子からの民子への最後の言葉でした。



 風呂場の鏡を磨いている黒谷のところへ米子が現れじっと見つめる。
赤い花をつけた椿をぽんと黒谷にぶつけると
「あんがい私たちお似合いなのかもしれないわ・・抱いてよ」
抱きながら「しょうがないんだ・・旦那様の命令なんだ・・」といって包丁を取り出す黒谷。
少し離れて、自らその包丁へと向かっていく米子。
マジックミラー越しに見つめている民子と鬼頭に艶然と微笑みながら
倒れていく米子。

 多分、この家に来てから米子も鬼頭と一緒に何度も
同じ場面を見てきたのでしょう。
少女といってもいい頃から鬼頭のそばで暮らしてきて、
ここ以外の世界で生きることなど死と同じことだったのでしょうか。
椿のようにいさぎよく散った見事な最期でした。

 米子が死んだ後二人で布団の中にいる鬼頭と民子。
「私に見えないものはない。できないことはない。
米がふびんだ・・・」
米子の死体を処理する黒谷。
黒谷は最初っから米子のしわざだとわかっていたのかもしれません。
 黒谷もまた、闇の世界の中でしか生きられない哀しい男なんですね。

 やっと自分のテリトリーであるマスカレードに帰ってくる民子。
米子のイヤリングをみつめながら
「私はあなたとは違う・・・」

 そうでしょうか?

 マスカレードでは奈々美が顧客名簿のデータを持ち出したということで
クビになる。騒ぎ立てる奈々美に
「私に関らない方がいい。あなたのためだから」
 追い出された奈々美に声をかける木崎(田丸麻紀)
「このまま田舎にでも帰って平和に暮らすか・・そうじゃないほうを選ぶか?」にやり

 あ〜田丸さん、「女系家族」の頃から何かたくらんでると思ったらやっぱりね。
でも、この人にどんなバックが?
そんな大きな事をたくらめるようにも見えませんが?
マスカレード乗っ取り?

 さて、小滝(佐藤浩市)と秦野はなにやら秘密の相談。
「あなたにも早く決めていただかないと。麻布か私か?」
一方、間宮も民子と密談中。
「鬼頭浩太は死相がでている。近いですよ・・闇の世界の世代交代も」
「あなたは今、とても都合のいいポジションにいる」と言って去っていく。
自分にはわからない大きな流れが近づいていることに気づき、
身の振り方を考える民子。

 ついに小滝が動き出しましたね。
本当の闇キングは小滝だったのでしょうか。
はたして政権交代は実現できるのでしょうか・・・
もし、失敗したら確実に死が待ってますよね。
民子は車を乗り換えるのでしょうか。

 さて、美代子は芳仙閣をやめて間宮の愛人にでもなる気でしょうか?
女将(東ちづる)に
「付け火でもして保険金でももらえばあ〜?
火の車ならよく燃えるんじゃない?」
「おやめなさい、無理よ。あなたはどう逆立ちしても民子にはなれない」

 小者どうしのののしり合い・・・おそろしか〜
それに、間宮が美代子を相手にするわけないのに・・・
分不相応なものを望むと転がり落ちますよ〜

 記事が雑誌に載らないことを怒る久垣に編集長は
以前同じネタがらみで浮かんできた「キリサワシュウジ」という男を追っていた記者が
行方不明になったと言って資料を渡す。
 そのなかにあったキリサワの写真・・・それは小滝だった。

 自分が長くないと思った鬼頭は民子に
「何かあったら秦野に相談しろ。財産も何もかも全てを民子にやる」
「小滝・・あいつは殺しとけ」と。

 ん〜どうでしょう・・・金のたくさん詰まった難破船か、
新品だけど設計があやしい船と・・・どっち選ぼう。
 秦野に遺言状たのんでも、自分に都合がいいように書き換えちゃうかもよ〜

 妻に離婚届を渡して、早くこの家から出て行くように伝える。
「刑事なんかやってたら百年たっても稼げないような目もくらむ大金を作ってきてやるよ」

 アンタ、子供だって大きくなったら刑事になってお父さんと一緒に悪い人を
つかまえるんだって言ってるんだから、地味な刑事でもい〜じゃないの〜
まあ、病気で死期が迫ってなかったらここまで無茶な選択はしなかったと思うのですが・・
運命なのでしょうか。
 せめて、金を残すことで愛情を示したかったのか(哀)

 小滝のことが心配でホテルにかけつけた民子。
でも、そこはもぬけのから。
すでに来ていた久垣が「消えたよ、小滝は。
動き出したみたいだな、何かが。付き合ってやるよ、あんたに」

 小滝の命をかけた計画は成功するんでしょうか?
民子の運命は・・・
もう、録画の失敗は許されません。最期に笑うのは誰か見届けます。

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matakita821 at 19:31│Comments(2)TrackBack(5)「けものみち」 

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1. けものみち 第7話純情黒谷の葛藤  [ D.D.のたわごと ]   2006年02月26日 21:21
『けものみち』,先週は民子が「マスカレード」の上場計画に絡みきりきり舞いしましたが,今週はついに死者が!どのキャラも存在感バリバリで,生き残るのは誰だ?!原作だと死にそうもないキャラもあっけなく消えてしまったりしますが…
2. 「けものみち」#7  [ 風の便り ]   2006年02月26日 22:11
あちらこちらで話が一気に動きました。
3. けものみち 第七章  [ どらま・のーと ]   2006年02月27日 02:32
『麻布の女帝、衝撃の死』 鬼頭が食事中に突然嘔吐した。 医師によると、食事に毒物が混入していた可能性があるという。 食事を用意したのは米子だったが、食べさせたのは民子。 秦野は鬼頭の命に別状がないことを確認すると、民子と米子を呼び寄せ、 思わせぶりに注意を与....
4. 『けものみち』 第7話  [ 老舗ワタクシ本舗 ]   2006年02月27日 12:30
米子(若村麻由美)が結婚する事になり、鬼頭洪太(平幹二朗)全ての世話を任された初日 民子(米倉涼子)が口に運ぶ食事に突然嘔吐した鬼頭、、、。 医師の診察によると、食事に毒物が混入していた可能性があるという。 医師には堅く口止めし、警察への通報もしなかったも...
5. すっごぃアクセス上がったよ!!  [ 上原ココア ]   2006年04月20日 17:39
SpeedBlogランキングってのに登録したらすっごいアクセス上がりまくりだよ!しかもマヂ爆笑できる面白いブログがいっぱぃあって、こんな面白いブログがいっぱぃあるんだぁってなんか不思議な感じだった!!

この記事へのコメント

1. Posted by ヨーコ   2006年02月27日 07:35
おもしろくなってきましたなぁ〜!
間宮は何?
ああいう、小者と見せかけてヘラヘラしておいて、実は物凄く企んでる人って勝てない感じするよね〜!
こうなってくると鬼頭も可愛く思えてきた・・・私だったら、ちょっと裏切れないな〜。
じゃ、金の詰まった難破船コースでお願いします(笑。
2. Posted by きこり→ヨーコさん   2006年02月27日 14:16
いや〜やっぱり「けものみち」はおもしろいね〜
今回黒谷のアップ多かったよね?
せっかく結婚できると思ったのにね・・・
あの若手議員の間宮・・・好かんわ〜
育ちがよさそうなわりにゴキブリみたいなずぶとさが。
金の詰まった難破船で南国に流れ着くかもよ〜(笑

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