「大奥’83」22話〜26話益田ミリの「お母さんという女」

2005年04月04日

「大奥’83」第27話

 第27話の「大奥」は、「塵に咲く花」。
家宣はまだ6代将軍にはなっていなくて西の丸にいる。
そして、その家宣に一番愛されたお喜世様の話らしい。

 お喜世にいしだあゆみ。
この人の顔って幸うすそう・・・・人相学的にみても絶対良くないぞ。
いしだあゆみといえば、「日本沈没」。
そして、向田邦子脚本のNHKドラマ
阿修羅のごとく」の四女のがちがちの図書館司書役。
すごく役に合っていると思った。
宇崎竜童が一途におっかける男の役だったけど、
どうしてそうまでこんな冷たそうな女に固執する?と不思議だったよ。

 しかし、ドラマの中で図書館で働く女っていうと
なぜに化粧っけもなくた服装にもかまわない、男にも関心のない
お堅い女という役づくりになるんでしょうか?
私も図書館で働いていたがあんな女はいなかったぞ。
似たような感じの人とか病んでる人は多かったが・・・。
まあ、いい。

 お喜世は、武家に奉公していたのだが、男(峰岸撤、悪顔)と
いちゃいちゃしているところを見つかってやめる羽目になり
その後は御茶屋勤め(たまには売春)にまで落ちてしまった女。
そのくされ縁の男を殺そうとした時、天地茂(よくわからない名前の
家宣に仕えている武士)に出会う。

 天地茂は「マイ・フェア・レディ」みたいに
育てるために自分の家にひきとる。
茂おじさんはお喜世に手をだすこともなく、やさしーく導いてくれるので
もしかして今度は幸せになれるかもと夢を見てがんばるのだが、
天地茂から「大奥に行って家宣様のお世継ぎを産んで欲しい」
とか言われてショック・・・・家を出てさすらうも他の道はないのかも・・・
と決意をして大奥へあがるってところで・・・・セ・フィニーニー♪

 はたして、言っちゃ悪いがきれいだけど、こんな貧乏顔で体も貧相な女に
家宣が惹かれるのでしょうか?
インテリだったそうだから、逆にこういう女の方がいいのか?

 いやー、天地茂、ミスター・ニヒル。
いまどきニヒルなんて言葉聞きゃーしないけど、
いいねえ・・・今の時代にはいないタイプのおじ様だね。
「非情のライセンス」ですよ〜
あの冷たい目でにらまれたいね。

 しかし、「おまえという女に私の夢をかけたのだ」とか言われてもねぇー
結局は、自分の言うことを聞く女を殿様のもとへやって
自分も出世しようって腹じゃんねー。
まあ、これがこの時代の男っちゅうもんなんですかね・・・
 戻ってきたお喜世に「わかってくれたのか・・」と駆け寄る天地茂。
うなずくでもなく頭をさげるお喜世・・・・せつないのう・・・・。
でも、そんなお喜世がどうやって大奥で変わっていくのか
見るのが楽しみだわ。


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matakita821 at 14:03│Comments(0)TrackBack(1)「大奥’83」 

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1. すっごぃアクセス上がったよ!!  [ 上原ココア ]   2006年04月20日 17:53
SpeedBlogランキングってのに登録したらすっごいアクセス上がりまくりだよ!しかもマヂ爆笑できる面白いブログがいっぱぃあって、こんな面白いブログがいっぱぃあるんだぁってなんか不思議な感じだった!!

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