「曲がり角の彼女」第2回今一番気になる男 レイザー・ラモン住谷

2005年04月28日

「大奥’83」第45話「花嫁は大奥一年生」

 どんどん一人の将軍様にかけるエピソードの数が少なくなってきて
はや13代将軍家定(松山英太郎)の時代に。
「花嫁は大奥一年生」すごいタイトルなんですが・・・
歴史上でも、変わり者で役立たずだったらしい家定だが、
ドラマの中でも変人に描かれている。

 大奥の下働きのお産の番のところに、おなか(中村メイコ)と
おすみ(小林麻美)の2人が入ってきた。大奥内では、
家定の三番目の正室として一橋家から島津斉彬の養女篤子姫を
迎えるかどうかでもめており、
中でもお年寄の三ツ橋(白石加代子)は、篤子が来たらいじめてやろうと手ぐすねひいて待っていた。
さまざまないじめのシュミレーションをしようとおすみを実験台にして試みる。

 そんな中、下働きの者達のストレス発散の宴会に上様がやってきて
踊っていたおなか(中村メイコ)に名を尋ねる。
大奥では上様に名を尋ねられることは夜のお相手をつとめることを意味する。
おなかは、意外な展開にびっくりして、念仏をとなえるしまつ。
 しかし、当の上様は指名したことも忘れて薩摩藩(島津斉彬)からもらったガラスのつぼに夢中。
おなかを篤子姫の対抗馬にしようと画策していた三ツ橋は怒りのあまりつぼを割ってしまいギョツ・・・・ど〜しよ〜
薩摩藩は、代わりのつぼを送ることによって恩を着せて篤子姫の
大奥入りを納得させる。
ところが、やってきた篤子姫とは、おすみだった。
彼女は大奥の実態を知るために身分を隠して働いていたのだった。
「三ツ橋、そなたにはいろいろと教えてもらいました」
ひぇーーーと目をむく大奥のメンバー達。セ・フィニ〜♪

 このところ、精力絶倫の家斉(丹波哲郎)とか
陰気臭い家冶(細川俊之)のエピソードで
ぱっとしない「大奥」だったのですが、今回はおもしろかったわ。

 小林麻美、美しいわ〜。品があるね〜。
悲しみをたたえた表情がよいわ〜
「雨音はショパンの調べ」だね〜
お家のためにすべてをあきらめてダメ男の家定のところへ
嫁ぐ決意をする、冷めた憂いのある目。
ちょっと背が高くて柳みたいで着物だと不思議な雰囲気になるけど、
ちびの中村メイコといいコンビだった。

 中村メイコがいると芝居がしまる感じ。
声と顔からくどいイメージを抱いていたけど、冷静で演技をきちんとコントロールできるプロの女優さんだなーと感じた。
やっぱり、こういうベテランの女優さんがちょっと喋るだけで
空気が変わる、のがすごいと思う。

 白石加代子は、怖かったわ〜。
ちょっとした芝居も白石がやるとテントの中でやっているような
アングラ感(死語?)ただよっていて、
これって「百物語」?みたいなおどろおどろしさ充満。
普通に喋ってても「怨」とか「呪」の文字がちかちかしてきそう・・・

 しかし、篤子姫、着いたそうそういやみを言うなんて、
やっぱだだのお嬢様じゃないね。
しかし、正体を知った大奥の、!という展開は
「水戸黄門」で助さん格さんが印籠だしたあとの、
『えっ?あのじじいが?!』とまるっきり同じでおかしかった。
来週の展開が楽しみだわ。


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matakita821 at 16:53│Comments(0)TrackBack(1)「大奥’83」 

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1. すっごぃアクセス上がったよ!!  [ 上原ココア ]   2006年04月20日 17:53
SpeedBlogランキングってのに登録したらすっごいアクセス上がりまくりだよ!しかもマヂ爆笑できる面白いブログがいっぱぃあって、こんな面白いブログがいっぱぃあるんだぁってなんか不思議な感じだった!!

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