「女王の教室」最終回「カーサの猫村さん」 

2005年09月19日

「幸せになりたい!」最終回

 新しい仕事が始まり心機一転のひかり(深田恭子)。
一方UBSTVの中では人事異動で局長(津川雅彦)は仙台へ飛ばされ、
佐久間(伊原剛志)が局長に。
 佐久間は雅子を呼び出して
「お前の好きなドラマを作らせてやるから、俺の女になれよ」
「答えはノーよ」
「何でそんなにつっぱるんだ。もっと楽に生きれよ」
「そうね。多分自由でいたいのよ。さよなら」

 まー、佐久間さん、何とベタな誘い方を・・・
ホテルの部屋のキーを差し出すなんて、その感覚が、アンタもうドラマ作りの最前線は無理だということを語ってますよ。

 ひかりの家にやってきた長谷川(谷原章介)と洋二(忍成修吾)が鉢合わせ。
みんなで何だかきまずい夕食を食べることに。
「じゅんじゅん、お姉ちゃんのこと好き?」
ぶっ!と噴出すじゅんじゅん。じろっとにらむ洋二。
「好きだけどさ・・・」
「あの、俺も・・」おっ!洋二も告白か?
「それ食べていい?」かわしたね。
「姉ちゃんと結婚する?」次々と危険な発言をする悟。
「えっ!」

 ここは、洋二のためにも悟にもっとつっこんでほしかったですね。
じゅんじゅん相変わらずはっきりしないねぇ。
ほんとのところどうなんでしょう・・・ひかりは単なる後輩?
じゅんじゅんの心はやっぱり雅子一色?

 翌日の会議で雅子の国際部異動が発表される。
ショックを受ける長谷川。
出世に興味がないという雅子に
「でも、部長になればもっと自由にドラマが作れるじゃないですか」
とすがるじゅんじゅん。
「自由ってものはさ、人から与えられるものじゃないのよね。
自分でつかみとらないとね」

 佐久間の誘いを断った時、こうなるのはわかっていたのでしょうが、
恨み言一つ言わず自分の荷物をつめ始める雅子。
「自由でいたい」そのためにはリスクも受けねばならないし、回り道もあり。
会社という組織の中での「自由」の窮屈さは身にしみて分かっていた雅子の
あくまでも自分の心の中の「自由」にこだわった結果なのでしょう。
 じゅんじゅんには理解できたでしょうか。


 ひかりのところへ異動と、ひかり企画のクリスマススペシャルの話がなくなったことを伝えに言った雅子。
「弱音は吐きたくないけど、情熱がわいてこないのよ。
一緒にやるパートナーもいないしね。」
二重のショックを受け止めるひかり。「私には何も言う資格ないです」

 雅子はひかりのこの言葉を寂しく、そしてそんな台詞を言うしかない状況を
どうしてやることもできなかった後悔を感じながら受け止めたと思います。

 職探しをしている洋二はなかなか見つからない。
そんな時、腕を怪我している晃(鶴見辰吾)に遭遇。
「俺のせいで怪我をしたんすか?!」と駆け寄る洋二に
「足洗ったんだろ。きやすく声かけるんじゃねえ!」
「晃さんも一緒に足洗いましょうよ!」
「俺はやりなおすにはもう遅すぎる。おい、洋二、幸せになれよ」ニヤリ。
後姿を見つめる洋二、その後姿を見つめる武史と悟。

 せめて、洋二だけでもと思ったのでしょうか。
晃さん!最後までかっこよかったぜ!
いいっすね、仁義をわきまえた昭和のヤクザ、Vシネにはない男の粋がありますよ。

 ひかりは自分の企画の「ラピスラズリをさがして」を自分で脚本化しようとする。
一方、雅子はドラマ部最後の日。
別れを惜しむスタッフに挨拶をして
廊下へ出た雅子、横を佐久間とじゅんじゅんが通りすぎるけど、
雅子は前を見つめたまま歩き続ける。

 雅子が最後に見せた女の意地ですね。
あっけにとられるじゅんじゅん・・・・いつも蚊帳の外かーい!

 アパートを去る雅子を追いかけてひかりがやって来る。
やっと書き上げた脚本を渡して握手で分かれる二人。
タクシーの窓から心配そうな顔でひかりを見つめる雅子。
元気一杯にいつまでも手を振り続けるひかり。

 ひかりの笑顔と力強く振る手がたのもしいです。
雅子がまいた情熱の種はひかりの中で着実にしっかりと育ちました。

 さて、一年後。
スーパーで生き生きと働いているひかり。
運送屋でがんばって働いている洋二のところへお弁当を持ってきて二人仲良く食事。
雅子への手紙が読まれる。
 「こんなおだやかで幸せな日々を送れるのも永井さんのお陰です。
ただひとつ残念なのは、永井さんやスタッフのみんなと仕事ができないことです」

 まー、洋二さん、すっかりアクぬけていい若者になってるじゃないですかー。
ひかりともいい感じになってるみたいだし、晃さんのためにも幸せにならなきゃね。

 UBSTVでは企画会議中。
ドラマの視聴率の悪さを嘆く佐久間。いい企画もなし。
じゅんじゅんの出した「巨大ロボット」ものの企画は無視。
「僕はあの企画がやりたいんです!絶対におもしろくなるはずです!」
「当たる自信はあるのか?!数字の取れないものはやらないんだよ!!」

 じゅんじゅん、やる気はでてきたようですが相変わらず「ロボットもの」に固執。
まず、数字とれないって!

 そこに颯爽と現われた雅子。
「お久しぶりです!企画を持ってきました!
この企画は国際部の仕事としてアメリカのTV局のプレゼンは通ってます。」
と言って英語の脚本を出す雅子。
「日米共同制作かー」心が動く佐久間。
「プロデューサーは私と長谷川の2人で」うれしそうなじゅんじゅん。
「作家はアメリカ人か?」
「いいえ、日本の作家の書いた脚本を私が英語に翻訳しました」
「誰なんだ、その作家って?」
「浅田ひかりです」

 じゃーーん!!
いや〜雅子さん、かっちょよかった〜!!泣きそうですよ!
倦怠感でよどんでいるドラマ部に新鮮な風がビューンと入ってきた感じですね。

 スーパーで働くひかりのもとへやって来た雅子。
(なんか「愛と青春の旅立ち」のリチャード・ギアみたいですね〜)
英語版の脚本を渡されたひかりはただびっくり。
「私、あの時ショックを受けたのよ。
私、正直ドラマ作りをあきらめていたの。
でも、飛行機の中であなたの原稿を読みながら感じたの。
あなたはまだあきらめていないって。
そして、この原稿を読んで何とか形にしたいって思ったの。
どう?また一緒にやらない?ドラマ作り」

 雅子を動かしたのが男連中に対する復讐とかじゃなくて
あくまでも純粋な情熱だったというのがいいですね。
そして、ひかりの中の情熱も静かにふつふつと燃え続けていた。
 ラストショットは、クランクインの日、作業服を着て車止めに走るひかりの笑顔。
幸せとは自分の手でつかむもの。
そして、夢とは、かなえるもの。
そんなことが素直に信じられるドラマでした。
 
 主演の松下由樹さん、
おおらかで強くて情は誰よりもあるのに流されないそんな魅力的な女性になりきっていましたね。多分、松下さんの人間性なのでしょう。本当にステキでした。
 
 深田恭子さん、はっきり言って演技がうまいとは言えない・・ですが・・ごにょごにょ・・・そんなことは問題じゃないです(問題か?)
この人に魅了されてしまいました。

 谷原章介さん、
いや〜、すっかり見直しちゃいました。コメディセンスのある方だったんですね。
じゅんじゅんのすね顔、泣き顔、怒り顔、もっと見たかったです。
できれば、じゅんじゅん外伝見たいもんです。

 武史役の篠田拓馬くん、悟役の綾部守人くん、
子役じゃないですね、この方達は。りっぱな俳優さんです。
篠田拓馬くんの落ち着いた面構え、綾部守人くんのどこか頼りなげだけどちゃっかりしたキャラクター大好きでした。

 また、ひとつドラマが終わっちゃいました。
でも、今期は充実してるわー。 


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1. 幸せになりたい! 第10話 『よーい!スタート』  [ フェイク・ヒーローのエンタメBlog! ]   2005年09月19日 12:33
今回で『幸せになりたい!』も無事最終回となりましたが、やはり全10話で作られた事が災いしたのか、ストーリー的には若干消化不良気味のまま終わってしまった感がありましたので、その点だけは個人的にも本当に残念だったような気がします・・・。まこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
2. 幸せになりたい・第10話(最終話)  [ あずスタ ]   2005年09月19日 15:18
「シナリオ作り」って、やってみると結構面白いかも? このドラマを見て、ふとそんなことを思いました。いつもは「存在するもの」についてレビューを書いたり言及したりすることが多く、「何かがあるから書く」といまこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
3. ドラマ「幸せになりたい」最終回  [ 自由に生きる ]   2005年09月19日 15:32
このドラマはUBSテレビを舞台にプロデューサー永井雅子(松下由樹)と不幸続きのバイトアシスタントプロデューサー浅田ひかり(深田恭子)のドラマ作りを通した幸せ探しです。このドラマを最初から見てなかったんですが見ているうちにひたむきに生きる浅田ひかりと男社会で頑...まこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
4. 幸せになりたい!最終回  [ キマグレ雑記 ]   2005年09月19日 18:48
誰か・・・フカキョンに演技指導してやってください(T_T)やっぱり、やっぱり!!演技下手だよね?天然キャラ演じるにはうってつけかも知れないけどさっ。まあ、良いんだけど、、でも、あぁいう感じの子が時間との勝負みたいな仕事を出来るとは思えないんだけど・・・orz...まこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
5. 幸せになりたい! 最終話  [ 思い立ったが吉日 ]   2005年09月20日 14:33
最終話。早苗の予想通り、熊野局長が左遷になり佐久間が新しい局長となった。局長となった佐久間は、部長に雅子を考えていると話すがそれには、自分と付き合うという条件付だった。断った雅子は国際部へ異動となり、ひかりの考えた企画も流れてしまった。一方ひかりは、...まこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
6. 【ドラマ雑感】 幸せになりたい! (Last Take) 「よーい!スタート」  [ 気ままなNotes... ]   2005年09月21日 01:42
 最終回◆弟たちと一緒にいるために、テレビドラマの仕事を捨てたひかり(深田恭子)。一方、UBSテレビに新しい人事が発表され、ドラマの制作部では制作局長の熊野(津川雅彦)が左遷され、新局長に佐久間(伊原剛志)が決まる。佐久間は雅子(松下由樹)に、自分と付き合うことを条...まこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
7. 幸せになりたい! LAST TAKE:よーい!スタート  [ あるがまま・・・ ]   2005年09月21日 11:34
良かった〜♪(゚ー゚*)。・:*:・ポワァァンベタな終わり方だけど、これでいいのだ!バカボンのパパなのだ!ヾ(・ε・。)ォィォィ又、みんなとドラマのお仕事が出来るようになったひかり!今度は脚本家として参加っすよっ!!!{/choki/} 弟たちの面倒を見なくてはい...まこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
8. 幸せになりたい! 最終話  [ どらま・のーと ]   2005年09月21日 20:27
『よーい!スタート!』 UBSテレビに新しい人事が発表された。制作局長の熊野(津川雅彦)が左遷され、新しい局長に佐久間(伊原剛志)が決まった。佐久間は雅子(松下由樹)にドラマ部部長にならないかと持ちかける。雅子が佐久間と付き合うことが条件だ。雅子は断り、....まこさん、妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。女優なのかさえわかりませんが・・・そして、由樹姉かっちょよかったですね〜きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。ハッピーエンドで終わってよかったっす。
9. すっごぃアクセス上がったよ!!  [ 上原ココア ]   2006年04月20日 17:48
SpeedBlogランキングってのに登録したらすっごいアクセス上がりまくりだよ!しかもマヂ爆笑できる面白いブログがいっぱぃあって、こんな面白いブログがいっぱぃあるんだぁってなんか不思議な感じだった!!

この記事へのコメント

1. Posted by フェイク・ヒーロー   2005年09月19日 12:37
TB&コメントありがとうございました。
このドラマは視聴率こそ振るわなかったものの、家族揃って見れて、しかもとても幸せな気分に浸れる良質なドラマでしたよね!
俺的にはかなり夢中になって見ていたせいか、今回で終わってしまった事は正直だいぶ寂しくもあるのですが、でもまたいつの日かパート2を製作してくれると良いなぁーと思います!!
2. Posted by きこり   2005年09月19日 14:47
フェイク・ヒーローさん、
そうですよね。
ひかりもまだまだ若いし、
脚本家としてがんばっていく姿を、
そして、じゅんじゅんのその後を
ぜひとも見たいです。
3. Posted by lavish   2005年09月20日 14:33
TB&コメントありがとうございました!
強い特色があるわけでもないのですが、木曜9時にほっとして観れるドラマとして楽しめました。
じゅんじゅん外伝、面白そうな話ですよね〜。
私も観てみたいです!
4. Posted by きこり   2005年09月20日 19:40
lavishさん、
ほんと、どろどろするわけでもどきどきするわけでも
ないのにけっこう楽しんで見ていました。
深キョン次回作は何かな?
5. Posted by まこ   2005年09月21日 11:38
両親の死や多額の借金を抱えるという、かなり不幸な設定だというのに、暗くなり過ぎない雰囲気が好きでした〜♪
ヒール役に対しても、意地の悪い仕返しをするでなく、きっちり仕事で落とし前をつけるという方法が見てて心地よかったです。その後の展開も気にはなりますが、皆の幸せを願うばかりです!
6. Posted by きこり   2005年09月21日 16:21
まこさん、
妙な雰囲気のある楽しいドラマでしたね。
深キョンってほんと不思議な女優さんですよね。
女優なのかさえわかりませんが・・・
そして、由樹姉かっちょよかったですね〜
きっとご本人もあんな男前な方なんでしょうね。
ハッピーエンドで終わってよかったっす。

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