陽だまりの猫「リンカーン」独身貴族の会

2005年12月13日

「ガキの使いやあらへんで!」永ちゃんライブ


 レギュラー陣たちが楽屋で談笑していると、突然板尾がやって来る。
ベティちゃんが編みこんである変なセーターに紙袋。
「おはようございます」
「どしたの」浜田
「ちょっと合間やったんで顔出しといた方がええかな・・と思って」板尾
「いやいや・・・そやな」松本
「収録前ですよね?」板尾
「そう、そうやねん」松本
「足らんか・・一枚足らんか・・いや、足りる。足りるわ」板尾
(無視して)「ちょっと!俺らも用意しよか?」浜田
「すんません、ここどこでしたっけ?」板尾
「赤坂」全員
「遠い・・」板尾
「もう、用意しよや!」浜田
「いや、近いわ!近いですね、近い、近い」板尾
「どうしたの?」松本

「実はですね、あの、永ちゃんのライブがあるんです」板尾
「まじ?」浜田
「はい」板尾
「どこで?」山崎
「いや、もうほんま近所」
「え、いつよ?」浜田
「今日です」板尾
「え?マジで?!」松本
「もし、みなさん良かったらどうですか?」
「チケットは?」浜田
「チケットはあるんですよ」板尾
「マジで?!」浜田
「赤坂のライブハウスで・・最近ちっちゃいとこで」板尾
「永ちゃん、あえてちっちゃいとこでやるみたいで」松本
「ちょっと僕行けないんで、もし良かったら行きはりますか?」板尾

「え?マジ?」浜田
「何枚?」遠藤
「6枚・・(人数を数えて)菅さんもいけますね。
これ、カメラも入って全然オーケーなんで・・・」板尾
「え?マジ?!」松本
「でも、板尾さんが言えることちゃうんじゃ・・」山崎
「え?向こうは全然オーケーやって・・」板尾
「おいしいですよね」遠藤
「ガキでオンエアしてもいいわけ?」松本
「全然いいんじゃないですかね。DVDにしてもオーケー言うてますよ」板尾
「えーーー!!!」全員驚愕
「この間「情熱大陸」出たばっかりやで」松本
チケットを浜田の前に置く板尾。
「あっさりしたチケットやねんな〜」浜田 
「まあ、あの、ライブハウスですからね」板尾
「ま、そやな・・」浜田
チケットには「2005E・YAZAWA the師走」の文字が。
「何か、コレちょっと市民プールみたいな・・・」松本



 「ほんまにな、板尾もたまにはそんなこと、ちょっとしてくれるんやな」浜田
「いつもイメージ悪かったけど・・」松本
「ほんま近くで見れますからね。ま・・・一人、あの5000円で」板尾

しーーーーーん。

「え?これ、くれたんじゃないんですか?」遠藤
「タダっていうのも、何か、アレなんで」板尾
「アレって言うのは?そこんとこもう少しはっきり言うて?」松本
「いや、タダっていうのも気使わはるかなって思って、逆に」板尾
「あ〜、いや、くれるんやったら別に・・」浜田
なにやら、気まずい間が・・・
(きっぱりと)「とりあえず5000円下さい!これはこれで」板尾
「ただ、菅ちゃん、これから番組あるから」浜田
「そうですね」
「どうしましょうか?」
「カメラも入っていいんだったら、別にね」菅
「変更ですよ。こんな企画ないも」松本
「でも、確かにね、板尾さんおっしゃる通り、これは払っても当然かなと」菅
財布から三万を払う菅CP。
「ありがとうございます、確かに」板尾
「いや、逆にありがとう。ガキの使いとしても箔つくよ、一回でも永ちゃん出てくれると」松本
全員板尾に感謝感激・・・。

 「良かったら、すんません、コレもどうですか?
永ちゃんのタオルなんですけど、今年の」板尾
紙袋の中からビニールに入ったタオルを取り出す。
しかし、粗品ふうで普通の安っぽい手ぬぐいという感じ。
「色、こんなのありましたっけ?」山崎
「質悪いな〜!」浜田
「新聞屋の営業の品みたいな・・ちっちゃいな・・・」松本
「こんな生地やったっけ?」遠藤
「俺のなんか糸ベローンと出た上になんか焼き付けてある感じになってる」松本
「スタッフとか、みんなコレ持ってるんですよ」板尾
「まじ?」浜田
「中々手に入んないんですよ。
みんなスタッフとかコンサート終わって風呂入る時こんなんして・・・」板尾
(オマタの前にタオルを)
「風呂入る時はどうでもいいやんか」浜田
「でも、コレ、コンサートで絶対必需品ですからね」山崎
「(数えて)1,2,3,4,5,6・・コレも3万ですね」板尾
「えっ?(一枚)5000もするの?!」浜田
「すんません・・もう開けてしもうたし」板尾
「止めてや〜」松本
「最初に言うてや〜」山崎
「こんなもん何百円でええやん。せめて千円ぐらいか」浜田
「すんません、菅さん」松本
「菅さん、これ・・・」遠藤
「しゃーないわ、開けてもうたし」浜田
また、財布から3万を板尾に払う菅CP。
「僕、一銭ももうかってませんので・・そのまま正規の値段なんで、すいません」
「そら、そうです」松本
「ほんなら、僕仕事あるんで・・すんません、お疲れさまでした〜」
そそくさと立ち去る板尾。

 ライブ会場らしき場所にみんなで行って見ると・・・
「わ〜ここや」田中
「そんな、ば〜ってなってないやん」山崎
「人、全然おらへんやん」浜田
看板は出てるけど、寂しい雰囲気。入り口には外人の見張りみたいなお兄ちゃんが
2人立ってる。
「聞いてみる?(チケットを見せて)これ、すんません大丈夫ですか?」浜田
「ああ、ダイジョウブです」ガタイのいい黒人のほう
「何曜日です?!」松本
「ライブ、後に、矢沢、待ってるから、楽屋にキテネ」
「ええ〜〜!!」「すっげ〜マジ?!」
「キテネ・・」

 さて、入ってみると中は永ちゃんファンでぎっしり。すごい熱気。
「もう会場やんか」山崎
「ごっつ人おるで」浜田
「まじやんか」山崎
「お〜すげ〜」田中
「これ、けっこう集まってるやん」山崎
「めっちゃ近いですね、コレ」遠藤(最前列へいくみんな)
「これ、五千円安いやん」山崎
「板尾さんにお礼言わないかんな」遠藤
「後で電話入れとくわ」松本
ステージにはいつもの永ちゃんの白いマイクスタンドが。
50センチも離れていません!

 しかし、ライブ会場に一番最後に来て、最前列に行ったら普通だったら
許されない行為だと思うのですが・・
しかも、いろいろと噂も多い永ちゃんファンが黙っていないんじゃ・・

 さて、「ファンキー・モンキー・ベイビー」の曲とともに永ちゃん登場。
白いスーツ、首にタオル。
しかし、その顔を見たメンバーは・・・あれ・・板尾???
「どうもありがとう!懐かしいやつ、一発行くよ〜!」永ちゃん
けわしい顔になる浜田、松本、あきれたように見つめる山崎、戸惑う遠藤、
困って下をむく田中・・・

 そこに、ギタリスト登場!
と思ったら赤いペラペラのガウンを着てギターを奏でてるのは板尾の嫁?
一曲終わって、
「いや〜サイコーよ、サイコー!」
苦笑いする浜ちゃん、しかし、一気に盛り上がる会場。
「みんな、ど〜する?ど〜するど〜するど〜する〜?!
気分い〜よ〜気分気分気分気分気分気分!」
タオルで口を押さえて笑いをこらえる松ちゃん。
「ここでメンバー紹介します!ギター!YOME!」
会場からは「お〜!」「YOME〜!!」の声援が。
「え〜最後になりましたけど(早っ!)バッチンバッチンで行きますんで
後ろのほうもヨロシク〜!」

「泊まらないha〜ha〜」
会場ではお約束のタオル投げが・・・
メンバーの目の前を挑発するように通りすぎるギタリストYOME。
タオル投げをやらないと肩身のせまいメンバーたち・・・
菅と遠藤、田中、目で『タオル、投げる?』『どうする?』
 
 突然、ギターを放り投げガウンも脱いで永ちゃんの周りで、妙な踊りをするYOME。
「永ちゃ〜ん!!」「永ちゃーーーん!」
天上から銀色のテープがジャーーーっと出てフィニッシュ!
「サンキュ〜どうも〜」
楽屋へと消える永ちゃん。YOMEも続く。

 呆然とするメンバー達。
「どうします?」山崎
「俺ら、これで、6万ぐらい取られとるで」浜田
「ほんまですよ」田中
「6万やで!」浜田
「楽屋来い言うてませんでした?どうします?行きます?」遠藤
「行こうや、行って」山崎
「金、返してもらおか」松本
「6万返してもらいましょう」遠藤

 永ちゃんの控え室前にやって来たメンバーたち。
入り口にはさっきもいた外人がSPふうに立っている。
「これはちゃんと言わなあかんわ」松本
「い、いいですか?」浜田

 中には余裕の笑みを浮かべてくつろいでいる永ちゃんが・・・そばにはグラスも。
うしろにはYOMEも控えている。
「ど〜も〜」永ちゃん
「ど〜も〜やなしに。板尾さ〜、取りあえず、嘘付かれても困るやん」浜田
「最高でしたか?!」
「最高はさ・・・」浜田
「最高でしたか?遠藤君、どうなの?
私なんか、アレですよ、コンサートをこう、いって、いって、いって、行ってるわけですよ。いって、いって、行ってるわけですよ。
そして、ドーンって感じですよ」永ちゃん。
 タオルで口を押さえる松ちゃん。
「や、板尾さんでしょ?」遠藤
「ココリコとしては?いって、いって、いって、いってるわけですよ。
ここで、いって、いって、いった時にどうなの?」
「あんまりよくわからないんですけど・・」遠藤
「オッケー!質問を変えましょう。
ココリコはステージに立った時、バーッとココリコまだ出ない、
遠藤出る、小遠藤出る、照明バーーーッ!コンピューターバーーッ!!ドーーンと」
首をかしげる遠藤。
「まあ、40年50年やっていきますけども、いっていって行った時ですよ!」
「永ちゃんってこんな感じなんですか?」山崎
「何かのDVD見たんや・・」浜田
「こんな感じなんや・・俺はわかるねんけど・・・」松本
「オッケー!せっかく来てくれたんで、あの、ちょっと待ってください」
奥のカーテンに消える永ちゃん。

 (米を持ってくる)
「コレ、矢沢の米ですけども」永ちゃん
「矢沢米?!」山崎
パッケージには永ちゃんの歌う姿。そして「今までになかった苦味がある」の文字が
「矢沢米・・あの、こんなんあったっけ?」浜田
「遠藤さん、コレ、どうぞ、ぜひ」
「矢沢米」松本
「苦味がある、書いてある」浜田
「苦味がある・・・」田中
「苦味がある・・・」遠藤
「コレ、東北の農家に、こう、苗を依頼しまして、矢沢も行きまして、
こう、米に、こう、ロックをガンガン聞かせまして、耕して耕して耕したときに
ドーーーンって感じで出来ました。ふっくら炊けると思います」(またカーテンの奥へ)
「そんなになまってるか?」浜田
「なまり方が尋常じゃない。何で遠藤だけ?」松本
「遠藤だけ、ようけ聞かれるしな〜」(不満)山崎

 「オッケー、これを皆さんに、ぜひ!」
永ちゃんの手にはパック入りの肉が何個も。みんなに配る。
「矢沢牛・・・聞いたことないな」浜田
「たか・・・」山崎
「めっちゃ高いな!」松本
「5000円ですよ!」遠藤
「コレ、矢沢のロックをガンガン聞いた牛ですからね」
「ロック魂が育てた矢沢牛・・・」浜田
「聞かして聞かして聞かした時に、もう、やりましたからね」永ちゃん
「何をやねん」浜田
「やりました?」田中
「コレ、美味しいんかい?」浜田
「もちろんそうよ」YOME
「そら、正解や」松本
「その発想はなかったわ」YOME
「え?いや、何で続けて言ったんや」松本

 「ただ、コレ、最後にアレなんですけど、やりますか?コレ、
矢沢の白ビニテつかみどりですよ」永ちゃん
テーブルの上には、ガラスのビンに詰まった白ビニテが。
「コレ、田中君、つかみどり」永ちゃん
「わからん・・」田中
「まあまあ・・」浜田
「ひとつかみしたやつ、全部差し上げますよ」
「投げるやつ?」山崎
「いや、マイク巻いたりとか・・」浜田
ちょっと掴んで手を抜こうとしたら、永ちゃんに手を押し戻される。
「もっと、こう、ガーーーッっとこう・・たくさん掴むことが目的ですから」
「けっこういったよ」松本
「あ、そうですかね」田中
「じゃ、矢沢マイクボールペン差し上げますよ」永ちゃん
「あ、ボールペンなんですか・・・」田中
「見して、見して、見して」山崎
見ると普通のボールペンに白ビニテを巻いて、てっぺんに白いマッチ棒をつけただけ・・・ちゃっち・・・

「それでは、皆さん、いいですか、お会計のほうよろしいですか?」永ちゃん
「あ!」「やっぱり!」「出た!」「な?」
娘が出てくる。手には昔の番頭さんが持つようなでかいそろばんが。
「菅さんに」永ちゃん
「お会計!」娘
「暗くて全然見えないんだけど・・・いくら?」(顔をしかめる)菅
そろばんをジャーーッとやってパチパチパチと・・
(はっきりと)「込みこみで50(万円)」
「えっ!!!!」
「え〜〜え〜〜!!」
「込み込みで50?!」
「ちょっと、奥さん!込み込みで50?!」松本
「もちろんそうよ」
「いやいやいやいや・・・」松本
「高すぎるでしょ」浜田
「返しましょ、返しますよ」山崎
「だって普通に計算しても50にはならへんし」浜田
「もっかい計算しなおして!」松本
また、そろばんをジャーーッとやって、パチパチパチ・・
「なんぼ?」松本
「込み込みで50!」(つん!)娘
「いやいやいや、コレ、おかしい、おかしいって」松本
みんながもめている間に会場からはアンコールの声が・・・(今頃?)
「アンコールが来ましたんで・・・私行きますんで・・・
会計の方ヨロシクお願いします」永ちゃん
「いやいやいや」松本
「今日はみなさん、本当にありがとうございました」
深々と頭をさげる永ちゃん。長い・・・
永ちゃん、ステージへ。YOMEも付いて行く。
一人残った娘もぴゅーーっと奥に消えていく。

 しらけきったメンバー達取り残される。
(菅に)「払わんでいいですよ」浜田
「いいですよね」田中
「コレ、いらないわ!」山崎
「置いていきましょう」遠藤
もらった肉をひとりひとりテーブルへ。
「ホンマにも〜、板尾楽屋に入れんといて!」松本
「ほんまや」浜田
ぶつぶついいながら去っていくメンバー達。

 いや〜、朝「ズームイン」で永ちゃんライブの情報を見たばっかりだったから
タイムリーだったわ。
いきなりだったね〜
相変わらず意味がないし、変な間が満載でよかったわ〜
娘の「込み込みで50」が一番笑ったけど・・
しかし、板尾、ココリコいじるの好きだね。
 板尾企画はしょっちゅうは出来ないけど、たまにやると効くんだわ〜
板尾、他の番組で見ないし・・・

 折りしもマドンナが来日中で、しょっちゅうTVでPVが流れるんだけど
私の目にはYOMEにしか見えないっつーの!

 もっとYOMEのダンスがみたいという方 ぷちっとお願いします。
   人気blogランキングへ


このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. ゼニゲバYAZAWA  [ niigata-boro.net daily-r ]   2005年12月22日 01:44
<2005.12.11OA> テキストはライブ部分まで完成。今週もいつものよう...いや〜やっぱ板尾はいいですな〜私もちょっとしか永ちゃんみなかったから、マジでDVD見たいすよ。松ちゃんはすごい受けてたから、きっとああいう場面あるんだろうな〜
2. すっごぃアクセス上がったよ!!  [ 上原ココア ]   2006年04月20日 17:18
SpeedBlogランキングってのに登録したらすっごいアクセス上がりまくりだよ!しかもマヂ爆笑できる面白いブログがいっぱぃあって、こんな面白いブログがいっぱぃあるんだぁってなんか不思議な感じだった!!

この記事へのコメント

1. Posted by ヨーコ   2005年12月14日 08:15
板尾さんはやっぱり凄いよね〜(笑!
こんな企画があるって知ってたら、矢沢のDVD(板尾さんが勉強の為に見たらしきもの)を予習で見といたのに・・・。
きこりさんは矢沢ライブ映像を見た後だったなら、相当笑えたでしょ〜!いいなぁ〜!!
「込み込みで50」私もツボでした(笑。
2. Posted by きこり→ヨーコさん   2005年12月14日 15:10
いや〜やっぱ板尾はいいですな〜
私もちょっとしか永ちゃんみなかったから、
マジでDVD見たいすよ。
松ちゃんはすごい受けてたから、
きっとああいう場面あるんだろうな〜

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
陽だまりの猫「リンカーン」独身貴族の会