「あいのうた」第七回「熟年離婚」第七回

2005年11月25日

「今夜ひとりのベッドで」第六回

 携帯電話の偽装がばれて、「出てって!」と友(瀬戸朝香)に言われてしまった
明之(本木雅弘)。
 梓(奥菜恵)に「ばれました。ずるい友達は終わりです」
「わかりました」

 梓にメール打つなんて、一大事なのに余裕あるね〜、明之。
しかし、夫婦喧嘩をした場合、自分が出て行く人もいると思うんだけど、
友の場合は、明之を出すんだね〜

 玲子(羽田美智子)に呼び出され小料理屋で会う友。
「心配になっちゃって〜」
そこに、明之、俊介(佐々木蔵之介)ペアも現われるが、玲子に追い払われる。
 居酒屋難民になった明之と俊介、歩いているうちに梓とばったり会うが、
黙ってすれ違う。
『俊介がいなければ間違いなく振り返っていただろう・・』

 この玲子さん、謎ですよね〜
ホントに友のこと心配してるのかどうかも疑わしいし・・・
単なる興味本位なのか、天然なのか、実は恐ろしく悪い性格なのか・・・よくわからん。
 明之の心はどんどん梓の方に傾いていってますね。
梓の小悪魔的魅力よりも、明之自身の中にあるものが梓によって明らかになってきている、それを見たいがために梓と関わっているところがあるのかもしれません。

 明之の事務所に突然現われる梓。
帰そうとするが、胃の痛みで倒れ救急車で運ばれ入院するはめになる明之。
入院手続きも、必要な買い物もすませる梓。
 次の日、友が来て備品を揃えようとしたらもう揃っていた。
きちんとたたまれた買い物袋を見て女性の手を感じる友。

 これってやっぱりわざとですかね。
梓は友に自分の存在を知らせたいんでしょうか。
何か事が梓に都合のいいように回ってるって感じですか・・。

 明之は精密検査を受けることになるが、友に心配をかけたくなくて言えずじまい。
退院の日、食事の準備をしている友のもとへ「仕事があるから事務所に泊まる」と
言うメールが。落ち込んでる時に必ず現われる男、了(要潤)と会う友。
 しかし、自分の相談をしても、明之のことが頭を離れない友にいらだち又してもケンカに。
「アナタはホントのあいつのこと全然わかってないよね。
一瞬優しそうに見えてすごい冷たい目をする奴だってこと」
子供の時、初めて兄弟の対面をした日のことを語る了。
「明ちゃんはそんな人間じゃない!」
「知ってるのはアンタの知ってる顔でしょ。
あいつはアンタにホントの自分を見せないでごまかしてるだけ。
アイツは家族なんてものには、夢も希望も持ってなくて重いだけだと思ってるような奴なんだよ!」

 了の知っている了の目から見た明之と友の知っている明之は違うようです。
どちらも明之なのですが、本当の明之はどこにいるのか・・・不安になる友。

 夜中に病室を訪ねた友は、明之が小さい頃父親が別の女性と子供の元へ去っていったつらい思い出を梓に話しているのを聞く。
「ねぇ、奥さんはその話知ってるの?」
「知らない」
「友永さんも家族に期待しない人なんだ」
「もしかしたら、友とはちょっと期待の重さが違うのかも・・・」
「重すぎちゃう?」
「その重さにちゃんと答えてあげなきゃと思う・・・」

 これは、ショックですよね〜
自分の知らない思い出を語り合う相手がいるなんて・・・
また、いちいち「奥さんは知ってるの?」とか言って、明之に確認する梓の
態度がニクイですね〜

 精密検査を受けた明之は心細くなる。
子供の頃、了が体が弱くて、その度に父親が了の家へ行くことを母親が
嘆いていたことを思い出す。そして、梓の元へ。
「私が側にいてあげる。最後に側にいてほしい人は誰ですか・・?」
「普通、今、聞く?!」
「ホントの答えがでそうな気がする」

 最後は「一人だと思う」と答えた明之の答えを肯定する梓。
そんな梓に安心感を抱く明之。
 結局、明之は自分の存在を肯定したいだけなのかもしれません。
明之にとって、梓は自分自身を投影するような存在なのかも・・・。
 幼い頃、了とその母親によって傷ついた明之の心は、
自分で「あの時俺は一度死んだのかもしれない」と言っているように
子供の時のまま成長していないのなのかもしれません。
一生懸命大人の男の振りをしているけれども・・・。
そして、同じような人種の梓の前では大人の振りをしなくていいから楽なのかもしれませんね。

 俊介に誘われて初めて二人で飲む友は、すっかり酔っ払ってしまう。
「私ね、大きい人間になりたいな。大きくてね、何でも受け止めてあげるの」

 明之が惹かれる理由がわかりますね。
でも、惹かれれば惹かれるほど自分たちは違う種類の人間だと意識させられて
明之には耐えられないのかな。

 検査の結果「異常なし」と分かって能天気な明之。
買い物帰りに梓に会った友は
「明ちゃんが入院している時はお世話になったみたいで・・」と先制パンチ。
「私が猫みたいに忍び込んだんじゃないですよ。友永さんが来たんです」
受けたと見せて、後ろ蹴り!
 ダメージは大きい・・・

 何も知らずに帰って来た明之に、ついに怒りをぶつける友。
「問題がない時だけ私?つらかったり苦しかったりの時は私じゃないんだ。
私を気遣ってくれてのことだろうけど、そのやさしさが悲しい」
自分の名前が書いてある離婚届&ペンを渡す友。
「お願いします」
「私、明ちゃんの不安や苦しみを受け止めたかった。それが夫婦だって家族だって
思うから。でも、明ちゃんにはそんな家族重いんだね」
「ごめん・・・そんな思いさせて・・」
自分もサインする明之。
『この時僕は初めて気がついた。
自分は本当に誰も愛せない人間ではないかと・・・。
名前を書きながら不思議なくらい肩が軽くなっていくのがわかった・・・』

 オイ!オイ!
そんなに簡単に離婚かい?!
友も明之もやること早すぎっ・・・これがおしゃれな夫婦の別れ方すか・・?
 まあ、離婚してからがこの2人の関係がおもしろそうだけど・・・
梓は自分のせいで2人が離婚したわって思うかもしらんが、違うんだよな〜
何か煮え切らない俊介の態度がアレだけど・・・来週に期待しましょう。

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SpeedBlogランキングってのに登録したらすっごいアクセス上がりまくりだよ!しかもマヂ爆笑できる面白いブログがいっぱぃあって、こんな面白いブログがいっぱぃあるんだぁってなんか不思議な感じだった!!

この記事へのコメント

1. Posted by ぽたぽた   2005年11月25日 18:28
あんまりアッサリ離婚になっちゃったもんだから、ちょっと焦っちゃいました!(何故だよ?w)
きっと、離婚には焦点が無いんでしょうね。
明之と友の、別れてからの気持ちの揺れ具合がポイントなのかな?
俊介さんにはチャンスだよね♪ 頑張れ〜(爆)
さて、了くんはどうする?
もう、大人の恋愛って面倒よねっ! (*^^)v
2. Posted by ゆっかー   2005年11月25日 22:58
あたしも毎回見てます!笑
楽しい〜。です
3. Posted by きこり→ぽたぽたさん   2005年11月26日 06:16
そ〜です!はやっ!!って思っちゃいましたよ。
俊介さんには、がんばって欲しいものです。
佐々木蔵之介さん朝ドラの「オードリー」の時から
応援してるんですけど、いまいち地味な役でかなしい・・・
4. Posted by きこり→ゆっかーさん   2005年11月26日 06:17
こんにちは、
このドラマドロドロって感じにはならないとこが
おもしろいですよね。要潤君もかっちょいいし・・・
5. Posted by mari   2005年11月26日 14:35
あまりにあっけない離婚。
友が小さな違いを許せなくて、妻よりも、梓を選んだ
明之を、削除しましたね。明之は嫌いだった父親と
同じ運命を辿るのでしょうか?
離婚した二人は、かなりもてますねぇ。
6. Posted by きこり→mariさん   2005年11月26日 22:13
 あんなにも嫌いで軽蔑していた父親と自分自身が重なった時、明之に別の世界が広がると思うのですが・・・
どうでしょうかね。
 ホント、みんなフリーですもんね。
どうなるのかな〜
7. Posted by まこ   2005年11月29日 00:20
>落ち込んでる時に必ず現われる男 ←確かにっ!!!(笑)なのにそのチャンスを生かせないダメ男!
急展開での離婚劇。このドロドロの人間模様をこうなりゃもう面白がって見るしかないですわ〜、ヾ(´ー`* )ノフッ♪
8. Posted by きこり→まこさん   2005年11月29日 06:10
私としては、要ファンなんで了を応援してるんですが、
いつもチャンスを生かしきれんな〜と。
意外と押しが弱いっつーか。
思いもかけず早い離婚だったんで、ちょっとあせりましたが
私もがんばってついて行きますよ〜

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