やっぱり猫饅頭はむずかしいのね・・・「ガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないハイスクール」

2005年10月05日

「赤い運命」第一夜

 さて、前回と同じように伊勢湾台風の場面から始まったこのドラマ、オープニングの歌も同じ。
歌ってるのは綾瀬はるかさんでしょうか?
さびしげではありますが、百恵ちゃんにはあった哀感が感じられません。
 
 そんな、前回と比べなくても・・・と言われるかもしれませんが、
このドラマ、百恵ちゃんの名作ドラマをリメイクしようとした時点で、比較されるのは当たり前、
むしろ比べてくださいという意気込みでホリプロも来てるはず。
比べられずに入られますかっての。

 主人公の京子(綾瀬はるか)と圭子(佐藤千亜紀)がいる孤児院が火事になる場面から始まる。
園長はこの2人の出生にまつわる品を持ち出そうとして火の中に飛び込んで、その怪我がもとで亡くなってしまう。

 んーー、何でこの2人の分だけ?他の子の資料はいいの?
しかも、入れ違っちゃったんだから、持ち出さないほうが良かったんじゃ・・・

 さて、悪いお父さんの船越、17年の刑を終えて出所。
ひげも伸びて黒いサングラス・・・いかにも悪そうに登場。
でも、これでバレーボール持ってたら「アタック№1」だよ。



 いいお父さんの榎木孝明は、離れ離れになっていた時に着ていたケープをもとに圭子をいずみと断定。圭子は吉野家のお嬢様いづみとして迎えられる。

 圭子つーかいづみ役の佐藤千亜紀さん「新人」と出ていましたが、かなり荷が重そうに見受けられました。
教えられた通りにきちんと発音しようとしているのか、口を大きく開けて喋っているのがけなげでしたが・・・。

 今回見ていて意地悪な役っていうのも高度な演技力が必要なんだと、改めて秋野暢子様の偉大さに気づきました。
脚本上では冷酷な台詞が並んでいるのに、こうも棒読みでは・・・
 私はホリプロの社員ではないので、この方を長い目で見てあげるほど愛情がもてません。
このドラマの楽しみは、主役が徹底的にいじめぬかれる・・というところにあるというのに痛めつける側がこれでは、見ているこちらも生殺し状態です。

 船越もやはり三国連太郎に比べれば小粒ですよ。
つーか、いい人オーラでまくりだし・・・
三国連太郎はもう根っからのワル、体の芯までろくでなし・・・という感じだったのに。
 京子(もとい直子になったのですが)の「お家賃」をむしり取ったりちゃぶ台ひっくり返したりとがんばっているのですが、直子のひたむきさに打たれ、結局すぐ改心しちゃったし・・・
 
 やはり連続ものを6時間に圧縮した関係で、そういつまでも悪いお父さんでは
いられないのでしょう。
三国連太郎の時は最後ぎりぎりまでワルだったような気がするのですが・・・。

 一方のいいお父さん、榎木孝明さんはクールすぎますよ。
前回の愛の人、宇津井健さんと比べたら、アンタホントに愛情あるの?
やっぱり17年も離れて暮らしてりゃ娘でもないか・・・という感じがいなめません。
むしろ、こっちの方が殺人犯役に合ってるんじゃ・・・

 さて「赤いシリーズ」恒例の「えっ、この人いいの?」は、渡辺いっけいさん。
榎木孝明の行方不明になっていた奥さん(紺野美沙子)と暮している社長さんという役ですが、この人の持って生まれたおちゃらけ感はもうどうしようもないですよ。

 今回はうさんくささがいい感じにはまっています。
はんこ型の指輪に金のフレームのあやしいメガネ、どこか浮いてる背広姿、
情けなくて暴力的という小者系にぴったりです。
一人でもがんばって欲しいです。
 
 さて、第一夜の記憶に残る台詞といえば、偽いずみ(もと圭子ね)が直子(綾瀬はるか)に言い放ったもの。
「直子、アンタはお日様の下を歩いちゃいけないの!
どぶねずみのようにどぶを這いまわりなさいよ!どぶねずみ!」
指をつきさして言ってました。
 ああ、でも、台詞がカラカラ空回り・・・こんないいセリフを・・・。

 直子役の綾瀬はるかさん、がんばっていましたが・・・
やはり百恵ちゃんよりはかなり子供っぽい役作りに見えました。
「世界の中心で愛をさけぶ」の時は気にならなかったのですが、
今回、失礼ながらそれほど達者ではないんだな〜と・・・・むにゃむにゃ・・・

 あと、これだけはどうしても言いたい!
肺炎になった船越のために直子がお医者さんに往診を頼むんだけど、
その医者が和田アキ子ってどういうことよ?
 すんげー棒読みだし、不自然すぎるだろ!

 やーーー、今思えば、まだ「赤い疑惑」は良かったです。
今回二時間かなり長かったっす。第二夜、第三夜見る理由が見つけられないかも・・

 「赤い運命」最終夜

 「赤い疑惑」第一夜
 「赤い疑惑」第二夜
 「赤い疑惑」最終回
 「赤い奇跡」第一夜
 「赤い奇跡」第二夜
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matakita821 at 16:49│Comments(6)TrackBack(8) このエントリーをはてなブックマークに追加 「赤いシリーズ」 

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2. 綾瀬はるか『赤い運命』初回振り返り  [ アイドルblogとお仕事日記 ]   2005年10月05日 19:29
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5. 赤い運命・第1話  [ あずスタ ]   2005年10月05日 21:27
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7. 赤い運命・第三話  [ メガ放談 ]   2005年10月07日 01:23
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8. すっごぃアクセス上がったよ!!  [ 上原ココア ]   2006年04月20日 17:03
SpeedBlogランキングってのに登録したらすっごいアクセス上がりまくりだよ!しかもマヂ爆笑できる面白いブログがいっぱぃあって、こんな面白いブログがいっぱぃあるんだぁってなんか不思議な感じだった!!

この記事へのコメント

1. Posted by オフィーリア   2005年10月05日 17:25
きりこさん、こんにちは。さっそくやってきました(笑)
きりこさんの文章を読んで、何箇所も手をたたいて、爆笑してしまいました(^0^)同感です!!
「これでボール持ってたら、アタックNo.1だよ。」それ、私も思いました!!
三国連太郎は、最後まで、悪でしたよねー。だから、最後にいい人になったのが、より印象深かったのにxxx
それから、「どぶねずみ!」あれ、当時は衝撃的なセリフでしたよね。すっかり忘れていましたが、思い出しました。秋野陽子は、もっと、迫力ありましたもんねぇ。名台詞でも大根が演じるとああなるんですねぇ(涙)
和田アキ子、あれも拍子抜けでしたねぇ。やっぱり、名作は配役がしっかりしていないと、つらいものがありますね。まぁ、こうして、あれこれしゃべれるのも楽しいですけど(^^)今日の展開も楽しみですね♪
2. Posted by きこり   2005年10月05日 18:11
オフィーリアさん、
あのセリフ前もあったんですか〜?
細かいところ全然憶えてないんですよ〜。
そう、三国連太郎は悪かったですよね〜
なぜ百恵ちゃんのまごころが通じんのだ!と
怒りを覚えたもんです。
今日も見てみっか・・・
3. Posted by まこ   2005年10月05日 20:43
主題歌はやはりホリプロの大竹佑季ちゃんのようですよ〜♪
でもやっぱ百恵ちゃんの声で聞きなれてるので、
激しく違和感…(゚д゚lll)
佐藤千亜紀ちゃんの学芸会レベルの演技が、見てて逆に心地良いです!こんな奴に負ける訳無いぞって!!(笑)
そっかぁ『疑惑』は結局録画したままで安心して
まだ見て無いんですけど、この勢いで見てみようかなと・・・
4. Posted by ads(あず)   2005年10月05日 21:37
きこりさん、こんにちは!
いろいろなサイトを回っているんですけど、
過去版を見たことがある人が多いですね〜。そしてきこりさんも!

私は初見なんですけど、
船越さんのイメージはおっしゃる通り「アタック癸院廚離魁璽繊幣弌法
でも呼び方は“ふなこっさん”。彼をかなり応援していたり・・・。

TB失敗(?)みたいなので、こちらに再送してくださいませ〜。
5. Posted by はや   2005年10月05日 23:13
はじめまして。オフィーリアさんのところから参りました。

宇津井健や三國連太郎の代わりは,誰が演じてもムリですね。
個性派俳優なんて,近頃いないから。
ドラマの再現だけで満足することを心がけています。

オープニングの歌ですが,大竹佑季というホリプロの歌手です。
赤い疑惑のときもそうでしたよ。
http://www.otakeyuki.com/
↑こちらを参照してみてください。
6. Posted by きこり   2005年10月06日 06:25
まこさん、
そうですか〜ありがとうございます。
大竹佑季さんという方なんですね。
ホリプロで一番寂しそうな声の方を捜したのでしょうか。
そうですよね〜佐藤千亜紀さん、敵役として相手じゃないぞ。今回の敵は渡辺いっけいだったりして・・・

あずさん、
何かね、私けっこう船越好きかも・・・
船越が出てるから見てるってとこありますよ〜
強烈な過去版を見たものは、どうしても過去のおいしいとこを追ってしまいますよ。

はやさん、
ありがとうございます。「赤い疑惑」もそうだったんですか〜わたしゃ、「赤い疑惑」はあの主演の子(もう名前忘れている)が歌ってるんだと思ってましたよ〜
そっか〜はやさんはドラマの再現だけで満足なんて・・・
私にはできないっす。

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